③HOT FOR LOVE - 『Narita』 へヴィなブルースロックを下地にギターを弾きまくっています 暴れ倒すリズムプレイも耳を惹きますね このフィーリングに燃えますねぇ 哀愁美が隠し味なのよ
④ALTAR OF THE KING - 『Fire Down Under』 スローな出だしから一転シャッフルに転調する渋さ漂う一曲 こういう哀愁美を出せる稀有なバンドだった ガイ・スペランザの唄い回しも悪くない RIOTの本分はこっちにあると思うなぁ 似たような疾走ナンバーをこするバンドじゃないんだよなぁ
⑤YOU BURN IN ME - 『Born In America』 哀愁美漂うキャッチーなメロディ 分かりやすさは大切ですよね 無駄を省いたシンプルな構成も悪くないが もう少し詰め込んで欲しいと思う エエ曲やで
⑥GHOST DANCE - 『The Brethren of the Long House』 叙情派サウンドと親しみやすさを併せ持つが攻撃性を緩めないRIOT節を堪能出来る 中盤のパートもスリリング ドラマ性を詰め込んだ隠れた名曲だ
⑦COVER ME - 『SONS OF SOCIETY』 マイク・ディメオのソウルフルな歌声に酔いしれます ムードのあるメロウな一曲 ハイトーン一発のシンガーではこうはいきませんよ こういうフィーリングを大切にしていたバンドだった
⑧THE MYSTIC - 『Army of One』 パワフルな疾走ナンバー とにかくRIOTの疾走系パターンと踏襲しまくっている 昨今の三番煎じで良いのならこれも名曲ですよ マーク・リール存命なので工夫はある
④Standing in the Shadow - 『Slide It In』 英国的な哀愁美が耳を惹きますね でも米国市場を開拓しようとするダイナミックさが前に出ている かつてのバンドならもう少し渋くやるだろう テンポも抑え気味みにね このメロディとハードテイストが絶妙 とにかくグッとくる
⑤Give Me All Your Love - 『1987』 軽快なノリが心地よい ヘヴィなビックサウンドはアメリカの市場を大胆に踏み荒らしそうだ ギターのヘヴィメタリックさに息をのむ これがヘヴィロック仕様のWHITESNAKEなんだと理解するのに時間が必要だった
⑥Take Me With You - 『Trouble』 パープル時代を想起させるようなナンバー ジョンのオルガンがご機嫌だ ニールの踊るようベースラインも耳を惹きます こういう曲がこのバンドにはお似合いですね 野性味あふれるパートもカッコいい
⑦Walking In The Shadow Of The Blues - 『Lovehunter』 ジョンのオルガンに導かれ幕開け カヴァーディルの歌も説得力がマシマシ 色気のある歌声で魅了しています
⑧Ain't No Love in the Heart of the City - 『Snakebite』 もはや持ち歌の域に達しているシングルカットもされた名曲 カヴァーディルの哀切極まる歌声に泣きましょうよ 暗がりのバーが似合う時代の名演の数々が蘇ります 光る汗がよく似合う激渋ブルースロック このバンドの真骨頂ですよ
⑥TERRA ROSA - 『TO CODA』 アルバム『TERRA ROSA LIVE FROM CODA』に収録された新曲 フーガロック万歳な展開に魅了されます ライブだが魅惑的なギタープレイを味わえる一曲 リズム隊も強烈 それにしても足立の歌心満載のギターは永遠に聴ける ため息が出るわ 惜しい人材だったなぁ ソロも凄いぞ
⑦TERRA ROSA - 『A Hell Ray』 イントロ一発で釘付けです 歌心と攻撃性を併せ持ったメタリックなギターも超カッコいい メリハリの効かせた展開を盛り上げる足立の奥ゆかしさ 岡垣との火花散る存在感バトルも面白い
⑧KISS - 『Reason To Live』 今となっては素顔を時代は失敗だっと言われたりする この曲は売れっ子のデス・モンドチャイルドが絡んでいる だから一頃時代を築いたヒットソングの方程式に沿っていると感じる KISSの持つ大衆性と哀愁美が共存している こういうベタな曲をやっても様になるのがKISSの個性であり人気の秘訣だろう 無かったことにしないで欲しいなぁ ダイアン。ウォーレンとやったTurn On The Nightも忘れて欲しくないなぁ
⑨DIAMOND HEAD - 『In The Heat Of The Night』 いきなり路線変更してんじゃんとなる2枚目のアルバムのオープニング どっちが本来の姿かは分かりませんが メタリカにカヴァーされた曲だけがダイアモンドヘッドじゃない 味わい深い渋めの英国ロックも彼等の成分表に記載されているのですよ この上ずり気味の唄と哀愁のメロディ じゃない方と言わないで聴いて欲しいねぇ
