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今週のアルバム10選
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今週のアルバム10選
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837. シン・聖なる守護神 (2024-09-27 22:39:42)

『個人的偏向による"我が魁メタル塾"HM/HRアルバム』10作選 ※ワシがこの作品によってその後のHM/HR的影響を受けた作品っていうでしょうか編(本格的HM/HR道に入ったのは...'88年頃だったかなぁ...苦笑) ~第一章~

①Headless Cross[1989] / BLACK SABBATH
>当時はまだコージーが何者なのか況してやアイオミなど殆ど知らんかったと思うのだが...とある専門テレビでタイトル曲PVを見てそのカッコ良さにシビれた事を思い出す(特にコージーがカッコ良かった)
そしてコレが"様式美"ってモノなのかと言うことを知ったんだったかなぁ...と

②Transcendence[1988] / CRIMSON GLORY
>本作と巡り会ったのは...確か某FMラジオから"Lonely"が流れてきた時だっただろうか
何処かキラキラした感触とそのドラマティックな展開が堪らんかったと思う
本作に巡り会えた事がその後の我がメタル道に大きく影響を与えたと言っても過言ではない

③S.t.[1986] / FIFTH ANGEL
>本作は...学生時代まで遡るかな!?
メタ友だった同級生のI君と都内某まで中古メタルCDを漁りに行った時にそのI君が"きっとコレ、○○君が好きだと思うよ"...と薦めてくれたんじゃなかったかな
その通りで流石I君だな...と感心したと共に、薦めてくれてありがとうと今でも感謝するよ

④Over The Edge[1988] / HURRICANE
>収録曲"Shout"が某FMラジオのオープニング曲だった事もあって知ったんだと思います
その後、収録曲"We Are Strong"や"I'm On To You"も流されたんじゃなかったっけな
ハリのあるケリー・ハンセンの歌唱と硬派な正統派ハードなんだけれどもメロディアスで...
もっともっと評価されて然るべき名盤だと思うんだけど...なぁ(とワシは思う)
 
⑤Intense Defense[1988] / JOSHUA
>国内盤の対訳をされていた女史(今はイ○ラム教に改宗されHM/HR界からは去られてしまいましたナ)がDJをされていたFMラジオから収録曲"Only Yesterday"と"Tearing At My Heart"が流れてきたモノを当時テープで録音した音源をよく聴いた事を思い出す
その後、運良くすぐに国内盤(帯付)を購入出来て(今と違い結構安かったと思う)...未だ愛聴盤の一枚で、ロブが唄っている作品の中で今でも一番好きな一作

⑥Street Ready[1989] / LEATHERWOLF
>コレは何処で出会ったのか思い出せないが...その某FMラジオだったのかな?
例えば③で挙げたFIFTH ANGELに通じる部分もあるかも...ですが、②のCRIMSOM GLORY的なメロディックさもあったり...しかしこのセンチメンタルなメロディはこのバンドにしかないのかも...!?
まぁ、とにかく好きなんですワ(笑)

⑦The Human Factor[1991] / METAL CHURCH
>'91年とその他作品からすると少しばかり後の作品ではあるのが...
最初聴いたのは前作でその前作も気に入ったのだが、本作を最初聴いた時はその更なる完成度に衝撃を受けたな
確かに正統派HMでヘヴィなんだけれども全然古くさくないしキャッチーさもあってカッコ良かった
前作はやや音造りに難もあったが、本作はクリアだけどヘヴィで分離も良くハリのある音作りも良かった
また、川崎チッタで行ったライヴに最前列やや左側で参加した事を今でも良く憶えている(ハウ(Vo.)はもちろんだがデューク(B.)も凄くカッコ良かった)

⑧Steel And Starlight[1987] / SHOK PARIS
>本作は中古アナログ盤が最初だったな
頭3曲のカッコ良さにシビれた事を懐かしく思い出されるな
大柄なV.ヒックスのやや暑苦しい歌唱に批判的意見もあろうが要はツインギターなのである
とにかくそのメロディアスなツインギターのカッコ良さがハンパない

⑨To Hell With The Devil[1986] / STRYPER
>コレも最初は対訳女史の某FMラジオだっただろう
まだ、全米トップ40とかも見てたし、また好きではあったがどちらかというとボン・ジョヴィやデフレパなどはその中の一つという認識が強かったと思う
そんな中、ラジオから流れてきた分厚いコーラスの利いたポップでキャッチーな"Calling On You"は衝撃だった
そして最初聴いた時は女性が唄っているとばかり思っていたよ(笑)

⑩Marching Out[1985] / YNGWIE J. MALMSTEEN's Riging Force
>ソレなりにHM/HRにも慣れ近所のレンタルCDのHM/HR系を片っ端から借りまくった中の一枚がコレだったのだろうと記憶する
その時、イングヴェイへの認識があったのかは記憶外だが、DIOなどと共に気に入ったんじゃなかったかな...と
その時は水着ジャケの国内盤だったのだが"なんだコレ!?、音が悪りぃな"...と感じたが、この初期のダークなヨーロピアンサウンドがとても気に入ったんだと...
そのせいもあってかワシは次作より本作の方が好きなのである

※アルファベット順
取敢えずは今回はこの10作とさせていただいたが、その他作品も思い入れと影響を受けた作品は色々とあることを合せて追記させていただく



838. シン・聖なる守護神 (2024-09-29 12:10:27)

『個人的偏向による"我が魁メタル塾"HM/HRアルバム』10作選 ※ワシがこの作品によってその後のHM/HR的影響を受けた作品っていうでしょうか編(本格的HM/HR道に入ったのは...'88年頃だったかなぁ...苦笑) ~第二章~

①Holy Diver[1983] / DIO
>勿論、本格的参戦が"'88年頃"だったわけだから"完全後追い!?"である
最初に触れたのがなんだったかは記憶外なのだが、うろ覚えだと近所のレンタルCDだったかも...ナ
まぁ、ロニー自身もドラゴンや魔法/魔術など真面には思ってはいなかったと思うが...説得力と情念をもって全身で熱唱してみせた世界観は唯一無二だったから皆もメロイックサインしたのだろう
正しくもって"情念の炎"と言えるのではないか(なのでワシは次作ではなく本作を推す)

②Back For The Attack[1987] / DOKKEN
>コレもレンタルCDだったのだろうか
前作を推す向きも強いようだが、ワシは断然コレである
ドンとジョージとの緊張感がそのまま作品に投影されており、ジョージに負けまいとするドンの決死の歌唱はもっと評価されて然るべきだろう
そして何と言っても楽曲の素晴らしさこそがこのバンドの生命線だったと思う
プレイでは激しくせめぎ合いつつも、特にピルソンを加えた作曲作業におけるケミストリーは唯一無二のものだったのだろうし、ワシは本作が頂点だったと思っている

③白夜伝説[1982] / HEAVY LOAD
>最初は中古アナログ盤だ
唄われる英詩は非英語圏の訛り丸出しだし歯ぐきむき出しのヒゲ面よろしくこの小汚い姿はコレで婦女子達にウケようなどとは本人達も思っていないだろうし、恐らく売れないことも百も承知だったはず
しかしそのどうしようもなく心を揺さぶるメロと不器用ながら初期北欧メタルを体現する音楽性は未だマニアの心を話さない...ワシもそんな一人である

