2回目の「before you die young」の所の歌と演奏の絡みや、後半の「The Drapery Falls」にも匹敵する哀しみのリフなどパートごとに見ても聴き所は枚挙に暇が無いくらいですが、全体のバランスが恐ろしく良い、名盤中の名曲です。 ごくたまに「メタルは80年代(もしくは90年代前半)で終わった」と言う人を見かけますが、きっとこの曲を聴いたら考え直し猛省する事でしょう(笑)
- "Devil cracked the earthly shell〜"の部分。Toolのような小気味好い曲調や歌メロももちろん良いですが、歌メロを追いかけて入ってくるギターリフが滅茶苦茶カッコいい。バックのストリングスも最高。 - "Winding ever higher〜"からの静パート終盤、切り込むように響き、サスティンが効きまくってるギターソロ。じんわり効いてくるベースも素晴らしい。 - ↑のギターソロの後、"Darkness by her side〜"からのドラムを聴くと自然と身体が揺れます。 - さらにその直後、"The faithful servant's free."のフレーズの終わりとともに始まるリフ!ここが私のいちばんの推しどころです。一気に晴れ渡った空を揺蕩うかのような解放感と浮遊感。ほんと好きですこのリフ。 - "If one cut the source of the flow〜"のギターリフ。背後でひたすらアコースティックのストロークが聴こえる……のは気のせいでしょうか?たぶん鳴ってると思うんですが。