⑥悪魔の賛美歌 - THE END OF CENTURY 個人的には初期の代表曲だと思っていたらファンからはあまり人気が無いらしい メタルサイドから聴くのと悪魔的な世界観を投影する神々しい美しさのある一曲 正に悪魔の賛美歌である エロエイムエッサイムであろ ソロ前のギターのパートがこれまた良いのである 本人達も手応えのある一曲であろう
①Impact - Battle of Metal 日本人離れしたセンスのあるフレーズを弾いていた テクニックもさることながら独特のタイム感 このようなストレートなナンバーの中にも令文印はある 希有な才能の持ち主ながら彼を受け止めるシーンはなかったのだろう 残念である この曲は思春期真っ只中のワタクシにはもの凄いインパクトを残してくれた ストラトの音色のカッコ良さ フロイトローズじゃないのが良かったね ベースもドラムも最強 レオのシャウトもカッコイイ
②Shake Down - Battle of Metal 関西の重戦車そう呼ばれていたバンドだけにめっちゃ重低音が効いている キャタピラが軋むようにバッキバキのベースはグルーヴィン そして板倉のドラムの突破力に逃げ惑いますよ その上で令文は華麗なるギターフレーズを構築 ソロタイムなど彼の独壇場だろう でもこの曲はバンドのアンサンブルがエグい 日本を代表するヘヴィメタルバンドだった 敬意をこめてこう言いたい最強のジャパメタだったと
③Station - From All of Us to All of You 日本語歌詞で唄われてはいるが完全に海外志向の音であろう 1stアルバムから格段に成長したバンドの懐の深さを堪能できるヘヴィバラード アメリカでもイギリスでもないドイツのスタジオを選んでのレコーディングというのも頷ける 硬派でありながらも情緒のある音楽性 そのミュージシャンとしての豊かなバックボーンを落とし込んでいる
④Brave As A Lion - From All of Us to All of You まずギターワークが素晴らしい緊張感のあるイントロと裏でなる主旋律 そのメロセンス一つとってもドラマがあり聴き手を引きつける 個人的にはこのバンドの魅力を味わえる最たる楽曲だと思う 勢いのあるナンバーは大好きだがMARINOはそこに括り付けるバンドではない バラエティ豊かなアルバムの中でビシッとしめまくる一曲だった
⑤Break - From All of Us to All of You マリノと言えばこの曲というファンも多いでしょうね 大阪出身なのだが関西ブルースに傾倒する事無く 実にアーバンなセンスを持ち合わせていた 屈強なリフワークもどこか夜露に濡れたアスファルトと言いたくなる 情緒と都会的な匂いがしていて大好きです ソロもテクニックに埋没することなくセンスのあるフレーズで魅了 個性を磨いた3枚目のアルバムに相応しい一曲 ある意味インパクトと対をなす曲だと思っている
⑥You Better Find Out - From All of Us to All of You ドイツ発のジャパニーズ侍と言いたくなる和洋折衷サウンドのカッコ良さ レオの唄い回しも日本人的で逆に好きなのだがバカにされる要素でもあった 女ウケしない本格派のステージ番長だったマリノというバンド このアーバンなセンスを閉じ込めた大人のハードナンバーに酔いしれます 口ずさめるソロもカッコイイのよ
⑦Midnight Believer - TAGET 1stアルバムの曲は勢いのある楽曲が多かった この曲など歌メロよしリフよしスリルありの名曲であろう 勢いだけじゃないキャッチーさも絶妙です ギターソロも勢いがありスリリングです ライブ映えする一曲でしょうね 惜しいバンドを亡くしたなぁ涙
⑧Fall in love - MARINOⅡ 2枚目のアルバムは本当に1stと3rdの間に準ずる音楽性だった 幅の広がりを見せる音楽性 艶やかなギターサウンドは勢いだけでないバンドの成熟度も反映 ここで聴ける令文サウンドは音で酔わせてくれる バンドもアンサンブルを強化