④A Distant Thunder[1988] / HELSTAR
>中古屋でそれらしい作品を漁っていた時の一枚だっただろうか
まぁ正直、捨て曲もあるし半数は大した曲ではないかも知れん!?...いや、もっと言ってしまうと収録曲"Winds Of War"以外は大した事ないのかも知れん(苦笑)
しかしワシ、その一曲がどうしようなく好きなのである
B級メタル上等で美しさの詰まった名曲中の名曲
この一曲のために買うのである...マニアとはそう言うモノだろう

⑤Operation Mindcrime[1988] / QUEENSRYCHE
>最早、本作に説明は要らないだろう
最初はキャプテン和田氏とゴッド伊藤氏らが出演されていた深夜帯の専門TV(『Pure Rock』)で流されたラスト曲のPVだっただろうと記憶する
大半がモノクロで展開されるPVは何やらアホなロッケンロー達とは違っていてそのシリアスに展開される様は"コイツら全然違うな"...と感じた事を思い出す
また、その超人的高音域を操ったテイト氏を聴き、"人間とはここまで高い声が出せるのか!?"と驚愕した事も同様であった
"~Ⅱ"は全くもって不要だったが、本作は未だ色あせないどころかその輝きは更に増しているのではないだろうか

⑥Rock Until You Drop[1981] / RAVEN
>ワシ...コッド伊藤がNWOBHMの事を熱く語れば語るほど心は離れていったように思う
そんな中、テイチクから発売された金帯の初CD化盤を購入したのが初RAVENだから"完全後追い!?"のワシが強気な事など言えはしないが未だ一番好きな作品である
よりメタリックになった"Life's A ~"や"Nothing Exceeds~"も大好きだし、評判宜しくない"Architect Of Fear"も好きだが(但し"Glow"は好きではない)、本作は別だ
トレードマークである元気印丸出しのそのハッチャケ具合とキャッチーさは本作が一番ではないだろうか

⑦After The Fall From Grace[1986] / SAVAGE GRACE
>いつだったか思い出せないが最初は中古アナログ盤で、'88年~'90年頃の色々とHM/HR系を漁っていた時だったと思う
所謂"疾走メロディアスHM"は少なくともかのハロウィンと同等の評価はされて然るべきだろうと思う(...が、そのハロウィンとは反対に本作を境に下降線へと向かってしまった事が大きかった)
また、タイトル曲のようなミッドテンポ曲でも聴かせるコンポーズ力の高さもポイントが高い
確かにクリス・ログーの歌唱がやり玉に挙げられるし、ガッツィーな前任マイク・スミスに唄ってほしかったとワシも思うが悲しいかなソコはB級...一つぐらいの傷はあるものである

⑧The Great Radio Controversy[1989] / TESLA
>テレビ番組『Pure Rock』内の米国Knackラジオのオンエア数か何かをランキングにしたトップ10に毎週ランクインしてて...PVを見たのが最初
例えば...前述⑤"Operation~"同様に本作も全然色あせていないし、聴く度に捨て曲無しの楽曲群の素晴らしさが増してきます
またハードさと綺麗すぎないロックらしいある種のラフさも残しつつ迫力のある音作りも素晴らしい

⑨Arabia[1989] / VENGEANCE
>学生時代、最寄り駅近くの中古屋へ通っていた時に巡り会った作品
一般には蘭産というとヴァンデンバーグの方だろうが、ワシは違った(笑)
解散表明後に発表されたイアン・パリーを迎えたオクラ音源を収録した"Fallen Heroes"も良いが、アルバム単位では圧倒的に本作で、中心だったルッカセンの作曲能力的にも本作が頂点だったのではないだろうか

⑩S.t.[1990] / VICIOUS RUMORS
>⑨同様、学生時代にジャケが気になり何気に手に取ったのが最初だったと思う
そして帰宅後に聴いて一発で気に入った...して、次作後の川崎でのライヴでは("第一章"でのMETAL CHURCH同様に)最前列の中央付近での参加だった
終版、ジェフがギターを破壊しその大きいネック部分を手にしたが、持って帰るのが大変そうだったんで隣にいた若い女性が"ほしい!?"と言うのでヤってしまったのだが、ソレを見ていたラリー・ハウが(変わりと言ってはなんだが)ドラムスティックをワシにくれた事を思い出す(笑)
ホンで、本作が青...そして次作が赤...というジャケのイメージカラーも気に入っているよ

※アルファベット順
こーして見ると英国よりも米国産の作品が多い事に気が付く...案外、ワシは米国好きなのかも知れん(苦笑)



839. 失恋船長 (2024-09-30 08:22:16)

『ヘヴィメタルが聴きたい㉛』



①SABER TIGER - ELIMINATED
古豪の復活作
あえて古豪という言葉を引用した
長かったがコレで良かったと思っている
モダンさを無視する必要は無いが
やはり単純に回帰するのは時代に反する事もある
それだけに時間は掛ったが
昔気質のファンは嬉しいだろう
でも賛否があるのは良いことだ





②Moggs Motel - Moggs Motel
渋い
しかし古さに埋没しない現役感がある
古典中の古典を全力でやるカッコ良さと開き直り
この道を究めた男達による珠玉のロックサウンドである
でもフィル・モグは出来すぎだけどね




③VOLCANO - TENKA-MUSOU
3300円は高いぞ
でも元は取れたぞと思わせる名盤だ
Amazonでも割引ないじゃん
でも他のアルバム一部配信解禁したからね
これを機に多くの人に知って欲しいね
攻撃的で泣かせのメロディ満載だが
安直なメロデスではない
その純度の高いメタルスピリットと日本人的感性の融合
この折衷は最強である







④JESUS -  LE DERNIER SLOW
マイケル・シェンカーよりもマイケルしていた足立祐二
彼の訃報は国産ハードシーンにとっては大きな損失である
今作は彼のインディーズ時代にカセットテープで販売されたEP
そこに新曲や未発表曲を追加して復刻された奇跡に一枚
歴史的にも資料的にも価値がある
国産様式美メタルマニアならば要チェックである
ネオクラではない国産フーガロック
酔いしれますねぇ



⑤Leather Fury - Red, Hot, Dangerus
YouTubeで試聴できるバンドのアルバム
実はこのバンド実在しない
もっと言えば人間ではない
AIに学習させて往年の硬派なL.A風メタルをやっている
だから随所にデジャブ感がある
随所に違和感がある
それは音のバランスだ
奇妙に感じるのだが現時点でコレなのだから
10年後にはどうなっているのだろう?
既に○○の声で○○を歌うみたいな加工作品が世に出されている
あの場合の利権はどうなるのだろうか?




