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METALLICA (1991年)
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METALLICA
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解説 - METALLICA

1991年8月12日、Elektra Recordsよりリリースされた5th Album。
通称「ブラック・アルバム」
Metallicaで初めてBillboard 200で全米1位を獲得し、合計350週以上チャートインしている。シングル「Enter Sandman」「The Unforgiven」「Nothing Else Matters」も、全米トップ40入りした。
彼らは自分たちの音楽の表現範囲を拡大する一方で曲のテンポを落とし、当時のグランジ・ブームをヒントにヘヴィネスやグルーヴを重視した音楽性を志向した。この過去に例のないMetallicaの音楽的変化は1980年代のヘヴィメタルブームが終わった後の新しいロックの形の一つとして、シーンやミュージシャン達に大きな影響を与えた。
バンドは3年に亘る長期間のワールドツアーを終えた後、暫く休養期間に入る。そして本作以降Metallicaのアルバムの音楽性は、リリースのたびに全く異なる形相を呈することになる。
レコーディング中にKirk Hammettは最初の妻Rebeccaとの3年の結婚生活に終止符を打った。同時期にLars Ulrichも1988年に結婚した最初の妻Debbie Jonesと離婚している。
2014年までに世界で3,000万枚以上、2015年8月までにアメリカ国内だけで1,620万枚以上のセールスを記録している。
2012年の『ローリングストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』では255位にランクイン。

Recorded:October 6, 1990–June 16, 1991 at One on One Recording Studios
Producer:Bob Rock, James Hetfield, Lars Ulrich
→解説を作成・修正
コメント・評価 - METALLICA

Selected Comments


9. クーカイ ★★ (2002-05-03 01:54:00)

実はちょっと評価に苦しむ作品。いや、名盤であることは疑いない。それに私はこの作品が好きだ。「ENTER SANDMAN」をたまにカラオケで歌うことすらある。
だがしかし、この作品がリリースされたことによってHM界に与えた影響力を考えると、素直に「大好きです!死んだら棺桶に入れてください!」と言えないのである。
いや、わかっている。彼らは悪くない。ヘヴィかつグルーヴィな音にシフトしたのは、売れ線を狙ってやったことではないし、ジェイムズの歌が上手くなったことは歓迎すべきことなのだ。
それでも私は言いたい。本作のリリース後、疾走する昔ながらのHM・HRがほとんど壊滅状態に陥ってしまったのだ。猫も杓子もヘヴィ、ダーク、グルーヴィ。全くUSの音楽業界が腐り果てているのを目の当たりにする思いだった。そりゃALICE IN CHAINSとかお気に入りのバンドが浮上できたのは嬉しかったけど、みんながみんな同じような音楽やらなくてもいいじゃん。というわけで、逆恨みに近い複雑な思いを抱かせた本作は、傑作なんだけどちょっと憎い一枚。




10. アメンボ ★★ (2002-07-12 15:51:00)

メタリカはこのアルバムしか聴けません(ファンの方すいません)
初期は速くてキレがいいですがなんか軽い感じがするし、このあとはダルイ音楽になるからコレくらいが個人的にベストです。




17. ライキチ ★★ (2003-01-19 08:01:00)

4NDまでの「構築美なスラッシュメタル」はこのアルバムではそれほど出ていない。曲はコンパクトで気持ちいいグルーブ感に溢れておりそしてへヴィー。構築美を求めている人には馴染みにくいと思われる。
だが、4NDまでの経験があるから、このアルバムがあるのである。
そして、このアルバムが大ヒットしたおかげで、この後に出てくるバンドたちがへヴィーでグルーヴィーなサウンドを重視した曲をやり出したともいえる。
グランジバンドってこのアルバムの影響が結構重要な鍵を握っていたりするのかも?!
最初聞いた時は正直あまり馴染めなかったが、聴く度にはまっていった。そして、サウンドプロダクションも最高で音がくっきりしていて良し。




20. CLAYMAN ★★ (2003-03-13 04:28:00)

MASTER~、…AND~の後にこのアルバムを聴いた。
変わったなぁと思ったけど、すんなり受け入れられた。
①④⑧はかなり聴き込んだ。それ以外にも名曲揃いの完成度の高い名盤だと思う。
ジェイムズの歌うバラードはシビレました!




28. ソナタ ★★ (2003-08-02 20:38:00)

1~4には劣るかと思うけど良いアルバムである事には違いない。
ファンの間でも意見が分かれるのも頷けるような作品ではあるけど。




29. GEORGE ★★ (2003-08-13 23:04:00)

リリース当時は「うげぇっ、何これ!?スラッシュとちゃうがな!!」となったけど、数年後に聴き返してみてお気に入りになったアルバム。
今のヌーメタル勢をみるとこのアルバムの影響力ってでかいなあ。




32. てらぴん ★★ (2003-08-28 16:13:00)

10年以上経ても賛否両論のアルバム。
Heavyさが強調されて、数多くのフォロワーを生んだ90年代の名盤。
個人的には、たたみかけるような曲構成・カークハメットの摩訶不思議系ソロはいずこへ・・・と寂しく思う。
THE UNFORGIVEN、THROUGH THE NEVERはとくに◎
とにかく、これを聴かずに90年代は語れませんね。




34. ERORIN ★★ (2003-09-22 12:55:00)

↑同感です。
聴き易くて好きですね。
真っ黒なジャケはへヴィなこの作品をよく表現してると思います。
それにしても彼らのジャケはいつも内容とマッチしてるしセンスもいいですね。




38. 190 ★★ (2003-10-18 00:16:00)

「MASTER OF PUPPETS」の次はコレ。No.2はやっぱこのブラックアルバム! ・・・この2枚は別格ですね。
誰でも分かるように、前までの作品と比べるとどう見ても売れ線ねらいの曲になっていて、かなりキャッチーな曲作りをしている。でも、これがまたカッコイイ!
以前のメタリカの「荒々しさ」「危険さ」「ナイフのような鋭さ」「重さ」「パワー」に、
セールス重視で、一般向けの産業ロック的な要素「キャッチーさ」「ポップさ」を加えると、こんなにもカッコ良くなるんだ!と関心した一枚でもある。
ストレートな楽曲の良さが目立ちました。
このアルバム、なんだかんだ言われても、素直にカッコイイ!!完成度の高さがうかがえます。
まぁ、曲がキャッチーで完成度が高すぎることにより“例の"飽きやすいという面もほんの少しあるのはたしかだ。・・・が、“それ"を吹き飛ばす出来、カッコ良さです!
曲が揃いすぎてて、ちょっと華やかすぎた所もある。のにバランスはまあまあ良く保たれている。一息つける曲も入っているので、個人的にはGood!
両極端なタイプの名曲→ 一般向けな「Enter Sandman」、爆裂疾走へヴィ~ナンバー「Through The Never」、そしてバラード「The Unforgiven」「Nothing Eles Matters」はどれもちょ~お気に入り!・・・すばらしいの一言・・・
その他にもクオリティの高いイイ曲がズラリと揃ってますよ!