⑨Dancing in the Moonlight - MARINOⅡ レオの歌声が少々押しつけがましいのだが 単なるメタルバンドではやらないアーバンなアレンジのロックナンバーを放り込んできた 随分と毛色が違うのだが流れてきには大ありだった もう少し慎重に演奏してくださいと言いたくなるのも懐かしい 日独混合によるハードサウンドの可能性を示唆した一曲だろう 柔軟な姿勢は買いである
⑩(I CAN DO)NOTHING FOR YOU - TARGET ラストは1stからもっと2枚目からも選びたいのだが10曲なんで 思い入れのある一曲をラストに お得意のヘヴィブルースナンバーなのだが 音質やレコーディング環境など未消化な部分が目に付く そんな中でもセンスと勢いで押し切るバンドサウンド この曲だって荒削りながら都会的な匂いを発散するヘヴィな一曲だろう ラストで走り出すのもカッコイイ 令文が健在の内にリメイクして欲しかったなぁ
①WOLF - The Shadow Of A Shade 黒木のギターをフィーチャーしたイントロ もったいつけた分の爆発力は凄い テンションの上がりきった勢いは最後まで落ちない 黒木のギターソロもエンディングもやり過ぎだが 主役を食う熱演を魅せたのはシンガーの松本だ 彼のマイルドで伸びやかな歌声が素晴らしい
③James Byrd - After the Fire Fifth Angelのギタリストだったジェイムス・バード シュラプネルから待望のソロをリリース 彼のセンス溢れるメロディを軸にネオクラギターを聴かせてくれる やり過ぎないネオクラは日本人好みだろう ジェフ・スコット・ソートタイプのシンガーもフィットしている
④Brazen Abbot - Restless In Seattle ヨラン・エドマンのエモーショナルな歌声が素晴らしい 円熟味を増したディープヴォイス その艶やかな中低音域を生かした歌唱スタイルに彼本来の持ち味を感じます
⑤Bon Jovi - The Price Of Love 初期ならではの硬質なロックテイストと叙情的なメロディ もうこういうタイプの曲をやることはないだろうが 初期の2枚に特化したライブなどやってほしいものである 難しい事はやっていないのだが野心を燃やす純粋なロックを感じる
⑧Tahnee Cain And Tryanglz - Burning In The Third Degree 映画ターミネーターのサントラ盤で聴ける一曲 全然知らないバンドの曲なのだがクオリテは高い 洗練された哀愁のあるメロディとハードテイスト 大衆性も忘れていないがロックな質感も失われていない 実にバランスの取れたハードナンバーだ 女性シンガーというのがアクセントになっている
⑩About Us - Right Now メロディックメタルと言えばレーベルなのでフォロンティアの作品は少なめでやっているのだが 遂にインド産のメロディアスメタルに手を出すとは 日本人はこの手のスタイルが好きなのに何故か日本産が登場しない フロンティアとの相性も良いと思うんだけどなぁ 嫌みの無い甘酸っぱいハードポップサウンドは正に80年代ど真ん中であろう
⑤ALIEN - A WORLD FULL OF DREAMS 今では無かったことのように扱われる1993年にリリースされたALIENから 過去にもセルフタイトルでアルバムリリースしているから紛らわしい そしてシンガーのダニエルが野太い歌声でエモーションをキメるので キラキラ系を期待するマニアから評判が悪かった アメリカンというよりもこぢんまりとしてサウンドプロダクションと 装飾をそぎ落としすぎたシンプルな作りの方が気になる 北欧テイスト満載の疾走ナンバー ヘイヘイという掛け声がかっこ悪い
⑥STUART SMITH - SHADOW OF THE TYBURN TREE 唄うはジョー・リン・ターナー フォーキーなアレンジが耳を惹きますね ロマン派スタイルはリッチーがキャンディスとルネッサンス趣味をやっているのにも通ずる RAINBOWスタイルのMEMORIESも素晴らしい
⑧TERRA ROSA - CARRY IT OUT リフがイイんだよなぁ 時代の流れと言うよりもメンバーを固定できないのが最後まで響いた気がする RAINBOWよりもRAINBOWしたバンドと言わしめた世界に類をみない様式美スタイルだった 今こそクラシックメタルを愛する外国人に聴いて貰いたい パワフルだがキャッチーなメロがいい なんと言っても唄がハードなサウンドに負けていないのが素晴らしい
