JUDAS PRIESTの最高傑作として「PAINKILLER」や、「SCREAMING FOR VENGEANCE」をあげる人が多いようだが、俺はこのアルバムこそがJUDAS PRIESTの最高傑作だと思う。まさにこれぞ HEAVY METALだ。「SCREAMING FOR VENGEANCE」の流れを引き継ぎ、それでいて原点回帰した素晴らしいアルバム。とにかく一曲一曲が凄い出来である。「FREEWHEEL BURNING」「JAWBREAKER」などに見られる疾走感、メロディーはJUDAS PRIESTの魅力を最大限に引き出していると言えよう。K.Kとグレンのリードギターも凄まじいものがある。「FREEWHEEL BURNING」のツインリードを聴けば、圧倒されること間違いなしであろう。また、「ROCK RIDE FREE」や、名曲「NIGHT COMES DOWN」では、泣きのギターとは何たるかを思い知らされるのだ。ロブの感情を全て入れ込むようなヴォーカルも素晴らしいの一言に尽きる。そして・・・・JUDAS PRIEST最高傑作の逸曲、「THE SENTINEL」!!夜を思わせるようなイントロから、一気に疾走していく曲展開は圧巻!ヴォーカルのパフォーマンスもハイトーンと共に「魂」が込められているようで、鳥肌ものだ。。ソロ直前、直後の"間"を活かしたドラムも感動ものである。だが、何といってもギターが凄い!イントロ、サビでのリズムギターは死ねる。そしてソロ。まず初めのライトハンド奏法で、完璧にノックアウトされる。その後も、K.Kとグレンのリードプレイに圧倒されっぱなしである。最後のツインリードなんかもう・・・。とにかく一回聴いたら涙が止まらなくなるような感動をおぼえた。最初から通して聴いたらなおさらだ。このアルバムを知らずしてHMは語れない。
前作の大成功を受け、さらに磨き抜かれた楽曲で黄金時代の絶頂期を迎えた'84年発表の9thアルバムです。邦題は『背徳の掟』。メタル様式美の究極形を示し、同時に実験的な作風にも挑戦。自らを“MASTER OF ALL METAL"と呼び、ヘヴィ・メタルの守護者たることを宣言したこの作品は、最高傑作の呼び名も高い驚異の完成度です。(個人的にも完成度は1番だと思いますが、好みで言えば4、5番目くらいかな) まさしくヘヴィ・メタルの教科書。 (1)「FREEWHEEL BURNING」は攻撃性を前面に押し出した疾走曲で、かなり異色で強烈な曲。(2)「JAWBREAKER」、(3)「ROCK HARD RIDE FREE」、(4)「THE SENTINEL」はそれぞれヘヴィ・メタルの最高峰と言って過言ではない超名曲で、文句のつけようがありません。この冒頭4曲の隙のなさは信じ難いほどで、あまりに美しく、凄絶。リフ、ツイン・リード、歌、全てが完璧で、1音たりとも不必要なところがありません。 では最初の4曲以外はどうなのかと言うと、実は次の4曲もまた名曲だったりするのが恐ろしすぎ。(5)「LOVE BITES」はロブの妖しさ炸裂の、独特の雰囲気を持った曲。こんな曲を名曲にできるのは、グレン・ティプトンとK.K.ダウニングという奇跡的なコンビの才能あってこそ。(6)「EAT ME ALIVE」は獰猛さを持ちながらも小気味の良い疾走曲。威厳に満ちた(7)「SOME HEADS ARE GONNA ROLL」、荘厳で叙情的な(8)「NIGHT COMES DOWN」はいずれもメタル・ゴッドの貫禄を感じさせる重みのある曲。 で、最後に(9)「HEAVY DUTY」~(10)「DEFENDERS OF THE FAITH」という小粒な組曲で締められるわけですが、これが前の曲までの出来に比べるとさすがに落ちるので、捨て曲扱いされることが多いようです。でもこれはライヴ合唱用メタル・アンセムだし、重厚かつキャッチーで、悪い曲ではないんですよね。途中に入ったらアルバムぶち壊しですが、最後にまるでアンコールのように入っているのは納得できます。 メタル・マサ氏によるアルバム解説も、やっと報われたぜ、どうだ俺の眼に狂いはなかったろってな感じで自信に満ちあふれております。 