39. 中間法人 ★★ (2003-10-18 12:23:00)

このアルバムもいいですね。好きな曲だらけですが、一番好きな曲はThe God That Failedだったりします。



42. 0フレット ★★ (2003-10-26 03:56:00)

ハード・ロックと言われていた時代からメタルを聴き続けてきた私には、このアルバム以前
は機械のような無機質さが駄目だった。 「ええっ!メタリカ?俺はいいよ」という私に
友人が「これは違うから聴いてみてくれ」と聴かされたのがこのアルバムだった。
それまで後ろ向きだった気持ちが、前向きになって「んん?コレは・・・・」と感じるまで
に3分も無かったように記憶している。
スラッシュからヘヴィ・メタルへの変貌。 極論を言えばジャンルが違ってしまった訳だから
以前のファンが馴染めないのは当然だと思う。 ただ、スラッシュ派の中にコレ以降のアルバム
を「売れ線狙い」と評される方がよくいるが、本当の「売れ線」って、どういう事が知ってて
評されてのだろうか。 中身を論じてると切りが無いので、結果だけ。過去にも「売れ線狙い」
のアルバムを出したバンドは多数いた。 結果として、従来のファンを失い、一過性のファン
が10年後もそのバンドのファンで有るわけもなく、そのまま衰退していくか、従来のファンが
好むような傾向に戻るか、の選択だった。 だが、メタリカはこのアルバム以降も10年後に
彼らを聴き続けるファンを獲得してる。 長く聴ける良い曲ってそんなに「狙って」簡単に
出来るもんじゃないって事。
このアルバムも含め以降にも、メタリカでなくては出来なかった新しいアイデアも沢山あるし
反面、彼らがキッズの時に吸収してきた「お決まりだけどここはこうじゃなきゃ」という
ツボ が上手く練られている。 手抜きで作るんだったら、それでなくても暴力的に歪む
レクチを10回近くも重ねてミックスダウンしないでしょう。 曲もそうだけど、サウンド的
にも、聴く者に多大な影響を与えた「名盤」だと思う。




43. z-zz ★★ (2003-11-24 12:05:00)

HMでは異例の大ヒットを収めた名盤。
前作とは信じられないほど音が良くなりヘヴィになった、でもとても聴きやすい音。
1曲1曲が光り輝いている完全無欠の大傑作。
売り線に走ったと思われる人もいるかもしれないが、いいものはいい!




45. MK-OVERDRIVE ★★★ (2003-12-07 02:44:00)

現在まで続く超弩級ヘヴィ路線を定着させたブラックアルバム。重さとグルーヴに酔える1枚。もはやスラッシュじゃないとソッポを向いたデビュー時からのファンも、コピーしやすいかな(実際そうでもないらしい)と飛び付いたギターキッズも、改めてMETALLICAがこの時点で辿り着いた結論であると認めざるを得ないだろう。そう、究極のヘヴィメタルとは何か?という問いに対する複数回答のうちの1つが本作だと考えられる。売れ線狙いだと? いやいや楽曲は紛れもなくMETALLICAだよ。ここでセンスとエネルギーを使い果たしてしまったことが唯一の欠点と言えば欠点になるのかな。



46. STORMBRINGER ★★ (2003-12-08 11:17:00)

このアルバムのころからヘヴィな曲が増えてきた感があります。
まさに最初から最後まで飽きずに聴ける名盤!!好きな曲をあげていったらキリがないですね。




47. ヤング・ラジオ ★★ (2003-12-18 23:01:00)

この作品が発売された時、おそらく誰もセールス面でここまで成功するとは思わなかったであろう。時代性の要素は含んでいるが、この作品が発売された時は決してこのサウンドは、売れ線ではなかった。結果として、その後フォロワーがたくさん出てきたために誤解を受けているが、結局彼らが音楽シーンの流れを変えたのである。希望的観測も含んではいるが、「セイント・アンガー」はこれからのシーンの流れを占う重要な作品である。どう変わるのか予想は難しいが、若いバンドがメタリカを見て単純に格好良いと思ってくれれば、かなり劇的な変化も期待できる。実はアメリカでもアルバム全体のセールスは、下降線をたどっている。特にHR/HMバンドにとっては、逆風である。しかし、力のあるバンドは地味ながらも検討している。実力のないバンドは淘汰されているのが現状である。これからが、ある意味見ものである。若いバンド対ベテランバンドの、意地の対決である。



48. Kamiko ★★ (2003-12-30 21:46:00)

俗に言うブラックアルバムで、完成度は非常に高い・・のだが、初期4作までに思い入れの強いメタラーにとっては悩む作。ボクも悩んだ。しかし、コレを聴いてNWOBHMにルーツを感じているらしいことがなんとなく理解できたと思う。ヘヴィで荒削りで威勢がよく、とってもライヴ映えしそうな作だ。



52. しゅんぺ~ ★★ (2004-01-27 20:55:00)

個人的にはMASTER OF PUPPETSが一番好きですが、ENTER SANDMANやUNFORGIVENといった、メタリカを代表する名曲が収録されている名盤です。ジェイムズが明らかに歌旨くなってると思います。



53. 酒とバラの日々 ★★ (2004-02-17 13:13:00)

自分はメタリカって意外と計算高いバンドで、このアルバムでの彼らは時代の空気を敏感に察知してこういうサウンドを作り上げていったのだと
思っていたんですけど、そうではなく彼らの感じるままに「必然的に」こういうサウンドに「なった」のだとしたら、これはすごいことですよね…
当時のへヴィメタル・シーンのトップにいたバンドの中でも、後づけでこの時代のサウンドに対応していくバンドがほとんどなのに、
彼らの場合は自分たちからこのサウンドを作り上げていった…これって本当にスゴいことだと思います。
彼らの本質ってあくまでライヴにおける、自分たちとオーディエンスとの関係性の中から作り上げていくヘヴィ・ミュージックなのかもしれません。
商業的な成功や市場のトレンドはあくまで後からついてくるもので、眼中にない、と。
この姿勢を貫き通し、なおかつそれを商業的な成功まで結びつけることができるヘヴィメタルバンドなど彼らぐらいでしょうか??
…86年の「メタル・マスター」が市場の動向と関係なく、自分たちのサウンドを貫き通した傑作と評されるのに対して、
このブラック・アルバムはあまりの商業的な成功から、トレンドに魂を売ったと評する人もいるかもしれません。
でもそうではないと思います。このアルバムでも彼らの本質は何も変わっていない。