⑨POISON - LIFE GOES ON いかにもアメリカンなロックバラードです この手の曲を聴くとほろ苦い青春時代に引き返すますね でもポイズンは下手くそなのでイケそうでイケません それも込みで楽しんでいます 5年に一回は聴きたくなる
④Echoes in the Dark - Immortal 歌メロがイイですね 歌詞も飛び込んできます キャッチーさも絶妙な絡みを魅せアンセム流叙情派ハードサウンドを極めている 一筋縄ではいかないアレンジも好きだ 邪悪な天使感が漂うギターソロ前の唄い回しからの エロくて攻撃的なトーンのギターソロが大好きです
①Universe - Rollin' On 一発屋という言葉が似合う言葉がピッタリのバンドでしたね アルバムのオープニングナンバーがマジでハイライトだった そんな出落ち感も愛すべき要因です メタリックだが甘い北欧テイストが絶妙に絡んでいます 好きなタイプの曲ですね
②Glasgow - Secrets in The Dark ゴリゴリのNWOBHMファイターだったバンドがメジャーデビューしたら 途端にポップな曲をやらされるという典型例な一曲です マイケル・トンプソンが提供 これじゃない感はエグいのだがスケールの大きな英国ロックです フックのあるメロは耳を惹きますよ 男臭い歌声もハマっています ライナーノーツ情報だけ仕入れて嘘を垂れ流す大嘘つきがいたな
③Mark Free - Stranger Among Us 素晴らしい表現力 優しく語りかけるような唄い回しからアクセルを踏み込みサビで昇天 ポテンシャルの高い曲を最上級に持ち上げています あっぱれの一言 ある意味マークだからやれたんだろう
④Triumph - Lay It On The Line 泣かせますねぇ 情念タップリの唄い回しも印象的です 少々うざ目のハイトーンもこれくらいなら丁度良い カナダのバンドは何故か日本でウケない このバンドも素晴らしい作品を何発も出している
⑤Nelson - After The Rain 一撃必殺のアメリカンロックナンバー 美しいハーモニーとロックテイスト こういうのは売れないと困りますよね 必然的ですよ イントロからなんか起こりそうですもん
⑥Lita Ford - Playin' with Fire PVも懐かしいなぁ 見たことない人は探して見て欲しい バブルな勢いを感じさせる時代です でも若い頃はこの手の曲はまだ好きでは無かったです ワタクシ自身の変遷を思い出させる一曲でもある いかにも健康的な弾けるハードポップソング チョイハズいくらいが丁度良い
⑦Stone Edge - Young Blood なにか物騒な事が起こりそうな不穏な出だし 一体何が始まるんだろうとゾクゾクさせられます ジャーマンメタルにも通ずる艶めかしい鋼鉄サウンド 少々唄いきれていないと感じるんだけどイイバンドだったなぁ
⑧Concerto Moon - Over and Over 尾崎をクビにした後はドンドン パワーメタル風味が増えてしまった 新シンガー井上も期待に応えたがガナリ過ぎだろう グラハム・ボネット風にしたかったのかもしれないが この曲くらいの暑苦しさで丁度良い 下山と揉めたりしてバーンの寵愛を受けたのにバカだねぇ
⑨Metal Church - Gods of Wrath アメリカンメタルの裏番長だったメタルチャーチ こういうスローナンバーも手掛ける柔軟さも魅力だろう 剛だけではない柔も手なずける懐の深さ イイバンドでしたね
①GREAT WHITE - SHOT IN THE DARK アメリカンメタルバブル勃興前の匂いが済ますね 何かが起こりそうなL.Aを中心としたシーン この洗練度とアーティスティックな感性の融合 絶妙なバランス感覚で聴き手を唸らせますね 大人が聴いても恥ずかしくないアーバンでメインストリーム寄りのハードサウンドです
②U.D.O - HERAT OF GOLD ソリッドでメロディアスなU.D.Oのカタログでは異質な一曲 アクセプトスタイルからの脱却とも言えるアルバムのオープニングに相応しい一曲だ メランコリックなギターサウンドに魅了 難しい事は一切やっていないがギターソロも美しさにウットリである 惜しいギタリストを失いましたね