⑩DORO - 『All For Metal』 ドイツはおろか世界を代表するロックディーバ そして全メタラーを奮い立たせる ロックアンセムを轟かせています これを聴いて大地を踏み鳴らし拳を振り上げましょう
③TANK - 『Laughing In The Face Of Death』 メンバーが分裂して二つのタンクが存在する そのせいで両者とも尻すぼみ感が否めない このヤサグレ暴走メタルが大好きだった ヒリつくハードボイルド風味 男の哀愁を背負ったアルジー時代の復活を願うマニアも多いでしょう 名曲も多いバンドですが 今回はこれをチョイスします
⑨Dokken - 『Shadows of Life』 再結成ドッケンは見事にコケた 不釣り合いなモダンヘヴィネス化に至った戦犯探しも懐かしい思い出 今の感性で聴けば違う評価もあるだろう コーラスワークや歌メロなどドンのセンスも光っている 時代と折り合いをつけ上手くやっていると思います
⑩Europe - 『Sign of the Times』 狙いに狙って大失敗したOut Of This World セールス的な話は知らないがアメリカンナイズド&コマーシャル過ぎる 幾度聴くことはないが 嫌味なくらいな大衆性とこのバンドらしい美メロ 上手い事やっているがアメリカ人にウケるかは分からないが狙い過ぎだ キレイなピアノもインパクト大 ギターソロもコンパクトだが上手い 全てが余所行きの作風でもヨーロッパにしか出せない輝きがある
③Whitesnake - 『Is This Love 』 おいおいおいカヴァーディルがさぁ ちょいちょい女と絡んでいるがなぁ 白キャミソール姿のバックショットはちょいエロ過ぎるど なにをにやけとんねんである 曲が入ってこない
④Lita Ford - 『Shot of Poison』 大人の色気を振りまくリタ姐さん 売るために一肌脱いだんでしょうね 本人がすすんでやったとは思えませんが 健康的なエロを売っています まさにちょいエロでしょう
⑤Femme Fatale - 『Waiting For The Big One』 基本演奏シーンも曲もカッコいい理想的なPV しかし女性シンガーも妙にエロく魅せる演出は必要だったのか 無邪気に絡んでいると言えばそうだが いらんいらんと思う場面も多々ある そういうエロはいらんぞ ちょいちょいとチョイエロを出してくるぞ
①Tear Down The Walls / HEIR APPARENT >かの『BURRN!』誌上で"51点"で切り捨てられた1stに収録されている1曲 国内から発売された次作は"マイケル・ジャクソン!!?"なんていう名のヤツを加入させて、一部で笑いのネタにもされてしまいましたが、個人的にはこの1stの方が好き
②The Eyes Of A Lion / LIONS PRIDE >ベルギー出身で同郷の『MAUSOLEUM』からの唯一作から... ジャケアートとバンドロゴが中々のカッチョ良さがあったのだが、オヤジ声で唄われる正統派メタルはココ日本では受け入れられにくい音楽性かも知れません しかしこの男臭くB級感丸出しなメタルってのが本来のメタルの姿ではないのかな?...なんてたいそうな事は言わんでおくが名曲だよ
③Shadows In The Black / MANILLA ROAD >ココ日本でのシカト振りは最早"イジ〇!?"だろう エコーを効かせた呪文の如きVo.と時代性を無視したメタルはヴァン・ヘイレンやキッスやエアロとは対局に位置するモノだったのだが、我輩はこっちに魅力を見出してしまったのが不運だったん...かな(笑)
④Forever / FAR CRY >ロニー・ムンローがその後かのMETAL CHURCHに加入するが、'91年に録音しながらオクラ入りした作品からの曲で、J.テイト風歌唱で歌われるメタルはメロにも気を遣いオクラ入りした事が信じられないレベルにあると思うよ(いくらでもコレよりもレベルの低い作品が国内発売されてたりする) 因みに『RETROSPECT』から発売されてる
⑤Hypnosis / SLEEPY HOLLOW >ATTACKERの初代Vo.が脱退後に結成したバンドが'89年にカセットからのデモから...('02年に1stフル再発時"1989-1992:Rest In Pieces"に収録されている) 1stフルでは少しドゥーミーなサウンドでしたが、このデモではもっとATTACKER寄りな音楽性で我輩的にはこちらの方が良かったかな
⑥Danger / CROSSHEAD >ベルギー産の正式なデビューが叶わなかったらしいバンドの作品から 我輩は'89年発表のコンピ"The Best Heavy Metal From Europe"に収録されたこの曲が好きだった 明らかにB級でイモなのだが... ZERO NINEやMAY LINNと一緒に収録されている...って事で分かる人にはなんとなく分かると思うんですが...
