④Be Good For Me[1987] / RANKELSON >正直、1stにしろ表題曲を含む2ndにしろ作品そのものは煮え切らないのだが、ハリス氏好きをアピールするベースラインが印象的な表題曲は好きだった英国産 かの「Ebony Records」からというだけで音の方もなんとなく想像できるが、2ndのジャケイラストがお抱えだったGary Sharpe氏によるモノという事に反応してしまうのはマニアだろう
⑥Mind Teazer[1982] / DARKSTAR(加) >あの"Lady Of Mars"のNWOBHMとは違うカナダ産の唯一作"セルフタイトル"からである AORで括られるが、十分ハードさも持ち合わせているし、曲によってはプログレハード的側面もある "アァァ~"というコーラスから始まる表題曲はメロハー好きにもアピールする一曲 「Cult Metal Classics」からボーナス1曲を加えた'16年リマスター再発盤もあるのでチェックも可能だろう
⑦Love And Death And An American Guitar~Stark Raving Love[1981] / JIM STEINMAN >MEAT LOAFやボニー・タイラー作品などで知られる氏のソロ名義1st"Bad For Good"から その1stソロや前述MEAT LOAF諸作品などのオペラ風アレンジはかのQUEENと共に後続のHM/HRバンドにも大きな影響を与えただろう また序曲となる"Love And Death~"の芝居じみた"ラジオドラマの如き展開!?"はかのMANOWARの"お爺ちゃん~!?"の元ネタではないのか? ホンで、前述ボニー・タイラーの大ヒット曲"ヒーロー"へと流用されるコーラス/アレンジワークが印象的な"Stark Raving Love"の方はドラマティックこの上ない名曲だろう
⑧Never Too Late To Late[1993] / 1ST AVENUE >かのロビー様が在籍してた蘭産で「ゼロ・コーポ~」から国内発売された事は多くの方が知るところ そのロビー様の手掛けた表題曲は絶妙なKey.感とドラマ性を感じるアツい展開は正に名曲と呼べる一曲
⑨Wake Me Up[1997] / WAYNE SMART >カナダ出身のどの曲も素晴らしい作品"Just Another Stranger"から よくもまぁ、これだけ"良い曲"を作れたモンだなぁ...と 少しトミー・ハート辺りを思わせる伸びやかな歌唱も実に良く合っている フェイドアウトがやや唐突に感じなくもないが、爽やかな空気を運ぶ3曲目を選出
①Impellitteri - Out Of My Mind お約束です 軽快なノリが心地よい ミックスも往年の時代を想起させる ロブ・ロック節も全開 日本人にはおなじみのインペリテリサウンド もの凄いピッキングから繰り出されるソロも圧巻 レーベルが信頼と実績のだから期待大 なにをやっても80満点なんですけどね
②CobraKill - Party Like Hell キャラを活かした楽曲ですね 流石は信頼と実績のフロンティア 少々枯れた味わいの歌声だが年齢を考えると自然 オジーみたいに加工しすぎたエレクトリカルパレードよりは断然まし こういう路線のソロになるのかなぁ
③Storace - Rock This City キーボードを大胆にフィーチャー 熱いギターソロに感動と どこか未完成な部分があるというか 相反する要素が気持ち悪く感じる部分がある しかしハマった時のパワーは凄まじい このバンドの演奏力は凄かった
④MICHAEL SCHENKER - Only You Can Rock Me feat. JOEY TEMPEST & ROGER GLOVER ジョーイの声が新鮮な空気を運んでいますね でもこれはフィルの曲だよね シンプルな英国ロック ある意味良心ですね
③OUTRAGE - My Final Day やっぱアウトレイジはコレなんだよね 当時めちゃくちゃ聴いたという思い入れが強い ドイツでレコーディング モヒカン姿も眩しい橋本 彼の歌声がワールドクラスに押し上げている 強靱なグルーブを弾き出すリズム隊 扇情的なギタープレイで応戦する阿部 凄いバンドだわ
⑩Aldious - I Wish for You この曲はアルディアスらしくはない おそらく新加入のR!Nちゃんに合わせたのだろう しかし泣ける 歌の上手さと歌メロに泣かされる こういうドラムを叩けるのは褒めるべき ホロリとなるのよ オジサンはね 歌の上手さは折り紙付きだが短命に終わる予感はあったよなぁ NAMM Show のパフォーマンスも良かったなぁ