④EZO - KISS OF FIRE 渡米後のフラットバッカーはこんなんになりました 戸惑いはあるが日本人臭さが皆無のホンマモンの音である 音そのもので勝負している 売れそうな空気もあるがメインストリームに寄りかかるには怪しさ満点である そういう不穏な空気が忍者キャラに通ずるんだろうか? いずれにしろ今最も再結成して欲しいバンドである
⑤DEAD END - SKELETON CIRCUS トーン一発で酔わせるギターサウンド うーん妖しげな足立のギターサウンドが色を決めていますね 個人的に歌い手が苦手で一度もハマらなかったバンドだが このギターサウンドが好きで無性に聴きたくなる一曲でもある
⑥AXEL RUDI PELL - TALK OF THE GUNS ジェフ・スコット・ソートのザラついた歌声と欧州叙情派サウンドとの融合 この絶妙な絡みが実に魅力的です 今も昔も同じような曲を作り演奏する主役のアクセルですが まさかジョニー・ジョエリとマンネリを極めるとは夢にもおもわなんだ この曲は一触即発な火薬の匂いが漂う初期のスピードナンバー もうこの緊迫感はないよな
⑩二井原実 - Too Long Away To Reach ラウドネスを解雇された直後にリリースされたソロアルバム 日本を代表するメタルバンドのシンガーだっただけに唄モノサウンドに面を喰らったファンも多かったろう しかし二井原実らしいバイブは持ち込まれソロアルバムは失敗では無い SLYでの力みまくりの歌唱スタイルよりは遙かに評価出来るだろう この青臭い日本語歌詞と本格派の歌声のミスマッチ感はハンパない しかし二井原実は気持ち良く唄っているぞ
③DOKKEN - ERASE THE SLATE ギタリストにレブ・ビーチを迎え制作されたアルバムのオープニングナンバー 昔の雰囲気をイメージしたアルバムだったが竜頭蛇尾感はハンパ無かった でもこの曲からは会心の一撃と感じる昔気質のファンも多いだろう 少々置きにいった曲だがジョージのような口を出さない腕利きのギタリストは必要だった
④IRON MAIDEN - SEVENTH SON OF A SEVENTH SON 特別難しい事をやるギターチームでは無いが曲構成だけで保たせるのがメイデンだ ディッキンソンのラフさ対比する伸びやかな唄い回しのカッコ良さにビビる でも一番驚くのはこの歌を聴いて音痴という奴に出会った事である メイデンのカタログの中で一番バランスが取れ緊張感のあるアルバムの表題曲 スリルと壮大なスケール感を聴きやすくまとめ上げた手腕に舌を巻きます
⑤JOE LYNN TURNER - CHALLENGE THEM ALL ビールのCMソングとして世に出たのが最初なのでしょうか? ビックインジャパンですよね アルバムSLAMのボートラとして収録もされています ジョーの歌声が映えるメロディアスなハードナンバーですね
⑥本城未沙子 - LOST IN HOLLYWOOD 高崎晃のプロデュースを受けてデビューを果たす歌姫 1stアルバムはカバーが多くナザレスやライオットにツイステッドシスターなど 興味深い楽曲が多数収録されたのだが 高崎の師匠であるリッチー・ブラックモアの曲を取り上げたのは実に興味深い バックの演奏はテンションがめちゃ高い 唄はイマイチだがカラオケ大会で終わらない演奏がポイント
⑧DED CHAPLIN - LET ME SING FOR YOU 少々クサ目の歌詞なのだが こういうストレートでベタなロックバラードを求められたのだろう 茶々丸のヴォーカルパートもあるロッカバラード 実力のあるアーティスト集団だったが 最後までそのポテンシャルの高さを発揮できなかった
⑨W.A.S.P. - The Heretic (The Lost Child) 何か起こりそうで何も起きないとか どこを聴けば良いのか分からないなどの酷評を受けるアルバム 次作への布石となるドラマ性と聴きやすさを高めたアルバムだった この曲など聴けば毎度お馴染みのブラッキー節満載だろう 世間がなんと言おうとワタクシはこのアルバムもこの曲も好きです