⑦World War Ⅲ / EXXPLORER >このアコギからの涙を誘う展開がなんとも云えないです ①同様に『BURRN!』からはコケにされたわけですが、アレは何も分かっちゃいないゼ 正しく、B級メタルが放った名曲だっつう事を...ナ
⑧Jealousy / HAMMERON >'86年唯一作"Nothin' To Do But Rock"収録の抒情的メロが印象的な1曲 途中の展開がDOKKENの"Into The Fire"を思わせるが①⑦そしてWARLORD辺りを感じさせるメタルは素晴らしい
⑨Chasing Tomorrow / DREAMLORE >US産でディヴィッド・L・クリスティという男がVo.を含む全てのパートをこなしているという"一人プログレメタル"の唯一作"Confined To destiny"から ドリムシというよりはLEVIATHAN辺りの方が近いと思うが、アコギやKey.そしてナンといってもメロディにも拘った音楽性は決して独りよがりになっていないのがイイぞ
⑩Angel En El Infierno / BABEL >サックス/フルート奏者も在籍しているスペイン産6人組'84年1stEPからで、全曲スペイン語で演っとる ユーロプログレ風色合いも感じさせるが、エッジの効いたG.リフが印象的なナンバー ルックス的にはやっぱりイモだが、演ってる音楽はドラマティックでカッコ良い
⑧Nelson - 『(Can't Live Without Your) Love And Affection』 After The Rainと悩みましたが今日はコチラをチョイス 甘く切ないロックサウンドにキュンキュンします アコギの使い方がクール 情熱的はロック色をキーボード共に薄めています 普遍的なロックサウンドを武器に羨ましい位の若さを振りまいていますね
⑨Perfect Plan - 『In And Out Of Love』 甘く切ないメロディを歌い上げる歌声が素晴らしい ベタ中のベタなメロディアスロックだがたまらん サビでパッと視界が開けるのもよい 火照った体を涼やかに癒すハードサウンド でも十分ホットでエモーショナルです 冷え過ぎるとお腹壊しますのでね これくらいが丁度良い
⑩Iron Maiden - 『Wasted Years』 音楽性の裾野を広げてきましたね アイアンメイデンスタイルを変えずに魅せてきた新機軸 静かに熱く燃えるメタルスピリット これもアイアンメイデンだと強く断言できます
①CRAZY NIGHTS - 『THUNDER IN THE EAST』 アメリカン仕様ラウドネスを代表する一曲 ワイルドなロックサウンドに日本人らしいキメの細やかさを持ち込んだ名曲 一頃は聴き飽きて手を出さない時期もあったが 2周回って今は良く聴いてます
②CLOCKWORK TOY - 『THUNDER IN THE EAST』 よう聴いたなぁ 今聴いても体に火が付きますねぇ メロディアスかつスリリングな高崎のフラッシーなギターに悶絶 ヨーロピアンテイストも漂うのもカッコいい 若々しい二井原実先輩の歌声も初々しい
③LIKE HELL - 『THUNDER IN THE EAST』 リアルタイムでラウドネスを初体験したのは この曲がラジオで流れてきた時です とにかく両手タッピングソロにぶっ飛んだ リフもイイが圧巻のソロに脱帽 世界に名だたるギタリストに負けない高崎晃の存在感 本当に誇りに思いましたね メロディアスで情熱的な疾走ナンバー 今となってはいかにもラウドネスらしい曲でもある
④LET IT GO - 『SHADOWS OF WAR』 渡米前のラウドネスでは考えられないシンプルな曲 アメリカで売れるために作られたシングル向けの一曲 広がりのあるギターソロがイイ 二井原実先輩も唄い方を変え中音域を強化 新しい歌唱スタイルも板についている シンプルなおかずでも樋口はカッコイイ
⑤THIS LONELY NIGHT - 『ハリケーンアイズ』 この曲のPVは良く見たなぁ 演奏シーンがムチャムチャカッコいいのよ キャッチーでメロディアスな80年代アメリカン仕様ラウドネスが楽しめます マー君のベースも何気にカッコイイ 結局みんなカッコいいのよ