840. 失恋船長 (2024-10-12 13:02:50)

『旅行中のおとも』



①Journey - Escape
全米1位に輝いたゴールデンヒットアルバム
歌の上手さは圧巻だが
リズム隊が実の心地が良いグウーブを生み出す
だから聴いていられる
単なる売れ線サウンドではない
職人技が冴え渡る
鍵盤プレイも味わいがある
ギターも見せ場がある
そして歌の上手さに酔いしれる





②Krokus - Headhunter
サウンドは攻撃的なイケイケノリノリのサウンド
そこにバラードも挟みバランスが良い
ランニングタイムも短いのであっという間に完走
聴きやすいが売れ線ではないのがポイント
メタル初心者に向いているメタルアルバム
これぞメタルな基本形が収まっている
個性的だが癖が強くない歌とロックな演奏が絶妙




③A Tribute to Deep Purple From Japan - Who Do They Think We Are?
90年代と言えば一代トリビュートアルバムブーム
アメリカのCDショップからメタルアルバムが消えた
もう商品棚に並ばないんだよね
そんな事も知らんバーン大好き軍団は雑誌片手にCD選び
聖飢魔Ⅱが歌ったCD選びもカタログだからという歌詞が耳に刺さるが
あの岩盤層には馬の耳にBURNだろう
日本人による拘りの演奏
ある意味完コピ大会だがそれでいい
唯一の不満は二井原実先輩が無理にドスを聴かせた歌ったこと
あれだけはマイナス
他は流石








④Bon Jovi - Greatest Hits
まぁベストアルバムでお茶を濁しますよ
個人的には1stが一番好きなので
それだけでいいのだが一人旅じゃないのでね
忖度して多様性のあるベストでいきますよ
やはりヒット曲の多いバンドは強いね
身体が覚えています



⑤ZENO - Zenolozy II
所謂未発表曲集の第二弾
良好中はこういう忘れた名作に向き合うのも必要
イイバンドであり素晴らしいミュージシャンだが
成功はしなかった
メロディックメタルマニアならば押えて欲しい一枚だ



⑥Houston - Relaunch
バンド名のせいでグーグル検索が曖昧だとまず引っかからない
やはりバンド名は重要だなぁ
選曲がいい
余計な事をしないので集中して聴ける
唄モノロックが好きな人ならば唸るでしょうね
メロハーって言葉は大嫌いだがメロハーにオススメです



⑦ANTHEM - DOMESTIC BOOTY
清水明男初参加のフルアルバム
一旦ANTHEMの歴史に幕を閉じることになるオリジナルアルバムでもある
湾岸戦争がなければ中間英明でレコーディングする予定だった
収録曲も作風も違ったろう
それだけに中間でのアルバムを聴きたいといつも思い出させてくれる一枚
柴田の考えたギターリフがなんとも魅力的
清水のアイデアもあるのだろうが柴田ANTHEMだ
森川もワイルドでカッコイイ
歴代アルバムの中でも果敢にチャレンジしたバンドサウンド
今聴いても新鮮である



⑧EARTHSHAKER - BACK TO NEXUS
リ・レコーディング作の多いバンド
ベストアルバムも日本一多いのではと思うほど出ているが
これが決定盤だろう
MOREって何ヴァージョンあるの?ではあるのだが
そういうの全て込みでテンションの高い円熟味も冴え渡るベストだ



⑨SABER TIGER - PARAGRAPH3
選曲も含め一番通して聴いたリメイク作
とにかく下山が新たな息吹を吹き込んだ
過去の名作が本来の魅力を見せつけた傑作
日本が世界に誇れるバンドだ
バルト三国のライブを俺達は忘れないぞ
あと札幌で月1やっていたライブもいったぞ
あのときはドラマーは鈴木政行で叫さんが歌っていた
エンジェルさんも見たぞ
あのときはドラムが若い弓田で他のバンドに移るといっていた
メンバーチェンジの多いバンドだよ



⑩LOUDNESS - Early Singles
初期コロンビア時代のシングルカットされた曲を集めた企画モノ
アルバム未収録のテイクが多い
リリース当時は裏ベストとして重宝した
今でも無性に聴きたくなる曲が多い




841. 失恋船長 (2024-10-21 02:42:53)

『ヘヴィメタルが聴きたい㉛』後編



①SABER TIGER - ELIMINATED
古豪の復活作を聴き続けます
コロナ渦以降ライブに行かなくなりました
せっかくサーベルタイガーが新作出したのだからねぇ
とは思うが腰が上がらん
このままライブに行くのは引退しそうですね





②凱旋マーチ - 闘魂行進曲
このEPは本当に聞いた
荒い部分もあるのだが
熱量が全てをねじ伏せる
ACCEPT風の弾丸メタルサウンドに胸熱です



③Uriah Heep - Abominog
このアルバムをリリースしていなければ
ユーライアヒープは終わっていたろう
路線変更も成功
時代に合わせたハードサウンドにはロマンがあった
今聴いてもモダンさを感じ取れる
ピーター・ゴールビーが喉を痛めて引退したのだが
彼の力強い歌声とキャッチーなハードサウンドに相性は抜群だった
後期RAINBOWを思わせる作風も時代にフィットした
That's the Way That It Isがアメリカでそこそこ売れて良かったよ







④FATE -  Reconnect 'N' Ignite
ヴォーカルってこんな歌い方でしたか?
チョット彼の歌唱スタイルの変貌に驚いていますが
音楽性は新旧の魅力を上手く詰め込んでいる
元々甘さもあったがギターは攻撃的だったし
攻めの姿勢は失われていなかった




⑤SADUS - The Shadow Inside
常に先鋭的な感性を持ち合わせているバンドだった
変態的な音楽性
そのタフネスさと複雑怪奇なメロディとリズムワーク
今作も多角的な方面から刺激を与えてくる
どうしても過去の名盤が強烈すぎて
それを越えてきてはいないが
アジるヴォーカルも含め
今の時代を生きるスタイルを研磨している
刺激的だがどこか余所行きに感じてしまうのは
ワタクシの耳が老人だからだろう




842. 失恋船長 (2024-10-28 05:57:59)

『ヘヴィメタルが聴きたい㉜』



①IRON MAIDEN - IRON MAIDEN
古典中の古典
ヘヴィメタルの幕開けを記念するような一枚
チープな音質は如何ともしがたいのだが
そんな事はお構いなしのパワーが漲っている
性急なビートはハードコアパンクスから
そしてハリスが敬愛するプログレバンドからの影響も取り込み
ドラマティックな展開で魅了する
初めて聴いた時の衝撃は忘れられない
一発で気に入った
1stの面白さはデニス・ストラットンが持ち込んだハーモニーを多用した
Phantom of the Operaがあることだろう




②Joshua – Surrender
ジョシュア・ペラヒアの魅力をギュッと詰め込んだ1st
メロディの質が向上されバンドサウンドも強化
リードギターのみならず楽曲重視の姿勢を打ち出すことで
バランスが良くなりアンサンブルの向上も音楽性の質をあげている
安定感のある歌声と多彩なメロディックメタルを揃えることで
名盤へと仕上げてくれた
ジョシュア・ペラヒアとしてシーンへの攻勢を整えたが
シンガーが脱退
次のアルバムは時流に合わせ軟弱になり一気に人気が失速する



③ANTHEM - IMMORTAL
不死身のメタルサウンド
大人げないをテーマにしたドがつくメタルを
洗練された技術で作り上げた名盤
流石はANTHEMと言わしめる傑作であろう
老夫婦と言えば良いのかキスする男女のジャケットが不評だと言われるが
個人的にはアルバムタイトルに即した実にスタイリッシュなものであり
その芸術性に共感しかない
でも関係者は反対したろうなぁ
メタルバンドらしくないってか?
だから時代遅れの音楽と揶揄される