①THE LINES ARE DOWN - THUNDER IN THE EAST アメリカンナイズドしたアルバムの中では初期の匂いがするナンバー ラウドネスらしいひねくれた展開と根暗な英国スタイル その荒涼としたメロディとテクニカルな演奏は彼らの魅力だ リフワーク一つとってもらしさ全開である 二井原実先輩の歌い方が変った
③THE LAW OF DEVIL'S LAND - THE LAW OF DEVIL'S LAND アルバムのタイトルトラック 名曲IN THE MIRRORやSPEEDといった疾走ナンバーのインパクトもあり埋もれている しかしこの切迫感のあるイントロで奏でられるフレーズ そして悪魔に魂を売った男達というキャッチコピーもハッタリではない 妖しげなメロディと疾走感は初期ならではの匂いがプンプンする どこか未消化な部分もあるが危うい空気感も含め大好物である ダークな英国臭は悪魔メタルなんだよなぁ
⑤蜃気楼 - LIVE LOUD ALIVE テンポアップしたライブヴァージョンの方がキレている このリフもお得意のパターンだった キャッチーさが耳を惹くのはシングル盤限定の曲だからでしょう 忘れて欲しくない親しみやすさと根暗な英国スタイルを融合させた一曲 途中のブレイクパートは素晴らしい
⑥I WAS THE SUN - LIVE LOUD ALIVE 渡米前のライブで披露した新曲 恐らくこういうタイプの曲で勝負したかったのだろうが アメリカでは通用しないと判断され却下 たしかに根暗な英国スタイル全開ではウケも悪いだろう 初期ならではの複雑な構成 そして耳を惹くメロディとドラマ性 この路線を突き詰める姿も見たかった
⑦SEXY WOMAN - THE BIRTHDAY EVE 曲調といい歌詞といい 今の彼らからは考えられないスタイルだろう 既に確立されつつあるラウドネス節 単純に駆け抜ける事の無い引っかかりのある展開 自己主張の強いプレイの応酬は大好きである
⑧Eruption - EARLY SINGLES 8186LIVEではSEとして使われましたね ドラマティックなインストナンバー 高崎晃の才能に惚れ惚れする 並のギタリストじゃないよなぁ アレンジを手掛けた面々の仕事も素晴らしい 皆のアイデアが結実した傑作インストナンバー
⑤EZO - BURN DOWN THE NIGHT 当時のワタクシには大人っぽい曲に写った アメリカでの成功を夢見て試行錯誤するバンド 妖しげでアーバンなアメリカンロック 上手く大衆性に個性を滑り込ませている 癖のあるギターワークは欧米の匂いをさせない そこが最大のポイントだ ラウドネスの次に成功する可能性とポテンシャルは間違いなく秘めていた ライブではフラットバッカーの曲をやったんだろうか? その反応も気になるが一度も凱旋帰国をしなかったのは本当に残念だ
⑥Shok Paris- Steel And Starlight 硬質なサウンドの中に華やかさを巧みに盛り込みバランス良く聴かせる ヘヴィメタルなドラマ性とキャッチーさ 厳つさと柔和なメロディックスタイルを両立させようと苦心している メジャーで勝負する難しさ メタルバブルと闘った男達のプライドを垣間見ます
⑧Taylor Dayne - Tell It to My Heart 軽快なデジタルビートとPVでバックで右側で踊る男子のヘヤースタイルが気になる はやりチョイとハズくなる曲調だが どうにもこうにも主役である彼女の歌声はパンチが効いている もっとロックした奴を唄ってもカッコいいはずだ ダンサンブルなシャレこきナンバーで小休止です 日本でも誰かカヴァーしてそうな曲ですよね
①BOWWOW - LAST WARRIORS オリジナルラインナップで復活したアルバムから 大半がリメイクだったが新曲にも良いモノがあった 3曲中2曲がグランジ以降の作風を取り込んだモノだが この曲は哀愁をキャッチーさが絶妙な絡みを魅せる BOWWOWの名に恥じない名曲だった 名曲のリメイクにも負けないインパクトである
②DOKKEN - THERE WAS A TIME ドッケンの枯れた歌声がフォーキーなチョイアイリッシュ風味にフィット 何気ない曲だがジョン・ノーラム時代が無かった事になりそうなので 忘れないでねぇ