⑥25days FROM HOME - 『SOLDIER OF FORTUNE』 無理せずにアジアの風を吹かせるロッカバラード 繊細でワビサビの効いたギタープレイに魅了 世間的な評価は低いかも知れないが個人的には大好きである ギターアプローチの変更を予感させる曲でもある マイク・ヴェセーラがメタリックにシャウトするだけじゃない 柔軟さがあるというのも知ることが出来た
⑦RUNNING FOR COVER - 『SOLDIER OF FORTUNE』 このシンコペーションがカッコいいのよ マイクの歌い回しもカッコいい アメリカン仕様ラウドネスも違和感なし ここにきて洗練度を一段も二段も上げてきた しかし二井原実先輩の声を失うと個性がなくなった 因果な結果だと思うがこういう曲はマイクの方が似合う
⑧LOST WITHOUT YOUR LOVE - 『SOLDIER OF FORTUNE』 泣かせの名バラード 国際基準の名曲だが同時にアジアの風も吹かせている いずれにしろ強力なロッカバラードである マイクの歌声もバッチリハマっている 高崎のエモーショナルかつテクニカルなソロも名演 スローナンバーを叩きこなす樋口も超クール
⑨LONG AFTER MIDNIGHT - 『SOLDIER OF FORTUNE』 このグルーブ感は二井原実先輩では出せませんよね マイクの歌い回しもバッチリハマっています 渡米後の集大成のようなアルバムに収録されるのに相応しいキャッチーな曲 歌メロが実に魅力的ですねぇ
⑤TERRA ROSA - 『VISION OF THE LAKE BOTTOM』 思わせぶりなSE風のイントロから一気に駆け抜けていきます 赤尾のパワフルな歌声は頼もしい限り レインボーよりレインボーしていたバンドと呼ばれる様式美メタルの権化による 攻撃的な一曲は様式美メタルが核爆発を起こしています 何度聴いても目が覚めますよ
①Nazareth - Strange Days フロンティアが一枚かんでいるだけに現役感のある音になっています 唄うはカール・センタンス これが新生ナザレスなのでしょう
②COBRA SPELL - Addicted To The Night オールドスクール臭を撒き散らす硬派なガチンコメタル 今の時代にドンピシャとは思いませんが メタルコア風味を排除した古典ロックに胸が熱くなります ワタクシはこういうのをメタルだと思って聴いています どんなに音がでかくヘヴィでも洒落たのはスカン
③Suicidal Tendencies - You Can't Bring Me Down 単なるスラッシュメタルではないグルーブ感が絶妙です 歌い方もこれから訪れる90年代的メタルにも通用するスタイル 新時代を迎え撃つ体制は整っているバンドでしたね
⑥TERRA ROSA - Vison Of The Lake Bottom 初めて聴いたときは仰け反りましたね 日本人でここまでパープル・レインボータイプの曲をやり切れるバンドに脱帽しました 本当にカッコイイと思いましたね このバンドがいなければワタクシは様式美系にハマる時期も違ったように思う スラッシュ小僧が開眼した様式美メタルの権化 今なお色あせる事はありません 素晴らしいバンドの歴史に残る名曲です この曲を聴いて燃えない奴とメタルの話はできんぞ
RAINBOW ①Tarot Woman ②Stargazer ③Gates of Babylon ④Kill the King ⑤All Night Long ⑥Eyes of the World ⑦Lost in Hollywood ⑧Spotlight Kid ⑨Difficult to Cure (Beethoven's Ninth) ⑩Weiss Heim
③We Came Here To Rock - 『Rock The Nations』 アメリカン志向をぶち上げた時代を象徴するようなロックアンセム サビでは拳を振り上げ大合唱 今となってはライブでも取り上げられないだろう しかし最新作との組み合わせなら悪くない こういう時代もあったと言いたい 多くのバンドがアメリカでの成功を夢見た時代 サクソンだけが何故か目の敵にされた摩訶不思議アドベンチャーな時代である