④SAMSON - Before The Storm
巨漢のシンガーニッキー・ムーアによる一発目のアルバム
ブルースはメイデンに強奪されたが
新シンガーのブルージーな味わいはバンドサウンドにフィット
英国謹製の湿り気のあるサウンドとホワイトブルースはよく似合う
堅実な歌声は地味さに拍車を掛けているが
サムソンはNWOBHMムーブメントの中では地味音楽性のバンドだったよ
覆面ドラマーという突拍子もないキャラがいたけどね
Test Of Timeのメロディックメタルも悪くない



⑤GRAND SLAM - RHYTHMIC NOISE
44Magnum時代から作曲能力が高かった吉川らが中心となり結成されたスーパーロックグループ
ドラマーはメイクアップの豊川
ギターはプレゼンスの白田
そしてシンガーはリアクションの加藤ときている
夭折した天才ギタリスト白田一秀のリードギター然とした華やかなプレイ
いいオカズと叩くドラマーとベースの組み合わせも上々
勢いとアメリカンな壮快感を織り交ぜた楽曲は
ヴィジュアル系世代にも刺さる音楽性を披露してくれた




843. 失恋船長 (2024-11-04 02:51:22)

『ヘヴィメタルが聴きたい㉜』後半



①Abstrakt Algebra - Abstrakt Algebra II
幻と化したセカンドアルバム
これが復活したときは驚きましたね
本当に嬉しい発掘ですよ
荘厳なる暗黒メタルです




②Helloise - Cosmogony
掛け値無しにカッコイイ
欧州風味の叙情的メロディは普遍的であり癖がない
そのワールドワイドな感性は抜きん出たセンスを感じる
ベタだが一枚上
今こそ再評価した80年代中期の名盤ですね



③Warlock - True As Steel
日本で爆発的な人気を掴んだハロウィーン
個人的にはどうしてもアニメ主題歌メタル風と
拘った古くさい音色が好きではなく聴いていて恥ずかしくなると言う現象が起こる
初期のダークだった頃はイイのだが
シュラガーサウンドを取り込んだ彼らは苦手
それだけにジャーマンメタルと言えばWARLOCKである
このバンドはもっと硬派でガチムチだった
キーボードも使うし中世ヨーロピアン調のメロディとメジャー感
なにより職人気質のジャーマン風味で仕上げたのがよかった








④Metal Church - The Dark
これぞUS産ヘヴィメタル
メロディックかつパワフルなサウンドはバリエーション豊か
力技で押し切るのではなく
聴かせるアルバムである
彼らの最高傑作として推す人も多い名盤であろう
浮かれるL.Aシーンとは一線を画す世界観がある




⑤Metalucifer - Heavy Metal Chainsaw
日本を代表するシケシケの四畳半NWOBHM
そのピュアなメタルスピリットはSNSの力などを借りることなく
口コミで世界中に広がり
彼らの熱狂的なファンが欧州圏のみならずアジア圏にもいるのだから驚きだ
ワタクシは情けないと思うよ
商業誌でしか紹介されないバンドを追いかけ
音楽性ではなく点数で音楽を聴いている連中をね
それは思春期までだよ
大人になったら耳も育ちます
サクソンアメリカンナイズドやNWOBHM四天王なんて
他国でいったらバカにされますからね
いい加減に自国のメタルシーンを見て欲しいねぇ
期待はできないけどね
日本人ほど他人の目を気にする人種は珍しい
上手い下手では語れない音楽性
オジサンにはたまりません




845. 失恋船長 (2024-11-11 08:21:45)

『ヘヴィメタルが聴きたい㉝』



①MINDLESS SINNER - TURN ON THE POWER
NWOBHM仕込みの叙情派メタル
北欧はスウェーデンでいう事で涼やかな風を吹かせています
攻撃性と叙情味溢れるメロディと適度な疾走感
そして力強さ
80年代というメタル隆盛を極める時代だからこそ
現れたバンドでしょう
珍品ジャケットじゃなければもう少し売れたぞ




②CRYSTAL BALL - IN THE BEGINING
甘めのメロディがしなやかな北欧風味でまとめ上げている
シリアスさを前に出し媚びを売らない姿勢は買いだ
ネオクラスタイルとは一線を画すサウンドメイクも嬉しい
キーボードの軽やかな旋律と華のあるギターサウンドは
リッチー・ブラックモアからの影響も大
北欧はEUROPEなどに通ずる魅力もあり日本人好みの叙情派メタルを聴かせてくれる
しかし彼らもご多分に漏れず次作ではモダン化に走り大失速
それ以降は国内盤見送りの罰をうける
そりゃ蕎麦屋にいったのにタコライスだしたらダメよ
この繊細さが一切ないのだから
イングヴェイスタイルのギタリストはもう飽きた
でも叙情的なメタルが聴きたいが
80年代の古くさいのは苦手だという人にこそ聴いて欲しい
そしてメディアからのバイアスの掛らない若い人に知って欲しいねぇ
このバンドは様式美なんて古くさいフォーマットに括られるバンドでもないから安心出来るでしょう




③IMPELLITTERI - WAR MACHINE
日本のレコード会社にはインペリテリを売る能力はなかった
同じような作風を連発して求心力を失ったインペリテリ
90年代という暗黒時代を救う救世主になり損ねたが
レーベルが変わればこうも違うのかである
本当にこういう音を愛していないと向き合えませんよね
インペリテリの集大成と言える強力なメタルアルバム
ギターソロもコンパクトにまとめ
バンドサウンドで大勝負
無駄なく必然性が切り出されピースがガチッとハマっている
後方支援には強力すぎる破壊力のドラムがエグい









④Damian Hamada's Creatures - 魔界美術館
純粋な新作ではないのだが入手困難なダミアン浜田殿下の
過去作を正式な音源に残すアイデアは大正解
彼のコンポーザーとしての手腕には唸りますね
暗黒様式美の権化ですよ
永久凍土の中で眠りにつくデーモンたち
デビルマンの原作を思い出しますよ
ダミアン浜田殿下には是非ともあの世界観を活かしたコンセプトアルバムを作って欲しい
アニメ版じゃなく残酷な原作本の方でお願いしたい
嵐が丘や失楽園はふたたびとか顕著に良くなったわ
まぁ全部なんですけどね




⑤DIO - Break The Circle
90年にアトランタで行われたライブ
なのでギターはローワン・ロバートソンですね
音質があれんでオフィシャルブート盤なんでしょか?
配信しか出ていないので
あとタイトルが違うだけで同じ内容の作品があるから要注意です
サバスからRAINBOWまで美味しい選曲になっていますよ




846. 失恋船長 (2024-11-19 01:51:31)

『ヘヴィメタルが聴きたい㉝』後編



①Picture - DIAMOND DREAMER
荒々しいギターリフと重たいリズム
叙情的な欧州的メロディと大陸的なヘヴィグルーブ
歌い手のこのサウンドに負けていない
アルバム一枚でバンドを去ったが
スマウリック・エヴィゲルの熱の籠もったエモーショナルな歌声は実にロックしている
過小評価されたバンドだよなぁ