③BLINDMAN - THE TEARS OF GOD 哀愁タップリですね 大人が聴いても恥ずかしくないハードサウンド でも守りに入ってないのが最高にカッコイイ このメロセンスに惚れますね
④ACCEPT - IT'S HARD TO FIND A WAY ロシアンルーレットに収録された叙情派ナンバー メインストリームを意識しつつもウドの金切り声がそれを拒否 しかしウドも柔軟に対応して深みを与えている 欧州由来の泣きと大衆性 そしてメタルな感性を損なわないバランスに気を配した一曲だ その後ウドが切られバンドは解散 絶頂期に足踏みをした状態になった 今作はそういう事を悔やまれる象徴的な曲だろう ウドでも可能性はあった
⑥VOLCANO - THE HEAD パワフルですねぇ アグレッシブですねぇ ワビサビがありますぇ セピア色の哀愁です
⑦IRON MAIDEN - ONLY THE GOOD DIE YOUNG アルバムのラストに収録された哀愁のメイデン節炸裂な一曲 アメリカでの市場開拓を狙った作風だけに エッジ不足なアルバムだったが洗練度と従来に魅力を両立 今作などどこから眺めてもメイデンであるが 叙情的なメロディが強調されているために聴きやすくなっている
⑧APHASIA - WINGS OF FIRE 壮麗なインストナンバーに導かれ始まる叙情派ナンバー このバンドらしいメロディと躍動するハードサウンド 耳馴染みの良さと無理をしない演奏 とても好感の持てるバンドでした
ピアノをバックにゲイリーが歌い、ヌーノがハモる。典型的なEXTREMEバラードです。 EXTREMEのバラードが好きな人には、充分満足のいくクオリティーです。 私が知る限り、オリジナルアルバムやベストアルバム未収録曲ですが、 1992年発売「A Very Special Christmas Ⅱ (クリスマス・エイドⅡ) 」に収録されています。 このアルバム、他にはJon Bon Joviによるカバー曲"Please Come Home for Christmas"も収録されています。 アメリカで200万枚売っており、国内盤も発売していましたので、容易に手に入るかと思います。
"Jingle Bells" と"We Wish You A Merry Christmas"のメロディーで構成されいて、それをパンク化しています。 セッションの為、シングルのみでしたが、THIN LIZZYのベストアルバム「The Boys Are Back in Town」に収録されています。 個人的にはPRETTY MAIDSヴァージョンの方が好きですが、オリジナルも楽しくジャムった感がでていて、楽しそうです。
チープのクリスマスソングは、自身の曲"Come On Come On"の替え歌。 限定シングルのみと雑誌で読んだ記憶があり、手に入らないな・・・と思っていたのですが、 4枚組BOX 「SEX AMERICA CHEAP TRICK」に収録されています。 また、「クリスマスMAX2」「クリスマスMAX3」にも収録されております(下記⑦もね) チープのクリスマスアルバム「CHRISTMAS CHRISTMAS」には、この曲は収録されていません。
⑩ God Rest You Merry, Gentlemen(世の人忘るな)/ロニー・ジェームス・ディオ&トニーアイオミ
オリジナルソング縛りっていったじゃん! これ凄いわ~。讃美歌が2人の手にかかれば、こんなにも邪悪になるとは・・・。 ふたりともニヤニヤしながらレコーディングしたんだろうな~。 オムニバズ「We Wish You A Metal Xmas And A Headbanging New Year」に収録。 このアルバム。数々のトリビュート等の企画物をてがけた、ボブ・キューリック主催だから、参加メンツも豪華です。
これは、是非アルバム単位で聴いてほしいのが、 「CHRISTMAS EVE AND OTHER STORIES」/ TRANS-SIBERIAN ORCHESTRA