リマスター前のアルバムは録音レベル(音量)が低く、そこに不満があった人も多かったと思いますが、リマスターで改善されています。 リマスター盤ボーナスのバラード「TURN ON YOUR LIGHT」は穏やかで美しい曲で、こんな良い曲を未発表にしていたなんて、もったいなさすぎ。なんて贅沢なバンドでしょう。 「HEAVY DUTY / DEFENDERS OF THE FAITH」(LIVE)は、聴いててちょっと辛い出来でした。レアな曲だけに、もっと良いヴァージョンを聴いてみたいです。
前作「SCREAMING FOR VENGEANCE」と並び称される、ヘヴィ・メタルの名盤。 個人的には前作の方が好きだけど、本作の方が湿り気のあるブリティッシュなサウンドで、曲の哀愁度も上だと思う。 JUDAS屈指のスピード感に満ちたHMの超名曲「FREEWHEEL BURNING」、1曲目の勢いを失うことなく、かつ、メロディに哀愁のある「JAWBREAKER」、展開が非常にドラマティックで、泣かせるギター・ソロを聴かせる、これまた哀愁度抜群な「ROCK HARD RIDE FREE」、「THE HELLION」にも匹敵するほど劇的なオープニングからの展開が素晴らしい「THE SENTINEL」、ヘヴィでモダンなサウンドの「LOVE BITES」、スラッシュ・メタルのような荒々しさの「EAT ME ALIVE」、他人の作品だが、古典的な歌メロとギター・リフがかっこいい「SOME HEADS ARE GONNA ROLL」、ロブの歌唱とギター・ソロが美しいバラード「NIGHT COMES DOWN」、引きずるような重さの「HEAVY DUTY」から、最後はメタルの挽歌とも言うべき「DEFENDERS OF THE FAITH」で締めくくられる。 前半の素晴らしさと比べてしまうと後半の曲の出来は落ちるが、捨て曲はない。 この「アルバムが一番!」というファンも多いのでは?
PRIEST全作品中僕はこれが一番好きです。 「PAINKILLER」ももちろん好きで大傑作だとは思いますが、あっちは硬派過ぎると言うか、男臭さ全開といった感じで。一方こっちは美男子というか色男のようなアルバム。つまり言ってしまえば雰囲気の違いなんです。「PAINKILLER」「SCREAMING~」は近藤勇型、「DEFENDERS OF THE FAITH」は土方歳三・沖田総司型という感じでしょうか。要するに知的な色気があるんですね。 代表曲「The Sentinel」なんて色気の塊のような曲だと思います。バリバリのメタルですけどね。色気を通り越してエロさまで感じかねない曲だと思います。 とにかくメタル好きなら諸手をあげて喜ぶアルバムだと思います。 変な評価の仕方でごめんなさい(笑)。
ジャケットのダサ配色が気になってしまって私が初めて買ったプリーストのアルバムです。 ジューダスプリーストもといロブの妖(怪)しさ全開のブリティッシュメタル。この次にターボラバーをやるなんて頭おかしi…好きですけどねターボラバー…… 殺傷力抜群の哀愁ギター、存在感たっぷりなvo、とことん硬質な楽曲群と全編通してスキがありません。ギターはソロ含めて強烈に印象に残りますね。 リマスター盤のボートラTurn on Your Lightは…聴けば聴くほど涙が………
全世界のメタルヘッズ are gonna roll!デビューから10周年、バンドの中でも屈指の切れ味と威厳を放つ名盤。恐るべし80s
4. 鯵の素 ★★ (2001-06-11 18:47:00)