④Broken Heroes - 『Innocence Is No Excuse』 サクソンらしい威厳に満ちあふれたメロウナンバー 初期の頃からこういう雰囲気の曲を得意としていました 勿論メジャーな感性も味方につけ上手く立ち回っています サクソンって淡泊なんですよね 昔からそうなんです
⑤Call Of The Wild - 『Innocence Is No Excuse』 洗練された哀愁のメロディ バリバリのメジャー感を滲ませる叙情派ロックナンバー 新生サクソンを見せつけています 工夫しているリフワークも聴き所
⑧Horizon - Master Of The Game オランダのバンドらしい叙情的なメロディと硬派なハードテイスト この燃え上がる情熱的な音楽性をメジャーな感覚で昇華させたスタイルは他では味わえない魅力がある アルバム一枚で消えた為に無名で終わっているが 実に優れたバンドだった 硬軟交えたメロディアスなミドルナンバー 光る汗が似合いますね
③LOUDNESS - THE NIGHT BEAST ラウドネスらしい勢いのある一曲 日本向けのシングル盤収録だけに いつになくドメスティックな匂いがする 一歩間違えるとめちゃくちゃかっこ悪くないタイプの曲を上手く料理した 流石はラウドネス 高崎のギターはキレてる 樋口宗孝のビックドラムもこのバンドらしい
④Blue Oyster Cult - Take Me Away ニヒルなんですよねぇ この雰囲気が大好きです この手の曲をやって様になるバンドというのは希有です そこがBOCの魅力なんでしょう
⑤PANTERA - Power Metal 曲名が示すように勢いのあるパワーメタルソング この歌声がフィル・アンセルモですか?と驚くファンも多いでしょう 手数の多いドラムは正確なリズムを叩き出しバンドサウンドを牽引 タイムバック・ダレルのギターもヒーロー然とした見事に弾きっぷり 素晴らしいバンドだったことを証明してくれますよ
②Maverick - Make My Stand キャッチーなメロディが耳を惹きます このバンドらしいスケールの大きさを感じさせるメロウな一曲 個人的にはデモ音源ヴァージョンの方が耳に馴染んでいますが テンポアップしたメジャー盤も魅力的ですね 日本人らしいワビサビのあるメロディが聴けるのもっと認知されるべきバンドだ
③ANTHEM - Death To Death パワフルかつタイトに刻まれるリズム 逞しく生まれ変わった坂本英三の歌声 十分ブリティッシュしている福田の切れ味鋭いギター 福田作というのもポイント ガッツ溢れるミドルナンバーは大好物ですよ 展開のあるギターソロも好きなんだよなぁ 福田のカッティングって色気あるのよねぇ
④ELIXIR - Treachery (Ride Like the Wind) 遅れてきたNWOBHMバンドの代表曲と言われる一曲 リリースが1986年というのが痛かったが英国情緒溢れる 英国式様式美スタイルが放つ神々輝き マニアならずともグッと心を奪われるでしょう
⑤Aldious - We Are 海外のマニアからも支持されるパワフルかつメロディアスな一曲 The NAMM Show 2020における新ヴォーカルのパフォーマンスには驚かされました 短命に終わりましたが彼女が唄うデビュー10周年のパフォーマンスも見事でしたね
①FEEL SO BAD - Ready or not 新進気鋭のギタリスト倉田冬木と実力派シンガー川島だりあによるロックバンド 西田昌史のプロデュースによる今作はメロディアスでヘヴィな90年代的ロックを上手く作り込んでいる ある意味マーシー節とも言えるメロも耳を惹きますね メジャー流通の作品なのでサウンドメイクはショボいのだが本格的な作りではある ギターもテクニカル
②Firehouse - Reach for the Sky イントロから歌い出しの格好良さ バンドインしてからのダイナミズム セクシーかつハードなアメリカンロック 大衆性も完備しているが硬派な印象もある 実に計算されたハードサウンドである 個人的にはファイアーハウスと言えばこの曲
③Kim Kyung Ho - Too Hard Too Furious かつては韓国でゴリゴリのロックシンガーだったキム・ギョンホ しかし一生ローカルスターでは終わりたくないとバラード系のシンガーに専念する 日本で言えば小野正利さんみたいなもんだろう その後は徳永英明みたいな感じになるのだが 久しぶりにメタルなサウンドで復活 ミニアルバムだったがキムの歌声は些かも衰えていなかった サーベルタイガー組と韓国の至宝が共演 もっと話題になるべき作品だったと思う
