1984年、ドイツ連邦共和国ノルトライン=ヴェストファーレン州クレーフェルトにて結成されたパワーメタルバンド。
同級生のHansi Kürsch(vo, b)とAndré Olbrich(g)が結成し、Thomas "Thomen" Stauch(ds)も加わったLucifer's Heritageが母体。85年に「Symphonies of Doom」、1986年には「Battalions of Fear」なるデモを制作。1987年、Marcus Siepen(g)が加入。この4人のラインナップは18年続くこととなる。
1988年、母国のNo Remorse Recordsと契約したのを機に、Blind Guardianに改名。1stアルバム『Battalions Of Fear』でデビューする。1989年には2ndアルバム『Follow the Blind』を発表。この作品から3作、Gamma RayのKai Hansenがゲスト参加している。1990年には3rdアルバム『Tales from The Twilight World』をリリース。日本デビューも果たし、大規模なヨーロッパツアーも行うようになる。No Remorse Recordsが倒産したので、バンドはVirgin Recordsと契約。1992年、4thアルバム『Somewhere Far Beyond』をリリース。
初期の音楽性はパワーとスピードの共存した典型的なジャーマンメタルバンドだったが、ここに幻想的な世界観を表現するための重厚でドラマチックな展開・旋律や壮大な合唱(コーラス)を徐々に取り入れていき、シンフォニックなパワーメタルに傾倒するようになった。この独特のサウンドはQueen meets Helloweenとすら評されることもある。この傾向は1990年代に入ってから作品を重ねるにつれて顕著になっていき、2002年の7thアルバム『A Night At The Opera』以降は、高速なパワーメタルナンバーはほとんど収録されなくなった。同時に本作以降、オーケストレーションを導入したより壮大で複雑な楽曲が増えてきている。ファンタジーをモチーフにした楽曲が多く、特にMichael MoorcockやJ. R. R. Tolkienの作品を主題にした楽曲はかなりの数にのぼる。
ギタリストのAndré Olbrichは、QueenのBrian Mayに影響を受けており、ほとんどのギターソロを作曲している。特徴的なギターソロが多く、ソロ以外でも伴奏時にソロパートのようなフレーズを入れることも少なくない。Andréがほとんどのギターソロを弾いており、Marcus Siepenはバッキングに回ることが多い。
メンバーは結成時以来換わっていなかったが、2005年にThomas "Thomen" Stauchが音楽性の違いから友好的に脱退。メジャーデビュー後初のメンバー・チェンジとなった(Hansi Kürschは、1998年以降ボーカルとベースの兼業を辞め、ボーカルに専念することにしたため、サポートとしてのベースメンバーがその都度入っている。またThomenの怪我や「肺が4つあったため」の手術などでサポートメンバーを起用したことがある)。
Current members
Hansi Kürsch(Hans Jürgen Kürsch) – lead vocals (1984–present), bass (1984–1996)
André Olbrich – lead guitar, live backing vocals (1984–present)
Marcus Siepen – rhythm guitar, live backing vocals (1987–present)
Frederik Ehmke – drums, percussion, flute, bagpipes (2005–present)
3. こうじ ★★ (2003-01-18 17:00:00)
メタル聴きはじめに出会った時の衝撃たるや、もう、とんでもないモノがあった。
完璧に現実逃避人間になってしまったからね。
彼らの進化を初期から追ってみると、分かり易く順当な進化を遂げている。
あくまでスラッシーなジャーマンで始まって、徐々にメロディに磨きをかけながら
曲(アルバム)構成、演奏技術も進化していくという。
個人的には、頂点は5thだった。(と言ってもリアルタイムじゃないのだが)
クラシカルでオペラチックなのに、とんでもない緊張感とヘヴィネスと