HEAVY METALだ。「SCREAMING FOR VENGEANCE」の流れを引き継ぎ、それでいて原点回帰した素晴らしいアルバム。とにかく一曲一曲が凄い出来である。「FREEWHEEL BURNING」「JAWBREAKER」などに見られる疾走感、メロディーはJUDAS PRIESTの魅力を最大限に引き出していると言えよう。K.Kとグレンのリードギターも凄まじいものがある。「FREEWHEEL BURNING」のツインリードを聴けば、圧倒されること間違いなしであろう。また、「ROCK RIDE FREE」や、名曲「NIGHT COMES DOWN」では、泣きのギターとは何たるかを思い知らされるのだ。ロブの感情を全て入れ込むようなヴォーカルも素晴らしいの一言に尽きる。そして・・・・JUDAS PRIEST最高傑作の逸曲、「THE SENTINEL」!!夜を思わせるようなイントロから、一気に疾走していく曲展開は圧巻!ヴォーカルのパフォーマンスもハイトーンと共に「魂」が込められているようで、鳥肌ものだ。。ソロ直前、直後の"間"を活かしたドラムも感動ものである。だが、何といってもギターが凄い!イントロ、サビでのリズムギターは死ねる。そしてソロ。まず初めのライトハンド奏法で、完璧にノックアウトされる。その後も、K.Kとグレンのリードプレイに圧倒されっぱなしである。最後のツインリードなんかもう・・・。とにかく一回聴いたら涙が止まらなくなるような感動をおぼえた。最初から通して聴いたらなおさらだ。このアルバムを知らずしてHMは語れない。
12. KOZY ★★ (2002-05-09 22:51:00)
このアルバムは、JUDAS PRIESTの歴史上、最もヘヴィーなアルバムとも言える。「陰鬱の美学的HM」といった雰囲気が漂っている。このアルバムが発表された頃は、HMの細分化がまさに始まった時期でもあった。俺にはこのアルバムが、「古き良きHM」と「拡散化したHM」の分水嶺になったような気がしてならない。
13. 真・マツソガソ ★★ (2002-06-30 11:03:00)
17. m.c.A.K. ★★ (2002-11-13 15:07:00)
しか~し、中身は最高!
(当時の)PRIESTの持つHM的・ブリティッシュ的要素を抽出し昇華させたHMの傑作。
音楽的に意外と雑食である彼らが、本作では摂生(?)して曲調の広がりを抑えているように感じる。それ故に異色な“Love Bites"がギラリと光っていたりする。
“Freewheel Burning"“The Sentinel"は言うまでも無いHM界のカリスマ曲。その他も名曲・佳曲揃い。確かにエンディングは尻切れトンボな感じも無きにしもあらず・・・。
20. なP ★★ (2003-02-09 03:26:00)
疾走とか鋼鉄とか言葉は何でもいいけど、とにかく俺の棺桶アルバムだ。
発表当初から数えて一体何千回聞いたのだろうか・・・
21. HIGASHI ★★ (2003-02-11 23:42:00)
「DEFENDERS OF THE FENCE 俺の頭は越させね-」
とでかでかと書かれてあり、もちろんグラブはJUDASのロゴ入りだった。僕がマウンドに立つとセンターから、OH YEAH!と叫び、僕にメロイックサインをしているおバカさんだった。そして僕がレフトに移ると、
「よっしゃ、これからは鋼鉄の左中間でいくぞ!もし打球が来て俺が復讐の叫びをあげたら、俺に任せろよ(笑)それとフェンス際は全部俺が守る!邪魔すんなよ。」
と気遣ってくれた。
そして今、Tは警官となり、市民の防御者となっている。フェンスの代わりに正義を守っているつもりなんだろうか・・・
この作品はJUDASの作品群の中でも屈指の会心作である。前作の延長線ではあるものの、全体的にキャッチーで聴きやすく、しかもハードといった印象だ。人によってはこれを最高傑作とすると思うが、それも納得できるほどの充実した仕上がりと言えるだろう。ただ個人的にはラストの2曲が?なので、前作の方が好きです。
24. うにぶ ★★ (2003-05-01 23:29:00)
まさしくヘヴィ・メタルの教科書。
(1)「FREEWHEEL BURNING」は攻撃性を前面に押し出した疾走曲で、かなり異色で強烈な曲。(2)「JAWBREAKER」、(3)「ROCK HARD RIDE FREE」、(4)「THE SENTINEL」はそれぞれヘヴィ・メタルの最高峰と言って過言ではない超名曲で、文句のつけようがありません。この冒頭4曲の隙のなさは信じ難いほどで、あまりに美しく、凄絶。リフ、ツイン・リード、歌、全てが完璧で、1音たりとも不必要なところがありません。