⑧EX DANGER - SILENCE OF NIGHT クラウス・マイネ風の歌い回しですが迫力はない そんな姿も懐かしい山口県の6人組のメタルバンド 国産様式美を愛するマニアには懐かしい名前でしょうね 後年海外でリプロ盤もリリースされました 今作はコンピ作に提供した一曲 このメロウさも魅力でしたね
⑨EMERALD FOREST - Nowhere To Run Nowhere]To Hide 中間のソロに脱帽 正直曲自体は大好きではない 線の細いハイトーンも好みではないのだが この緊張感のあるプログレ風味と 中間のソロに脱帽 圧巻である イケメンで画になる長身のギタリスト だから天狗になったのだろうが性格がまでインギーしちゃダメなのよ 無念の天才である
⑩ACTION - 悲劇へのプロローグ This is just prologue 感動のスローナンバー こういう曲ではヨシロウの甘い声も気にならない サビメロも印象的 昭和歌謡チックだが そこが好きなポイント こういう路線を突き詰めて欲しかったなぁ そうすればダミアン浜田聖飢魔Ⅱみたいな感じになれたかもしれない
⑤ANTHEM - THE NIGHT WE STAND ロンドンでレコーディングされたアルバムから トニー・タヴァナーのプロデュースとロンドンの影響もあるのか いつもよりも英国メタルに聞こえる こういうシャッフルナンバーもクールでカッコイイ 世間的にこのアルバムの洋也はイマイチという意見が多いのだが それは全くの嘘である ここでも魅力的なソロを弾いている 裏で鳴るキーボードも効果的なんだよな 森川之雄もカッコイイ 今のアンセムに足りないモノが確実に存在している
⑧MICHAEL SCHENKER - Love To Love アクセル・ローズが歌ったリメイクヴァージョン オリジナルよりも空間演出を強めた一曲 テクノロジーの発達がよりドラマ性を高めた形になった それにしてもアクセル・ローズが目立たない 彼はこの仕上がりに満足しないだろう インストパートの緊迫感と美メロ美旋律の数々に焦がれる
①Scorpions - When You Came Into My Life グランジ/オルタナムーブメントに迎合するベテラン達 不似合いなサウンドに苦戦 多くのバンドはバラード頼りだった スコーピオンズも漏れなくバラードだけが生命線 この曲は良かったよ でも昔の曲と比較すると並だがアルバムの中では突出した出来映えになる だから思い入れは深い
⑥Warlock - All We Are ドロ姐さんの迫力のある歌声 上手い下手では語れない生き様が声に乗っている 今でも現役でメタルディーヴァとして活躍する彼女 この曲はバンドの代表曲だろう 車が吹っ飛びまくるPVもバカバカしいのがたまらん ギターソロもド派手 懐かしの80年代型サウンド 親しみやす功を奏している
①Show-Ya - We'll still be hangin' on シングルカットされた曲の英詩ヴァージョン というかこれが本来の形 哀愁のメロディが映えるハードナンバー ギターソロもグッと泣かせ気味に迫ります しかし必ず現れるのが寺田恵子の発音が悪いとクレームをいうたわけ お前が英語が喋れるのか? いい加減なホラ吹きが多いからなぁ なんたって洋楽を何十年も聞き続けると訛が完璧に分かると大嘘を豪語する 大ホラ吹きもあらわれるからねぇ
②Anthem - Love on the Edge PVも作られた哀愁のハードナンバー シングル向けという空気感はあるがANTHEMであることに変わりは無い 森川の演技も面白いが 火まみれのベースを放り投げるシーンはチョットやりすぎだ それにしても中間の演奏シーンは不真面目過ぎる 才能があるだけに損しているねぇ だからバンドで成功しないのだろう 和製イングヴェイは性格まで真似しなくてもね
①I'm Not Ready[2013] / ALLOY CZAR >正式なデビューが叶わなかったUS産5人組の'81年と'82年に録音されたデモをリマスターを施し発売した作品(タイトル:Awaken The Metal King) それにしても録音年を鑑みると...中々の逸品の本作はプリースト型正統派でありながら積極的にKey.を導入し抒情性も併せ持つメロディックさは結構衝撃的ではないだろうか
②In days Of Heavy Metal[1982] / BREAKER >カナダ産5人組の4曲入り唯一作"In Days Of Heavy Metal"収録の三部構成ラスト曲 その起承転結のドラマ性は70年代プログレ風味と怪しさ漂うカルトメタル的メロディが交差する展開でややひ弱な歌唱を差し引いても名曲と呼べるでしょう WARLORDやMANILLA ROADにMEDIEVAL STEEL辺りに反応する方向きかな...と 因みに「Cult Metal Classics」からボーナス2曲+リマスター盤で'18年に再発済み