57. エストック ★★ (2004-03-03 01:01:00)

ビルボード1位を取得した後何年にもわたりチャートに食い込んだ彼らの大ヒット作。
メタリカ=スラッシュの先入観から逃れて聴くとかなり良い出来である事に気がつくと思う。メタルどうこうスラッシュがどうこうでなくロックシーンのアンセムとしてぜひ聴いてもらいたい一枚です。




62. ら~しょん ★★ (2004-04-22 20:00:00)

言うまでも無く、メタル界だけでなくロックシーン全体に多大な影響を与えた大ヒット作。
メンバー達も認めるように、SOUNDGARDENやALICE IN CHAINSにかなり影響されたようだが、
両バンドの作品ほど陰鬱でドヨドヨした印象はなく、十分メタル耳には受け入れられる音であると思う。
先入観を抜きにしても、かっこいいへヴィリフとキャッチーなメロディが全編で堪能できる名盤ですな。




67. 東京限定 ★★ (2004-09-04 01:26:00)

ニルヴァーナのシーンの登場もあって、グランジを意識して作った感じの作品。
そして多少ポップになり、もの凄くヘヴィなのが特徴。
90年代のメタルを先取り、その後のHMを引っ張っていった作品。
世間的に好セールスを記録したが、Enter Sandmanのヒットなしには成しえなかったこと。
それでもこの重量感と完成度の高さは見事の一言。
随所にニヤリとするところが散りばめられていて、格パートだけで楽しめる。
Sad But Trueは変則チューニングで物凄くヘヴィな曲で、新しいメタルのきっかけさえ作った。
この曲は海賊盤でもいいのでライヴ盤を聴いて判断する事を勧める。
ライヴではまた一段とヘヴィになっており、メタリカの極上サウンドに圧倒される。
しかし、この後彼等は常に新しいものを追い続けた為か、息切れして失速してしまう。




74. sizuku ★★ (2004-12-05 19:37:00)

初めて聴いたメタルのアルバムはこのアルバムだった気がする。
メタリカといえばスラッシュだろ!!!って人や、速さや攻撃性こそがメタルだ!って人やメロスピとかが好みの人には耐えられないアルバムだと思う。
てか、退屈。

・・・・・とかいってました。
最近気付きました。
・・・これ、いいです。
大人なメタリカ!




76. 泡沫 ★★ (2004-12-22 21:46:00)

重い、遅い、ヴルーヴィー!
私は初期メタリカは知らない。だからこのアルバムを聴いても、「こういうものなんだ」というのが本音。本来は初期を聴くべきなんでしょうが・・・。
遅いからといってゆるくない。ザカザカザカザカリフが鳴り響く。このリフの雨は病み付きになる。
完成度の高さは凄いし、格好良いけど、難を言えばちょっと重過ぎるかも。でもこれが軽くなるとこのアルバムのある意味がなくなるか。




78. BLACK MURDER ★★ (2005-01-20 11:12:00)

メタリカ初体験の作品であり、へヴィメタルの入り口となった作品。スピードは初期より大分落ちたが、へヴィさが増し、ジェイムズ・ヘットフィールドがシンガーとして大きく成長した作品だね。「BATTERY」「MASTER OF PUPPETS」と並ぶメタリカのアンセム「ENTER SANDMAN」は文句なしにかっこいいし、「THE UNFORGIVEN」も名曲。というか、このアルバム全部かっこいいんだわ。まさに、名盤です



81. N男 ★★★ (2005-02-15 20:01:00)

1991年発表の5th Album。
初めて聴いたとき、自分は受け入れられませんでした。
メタリカが遅くなった、スラッシュメタルじゃなくなったと。
悔しかった、とにかく聴きまくった。
何とか聴きこなせるようになったのは5周目くらいだったかな。
「Enter Sandman」は最初からかっこいいと思ってたけど、攻撃性が残ってる③、⑦、⑫あたりから徐々に慣らしていった感じ。
で、10回くらい聴くと凄いまとまってるアルバムだって気付いた。
当時は高校2年生、セイントアンガーのレコーディングに入ったかどうかくらいの時期。
このアルバムのおかげで、自分は凄い沢山の音楽を聴きこなせるようになったと思う。
遅い曲に魅力を感じるようになったし、その後のアルバムも好きになれた。
オススメは①、②、④、⑦、⑧です、バラードの質はホントに高いバンドです。
それにしても同一人物とは思えない成長だな、ジェイムズ&ラーズさんよ。
終始グルーヴに痺れます、たまりません。
このグルーヴが肝なのです、グルーヴを知らずしてこのアルバムは聴きこなせないと思います。
世界にも重要な作品だったろうけど、何より自分に衝撃を与えた傑作。
91点。




82. el ★★ (2005-02-28 18:35:00)


自分は別に違和感も何も感じずメタリカとしてすんなりと聴けたアルバム。
というのもAnd Justice For Allからメタリカに入ったからかもしれないが。
そしてその4thが大好きな自分にとっては、既成のメタリカの重圧感を
ヘヴィで引き摺るようなグルーヴに変えたサウンドは逆に良かった。
それ故に、何故この名盤が賛否両論なのかサッパリ理解できない。
これ程までの破格の完成度を誇る作品を叩きつけられれば
路線が違かろうがスピードダウンしていようが、普通に圧倒されるでしょ。
2000万売れてようが売れてまいが、
どっちにしろモンスターアルバム。
モノ自体がそういう風格になってしまっている逸品だ。
一番最初に聴いた当初はそのハイクォリティなサウンドに感動しましたね。
こりゃ別格だ・・遂に極めてしまったな、と。
タメの効いたリズムとジャストのドラム。
痒い所に手が届く思いの曲たち。
重さによって憤怒を叩き付けていく、
潔さすら感じるヘヴィネスの妙技・・・。
また、ある一方では美しく魅了させてくれる
The UnforgivenやNothing Else Mattersなどの崇高な名バラード。
とことん満足行くまで作ったという感じがします。
変な話、このアルバムでバンドが解散していたら
未来永劫語り継がれる伝説のバンドとして語り継がれていただろうな、と思う。山口百恵じゃないけど。