では最初の4曲以外はどうなのかと言うと、実は次の4曲もまた名曲だったりするのが恐ろしすぎ。(5)「LOVE BITES」はロブの妖しさ炸裂の、独特の雰囲気を持った曲。こんな曲を名曲にできるのは、グレン・ティプトンとK.K.ダウニングという奇跡的なコンビの才能あってこそ。(6)「EAT ME ALIVE」は獰猛さを持ちながらも小気味の良い疾走曲。威厳に満ちた(7)「SOME HEADS ARE GONNA ROLL」、荘厳で叙情的な(8)「NIGHT COMES DOWN」はいずれもメタル・ゴッドの貫禄を感じさせる重みのある曲。
で、最後に(9)「HEAVY DUTY」~(10)「DEFENDERS OF THE FAITH」という小粒な組曲で締められるわけですが、これが前の曲までの出来に比べるとさすがに落ちるので、捨て曲扱いされることが多いようです。でもこれはライヴ合唱用メタル・アンセムだし、重厚かつキャッチーで、悪い曲ではないんですよね。途中に入ったらアルバムぶち壊しですが、最後にまるでアンコールのように入っているのは納得できます。
メタル・マサ氏によるアルバム解説も、やっと報われたぜ、どうだ俺の眼に狂いはなかったろってな感じで自信に満ちあふれております。
リマスター前のアルバムは録音レベル(音量)が低く、そこに不満があった人も多かったと思いますが、リマスターで改善されています。
リマスター盤ボーナスのバラード「TURN ON YOUR LIGHT」は穏やかで美しい曲で、こんな良い曲を未発表にしていたなんて、もったいなさすぎ。なんて贅沢なバンドでしょう。
「HEAVY DUTY / DEFENDERS OF THE FAITH」(LIVE)は、聴いててちょっと辛い出来でした。レアな曲だけに、もっと良いヴァージョンを聴いてみたいです。
26. C3 ★★ (2003-05-05 23:22:00)
ホランドさん今大変なことになっていますが、全盛期のJPを陰で支えてくれた名ドラマーだと思うし、彼には感謝しています。
JPのアルバムで一番好きな本作、「SCREAMING~」といった名作に携わったことは彼にとっても名誉あることだと思います。何があろうとも私はデイヴのファンです。
27. JOE吉田 ★★ (2003-06-01 17:06:00)
31. あお ★★ (2003-08-18 23:46:00)
最初に「PAIN KILLER」のアルバムを聴いてしまっていたせいか、
衝撃はそれほどでもなかったんですけれど(笑)
やっぱり凄いですね~。買ってよかった、と思えるアルバムです。
32. HAL9000改 ★★ (2003-08-22 17:36:00)
36. アゴ 勇 ★★ (2003-11-17 17:32:00)
前作がドライなサウンドに対し、本作は英国独特のウェット感がある。
低迷している英国へヴィメタルシーンに対して、メタルゴッドとしての意地を見せた傑作。
38. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-12-25 00:06:00)
今、考えるとLAメタル時期によく売れたなと関心するほど英国的なサウンドです。
よくいうと、80年代のメタルを象徴した作品です。
当時、ひとつ変だと思った点はテクノロジィは毎年発達しているのに70年代のJPの
音質の方が80年代の作品の音質より音が良いのはなぜ?とよく思いました。
39. 地獄葬戦士 ★★ (2004-01-02 03:02:00)
個人的には前作の方が好きだけど、本作の方が湿り気のあるブリティッシュなサウンドで、曲の哀愁度も上だと思う。