②THUNDERMOTHER - DEAD OR ALIVE
来年リリースされるアルバムから先行で既に4曲公開
メンバーチェンジも苦にすることなく
オーセンティックなサウンドを轟かせてくれる
ザラついたエモーショナルヴォイスがカッコイイ
シンプルな構成だから嘘がない
装飾過多な現代的なテクノロジーに頼りすぎのベテランよりも
何倍も純粋でクールだ
今からフルアルバムが楽しみである
ヴィジュアル重視な日本の音楽シーンを見ていると嘆かわしい気分を味わう
ワシは性別を超えたところで音楽を聴いている
カワイイとか関係ないよ
音のカッコ良さありきのヴィジュアルだ
ヴィジュアルがアドバンテージの世界ってどうなのよ
そういう差別的な職業は女子アナで十分
メタルの世界に持ち込まないで欲しいねぇ
ヒリつく哀愁がたまらん



③POUNDER - THUNDERFORGED
NWOBHM直系のパワフルかつスピーディーなサウンド
それでありながらも無頼になりすぎない
整合性が耳を惹く
こういう音がシーンを牽引するとは思えないが
若手がこういう音を出している事に胸が熱くなる
トリオとは思えない迫力のある生っぽいサウンドも好き










④ELIXIR - SOVEREIGN REMEDY
遅れ的なNWOBHM
彼らの幻のセカンドアルバムはデビューが遅かったが為に
世に出ることもなく埋もれてしまった
タイトルも変えられ勝手にリリースされたりと
踏んだり蹴ったりのバンドだったが
NWOBHM後期に現れたまさにNWOBHMを代表する音で勝負できるバンドだった
でもNWOBHMは事象なので後期も前期もないと言われたことがある
あれには参ったなぁ





⑤THE MAN - ULTIMATE FORMATION
ANTHEMの綴り遊びTHE MAN
こういう日本人アーティストの底力を見せつける音源は大好きだ
柴田直人さんは過去にも柴田直人グループなどやっているので
是非とも新曲でサイドプロジェクトをやって欲しい
島紀史と下山武徳の二人に磯田良雄だったと思うが
あれは本当にスーパーグループだったよ
このアルバムは選曲も良いからスカッと楽しめる
起伏があるからなぇ
でも必ず現れるんだよねぇ
発音が悪いとかぬかすヤツがね




847. 失恋船長 (2024-11-26 05:28:33)

『ヘヴィメタルが聴きた㉞』


①ANTHEM - Bound to Break
最近ベタなの聴いていないよなぁ
年末年始に向けて黄金期のサウンドを聴き
覚醒したいですね
SNSのインチキには辟易です
兵庫県の知事選挙は恐ろしいねぇ
NHKをぶっ壊す男に踊らされる高齢者
Bound to Break喰らわしたいよ





②U.D.O. - Mastercutor
アクセプトの正当な後継者はUDOだろう
時代とすりあわせながらアイデンティティを見失わない希有なバンドだった
モダン化時代も含めUDOは現代の鋼鉄神である




③Dark Angel - We Have Arrived
荒削りだが攻撃的なサウンドは
聴いていて闘争心が掻き立てられる
ミステリアスでダークな味付けもバンド名に恥じない










④Exarsis - The Brutal State
先人達からの影響も色濃く反映させたスラッシュサウンド
その小技の聴かせ方と多彩な曲作りに唸る
新人ながら完成された音を出していた
スラッシュを聴いて育った若者達のアンサー
知性と攻撃性を兼ね備えた強靱なサウンドに刺激を受ける
首を絞められたようなハイピッチなクセ強ヴォーカルもイイ





⑤Vow Wow - V
大人になって聴いてからの方がインパクトが強まった
完成されたバンドサウンドを更に推し進めた意欲作
彼らにしか出来ないドラマティックな仕様のハードサウンド
今や死語となったバカテク集団による
ハイセンスなサウンドは唯一無二の個性を放っていた
再結成したのならば是非とも新作を聴かせてくれ
ライブだけで終わりなんて寂しすぎるよ




848. 失恋船長 (2024-12-02 08:47:38)

『ヘヴィメタルが聴きた㉞』後編


①Stryper - Soldiers Under Command
子供の頃このバンドは結構馬鹿にされていた
工事現場ストライプ衣装に聖書配ってライブやってるぞだった
しかしこの音を聴かされたらぐうの音も出ない
メロディアスかつハードでダイナミックなサウンド
力強いハイトーンは艶やかな声で魅了
ドラムはイマイチだが他の演者のプレイも悪くない
イメージと噂は怖いよ
SNSで陰謀論を唱える狂人には踊らされたくないねぇ







②Vow Wow - Beat Of Metal Motion
VOWWOWと言えば3枚目のアルバムで頂点を一度迎えたろう
しかしバラエティ豊かという点では今作が一番面白く
日本語歌詞の歌があるというのも面白さに拍車を掛けているが
デビュー作で既に完成された音を打ち鳴らしていた事実に興奮する
今でも最強の国産グループだろう




③EBONY EYES - Hard Rock Renaissance
コッテコテの関西様式美メタルをやり切った今作
2枚目では藤本朗を入れて音楽性をリニューアルしたが
個人的にはこの激クサクサのツインリードにむせび泣く
ドラムの音などインディーズ故の迫力不足に癖の強い歌声に好みも分かれるが
胃もたれ必死のTHE国産様式美サウンドに年に2回は挑みます
この聞き終えた後の心地良い疲労感がたまらん
ヘヴィメタルロウリュウを喰らって汗を拭きだして欲しい




④The Dead Daisies - Holy Ground
我らがグレン・ヒューズがこの時代フロントマンとベースを弾いていました
あの特徴的なベースの音とソウルフルな歌声に痺れます
グレンがロックシンガーに専念しているのも嬉しい
古典ロックを豪快にかき鳴らすサウンドとの相性も抜群
この歌声とケン・ヘンズレーを比べるなど
リトルリーグとメジャーリーガーを比較するようなモノ
好き嫌いの議論ではない上手い下手はの聞き分けくらいできないと話にならん
詐欺にひっかかって当然だろう





⑤福村高志 - TURN THE TABLE
ババちゃんの愛称で知られるRAJASなどで活躍したドラマーの福村高志
彼の甘い歌声を活かした哀メロソングが収録されたミニアルバム
インストナンバーではドラムバトルも聴かせてくれた
4曲入だがお気に入りである
福村高志は歌もイケるドラマーだったんだなぁ




849. 失恋船長 (2024-12-09 11:22:37)

『ヘヴィメタルが聴きた㉟』


①ZODIAC - HOT LINE
こちらは京都のバンド
今は亡きMandrake Rootからリリースされた1st
従って再発は絶望的もマスターテープが存在するのかも疑問
それだけにマニアにはたまりませんが
分離の悪い音だけどドラムはパワフルだしリズム隊は歯応えがある
リードギターも良いメロディを奏でる事に余念がない
日本人臭さが懐かしさを倍増
良い意味でも悪い意味でのジャパニーズメタルだ
そこが愛して止まないポイントである
叙情派国産メタル
チョイキャッチーなのもねじ込んでいます
配信されないかなぁ
イメージと噂は怖いよ
SNSで陰謀論を唱える狂人には踊らされたくないねぇ