④Whitesnake - Is This Love DJの影響に感化しまくる狂信的なファン 中身のないへっぽこ人間によりブライアン・アダムスみたいと言われた一曲 MTV向けではあるがそんなにヌルイ曲じゃない 色々なギタリストがプレイしているが ジョン・サイクスヴァージョンには敵わない それほど彼のギターは色気がありトーン一発で酔わせた 歴史に残るギターソロが入っている 側は甘いが芯のある曲の代表格 誰かに感化されることと発言をパクるのは意味が違う
⑦Rainbow - Can't Let You Go 日本では広瀬さんのおかげで後年見直されたジョー時代のレインボー リアルタイムでは軟弱になった戦犯扱いをウケ初期のファンからはすこぶる評判が悪かった 個人的にはライブビデオを一番最初に見たのでジョーに対する偏見はイチミリもなく むしろグラハム・ボネットよりもフィットしていると思い低評価にクビを傾げたモノである 食べログの批評同様全体的な数字ではなく誰の批評を受け入れるかという目を持つべきであろう でも後年のジョー賛歌も気持ち悪かった だってDJと一緒にジョーの文句言っている奴が唸るほどいたからね 哀愁のハードロックサウンドに文句などございません 後続に与えた影響も大きい ワタクシはミュージックライフの受け売りとバーンのパクリ発言に対してはKGB並に厳しいです
⑧UFO - Dreaming Of Summer マイケルと再び飛ぶたったUFOだが予定通り直ぐに不時着となった 犬猿の仲であるマイケルとポール・レイモンドの関係が続くわけ無い 奇跡の共演だがUFOらしいロマンを感じさせる一曲 このバンドにマジックは存在していた
⑨Arena Sweden - Show Me the Way BAD HABITのギタリストとして知られるハル・ジョンストンと オーディション番組出身のヴォーカル二人によるデュオ ダンサンブルで軽やかなビートにロック色も薄めですが 哀愁のメロディが満載 北欧らしい冷ややかな感性に彩られています 嫌みの無い歌声もピッタリと寄り添い彩りを与えていますね
⑩ROBIN BECK - Do You Miss Me 久しぶりに哀メロナンバーで復活を果たしたロビン・ベック 彼女のチョイハスキーな歌声は聴き手の心を濡らします 熟成された歌声も説得力がマシマシでしたね
⑨Glenn Hughes - I Don't Want To Live That Way Again 歌の上手いオッサンですよねぇ 本当に歌が上手い グラハム・ボネット同様メタルが好きじゃないグレン ソロアルバムで凄い良かったと言えるものは一枚もなかったりするのだが それでもヴォイスオブゴットという名を欲しいままにしたのは間違いない ライブアルバムが一番だったなぁ この曲ではソウルを上手く押さえエモーションを爆発させている 何をやっても上手いよ
⑩Lucifer's Friend II - Heartbreaker ジョン・ロートンのパワーヴォイスは健在 空間を切り裂く凜としたクリアーな歌声 その圧倒的な表現力と存在感にひれ伏します
⑨Caught In The Act - Who Will You Run To 躍動するハードポップナンバー 爽やかな風が吹きますねぇ チョイ甘いでメジャーなのが絶妙 その後に続くChangesがまたいい
⑩URIAH HEEP - That's The Way That It Is BLISS BANDのカヴァー曲 オリジナルも落ち着いた曲でしたが 80年代的モダンなロックへと変貌を遂げたアルバム収録されても違和感はありません 男臭いピーター・ゴルビーの歌声もハマっている ヒープじゃない感はハンパないのですが ハードなオシャレロックとして楽しめます
②X.Y.Z→A - Maria 途中からラウドネスとの差別化を図るためなのか それとも幅広いファンを満足させるために音楽性を拡散させたのか 中途半端なバンドになってしまったのだが この時の彼らは冴えていた こういうプログレテイストをサラッとやれるセンスに唸ります 橘高のセンスを感じますね 二井原実先輩の歌声も押しつけがましくないので良かった