①Reaction - Joy Ride リアクションの代表曲に押すマニアも多いでしょうね 個人的には鳴沢浩幸ヴァージョンに思い入れがあります 梅沢のドラムはド派手なだけじゃなくボトムをしっかりと支え押し上げている もっと評価されるべきミュージシャンである メジャーデビュー後は小綺麗になりワイルドさも減退 80年代あるあるなんだよなぁ
②CRYSTAL WARS - Body to Body ビーイング系のガールズロックバンド チョイハードな哀愁のロックナンバー ある意味ビーイングらしい仕上がりである コーラスの挟み方などキュンとさせますよね バンドとしては短命に終わりました やはりハード系の受け皿が無い時代にリリースされていたしね 首都高トライアルファンには有名な曲なんでしょう
⑦Kiss - God Of Thunder ポップなヒットソングが有名なのだが 個人的にはKISSと言えばジーンの唄うヘヴィなこの曲をすぐに思い出す 特にライブヴァージョンは極悪感が出ていてクールだ 根っこにあるロックな精神性とハードテイスト そしてエンタメ感を忘れない演出も素晴らしいです
⑧Spiders & Snakes - Driving Me Crazy 小気味よく駆け抜ける哀愁度とドライな感覚 骨太はハードサウンドはクールな印象を与える 男前な日系ドラマーも画になるぞ
⑨Iron Maiden - Flash Of The Blade 妖しげなムードも漂っていますね 展開もこれくらいストレートで良いんじゃないですかね ブルースの歌い方もカッコイイ サビでは朗々とメロディを追いかけ唄い 他はラフなロックンロールスタイルとイアン・ギランからの影響も感じますね でもこの歌唱スタイルを音痴と捉える人もいるから驚きです んなアホな 悪口を言うならギターチームたいしたことないでしょうよ
⑤ANTHEM "Wheels Of Fire 新作のリーダートラックとなる楽曲なんでしょう 先行公開されたのですが個人的には無難でした いつものアンセムです 次のアルバムも安定感のある作風になりそうですね
⑥DOUBLE-DEALER - THE LONG WAY ROAD 下山と島の最強タッグと唄われた正統派メタルバンドの代表曲と言える一曲 島のスリリングなギターとバックのサウンドに負けない下山の強靱な喉 ライブでも素晴らしいパフォーマンスで魅了してくれた またアルバムを作って欲しい そしてレコーディングスタジオにモー娘のポスターを貼ってニヤニヤしてはイケない
⑦LOVEBITES - The Spirit Lives On 女性のメタルグループとしては世界でも有名なバンド 迷いや不純なイメージを抱かせないメロディックメタル路線は説得力がある 演奏もテクニカルだしテクノロジーに頼り切るだけではない自肩の強さを感じさせるのがポイント このまま快進撃を続けて欲しい 女を売らなくとも活動できる世界を目指して欲しいねぇ 個人的にはドストライクな音楽性ではないのですがね 日本人なので日本のアーティストには成功して欲しいですよ
②RIOT - THE LAW THUNDERSTEEL時代を想起させる作風に勝負したSONS OFだっただが 日本でもウケが悪かった 欧州風味のサウンドメイクではなかったのもあるだろうが ハイトーンじゃないのが嫌われたかね? アルバムの中でも耳を惹くキャッチーでパワフルなヤツ RIOTらしいメロと展開が好き
③ZENITH - TIME TO BE FREE 戸谷勉と尾崎隆雄という国産メロディックメタルシーンに名を残した二人 正式な音源はオムニバスに提供した2曲だけ 可能性のあるバンドでしたが戸谷はヴォルフィードの山本とブルースティーラーでメジャーデビュー 尾崎は島とコンチェルト・ムーン ゼニスってなかった事になっているんだよね 残念です 尾崎さん好きなシンガーだったなぁ キーボードとギターのバトルもカッコ良かった 様式美メタル万歳な曲である
①Into The Night / DEFCON いきなりのDEFCONですが(知らん方も多いと思いますが)...正式なデビュー出来んかったUS産トリオ(一時、4人編成だったらしいが)の発掘音源集(発掘レーベル『RETROSPECT Records』から発売)からで4曲目に収録されとったシビれる展開の1曲 しかしコレでデビュー出来んかったんだから...ねぇ アツい歌唱も含め一級品ですよ...取敢えず頭4曲まではね 気になる方は動画サイトで検索してみてね