②Storace - Crossfire
バンドは終わってしまったが看板シンガーを担ぎ出してソロをリリースさせる
しかも期待している音を歌わせるレーベルの力に感嘆しますね
これですよ
多くのファンが待っていたのはね
先行公開された曲が多すぎてリリース時に既にアルバムを聴いた気分でしたけどね




③UNDERDOG - RABIES IN TOWN
ハモンドオルガンの音色も懐かしい
ワイルドかつメロディアスなサウンド
枠組みのしっかりした構成はRAINBOWなどの系譜に連なる音楽性だろう
今でもチョイチョイ手に取る叙情派ハードサウンドだ





④Killer - Ladykiller
悪趣味なジャケットを見せられると
どんな下品な音が飛び出すのか身構えますが
出している音はいたって健康的なハードロック
その小気味よいリズムとリフに驚かされますが
ジャケと比べたらの話なので
音だけでいけばイケイケノリノリのハードサウンドです
クロークストか思い出しますが
このバンドの同じスイスなんですよね
まぁAC/DC直系なんですけどね





⑤GASKIN - NO WAY OUT
世間一般には評判の悪い2枚目
やはり掴みが弱かったなぁ
アルバム全体では酷評されるようなモノではないと思っているが
とにかく世間からの評価は得られない一枚だ
どこを切っても英国的な音が聞こえてくる
このモヤのかかったようなサウンドも個性的である




850. 失恋船長 (2024-12-18 17:12:44)

『ヘヴィメタルが聴きた㉟』後編


①Accuser - Who Dominates Who?
ギュッギュッと金属がひしめき合い擦れ合うようギターサウンド
ドカーンとツッコんでくる破壊力満点のリズム
野太い方向は獣人の雄叫びの如き威圧感があり
スラッシュメタル特有の好戦的なサウンドが
シリアスな世界観の中で有機的な絡みを魅せる
テンションの高いサウンドは今聴いても十分通用する









②Blind Fury - Out of Reach
今聴けば当然古くささは否めないが
単なるNWOBHM残党組の作風を越えた古典的な響きがある
知名度だけで舐められては困る
英国式様式美メタルとも言うべき厳つさがここにはある
懐かしいだけでは終わらない野心と王道を押えた展開は
革新的な面も十分にアピール出来ている




③Vulcain - Rock 'N' Roll Secours
フランス産のモーターヘッドサウンドだ
砂埃を上げ爆走するロックンロール
そして塩っ辛い酒焼けヴォイスもレミーを彷彿とさせる
欧州のバンドなので湿り気があるのがポイント
あとはフランス産特有の軽やかさが暴走ロック残っているのも面白い
単調な面は否めないが暴走ロックスタイルが好きなマニアならば一聴の価値あり





④Znowhite - Kick 'Em When They're Down
女性シンガーの存在感ってある意味
彼女が正解なのかも知れません
どこかキュートな歌声
そのカワイイ声が凄む瞬間がなんとも言えない個性を発揮する
この荒削りなスピードサウンドと絡むことで
両者の魅力が上がっているのがポイント
大好きな音だ





⑤Raven - Architect of Fear
世間的にはかなり評価の低いアルバム
たしかにアクロバティックなスピード殺法はなりを潜めたが
90年代の幕開けを彼らなりに向き合い
新天地となるドイツでの活動を視野に知れた剛毅なサウンドは
新たなる局面に立つこととなった
今聴いても新鮮である
彼らのカタログの中では異質だが
無理はしていない




851. 失恋船長 (2024-12-28 17:35:56)

『年の瀬に振り返りたい忘れがちな一枚』


①SINERGY - BEWARE THE HEAVENS
アレキシ・ライホとイエスパーがサポートする
キンバリー・ゴスをメインに置いたメロディックメタルバンド
北欧由来のフォーキーなメロディと美旋律をたっぷりとまぶした一枚
線の細い歌声だが
その容姿はド迫力
ライブで見たときはその相撲レスラー大暴れぷりに笑いを堪えられなかった
今でも極悪女王はゆりやんレトリィバァではなくキンバリーだと思っている
この繊細かつダイナミックな北欧風ミステリーメロディックメタルサウンドは
初心者にこそ聴いて欲しい名盤だ








②Ария - Крещение огнём
今ならサブスクで無料で聴けるロシアンメタルの名盤
今どきCDオンリーなんてデジタル音痴の高齢者だけだろう
たまにアナログからCDに移行したのが俺は遅かったと的外れな言い訳をする高齢者に出会うのだが
あれとは状況も意味合いもまるで違いますからね
いくつになっても拘りは捨てられませんが
ワタクシはテクノロジーの恩恵は受けますよ
本当に欲しいものだが買えば良いのです
でも3000円は高いよ
CD一枚にそんな価値はないよ
何より気軽に聴けないしね
ロシアンメタルの皇帝アーリアのCDはその辺で売っていませんからね
シリアスかつメロディアスな王道サウンド
彼ららしい威厳とパワーに満ちあふれた渾身の一枚
問答無用の傑作である




③ELIZA - Battle Field 
奇跡の再結成を遂げた我らが道産子メタルのELIZA
イライザと読むのですが初見は読めんよ
シンガーが叫さんに変ったのも見事にジャストフィット
彼のハスキーなハイトーンがハマりました
昔の曲が見事に完成形に達した傑作ですが
現在は廃盤の貴重品
無念じゃ
仲直りしてまたリリースしてくれい






④LOUDNESS - TERROR
ラウドネス史上もっとも人気の無いアルバム
理由は速い曲が少ないから
それならばX-JAPANでも聴いてくれ
二井原実の歌声に合う合わないはあるのだが
このアルバムほど初期のダークな路線を想起させるアルバムは少ない
自らが公言するブラックサバス的なアプローチ
そういうことをど真ん中でやったのは今作が唯一
アルバムの中にド迫力のスピードナンバーも収録されているので問題なしです
オープニングから怖いくらいヘヴィな音圧で迫ってきますね
この失敗を受けてRACINGが生まれるとは因果なもんです
ワタクシは速いだけのメタルは大嫌い
妙にサビがポップなハロウィーン式スピードナンバーは大苦手です
子供過ぎで手が出ません
この濃密な音に恐れおののく
樋口宗孝のドラムにビビる
山下のタイム感に腰砕け
凄いリズム隊だ





⑤Anvil - Absolutely No Alternative
オルタナムーブメントにNOを突きつけた痛快極まりない傑作
オープニングナンバーからOLD SCHOOLときている
時代になびき雑誌片手にメタルを語るバカ共に一発食らわしてくれる昔気質の一枚
俺達の電車道メタル
帰りの燃料積んでいない男の一枚です
ロブ・ライナーってもっと評価されるドラマーだよ




852. 失恋船長 (2024-12-29 03:54:59)