JUDAS屈指のスピード感に満ちたHMの超名曲「FREEWHEEL BURNING」、1曲目の勢いを失うことなく、かつ、メロディに哀愁のある「JAWBREAKER」、展開が非常にドラマティックで、泣かせるギター・ソロを聴かせる、これまた哀愁度抜群な「ROCK HARD RIDE FREE」、「THE HELLION」にも匹敵するほど劇的なオープニングからの展開が素晴らしい「THE SENTINEL」、ヘヴィでモダンなサウンドの「LOVE BITES」、スラッシュ・メタルのような荒々しさの「EAT ME ALIVE」、他人の作品だが、古典的な歌メロとギター・リフがかっこいい「SOME HEADS ARE GONNA ROLL」、ロブの歌唱とギター・ソロが美しいバラード「NIGHT COMES DOWN」、引きずるような重さの「HEAVY DUTY」から、最後はメタルの挽歌とも言うべき「DEFENDERS OF THE FAITH」で締めくくられる。
前半の素晴らしさと比べてしまうと後半の曲の出来は落ちるが、捨て曲はない。
この「アルバムが一番!」というファンも多いのでは?
41. Kamiko ★★ (2004-01-19 22:22:00)
一応ひと通りザザッと聴いたが、この作が一番カッコいいと思う。
パワフルでカチカチのエクストリームサウンドは基本的にニガテだが、コノ作は北欧情緒溢れる快作ではなかろうか。
42. グレートJ ★★ (2004-01-19 22:55:00)
44. 工場長 ★★ (2004-01-24 16:41:00)
おすすめは全てですよね。ジャケットでは判断しないようにしましょう。最初は私も
買うか迷いましたが
47. ホワイト ★★ (2004-03-12 18:28:00)
50. 3割2分5厘 ★★ (2004-04-25 16:35:00)
「METAL GODS」「DEFENDERS~」「I'M A ROCKER」・・・
いや、ジューダスに文句つける訳では全くありません。その神々しさに・・・脱帽。
このアルバムは最高ですね!少々退屈な曲があっても「名盤」と言わしめるだけの
パワーがあるあたり、やっぱゴッドです。
好きな曲:1~4、6。
53. 康介 ★★ (2004-05-31 17:37:00)
荘厳に始まり荘厳に終わる。
そこには一寸の隙も見当たらない。
まさに最強のアルバムである。
55. クーカイ ★★ (2004-06-16 00:09:00)
本作も前半に比較し後半が若干弱いのですが、それは前半があまりにも強烈すぎるからでしょう。前作ほど「あらら。竜頭蛇尾・・・」という思いをさせられなかったので、アルバムトータルで見ても出来は非常に良いと言えます。
しかし、JPは曲の配置があまり上手くありませんでしたね。IRON MAIDENなんかは名曲と良い曲の間に「そこそこの曲」を紛れ込ませるのが上手ですが、JPの場合「そこそこの曲3連発!」とか「似たようなテンポの曲攻撃!」とかがたまにあるので、もったいないなあと思います。でも、逆にいえば「名曲3連発!」とかをやって「凄え!」と思わせるからそうなってしまうとも言えますが。
56. ギターの国から2002.遺言 ★★ (2004-07-29 20:57:00)
「PAINKILLER」ももちろん好きで大傑作だとは思いますが、あっちは硬派過ぎると言うか、男臭さ全開といった感じで。一方こっちは美男子というか色男のようなアルバム。つまり言ってしまえば雰囲気の違いなんです。「PAINKILLER」「SCREAMING~」は近藤勇型、「DEFENDERS OF THE FAITH」は土方歳三・沖田総司型という感じでしょうか。要するに知的な色気があるんですね。
代表曲「The Sentinel」なんて色気の塊のような曲だと思います。バリバリのメタルですけどね。色気を通り越してエロさまで感じかねない曲だと思います。
とにかくメタル好きなら諸手をあげて喜ぶアルバムだと思います。
変な評価の仕方でごめんなさい(笑)。
58. 夢想家・I ★★★ (2004-11-03 23:12:00)
そして何と言ってもこのサウンド、重い粘りの中に気品と威厳を兼ね備えた深い響きを聴いただけで行った事も無い英国への郷愁を感じてしまうのは一体どうしてなんでしょうか?