何よりも独特の世界感を持つこのアルバムは、メタルのみならず
音楽史上に残る大名盤だと思う。
初めてリアルタイムで聴いた6thから興味がなくなって行ったというのは、
なんとも皮肉で悲しいことだ。このアルバムを聴くために指輪物語を読破(笑)
したり、ライブも行ったしミラーミラーも大合唱してきたのだが、
何かが違った。凝った演出や細かい作りこみは嫌いじゃないのだが、何かが違った。
現在の彼らは、どこまで行くのだろう。別に速い曲が少ないとか
オペラチック過ぎるからという訳ではないのだが、聴かなくなってしまった。
ただ単に飽きただけかもしれない。
個人的に思うのは、独自の世界を極めた(彼らにしてみれば、まだなんだろうか)
のだからそこから抜け出してみるのはどうだろうという事。
あれだけの演奏技術とアレンジ能力とメロディセンスがあれば、
今までに無いとんでもない音楽が創造できるのではないかと思うのだ。
6. メタルン ★★ (2003-06-12 14:38:00)
自分は昔のアルバム(3rd~)も最近のも好きですがねぇ。聴くのに体力使いますけどね。
ところでライブアルバム楽しみっす。おそらく輸入盤を店で聴きましたがかなりかっこよかったです。国内盤発売までがまんだー。
11. Kamiko ★★ (2003-09-05 21:57:00)
13. HAL9000改 ★★ (2003-11-26 17:44:00)
14. エリカ・フォンティーヌ ★★ (2003-12-03 12:59:00)
ところでブラガって略すとプライドとかに出てた格闘家、エベンゼール・フォンテス・ブラガを思い出してしまう(笑)。
15. 逆十字 ★★ (2003-12-03 13:57:00)
あとそのマーシャルってひとはRAGEのBLACKINMINDのジャケも手がけてますよね?あれも相当かっこいいです。
18. メタラァ ★★ (2004-02-27 16:46:00)
ホントに出るんか?
29. ex_shimon ★★ (2005-07-23 13:41:00)
HELLOWEENとブラガーの事を知りました
んで両方レンタルしてみたのですが自分の好みに合ってたのは断然こっち
もちろん全てのアルバム持ってます
ただ最近は昔のようにこれ!っていう名曲が無いのが残念
更なる飛躍を期待
36. だるまや ★★ (2005-12-15 20:15:00)
これ以上の複雑化が進むと、ジャーマンメタルとは呼べなくなるような気がして不安です。
ここは一発、初期のころのような直球疾走ブラインドガーディアンを見せて欲しいです!!
50. ドゴスギア ★★ (2006-08-25 10:21:00)
今回は視聴をしてよければ買ってみよう!
新しいドラマーも気になるし。
51. 暗黒騎士MARS ★★ (2006-08-31 02:00:00)
54. アウトランダーズ ★★ (2006-09-08 22:56:00)
出だしはいまいちだけどサビでおもいっきり盛り上がる3、4枚目くらいまでの作風の方が良かったなぁ。
でも、ハンズィのVoは初期の作品と聴き比べるとかなり上達していてビックリした。
62. アメリフローラの95 ★★ (2007-01-23 01:49:00)
人気ないですねBLIND GUARDIAN…(以下ブラガ)
もうすぐライブ(しかもANGRAとのカップリング!)だというのに、
まったくと言っていいほど盛り上がってないじゃないですか(笑)
本来なら「夢の組み合わせ実現!」とか「メロパワ界最強タッグ来日!」とか
そんな感じの書き込みがもうちょいあってもおかしくないと思うんですが(笑)
アレですか?やっぱ新譜(というか最近の作品?)のウケがよくなかったんでしょうか?
昔のブラガが好きだった人とかにしてみれば「今のブラガが来てもなあ…」って感じなのでしょうか?
(私は新譜買うたびに「やっぱブラガは最高だぜ!」とか思っちゃう幸せな人間なんですが、
初期の作品を好きな人が最近の作品を気に入らないのも分かる気がします
もうほとんど別物だし)
2月に初めてライブ行くんですが、新譜の曲盛り上がるのかなぁ
昔の曲に比べてあからさまに客のテンション低かったりしたら悲しいな~
64. 工場長 ★★ (2007-02-03 09:08:00)
セットはよかったのですが、観客のノリが異常に悪くて、
ハンズィもとても困ってました。ANGRA目当てのファンが多かったらしく、
BLIND GUARDIANでは棒立ちって人がたくさんいました。
明日の大阪組にがんばってもらいたいです。