『年の瀬に振り返りたい忘れがちな一枚』後編


①VOWWOW - Mountain Top
年明け早々ライブを開催する伝説のバンド
彼らのラストアルバムとなった今作
プロデューサーにボブ・エズリンを迎え全米進出を目指すも叶わず解散
とプレス紹介されたのだが真摯は分からない
その後まさか人見元基が学校の先生に転身するとは夢にもおもわなんだ
今作は過去のアルバムを見渡してもバラエティに富んでいる
逆を言えば散漫な印象を与える
そして出来不出来の差が激しいアルバムでもある
リメイクありだがシングルとしてリリースされたTELL MEはCMソング
そしてラストのI'm Gonna Sing The BluesもCMソングとなった
それだけに唐突な解散は残念な気分を味わった
聴き手にとってはこれがラストは消化不良だろう
しかしオープニングナンバーの表題曲は傑作だし
SEみたいなインストを挟んでのスピードナンバーのカッコ良さや
彼ららしい洗練されたアーバンなロックナンバーSPEEDなど今作ならではの魅力がある
アメリカンな曲に挑戦するのも久しぶりだった
名盤ばかりの彼らだが今作もまたV時代の総決算とも言える作風
今こそ聞き直して欲しい一枚ですね








②EARTHSHAKER - PRETTY GOOD!
前作とは打って変わってハードサウンドが復権した一枚
オープニングナンバーから工藤のドラムが躍動
彼のコージー・パウエル大好きドラムが復活した
それだけでも今作に対する好感度も上がるのだが
プロデューサーにマイク・ポーカロを迎え
アメリカンなロックサウンドを上手く導き出している
やっぱりホンマモンが参戦すると音も引っ張られますね
両者の共演は見事なマジックを炸裂しました
ハードサウンドの復活
そしてアメリカンナイズドの成功例
アースシェイカーの自肩の強さを見せつけました
アコギで魅了する⑦なんて今作ならでは
他のアルバムを見渡してもカラーが違うんですよね
でもシェイカー節は全開
TOTOとシェイカーの融合です





③Angel Witch - Frontal Assault
直訳するな正面直撃というアルバムタイトルが示す攻撃的なサウンド
そして英国由来のモヤのかかった音像と湿ったサウンド
彼ららしいオカルトテイストも感じられ
それ以外にも洗練された面も見せつけ
しっかりと成長している
専任シンガーが頼もしい存在感を出しているのも好印象
世間的には評価の低いアルバムだが
彼らは1stだけではない
今作と2枚目は英国ハードサウンドマニアならば必聴のアルバムだ
勿論NWOBHMマニアならば避けては通れない2枚である
アメリカ盤は2枚目と3枚目が混ざった作品がリリースされた
あれは良くなかったなぁ
騙されるぞ






④Don Dokken - Up From The Ashes
DOKKEN解散後に速攻結成されリリースされたドン・ドッケン名義のバンド
豪華メンバーが揃ったが
売れなかったので速攻解散した
いまでも2枚目を作って欲しいと思うほど出来が良い
ドンのソフトな歌声を活かしたメロディックスタイル
叙情的かつ洗練されたメロディはワールドワイドなサウンドだった
ビリー・ホワイトの力強いリズムギターがいい
ジョン・ノーラムを喰っているのだが
そういうのもバンドには良くなかったのかもしれない
いずれにしろ短命に終わったが内容は素晴らしい
DOKKENに負けない音楽性を作ったのはジョージでもピルソンでもなくドンだった






⑤Negarobo - Emergency
札幌のスラッシュメタル
この苛烈なる激音を聞いて欲しい
スピーカーをぶち破るような騒音に身震いさせられます
単に過激なだけでない超一流のスキルに支えられた構成力
ドラマーはラウドネスに加入する鈴木だ
それだけでも興味を持って貰えそうだが
モッシュピットの嵐となる肉弾戦よろしくな闘争心を煽る
破壊的なサウンドは今聴いても新鮮である
破滅的でありながらも刹那な響きを聴かせるギターも素晴らしい




853. 火薬バカ一代 (2024-12-31 00:24:00)

2024年よく聴いたアルバム10選(順不同)

EMIL SIGFRIDSSON『BACK TO YESTERDAY』
FIND ME『NIGHTBOUND』
MASAKI『FEED THE FLAME』
NESTER『TEENAGE REBEL』
NIGHTBLAZE『NIGHTBLAZE』
NIGHT PLEASURE HOTEL『PORTRATES』
PALACE『RECKLESS HEART』
REVOLUTION SAINTS『AGAINST THE WINDS』
RIK EMMET『THEN AGAIN』
SUICIDAL ANGELS『PROFANE PRAYER』

ベスト・チューンはエミル・ジーグフリードソンの“SPANISH LULLABY”で。

良いお年を。




854. 失恋船長 (2025-01-02 01:30:37)

『新年に振り返りたい忘れがちな一枚』


①Sacrifice - Tears
ザクザクと刻まれるリフと攻撃的なギター
重苦しい闇の世界を覗かせるヘヴィネスワールド
唯一無二の個性を放っていた
杉内の咆哮もクール
重量感たっぷりのヘヴィグルーブにカッコイイ
年末にディスクユニオンから再発盤が出たので是非とも手に取って欲しいねぇ






②SABBAT - Envenom
神々しいまでに美しい邪悪なる感性
ブラッケンドなサウンドは世界中のマニアを虜にしている
日本より海外で支持をされている希有なバンド
やはり雑誌での低評価が痛かった
元祖ブラックメタルといっても過言ではない
VENOM譲りの禍々しい激音
その中に組み込まれる美しい旋律に心が奪われる
センスのあるバンドだ
以外とキャッチーさも持ち合わせている




③Stan Bush – Change The World
いまやメロディックスタイルの総本山はフロンティアレーベルだからね
スタン・ブッシュのように自主レーベルでは弱いよ
アーティスティックなジャケットも印象的なんですが
その美しいジャケの印象を裏切らないメロディアスサウンドと
衰えを感じさせない美声
もっと知って貰いたいアーティストですよね






④MARINO - TARGET
関西の重戦車という異名をとったバンド
その名に負けない重量感たっぷりのヘヴィグルーブ
そのカッコ良さを牽引する大谷レイブンのギターワーク
煌めく天才的なフレーズ
そして歌い負けないレオのパフォーマンス
この1stは国産メタルシーンに刻まれる名盤だろう
大谷レイブンの勇姿に合掌です





⑤Sabbrabells - Dog fight EP盤
名曲メタルサーベルで幕が開けるミニアルバム
シングルカットされた彼らの代表曲ドッグファイトも収録
4曲入ながら彼らの魅力を端的に理解できます
2曲目に収録されているブルースロックなヘヴィバラード調のWater Nightも名曲だ
高橋喜一のエモーショナルヴォイスに泣かされる




⑥Riot - Born In America
THUNDER STEELの成功後は諸刃の剣だった
スラッシュメタルの台頭に合わせスピードに特化したスタイルがウケた
日本でも支持され彼らはビックインジャパンの恩恵を受けるが
本来はスピードメタルをやるバンドでもパワーメタルバンドでもなかった
個人的にはバラエティに富んでいるが一本筋の通った今作が一番好き
哀愁のメロディとハードさとキャッチーさが上手く絡み合っている
だから捨て曲がない
しかし権利の関係で再発が難しい一枚
配信もされていない傑作が世に一番出ていないという不遇を味わうバンド
味わい深いギターワークとノリのいいグルーブ
なにより歌が良いじゃない
線の細いハイトーン一辺倒じゃねぇ味気ないよ