彼らと同じ故郷バーミンガムが生み出した偉大な先駆者BLACK SABBATHの正当な後継者としてふさわしい貫禄を示しています。
彼らの全カタログ中でもひときわ「孤高さ」を感じる作品。
61. ライキチ ★★ (2005-01-29 17:33:00)
もうとにかく最初から最後までこれがHMだ!!!と言っているようなもんだ。
プリーストのギターソロって全部好きなんですがこのアルバムのギターソロも本当に大好きだ。
「メイデンとプリースト、どっちが好きか」と言われたらプリーストと即答してしまう程プリーストは好きですが、その要因の1つにギターソロパートが圧倒的にプリーストの方に軍配が上がってしまうんです。
上の方々がおっしゃっておられますように楽曲に対してのギターソロパートの重要度、必然性。決して、て~っきとうに付けたソロパートで無く、楽曲に対して自然にカッコ良く上手くマッチしてる点が実に良いです。クールです。
おまけにそこに入る2人のギタープレイも大好きです。グレンのソロは本当にいい味がある。JUDASのグレンティプトンとしてではなく、ギタリスト「グレンティプトン」として見てみても個人的評価はかなり高い。アドリブソロじゃなく、あらかじめソロは作っておく人ですが、これは裏を返せばそれだけ作品を徹底して作り上げたいという所からくるのでしょう。しかし聴いた感じはアドリブで弾いたような味があってかなりナイスです。アルバム出すたびにアドリブギターソロというのも別にいいけど、やっぱり長くやっていくと必ずマンネリになっちゃうんですよね。ギターソロだけ見てみても。はっきり言うとそう言う人は進歩しないんですよ。私はグレンの考え方、やり方は大好きだ。あと、ツインギターの絡みも大好きだ。
ロブはいつも最高だ!!!ロブにはコメントの使用が無い。最高としか言えん。声が好きなんだからしょうがない。
今日久々に聴いたが、HM中のHMなんだが、やっぱりR&Rでもあるんだな~。本当にいいアルバムだ。
リマスターでのおまけ曲も良い。が、本作として入れなくて正解。どう考えても浮くからね。
新作ちょっと聴いてみましたが・・・
もうワクワクです。
63. せーら ★★ (2005-02-28 20:17:00)
1曲目~4曲目の流れはもはや伝説。ただただ平伏するのみ。
究極のギターソロを持つ「FREEWHEEL BURNING」、1曲目の興奮を更に高める大迫力のイントロ「JAWBREAKER」、史上最高の官能美を湛えたイントロのギタープレイ「ROCK HARD RIDE FREE」、「HELLION~ELECTRIC EYE」の様式を引き継いだ「THE SENTINEL」。
「服従か、死か」の宣伝文句。本作はまさに聴き手が真のMETAL者かどうかを試す踏み絵だ。
64. フライングV ★★ (2005-03-01 11:20:00)
未だに初めてアルバムジャケを見た時の驚きは忘れなれないな~(笑)
この頃、ブリティッシュ色の"疾走"・"破壊"・"様式美"・"哀愁"という言葉が最も相応しい
アルバムだと思う。また各楽曲達がそれらを十二分に発揮している。
全曲素晴らしいが、やはり前半4曲の猛攻には崩れ落ちて行くのみ。ツインギターは心地いいね~。
メタルで最も発揮できる武器ですね。
66. 酒とバラの日々 ★★ (2005-03-06 19:20:00)
「その時僕は鋼鉄神プリーストに忠誠を誓った」とか「JUDAS PRIEST、うーん、この名前の響きがたまらん」とか、
部外者からすればヒキまくりなことをつらつらと書いていたのを憶えているんですが、