83. おのりん ★★ (2005-03-07 15:31:00)

このアルバムからですかね?ジェームズが歌時間が増えた気がするのは。メロディはもちろん、スピードを殺してへヴィさを重視?①と②、女性ファンを釘付けにさせた④と⑧、その他にもめいきょくがたっぷりどっぷりです。



84. 蛇めたる ★★ (2005-03-07 19:28:00)

大物プロデューサー、ボブ・ロックとの初の共演を果たし、世界中で1500万枚を超えるセールスを記録したモンスター・アルバム。
シアトル系の軽いうねりではなく、それこそMETALのモンスターがうねってるようなヘヴィネスを重視した感じです。
アルベムは今までのB級感を排除して、すんなりしたいい出来だとは思います。
しかし、B級だからこそ高次元で先鋭的でとてつもない緊張を感じる「MASTER~」や「ONE」が聞けるわけなんで。
ただ、このアルバムが無いとこのバンドは「モンスター」になれず、真っ当な評価を得られなかったと思えば感謝に値します。
でも、こんな音はTOOLで聞かせていただいてるのでまた新たな方向性を打ち出していただきたい。
こんなことも現時点でのNO.1にしか言えないんでしょうけど。




88. JENESIS ★★ (2005-03-31 11:32:00)

個人的METALLICA最高傑作です。
このアルバムは音質も最良、ジェームスのリズムギターも洗練されており、何を弾いてるのかはっきり聴こえます。さらにノーマルチューニングとは思えないヘヴィさ。
速い曲は確かにあまり無いですが、「重さ」の点でいけばMETALLICAは世界一です。
THROUGH THE NEVERはカッコ良すぎです。
DON'T TREAD ON MEは隠れた名曲だと思っています。




90. dave rodgers ★★ (2005-05-10 01:15:00)

全世界で2000万枚以上のセールス、HMバンドとして初のグラミー賞受賞、後にリリースされたスタジオ・アルバムは全て全米初登場1位を獲得‥、HM界に留まらずロック界をも震撼させ絶大な支持を築いたあまりに巨大な存在。この「METALLICA」は彼らにとって重要な分岐点となった。まさに今METALLICAが'モンスター'へと変貌する姿をこの「METALLICA」が象徴しているのである。



92. 鉄鉢 ★★ (2005-05-20 22:18:00)

あの「MASTER OF PUPPETS」とかをイメージして聴いてしまうと「ウ~~ン ?? 」って。正直初めて聴いた時の僕の印象がそうでした。
当時の「グランジ」の影響を受けているからでしょう。(この頃にメンバーが、NIRVANAをお気に入りに挙げていたような・・・)
確かに暗いと言えばクラい。(攻撃的な曲もちゃんとありますが)
でも、このアルバムは聴けば聴くほど「味が出てくる」んです。表現力の幅が更に広がりました。
「暗い」ムードも逆に言えば「辛辣」さがより現れてるというか。
ジェームズの歌が、これまたメチャメチャ巧いですね。説得力が更に増しました(失礼)。
大好きなアルバムです。
『 ん ~~~~~~~~ っ、 ネバァッッ !! 』




93. 松戸帆船 ★★ (2005-06-16 15:43:00)

賛否両論あるが、ヘヴィメタルの傑作である。
スラッシュ色は完全に身を潜め、ヘヴィさを追求している。




94. ウドーン ★★ (2005-06-18 14:08:00)

自分はこのアルバムが初のMetallicaなので。初めて聴いた時から落胆も糞もなくて、「すげー!かっこええ!」ってはしゃいでた。
どうでもいいけど、ジャケットに何がかいてあるのか気になって、必死になって凝視してたのもいい思い出。




96. 鉄の処女 ★★ (2005-07-18 18:35:00)

間違いなく名盤。駄作なんてとんでもない。



98. メタル伝道師 ★★ (2005-09-09 16:23:00)

全世界で2000万枚を越えるセールスを記録したMETALLICAの5th。
通称「ブラックアルバム」このアルバムによりMETALLICAはアンダーグラウンドの
帝王METALLICAから正真正銘の帝王METALLICAへと変貌を遂げた。
このアルバムの音楽性はもはやスラッシュとは程遠く、その音楽性の変化により
ファンの中でも最も賛否両論されたアルバムでもある。
このアルバムの音楽性はこれまでのアルバムと違い全体的に重さと暗さが全面に出た
作品となっている、当時の世の中の流れでグランジ色がかなり強いがただ世の中の
流れに乗っただけの安い売れ線アルバムでは決して無い。
ラーズ曰くこのアルバムは「自己の内面を描いたものでこれまでの怒りをたたき
つけてきた作品とは違う」と語ったそうだがまさにその通りでバンド全体の成長を
色濃く反映する楽曲が並んでいる、これまでの複雑な曲展開と強烈な疾走感を売り
としていたMETALLICAとは違い、曲調も演奏も実にシンプルになった、だがその分
メンバー全員の感情が直に伝わるすばらしいアルバムとなった。
賛否両論のこのアルバムだが、このアルバムは単純に曲を聞いてその世界観に引き込まれる
圧倒的な力を持ったMETALLICAそのものでMETALLICAサウンドの完成形と言える
名盤である事は疑う余地も無い。




100. ボドムっ子 ★★ (2005-12-02 00:17:00)

スピードを殺して表現するのも面白い。
今までのスピード感はないけど、メロディーはしっかりメタリカしてます。
WELCOME HOMEのような曲を作っていた彼らだけに、こういったアルバムが出来上がることも不自然ではないと思いました。
「ヘヴィで叙情的」っていうのは、メタリカはもともと持っていたものですよね。




101. ドッペル原画 ★★ (2006-01-14 18:07:00)

ファットな重さではなく身の引き締まった重さ。ダレない。



103. karuha ★★ (2006-01-29 11:07:00)

91年発表の5thで通称BLACK ALBUM。
これまでの作品と比べるとTHRASH色が落ち、
ミドル、スローテンポに重点を置き、1音1音に重みを
持たせている楽曲が目立ちます。




106. ex_shimon ★★ (2006-02-10 12:09:00)

スラッシュメタルと完全にさよならした作品
純メタルファンからしたら耳が腐るだけだが
全てを忘れて聴くことに専念すれば
②SAD BAD TRUE だけ格好良い




108. K/10 ★★ (2006-03-04 01:03:00)

このヘヴィネスはメタリカにしか出せません。



109. スーパークリーク ★★ (2006-04-22 17:49:00)