④World Of Madness[1992] / DREAMLORE >Vo.も含め全パートを一人でこなす"一人プログレメタル!?"とも言うべき11曲入り唯一作"Confined To Destiny"の実質ラストに収録された曲(ラストは1分半ほどのアコギインストなので...) タイプ的にはQUEENSRYCHEやFATES WARNINGに近くアコギを積極的に導入し抒情的ドラマ性を演出 また独りよがりにならないメロも魅力的だろう
⑤Last Days[1991] / HELD UNDER >US産5人組の唯一作"Dying Breed"収録曲で、前身はDISCOVERYっつうヤツらしい メロディックなツインG.がよく効いた正統派メタルは時にスラッシーさを感じたりして、頭に思い浮かぶのがINTRUDERとか...かな 曲も粒揃いでして...'08年にその前身DISCOVERY時代のデモ等も収録した2枚組リマスター再発盤(「STORMSPELL Records」)もありますのでご興味の方は是非一聴を
⑥You're The One[1986] / LEATHER NUNN >US産5人組の唯一作"Take The Night"からで、意表を突く変化球などもなくその至極真っ当な正統派メタルはある種の潔さを感じます 流石にコレで表舞台に出られるほど甘くはなかったが、地下でうごめくメタルも偶にはスゴんで見たくはなるものだろうネ 曲によっては...MALICEに通じるモノも感じるだろうか
⑦Can't Help It[1986] / LITCHEN GREY >唯一作だった5曲入りEP.であったにも関わらずB!誌レビューで93点などというあり得ない点数を頂戴してしまったUS産4人組 線の細い歌唱とメロウで適度な哀愁感そして如何にもなLAメタルは多分にDOKKEN的だが、聴きようによってはSHYに通じるモノも感じられる 流石に93点はヤリスギ以外の何物でも無いが、特に(何故にバラードから始める!?)1曲目や2曲目そしてタイトル曲などのセンチメンタルさなど確かに素晴らしい
⑧Heart Still Beats[1992] / SAY >少しややこしいが同年にオリジナルであるジャケ違いの自主制作盤もあるが、一般的にはボーナス3曲を加えた「LONG ISLAND」盤の方なのだろう アルバムタイトル曲でもある本曲を始め"Higher"など"これぞメロハー!!?"と呼べる楽曲もあるのだが曲によってはAOR強めで"黒さ!?"を感じてしまう曲もあったりと微妙なのが玉にキズかも知れない
⑦M.S.G - What We Need アメリカで成功するために試行錯誤するマイケル TIMEというアルバムは失敗に終わった その反省を活かしアルバムの半分は攻めたSave Yourself この曲など今作ならではのアメリカンナイズドナンバーである ロビンの歌声との相性も抜群 ソロではリズミカルなプレイで新鮮さをアピール コレはコレで悪くないが この路線が続くとは到底思えなかった エンディングソロも逆に浮いている
①Steeler - No Way Out ソロがイイですよね 元々曲もリフも出来ていたので イングヴェイが顔を出せる場面は少ないが アコギのパートは彼のセンスが溢れている このメロウなパートにおける泣かせ 両者の特性が合致した瞬間だ 隠れた名曲で終わって欲しくないねぇ この曲のあとに出てくるHot On Your Heelsが凄いのよ でもコレありきでHot On Your Heelsが凄いのよ イントロからかますのよ でも前段ありきなんですよ 凄いギターです デイブ・クレムソンがアルカトラスに加入で100倍聴きたい 耳付いてんのか あとクレム・クレムソンね いつの時代の話をしとんねん 雑誌パクリ過ぎで脳みそウジ虫わいとるわ
①Warhorse - Here Comes The Night 良い意味で生々しい歌声を聴かせてくれたポール・ディアノ待望のバンド活動開始 車椅子生活だがそんな事はお構いなし 衰えたが枯れ具合が絶妙 ヤサグレパワーヴォイスに魅了される もっと出来るさという声もあるけど ワタクシはリアルな現状を届けてくれた今作の生っぽい歌が好きだ ドラマ性のある楽曲とシンプルな歌メロもマッチしている