後追いでこのアルバムを聴いた自分からしてみても、前田記者の気持ちをそれほどまでに駆り立て、
男気あふれる心境にさせるものがこのアルバムにはあるような気が。
この湿り気を帯びた哀愁/泣きは孤高の道をひた走るヤクザの親分の醸し出すそれなのだ。「義理と人情」の世界。ヘヴィメタル版「仁義なき戦い」。
…内容??もちろん傑作です。未聴の人は聴いてみて。
67. 蛇めたる ★★ (2005-03-13 01:04:00)
暗くてジメジメした曲が多いのが素晴らしいし、疾走してる曲も断然カッコイイ。
METALLICAが好きだけど、PRIESTはどうも・・・って友人がいるけど先入観がありゃどんな名作聞いても無理でしょ。
METALLICAはリフで埋め尽くされたって感じだけど、PRIESTは独特の「間」を持っているというか。(両方好きだが)
それが顕著に出てるのが「THE SENTINEL」しかりこのアルバム後半でそこをダレるって感じる人もいるんでしょう。
個人的に2nd並みに好きである。いや、大好きだ。
71. THRAX ★★ (2005-04-19 16:15:00)
Heavy Metalと言ってもPAINKILLERではなく、このアルバム。
JUDAS PRIESTがMETAL GODと呼ばれているのはこのアルバムのおかげです。
74. dave rodgers ★★ (2005-05-20 17:42:00)
↑の方々が仰るように最高傑作と言われてますが、個人的にも
この作品が最も好き。HMの教典であり、完成度の高さも素晴らしい
ものがある。それに名曲、佳曲も揃っている。K.Kとグレンのツインギターが
成す独特な緊張感と美しさ、ロブの張り上げる'神'の叫び‥とにかく衝撃的で、
感動的な世界を展開。
75. WILK ★★ (2005-06-05 10:49:00)
後進への影響はもの凄いでしょう。名盤。
76. 鉄の処女 ★★ (2005-07-13 23:27:00)
77. ふぁうすと ★★ (2005-07-20 14:17:00)
霞みがちに感じられる後半の曲だって、実はなかなか良い曲。前半のインパクトが強すぎるんだよっ。
インパクトだけでなく、聴き込んでこそこのアルバムの価値が実感できてくると思います。言うまでもなく、名盤。
78. メタル伝道師 ★★ (2005-08-05 14:15:00)
も外せない、全曲が超名曲!むしろアルバム全体に漂う雰囲気ではこの
アルバムが最もJPらしいのではないだろうか?
それとこのアルバムではどうしても言われてしまう事「前半の曲のイメージが強くて
後半の曲が隠れがち」俺は全くそうは思わない、後半の曲も前半の曲に全く負けてない
このアルバムがJPの最高傑作という意見には全面的に同意です。
俺の中ではメタルを初めて聞く人に聞かすアルバムがPAINKILLERでJPを初めて聞く
人に聞かすアルバムはこのアルバムだと思っています。
他のメタルバンドが束になっても敵わないような無敵感が漂う、まさにメタルゴッド
にふさわしい超名盤です!!
79. WINGS OF STEEL ★★ (2005-08-08 03:11:00)
疾走感あるツインリードとギターソロがムチャクチャ格好良い①、イントロから緊張感を感じさせる④などを代表とする最初の4曲は超人気曲。
また、一部の方々が仰る通り、最初の4曲だけでなく後半の曲も相当な出来。
怪しい雰囲気が異色な⑤、スローテンポで哀愁漂う⑧、ラストを締めくくるに相応しい、威厳に満ちた⑨⑩など良い楽曲だらけです。