⑦Battlezone - Children of Madness
急逝したポール・ディアノ
伝説のシンガーは波瀾万丈の人生を送る正にロックな男だった
日本だったら間違いなく仕事なんてさせて貰えないだろう
詐欺まがいの犯罪までやるんだからさ
この声は唯一無二の個性だった
そしてポールにはストレートでド派手なメタルがよく似合う
このバンド完全に忘れ去られているが
NWOBHM仕込みのメタルサウンドは日本でも需要があるだろう
速さだけじゃなくキャッチーさもあるので聴きやすいです




⑧The Big Deal - FIRST BITE
女性二人のツインボーカル
個人的には大好きなバンドなんだが全体的にYouTubeの再生回数が少ない
往年の空気を纏ったメロディックメタルはコンパクトにまとめ上げられ聴きやすい
売れ線サウンドだが芯がしっかりしているから軟弱にならない
そういうセンスも素晴らしい
リズムがシンプルなのは歌を聴かせたいからだろう
ツボを押えたアレンジは頼もしいんだけどなぁ



⑨Axel Rudi Pell - Between The Walls
所謂様式美メタルが古いのである絶滅危惧種なのだ
廃れゆく音楽なんだろうが
なくしてはいけないジャンルだと思っている
究極のマンネリズムだが
初期の頃はキレキレだった
ジェフ・スコット・ソートが見事に期待に応えた今作
コンパクトさも手伝い聴きやすい一枚に仕上がっている
若者にウケるとは思わないがメタルの基本となる型なんで知って欲しい




⑩Balance - In for the count
ボブ・キューリック等が中心となり結成されたバンドの2枚目
AORのメロディックスタイルだがソフトケイスされて万人受けするのは1st
そしてハードさが強まったのが2名目の今作
上手い唄と斬新なアレンジ
しかし聴き手を置いていかない分かりやすさとインテリジェンス
時代を切り開く開拓精神に溢れた一枚だった




855. うにぶ (2025-01-13 21:31:15)

2024年のベスト・アルバムです。

1.LEPROUS『MELODIES OF ATONEMENT』
独自性を保ちながら、挑戦的で過激で美しすぎる暗黒音楽。毎回、予想の範囲を超えてくれるのが嬉しい。
2.EXHORDER『DEFECTUM OMNIUM』
'24年はとにかくEXHORDERの諸作をよく聴きました。このアルバム、何度聴いても飽きないなー。
3.SEBASTIAN BACH『CHILD WITHIN THE MAN』
熱い歌唱に魂を射抜かれました。理屈じゃなく、ただこの人の歌が好きなんだなーと実感。
4.BLOOD INCANTATION『ABSOLUTE ELSEWHERE』
メタル耳で聴いたら困惑しましたが、プログレ耳で聴くと面白くてたまらず、ジワジワはまっています。癖になります。
5.SEVENTH CRYTHTAL『ENTITY』
メロディアスさと激しさと細やかさのバランスに聴き惚れます。次作も新しい面を見せてくれそうで、今から楽しみ。
6.GIGAN『ANOMALOUS ABSTRACTIGATE INFINITESSIMUS』
この作品は年が明けてから聴いたので反則ですが、面白すぎるデスメタルで、'24年作品の中では外せません。実に変態。
7.AMARANTHE『THE CATALYST』
圧倒的クオリティに感嘆します。よくこれだけしっかり作り込むよなー。トリプル・ヴォーカルの活かし方が実に巧み。
8.JUDAS PRIEST『INVINCIBLE SHIELD』
久々に諸手を挙げて歓迎したいアルバムを出してくれました。勢いもあり、とっつきやすくて、変てこさも健在な好盤。
9.NIGHTBLAZE『NIGHTBLAZE』
懐かしさを感じるメロディにメロメロになりました。たぶんこういうのは、20年前、20年後に聴いてもやっぱり好きなはず。
10.BEWITCHER『SPELL SHOCK』
ブラック・マジック・メタルを名乗っているらしいですが、ラフでキャッチーなメタルって感じで、妙に人懐っこくてはまりました。

他に良かったのは、ACCEPT、BODY COUNT、BON JOVI、CEMETERY SKYLINE、CIVEROUS、DARK TRANQUILLITY、DEVIN TOWNSEND、DRAGONFORCE、F.K.U.、FROST*、GALNERYUS、IMPELLITTERI、LINKIN PARK、MALIGNANCY、METALITE、METH.、MR. BIG、ORANGE GOBLIN、ORANSSI PAZUZU、RUFF MAJIK、SLIFT、TMG、VISION DIVINE、WHILE SHE SLEEPS、WHOM GODS DESTROY、ZEAL & ARDORです。




856. 失恋船長 (2025-01-27 22:17:31)

『ヘヴィメタルが聴きた㊱』


①LOUDNESS - THE BIRTHDAY EVE ~誕生前夜~
ワタクシのメタルライフを決定づけたバンド
ラウドネスで初めて聴いた曲はLIKE HELLだった
その魅力に一発で魅了
あのギターソロを聴かされたらね
そして1stを速攻レンタル
二井原実先輩の線が細いキンキンのハイトーンに驚いたが
既にラウドネスサウンドは出来上がっていた
渡米後の洗練されたサウンドよりも初期のブリティッシュ路線が好きだ
今聴いてもオープニングナンバーからワクワクがとまらん
思春期のあの時代にぶっ飛ばしてくれる









②Earthshaker - Fugitive
1stと2枚目は甲乙付けがたい思い入れがある
MOREは勿論
表題曲も素晴らしい
でも22:00にはやられたな
スケールの大きいバンドでしたよ
歌謡テイストが全く嫌味じゃない
歌メロで泣けるよ
やはり子供の頃の思いでは色あせん




③ANTHEM - BOUND TO BREAK
ワタクシに真のメタル魂を吹き込んだのはJPでもメタリカでもメイデンでもアクセプトでもない
アンセムである
当時回りの連中からはアンセムは聴くな歌が下手だと散々言われたが
どうしても自分の耳で確かめたく今作をレンタル
もう表題曲のカッコ良さに脱糞だぁである
ギターソロも完璧
これぞメタルの理想型と言える一曲に出会った
あの時の衝撃たるや言葉に出来ない
メディアが悪いのではないメディアの意見を取捨選択出来ない
アホが悪いのである
ワタクシはその後多くのメタル仲間と手を切ったよ
アンセムを聞かずして何を聴くである
でも最近は評価が右肩下がりです
まぁ過去に逃げ込めば済むからね
柴田さんと回りがEMPTY EYESしているよなぁ





④hughes turner project - HTP
ジョーとグレンの共演
カヴァデールよりも両者のコラボに可能性を感じましたね
今聴いても素晴らしいコラボだったし
可能性を秘めていた
ビックインジャパンここに極めたりである
名実ともに豪華ゲストも霞む両者のコラボ
興奮するわ





⑤DEEP PURPLE - Who Do They Think We Are?
グランジ/オルタナムーブメントの台頭
その影響はすさまじくアメリカのCDショップの棚からメタルバンドは消えた
そんな時代を乗りきったのは企画モノ
その中でも一際インパクトを放ったのは
日本人アーティストによるDEEP PURPLEのカヴァーアルバム
参加メンバーの豪華さ以上に
適材適所に渋い人選で魅了した



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