1990年にスウェーデンのストックホルムにて結成されたプログレッシヴメタルバンドである。
バンドリーダーはMikael Åkerfeldtで、ヴォーカル、ギターの他、作曲、作詞も担っておりバンドサウンドの核は彼一人が握っていると言っても過言ではない。
ゴシック的なニュアンスを含む暗黒性と、重厚なデスヴォイス・幽玄なクリーンヴォイスの使い分けに代表される巧みな動静の対比を活かした楽曲展開を特徴とし、北欧のプログレッシブ・メタル、ひいてはプログレデスの代表格としばしば評される。日本での人気も高く、『北欧の暗黒神』という独自の愛称が存在する。Mikael ÅkerfeldはDan Swanö(ex-Edge of Sanity)と互いに影響を与え合い、共に70年代のプログレッシブ・ロックとデスメタルを組み合わせたスタイルを作り上げたことで著名である。
初期はテクニカルなデスメタルにプログレ的な展開の妙味を加えた大作志向、と(後年に比して)ストレートな音楽性であったが、度重なるメンバーチェンジに加えて大きな特徴である動静のニュアンスを複雑化させ、『Blackwater Park』より大々的に鍵盤楽器をフィーチュア、次第に古典的なプログレッシブ・ロックに近い抒情性・幻想性を強める。のみならず『Damnation』『Heritage』のように意図的にデスメタルの要素を希薄化・プログレの要素を前景化させる実験的なアプローチもとった。
Mikael ÅkerfeldtはIron Maiden、Slayer、Death、Black Sabbath、Deep Purple、Celtic Frost、King Diamond、Camel、Morbid Angel、Judas Priestから影響を受けおり、中でもJudas Priestの『Sad Wings of Destiny』を今までにリリースされたメタルのアルバムで最も優れたものであると評している。
2006年10月14日に行われた日本のヘヴィメタル・フェスティバル「LOUD PARK 06」では、初来日公演を行った。
世界総売り上げはアルバムとDVD合わせて150万枚以上。
Current members (リーダーはMikael Åkerfeldt)
Mikael Åkerfeldt – guitars, vocals (1990–present), lead vocals (1992–present), acoustic guitar, sound effects, mixing, engineering, production, bass guitar, grand piano
Martín Méndez – bass guitar, upright bass (1997–present)
Martin "Axe" Axenrot – drums, percussion (2005–present)
Fredrik Åkesson – guitars, backing vocals (2007–present)
Joakim Svalberg – keyboards, synthesizer, piano, mellotron, backing vocals, percussion (2011–present)
15. アゴ 勇 ★★ (2004-06-07 23:30:00)
自分もProwlerさんと同じく「STILL LIFE」以降の四枚を持ってますが、
過去の作品も全部揃えたいと思わせた、数少ないバンドの一つです。
このOPETHといい、他にもPAIN OF SALVATIONやSENTENCEDといったアーティスティックで美的感覚の鋭いバンドが、未だに来日公演が実現せず、過小評価されている現状がすごく残念でならないです。
25. カズチン ★★ (2005-05-05 23:11:00)
彼らの場合はそれで更に期待できそうだからイイですねぇ。
…そういや最近初期の聴いてないな…
27. ソナタ ★★ (2005-06-02 15:51:00)
わくわくですなぁ。
28. ボドムっ子 ★★ (2005-06-02 17:05:00)
KEY奏者加入もあって期待は高まるばかりですね。
なんとか年内にリリースして欲しいものです。
楽しみや~。