メタリカをじっくり聴いた初めてのアルバムでした。
モンスターアルバムだという事は後から知りました。
最初はあまりピンとこなかったのですが、後になって1曲1曲のクオリティーの高さに圧倒されました。
すばらしいアルバムだと思います。




110. けんしょー ★★ (2006-05-30 21:10:00)

METALLICAの大まぐれ・・・と言っては失礼でしょうか?
これ以前にはとらわれず、これ以降には及びもつかない。
旧スラッシャーズがいろいろ言う気持ちはわからんでもないですが、
へヴィで聴きやすい、これがHEAVY METAL。
少なくともこれ以降はこれがHEAVY METALの音だと思います。




111. 暗黒騎士MARS ★★ (2006-06-07 02:13:00)

最初に聴いたときはピンと来なかったが聴けば聴くほどにじわじわと効いてきた。強靭なリフと成長したジェイムスの歌が特に心地良い。唯一気に入らないのはボーナストラックだけ。
今でも急に聴きたくなる時が多いので一生付き合えそうな気がするアルバム。




112. RioT ★★ (2006-06-19 17:19:00)

これは好きすぎる、メタリカの中でNO1。
「純メタルファンが~」とか書いてる人は本当にスラッシュメタルが「純」メタルだと思ってるのだろうか、滑稽。
まあそんな事は置いといて、Alice In Chains等の「サバスチルドレン」的なグランジ勢の影響のせいかBlack Sabbathに傾倒したこれこそ「純メタル」な作風、これが好き過ぎるからやっぱり似て非なるMelvinsの「Haudini」も好き過ぎるんですよ。
確かに過去4作までのスラッシュメタルをメタリカに期待しているような人には受け入れられないのも無理は無い、だってサウンドのベクトルが真逆。
でもだからと言ってこれを駄作呼ばわりするのはお門違い、メタルはメタルである前にロックなんですよ、ロックの原点に回帰したこれこそ3rdに並ぶOther Side的なメタリカの名盤かと。




117. 10倍太陽拳 ★★ (2006-07-12 18:46:00)

空耳の曲が2曲も入っているというお得な(そうでもないか)アルバム。
前作から模索し始めた速さより重さを重視した方向性がここで形になって現れてます。
アルバム自体は脱スラッシュ化しており、スラッシュなメタリカを聴きたい人には
あまり受け入れられていないようだが、一アルバムとしてみれば全然駄作なんかではなく
むしろヘヴィメタルの新しい方向性を見出せたアルバムだと思う。
このアルバムはなんと全米で1400万、世界で約2000万枚を売り上げるというHM界では異例の売り上げを誇ってます。
ただ通して聴こうとすると途中でお腹いっぱいになってしまう・・・
SANDMANとUNFORGIVEN最高!




118. トランジスタ・ボーイズ ★★ (2006-07-13 14:01:00)

凄く重たいヘヴィ・メタル。だいぶイメージ変わりましたよね。
ジャケットが真っ黒なのもメタリカっぽくていいですね。
この頃の彼らは好きだなぁ。
95点




122. J.K.O. ★★ (2006-09-23 12:44:00)

賛否両論が起こったメタリカ最大のヒット作。
これまでのスラッシュ路線を期待した人には物足りないかもしれませんが、ヘヴィ・メタルとして聴くには十分な内容だと思います。
バラードも素晴らしいので、興味のある方は聴いてみて下さい。




123. ニューアイランド ★★ (2006-09-23 13:59:00)

確かに僕も最初これを聞いた時は正直、「はあ?なにこれ?」と思いました。
しかし、じっくり聞き込んでいるうちに、「あれ?俺これ好きかもしんない」とおもうようになり、今では完全に中毒です。
聞けば聞くほど徐々に作品の良さが明らかになってくる不思議なアルバムです。




124. 臣呼吸 ★★ (2006-09-27 23:44:00)

これは・・・いやぁ、本当に大好きです。
過去の作品に比べると、全体的に重さを重視するようになりましたが、それが個人的に良いんですよね。
「速い」メタリカも好きですが、「重い」メタリカも好き!
一曲目の「Enter Sandman」でのリフの重さ、かっこよさには完全にやられました。
これぞヘヴィーメタルです!
そして、「The Unforgiven」と「Nothing Else Matters」!これらのバラードは本当に素晴らしい・・・。





Recent 50 Comments



126. JUNGLE WARRIOR ★★ (2006-11-10 23:44:00)

ENTERSANDMANをラジオで聴いたのがHMとの出会いだっただけに、このアルバムは一生聴き続けるだろう。
リフ、リズム、そして成熟しきったボーカル。
メタリカ=スラッシュという概念を捨てれば、これほどの名盤は他にない。



127. 0フレット ★★ (2007-02-03 00:02:00)

「ロック」「その他音楽」「酒」「車」「ラーメン」「女」Etc。
十人十色とはよく言ったもんで『良いと悪い』『好きと嫌い』、音楽の評価って
凄く微妙だよね。
ファンの多いバンド、歴史の長いバンド、に『賛否両論』は宿命的な事。
Black Sabbath は8枚のアルバムで終わった。と公言してる俺からすると
否定派、初期派の殆どが「遅い、退屈」だよね。
なんか「説得力ねえな~」って感じ。
少なくともこの板のコメント読んでると、新旧ファンいろいろ思いはあえれど結果、
賛評の「なんで良いか」に押されてるもんね。
ただ「速いから」だけではROCKを語るのにスゴーく狭い世界の話になっていまうん
じゃないかな。
このアルバム評は2003年に既に投稿しているので、今回は置いときますが
ただの「初期好き」も「本気」は大変なんだよねー。




128. グルグル ★★ (2007-02-09 16:51:00)

最初は曲のカラーがどれも似てるので同じ曲に聴こえた。
でも聴けば聴くほど良くなっていくので、「遅くなった」という理由だけで見捨てるのはもったいない。




129. 火薬バカ一代 ★★ (2007-03-27 22:26:00)