③Jhon Norum - Face The Truth グレン・ヒューズの降臨です 自堕落な生活から抜け出すために その天賦の才とも言える歌声を披露しているが 悪癖は抜けず復活を果たせなかった つくづく残念な出来事ではあるが両者にマジックが存在していたのは間違いない
④Jhon Norum - Love Is Meant To Last Forever ヴォイスオブ北欧 インギー歴代ナンバーワンヴォーカルのヨラン・エドマンとジョンの共演 その甘酸っぱい泣かせのメロディと繊細なハイトーンがよく似合います 二人でガチンコのフルアルバムを作って欲しい ブルージー過ぎない作風でお願いしたいですね
⑤Tone Norum - My Summer With You ゲストヴォーカルとデュエットしました 主役である彼女が喰われた形になっていますが 感動的なバラードに仕上がっています ノーラム妹は売れなかったなぁ
⑥M.S.G- Let Sleeping Dogs Lie 名曲On And Onの次に来るために分が悪いのだが 泣かせのギターとド迫力のドラムと聴き応えたっぷりの名曲 どう考えてもゲイリーの唄が酷すぎる 唄えるシンガーにリメイクして欲しいねぇ マイケルはイイよ
⑩CENTURY OF THE RAISING ARMS - LIVING LEGEND エース長官のペンによる甘いメロディが駆け抜ける疾走ナンバー 聖飢魔Ⅱを支えたのはエース清水であったのは間違いない 閣下の余裕のある唄いっぷりも見事 悪魔らしからぬ甘口なロマンティシズムハードサウンド こういう曲をサラリとやれる実力のあるバンドだった
②JDK BAND - STRANGER IN THE NIGHT ファルコムスペシャルBOX'90から ムルバスやリアクションで活躍した岸本友彦がメインで活動するバンド というかゲームミュージックに関連したプロジェクトという形式だろう ここで唄うのは岸本 ギターはプレゼンスやグランドスラムの白田一秀 ベースはJUDY AND MARYで大金持ちになった恩田快人 岸本のストレートな歌声を生かしたハードなロックナンバー 日下部バーニーとか思い出したぞ
⑨DOKKEN - Kiss of Death ジョージのギターが最高にカッコイイ あんなにキレのあるハーモニクスの刻みはないぞ ギターソロもえげつない 完全にノックアウトです ドンも負けじと歌い上げていますが主役はジョージ・リンチ こういう我を張れるギタリストがいるバンドの難しさ しかしマジックはあったと言える名曲中の名曲 一触即発な火花散るプライドバトル 火薬の匂いが漂いまくっています
⑩Biloxi - Listen To Your Heart 洒落ていますね 都会的な洗練度とロックの持つ熱量 その絶妙な駆け引きがバンドサウンドにスリルを点火 売れ線サウンドの中にハードテイストも上手く盛り込んでいます
③Ankie Bagger - Where Were You Last Night この曲は売れました北欧の歌姫です ERIKA同様現在はアンチエイジングがエグく面影もないのだが 北欧らしい冷ややかなメロディと歌メロが耳を惹きますね 日本でもWINKがカヴァー 相田翔子の後ろに隠れてひょっこりはんする鈴木さんの振り付けに爆笑です ダンサンブルはポップソングをWINKはもうチョイロックな感じにアレンジしていたなぁ メタル系としてはNightwishのカヴァーが有名でしょう
⑥Vinnie Vincent Invasion - Back On The Streets エース・フレーリーにジョン・ノーラムも取り上げたメロウな一曲 スピーディーなギタープレイも随所にねじ込み自慢の腕前を披露 メタリックなギターはKISS時代のフラストレーションを発散しているようだ 最近顔を見ないが今は何をしているのだろう?
⑦Ray Kennedy - You Oughta Know By Now 八神康子事件もありましたね レイの哀愁のあるチョイハスキーヴォイスがセクシー 大人の魅力を発散していますねぇ 八神康子事件よりもジョン・ロートンが唄うスモウグリップの方がヤバいけどね