②Battlezone - The Land God Gave to Caine 7分を越える大作ナンバー メイデンとはまではいかないが ポールの朗々とした歌声は楽曲のレベルを上げている 流石である
④Gogmagog - I Will Be There 頼むぜポール ラス・バラードの曲を歌っている場合じゃないよ ベースはニール・マーレイ ドラムはクライブ・バー ギターの一人はヤニック・ガーズです メイデンマニアにはたまらんラインナップ ポップでキャッチーな曲でも 押しの強いポール・ディアノの歌声は健在です 彼は意外とポップスもイケるんですよね イラン・ギランもその口だったよねぇ 皮肉だなぁ そのギランに一番憧れているのはブルース・ディッキンソンである
⑥English Steel - She Goes Down 90年代に乱発されたリー・ハート関連の作品 デニス・ストラットンとポール・ディアノという組み合わせも沢山あった ナイジェル・グロックラー ドン・エイリー ニール・マーレイとおなじみの顔ぶれである こういうミドルをポールは器用に歌っている アイアンメイデンだけがポールではない 今作も再発するべきだ AOR調のハードサウンドプロジェクトで活躍するポールも悪くないぞ
⑦The Worlds First Iron Man - Show Some Emotion これアラスカの名バラードですよ オリジナルの繊細な歌声とピアノの音色 そしてギターで泣かせる名曲ですよ それをポールが歌うんですか? 聴く前はふざけるなよ でしたが最後はポール・ディアノの世界に持っていきました 自堕落な私生活のせいで落ちぶれたポール その哀愁が滲み出ている そしてポップなアルバムで再起を賭けた男の凄みを感じさせる オリジナルは勿論素晴らしいが ヤサグレパワーヴォイスヴァージョンも悪くないぞ あとリー・ハートはFASTWAYで歌っていたなぁ どっちが先なんだ たしかジョン・スローマンヴァージョンもあるはずである ワシはアラスカが大好きだったんだぞ
⑧Paul Di' Anno & Dennis Stratton - Lucky To Lose これもあちこちで擦られていますね 日本のアニメ映画になるのかな? 敵は海賊という作品のサントラ 米持孝秋率いるエアパビリオンのアルバムでもあるのだが 参加メンバーがリー・ハート関連でややこやしい そのアルバムでも披露されたが ここではポール・ディアノが歌っている 一時期デニス・ストラットンとポール・ディアノの共演が多かった 軽快なハードナンバーに押しの強いポール・ディアノの歌声 このミスマッチ感がたまらん 素顔はカワイイ乙女だったダンプ松本みたいである
⑩Joshua - Blood On The Nile アルバムのリーダートラックと言えるシリアスなナンバー 過去のアルバムと比較しても甘口だけではない 硬派な面を膨らませているが叙情味は失われていない マークの荒めの歌声が気になる ライブの合間にレコーディングしたのかと不満もあるが これがリアルなマーク・ボールズなのかもしれない 色んな意味でジョシュアは最後まで付いていなかった気がする でも歌メロはいいぞ
ジュシュア・ペライアの出会いは80年代の後半、イングヴェイの登場により速弾きブームは上がりきる。そんな中で友人が教えてくれたのがNovember Is Going Awayだった。イントロで奏でられる鍵盤プレイの美しい旋律。そしてジョシュアの泣きのギター、一発で心を掴まれた。正直、凄い上手いわけではないのだが、アメリカ人とは思えない泣きの感性に共鳴したのである。 今以て愛している珠玉の一曲。世間的には知名度も低く、知っていてもNovember Is Going Awayだけの一発屋扱いである。 確かIntense Defenseの評価がめちゃくちゃ低く、それを丸呑みするしか能のないメディア信者の馬鹿共の多さもが一番なんだが、そんな盲目な狂信的信者も後期高齢者となったので、偏見の少ない若い人にはジョシュアを知って欲しい。
彼の奏でる独特の旋律。それはネオクラとはまた違った風合いがある。
あぁここにきて2001年リリースのSomething to Sayから一曲選ぶの忘れていた。許しておくれよジョシュア。配信盤も出ていますのでメロディ派のマニアは追悼しましょうよ
⑥IRON FIRE - On the Edge ドイツらしい堅実さ 硬軟交えたメロディックかつパワフルなサウンド 正統派メタルファンに訴求するだけの魅力が十分 この時代日本では意図的にアメリカのミュージックシーンを押す動きがありました 馬鹿げていますが あんな不自然なことを爺さん達にやるから新陳代謝が行われないのだよ いまだにビックインジャパンである 女子供を相手に金儲けを画策するな