スピード重視からグルーヴ/重さの追求へと、スラッシュ・メタル・シーンの流れを完全に変えてしまった
非常に罪作りな'91年発表の5th。通称『BLACK ALBUM』
ただ、それはそれとして、本作の完成度の高さは認めざるを得ない。複雑な曲展開を備えた
大作曲が並んでいた『...AND JUSTICE FOR ALL』の反動か、コンパクトにまとめられたシンプル且つストレートな
楽曲からは、劇的なドラマ性やスラッシーな疾走感といった要素は大幅に失われてしまったものの、
大ヒット・シングル①を筆頭に、いずれの楽曲もリフにしろリズムにしろジックリと練り込まれていて、すこぶるキャッチー。
また、ジェイムズ・ヘッドフィールドがシンガーとして著しい成長を遂げている事と併せて、
速い曲やドラマチックな曲展開がなくとも、物足りなさを覚える事はない。
特に、その両者の歯車がガッチリと噛み合った叙情バラードの名曲④⑧の素晴しさは筆舌尽くし難い。
ジェイムズのVoやカーク・ハメットのGの繊細な表現力は、こちらの涙腺をビシバシと刺激しまくってくれる。
Bの音が全く聴こえなかったりと、何かと評判の悪かった前作の音作りの反省点を踏まえて作り上げられた、
重厚にして深遠な響きを感じさせるサウンド・プロダクションも絶品と、まさにメタル・シーンの
エポック・メイキング足るに相応しい作品。これで(バラードを除く)楽曲のメロディに、
もう少し魅力があれば文句なしだったんだけど・・・。




130. モロッコ ★★ (2007-04-02 13:13:00)

俺はスラッシュ大好き人間ですが、このアルバムはこれで好き。



131. 星影のステラ ★★ (2007-04-25 22:40:00)

ルーズでレトロなノリの「ロード」からすればまだまだ「メタル」です。脱スラッシュメタルに成功しているけど、まだまだリフはソリッドでメタルチック。
ボブロックのプロデュースのもと、アメリカンでメジャーで大味で分厚い音になってます。ドラムの音もロードのころにはキンカン乾いた音になったけど、
まだビシバシとメタルしてます。様式美/スラッシュメタル的なカタルシスはもはや失せたといっていい。
スケール感のあるアメリカン/ヘヴィメタル/ロックに変容し、従来からのファンには踏み絵的なアルバムになりました。
アルバム終盤は結構地味。このアルバムの方向性に諸手を挙げて賛成できる人にとってはスキップ必要なしの名盤、だと思います。




132. GANG ★★ (2007-06-28 00:23:00)

「既発アルバムの中で一番売れた」=「それだけ多くの人たちの心を掴んだ」
という意味でこのアルバムはメタリカの最高傑作だと思う。
収録時間が60分強もあるのに一切中だるみなく聴かせる楽曲の質の高さ、全体を埋め尽くす緊張感は脱帽の一言に尽きる。
インパクト十分のアルバムジャケットも含めて、後世に残されるべき名盤ではないでしょうか



133. ウカア ★★ (2007-07-04 08:39:00)

今までのスラッシュ路線とだいぶイメージが変わったが
これはこれでよし。この重さがたまらん!



134. メンチカツ ★★ (2007-08-04 03:25:00)

今までのスラッシュ路線からヘヴィロック路線になった作品。
前作から見られた「速さ」から「重さ」重視へのシフトが上手くいったと思う。
楽曲も相変わらず質が高く、速い曲が無くなった代わりにヘヴィなグルーヴ感を堪能できる。
サウンドプロダクションも非常に良く、いろんな面で完成度は非常に高いものになっている。
「遅くなった」だとか「売れ線狙いになった」というだけで避けるには余りにも勿体無いアルバムだと思う。



135. SR20 ★★ (2007-09-27 22:25:00)

正直言います。このアルバム嫌いです(爆)



136. SR20 ★★ (2007-09-27 22:25:00)

正直言います。このアルバム大嫌いです(爆)



137. でろ ★★ (2008-01-23 19:29:00)

間違いなくメタリカは今だ変わらずメタルバンドだと思う。
売れ線狙い?
意味がわかりません。
良いから売れただけ。
すし!とり!ふろ!ねろ!
今年新譜が出るらしい…。
楽しみだ~。
来日期待!



138. PSYPHER ★★ (2008-02-14 00:50:00)

楽曲云々よりも、音の凄みが半端じゃない。
正直な所スラッシュ時代の方が好みではあるが、間違いなく傑作のひとつ。



139. Scarlet320 ★★ (2008-02-21 19:01:00)

Master Of Puppetsが好きな人たちってこのアルバムあんまり好きじゃないんだな~。
Entar SandmanをMastar好きの人に聞かせたら突っ返されました。




140. なべっち ★★ (2008-03-05 17:48:00)

もはやスラッシュでは無くなってしまったが、そういう見方をせずに、純粋にメタルアルバムとして聴けば、恐ろしいまでの完成度のアルバムです。
曲も全部に魅力があって、捨て曲無し!ちゃんと疾走曲も2曲あります(しかもめちゃくちゃカッコいい!)
強いて言えば、エンターサンドマンがコマーシャル過ぎるかな...
さすがにこの後の「LOAD」には、失望しましたが。
メタリカの最高傑作は、このアルバムだと思います。
Master Of Puppetsが最高傑作だと思っている人も、もう一度聞き直してみては



141. ワイルドライダー ★★ (2008-04-25 08:03:00)

最近、スラッシュメタル・ブーム再燃とかあって、そういった方面の音楽に注目しがちなんですが、どういう訳か、私的にこのブラックアルバムに着目するようになりました。
発表当時は『メタル・ジャスティス』に完全にノックアウトされていたんで、このアルバムは納得のいくものではなかったんですが、当時から17年経った今聴いてみると結構サウンドプロダクションとか凄いんだろうなと思ったりします(特にドラムサウンド)。
当時はニルヴァーナやサウンドガーデンが台頭していた頃で、その時期にこの“スローなメタリカ"はどういう意味があるのか?
というより、全然好きではなかったんですが........。
あの時代、今考えてみると結構興味深い時代だったんではないかと思ったりします。



142. 松尾芭しょんぼり ★★ (2008-10-07 22:36:00)

借りて聴きました。
1曲目でもう撃沈しました(速っ!)
今度はMaster Of Puppetsも聴いてみたいものです。
ところで、
何?ブラックアルバムって?



143. ムッチー ★★★ (2008-10-18 23:16:00)

ジャケが真黒だから通称ブラックアルバム・・・だと思いますよ。
1stじゃない上に、バンドのセルフタイトルだし。
そういえば、Jeff Beck Groupはオレンジアルバム、The Beatlesはホワイトアルバムと言われるのがありますしね。

え~、内容の方なんですけど、もちろん素晴らしいアルバムです。
最初は数曲しか気に入らなかったけど、何回か聴き込んだらいい曲だらけでした。
まぁ、地味な曲も何曲かあるのも事実だと思いますけど。

ジェームスのヴォーカルが深みを増して、格段に進歩してます。
そのヴォーカルが中心になっていて、ギターソロの出番は少し減ってしまいました。
展開もシンプルになり、前作のように平均7分なんてことはなく、5分前後にまとめられています。
スラッシュとはいえないと思いますけど、完成度が高いへヴィ・メタルアルバムだと思います。




144. SR20 ★★ (2008-11-03 19:20:00)

大嫌いはいいすぎたかもしれないですけど、、、他でやってくれって思う。



145. ゆたぽん ★★ (2009-04-09 10:20:00)

この作品なかったらメジャーのヤンキースの試合でグラウンド整備かなんかの間にサンドマン流れて球場中で大合唱なんて事は起こらないだろうw



146. 0813 ★★ (2009-05-23 02:12:00)

賛否両論ですが、こんなにも完璧なアルバムはホント他にはあまりないでしょうよ。売れたからいうわけではなく、ひとつの作品として、とっても良いアルバムではないでしょうか。すべてが良質。メタルのかっこよさ、きめ細かさ、大胆さ、メロディの美しさ、どれをとってもすばらしい。じっくり聞けば心地よく、気合入れて聞けば血が騒ぎます。ほしいものが沢山入っているメタルの集大成ではないかと思う。確かに速さを求めたら物足りませんが、でも、好きなバンドが作った作品ですからね。といいつつ、ロードからは聞いてない・・・。でも今は、聞いてみようかと思ってます。
とにかく、あの時期に、ここまで完成度の高い物を作れるのだから非凡だなと思います。



147. エクスプローラー ★★ (2009-06-27 03:02:00)

★★★★☆



148. 北限のメタル野郎 ★★ (2009-08-16 12:01:00)

方向性を見直した5th。一気にメジャーバンドへと成長。知名度もアップ。メタル衰退期に一番売れたアルバム。そう考えればこれは名盤。



149. HARRY ★★ (2009-09-28 00:17:00)

METALLICAは前作で纏い始めた余裕の貫録をモノにした本作が最高です。
ずっしり重くいい感じ。焦っちゃいかん。




150. 1573 ★★ (2009-10-14 15:31:00)

自分はメタリカで最初に聴いたのがこれ。
スロー~ミドルテンポのズッシリとした重さからくる迫力に“鉛で出来た山"の如く有無を言わせぬ貫禄を感じ、「これが重鎮・メタリカか!」と圧倒された。
しょっちゅう聴くとちょっと疲れるけど、脳髄に重金属を流し込まれる感覚は、思い出したように聴くと最高!
その後、初期からこれに至るまでのも聴いたけど、どうもメタリカのスラッシュは重苦しくて自分には肌…もとい耳に合わなかった。




151. MEGAneth ★★ (2009-10-31 23:32:00)

私が初めて購入したメタルアルバムがこれです。
部活の先輩に買ったことを報告したら、「Master Of Puppets」がメタリカ最高傑作といわれたけど、今にしてみればこのブラックアルバムからわたしのメタル人生がスタートしたんだなと思います。メタル入門編としてはいいと思います。



152. tsu37 ★★ (2010-03-19 08:48:00)

プロデュースがよく、ボーカルのジェイムズが飛躍的な成長を聞かせた作品。
ロックに近づいた曲のオンパレードで、しかし、メタリカ風にアレンジするとロックはこうなる的な提示。



153. ★★ (2010-06-23 22:06:00)

コレもかなり!神懸り的な傑作。
ブラックアルバムね、凄い売れてるんですね。
メタリカってホント色んな形のアルバムがあって良いと思う。天才。
一つのスタイルを貫くバンドもいるが、個人的にそれは飽きる。




154. 2代目メタル小僧ーX (2011-01-15 14:18:06)

Enter Sandmanは歴史的な名曲だと思う!

けど、スラッシャーな俺は2曲目でもうアクビ出てしまう・・・



155. アメリフローラの95 ★★★ (2011-06-24 15:16:32)

「売れるものが全ていいものとは限らない」けど、このアルバムに関して言うなら「いいものだから売れた」と思います。どんなに控えめに見ても名盤。



156. ジョージベラス ★★★ (2013-05-24 19:55:05)

スラッシュ時代が好きなファンにとっては、物足りない
かもしれないが、良く効くとプログレ要素があったり、
メロディアスな部分があったり、歌も上手くなってたりw
メタリカで一番売れたのも解かる。しかし、次作、次々作
は、ちょっと頂けない。




157. knkngkgk ★★★ (2014-02-01 20:43:24)

ヘヴィグルーヴにポップなメロディという新しいヘヴィロックの形を提示した名作。ヘットフィールドの堂々たる歌いっぷりがカッコいいったらありゃしない!加えてサウンドプロダクションも超高品質で、重量感溢れるドラムサウンドは今聴いても迫力があります。路線転換云々なんて批評を黙らせる圧倒的なクオリティがあり、大ヒット作となったのも必然でしょう。
彼らの新たなアンセムEnter Sandmanはいつ聴いてもテンションが上がりますし、ピュアバラードNothing Else Mattersもぜひ聴いてほしい!「kill'em all」時点ではヘットフィールドがこんな素晴らしいシンガーになるなんて当時のファンも想像出来なかったのでは??



158. 佐々木航平 ★★★ (2014-03-11 22:15:53)

名盤。
スラッシュメタルとは掛け離れているが、これはこれで素晴らしい。
ミドルテンポでそれぞれの曲に合っている。
売上が凄いのが聴けば理解できる!!
最高だよ!!



159. てかぷりお ★★★ (2014-04-13 22:21:49)

5th 通称「ブラックアルバム」
いわゆる彼らのキャリアでの転換点で賛否両論ある作品であることは言うまでもないでしょう
このアルバムの作風は、この漆黒のジャケットそのまんまです
ダークで重厚、そして腹の底まで響いてきそうなドスの効き具合 そんな音楽なのにどこかキャッチーで耳触りがよかったりする隙の無い作りになっています 
もう全曲黒く感じてしまう 色んなタイプの曲があるけれど、このただならぬ統一感、締まり具合はいったいどこから来るのだろうか

こういう作品が何千万枚も売れてしまうということを考えると、改めて凄い時代だったんだなと思わされました いや僕は経験してないんだけどね
文句なしに名盤だと思います




160. あよー ★★★ (2014-07-14 02:45:46)

すごいよ。でもスラッシュじゃない。でもすごい。やっぱ聴く。いやしかし・・・

全曲すごい。でもなんか違う…
いやでもすごい!から聴く!

まあ、なんといってもすごいものはすごい。このころのメタリカはよくやった。
アートワークから、変貌を遂げた音質、4THから片鱗を見せていたジェイムズのボーカルも
完全に今と同じになった。

これはヘヴィメタルの芸術だ。この音からここまで想像が研ぎ澄まされるなんて。




161. netal ★★ (2015-12-29 23:07:14)

ヘヴィロックへの路線変更への賛否等は兎も角、ただただ純粋に良質なるメタル/ロックに他ならない。
御託は要らない。シンプルに、身体全てを震わすへヴィネスとグルーヴの齎す快感を味わい、時に現れる叙情的な調べに心洗われればよい。

気に入り度…87/100

おすすめ…Enter Sandman




162. ITG ★★★ (2016-04-20 04:29:52)

Black albumという通称がカッコいい!!
多くの方々がおっしゃるようにこれまでのスタイルや音にかなりの変化があったであろう作品。素人の私には曲の変化より、音の良さ(特2曲目のうねるというかあの重さ)や歌に耳がいきました。尺が長いのが少し辛いですが間違いなくRide~と並ぶ名盤。初心者はこれも最初に聞いてほしいです。



163. temple knight ★★★ (2016-07-05 23:33:27)

不思議。
リフは単純でやりやすいのに、いざやってみると彼らのような音にならない・・・・なんで??
どこをどういじっても彼らのような音色にならないし、へヴィネスも出てこない。一体どう作った???
ドラムは簡単そうでむつかしい(友人のドラマー曰く、「叩いてしまうところで叩かないというのがむつかしい」「わざとタイミングずらしてる」とか何とか)
聞けば、うねりのようなへヴィネス。溶岩?マグマ?そんな感じのガイア感がする。
一聴すると至ってふつーなのに、聞けば聞くほど難解。特にラーズ独自のタイミングというかリズム感というか、あの「ゆらぎドラム」というか、そういうのが「生きている音」という生々しさを醸し出してくる。
このアルバムは生きている!!!
そう感じずにはいられない。

生き物、生もの、それがブラックアルバム。
しかも賞味期限は永遠。聞けば聞くほど旬になる。不思議なアルバムだ。



164. ヤング兄弟 ★★ (2016-11-21 12:41:52)

僕は完全に後追い世代なのでこの作品が出た当時の衝撃というのは味わっていません(味わってみたかった気もしますが)
そんな世代の1人として言わせてもらうと、"単純にカッコいい!"
バカみたいな感想ですけど本当にそういう曲がたくさん入っていて「そもそもなんでこれが賛否両論なの?」と思います。「スラッシュの速さと激しさこそ至高だ!!」という人でなければ全然楽しめる名作です。それでもやっぱり最初の3枚が最高って声には頷いてしまう自分がいますが笑




165. 失恋船長 ★★ (2017-01-04 19:36:30)

時代は1991年、シアトル勢に呼応するようにメタリカが普遍的スタイルへと回帰する歴史の潮目となった通称ブラックアルバム。スラッシュメタルの帝王として、また、その高潔なメタルに対する姿勢と清い音楽性で上り詰めていた彼らがシーンに放ったのは、16分で刻む高速なコード進行で突っ込んでくる、スピーディーなナンバーと完全に決別。その代わりヘヴィなリズムを際立たせたグルーブを強調、そして今まで以上にジェイムズの歌への比重も大きくなり、彼のシンガーとしての成長がなければ今作の成功も無かったでしょう、④⑧などその魅力が顕著に表れています。表現力も増し力強く歌い込めるパフォーマンスと、それを生かしたキャッチーな歌メロ、そしてスピードに重点を置かなくとも、重心低く突破してくるヘヴィグルーブの強靭な響きに新たなる可能性と方向性を示唆、まさに歴史の転換点を迎える一枚として世に放たれました。
リリース時、10代だったワタクシには、走らないメタリカなど受け入れられず、今もって今作以降は別のバンドとして捉えています。本当に名前で音源に触れるととんでもない目に合う事を心底味わいましたね。
メタリカの魅力と言えば、スピーディーなスラッシュナンバーだが、それよりも独特のスリルと伴った場面展開、けっしてテクニカルなバンドとは言い難いが、彼ら特有のガタビシ音を立てて急降下する旧式のジェットコースターのような一寸先の危険を保証しないスリルが最大の持ち味だった。そのスピードとスリルが混然一体となり突っ込んでくる様に彼ら流の様式があり、それらが最大の魅力だった。ラーズのスパスパスパパーンってドラミングも無いしね。

しかし今作リリースはメタルバブルの終焉を告げるのに相応しい作品である事に異論は全くない。バンド結成時、彼らのようなバンドが立てるステージはなく、ガレージを借り上半身裸でLIVEを敢行、派手な衣装も、煌びやかな照明も無い、まさにパンクな精神性が結実したようなピュアメタルバンドだった。自らの手で時代を切り開き、そして導き出したリアルな応えが普遍的ロックサウンドへの回帰だったと言う事でしょう。クリフ・バートンが存命だったら、今作はどのような方向になったのかと考えると複雑な思いが頭をもたげるが、多くのフォロワーを常に生みだしシーンの先頭へと自力で駆け上がった彼らの成功は子供だったワタクシにはエポックメイキングな出来事として深く刻まれました。

今作の持つ歴史的価値と意義の大きさは頭では分かっているが心がついていかない。




166. ヤングラジオ (2017-02-23 18:49:19)

この作品の発売当時を冷静に振り返ってみると、僕がまず思ったのはサウンド・プロダクションの良さと楽曲のかっちり具合であった。
作品の出来自体は良いと思ったけど、僕は前作や前々作が凄く気に入っていたので、それらは超えていないなという感じだった。

あれから25年以上が経過したけど、僕の感想は当時とほとんど変わっていない。
彼らは、デビュー作から33年が経過してるけど、意外にもオリジナルは10作品しか残していない。
その中で順位を付ければ、この作品個人的には真ん中よりも下に位置する。
それは相対的なものではあるけど、91年のベスト・アルバムの10枚にも僕は選んでいない。

もしこの作品が記録的なセールスを残さなかったならば、彼らの歴史は随分変わったのではないだろうか.......。
何故、メタリカは偉大なのだろうか......。
その答えは、人によって違う気がする。

彼らの活動は、決して順風満帆ではなかった。
ある意味、迷走していた時期もあった。
だけど、その不安定ささえ魅力に変えてきた。
やっぱり、個性的なアーティストである。



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