②Never Run / FIRE 『Metal Blade Records』からの"Street Survivors"なんちゅー10曲入りコンピ(5曲目)に収録されとった女性Vo.の5人組でコレもデビュー出来んかったんだけど...唯一の4曲入りデモってのがあって、何故かあのマイケル・ワグナーがPro.しとったんですな 路線的にはSARAYA辺りに通じると思いやす
③Alone In Love / SALLY STEELE ①同様、発掘レーベル『RETROSPECT Records』から発売された(オクラ入り作品の)5曲入りEP.からで録音は'88年~'89年とあります バンド名を冠している女性Vo.さんは女優業なんかもしておりエリック・カルメンの大ヒットサントラ曲"Hungry Eyes"のPVに主演してたりもします (ウィキペディアによると)現在は...『Vegas Rock』っつう音楽誌のCEOだったりするっていうからかなりヤリ手の女性のようです 遅れましたが...タイプ的にはVIXEN路線ど真ん中と言えるでしょう
④How Many Heartaches / SATROX スイス産5人組2nd"Energy"収録の哀愁路線バリバリのバラード(笑) マジ凄いです そのお涙ちょーだい的泣きメロで...涙腺決壊状態必死でしょう 名曲...そして隠れた名盤でもあります(激推し!!!...笑)
⑤Bleeding In My Heart / STEVE THOMSON スイス出身のシンガーでその手のマニアには知られているかな...と思いますが、この曲はアルバムには収録されずシングル"Europe"のみ収録された曲 いきなりのKey.感はあの"The Final Countdown"を意識したのでしょう イイ曲です
⑥Name The Time / BRITTON '88年唯一作"Rock Head"収録曲で、歌唱はバンド名にもあるマイケル・ブリットン氏 胸毛モジャモジャのワイルド感漂う佇まいは日本ではウケが悪いと思うが、その歌唱自体は(JOSHUA時代の)ロブ・ロック辺りに近いと思います 正しくアメリカンメロディアスハードという1曲
⑦Too Much Too Young / BABYLON A.D. この中にあって一番名の知れたバンドと思いますが...本曲はデビュー前に録音されたという発掘音源集に収録されてた曲 そのKey.感とメロウさを押し出した音楽性は1stの様なワイルド感はあまり感じまへん 音は悪いが曲は良い
⑧Surrender / SIMON CHASE G.のSil Simoneが中心のカナダ産の'88年1st"Thrill Of The Chase"から 正直、どの曲も素晴らしいのでドレにしようか迷いますが、Key.感のシビれるラストに収録されているこの曲で...またその張りのある歌唱も素晴らしいです 因みに同郷の大先輩であるエメットさんも2曲で共作しておりますね
⑨Top Dog~Reaching For The Sun / HURRY SCUARY 我が日本からも...と思い、ドレにしようかと思いましたが、イケメン中間さん(G.)がいたこちらを選曲 作曲はMAKE-UPの松澤さんなので悪いわけがないですが、そのKey.に導かれる展開とメロディが堪らん そしてそのメロウな展開を切り裂くか如きG.ソロは正しく"和製イングヴェイ!?" 終盤の展開も素晴らしい名曲
⑩Worlds Apart / WORLD APART 最後は何にしようかと悩んだが...かのMASSの歌唱を思わせるこちらの自主製作1stから... そのクリアで伸びやかな歌唱はクリスチャンメタルっぽさが強く、如何にも清々しいです 正しくメロハーって感じかなぁ...と
①Stay The Night[1989年録音] / PAIR A DICE 結構なイケメン揃いのUS産5人組の正式デビューが叶わなかった'89年に録音されたという6曲入り1曲目で、歌唱はこの後、自身の名を冠したLANCIAを結成するポール・ランシアでG.にはFIONA作品やヴィンス・ニールのソロ作品にも顔を出すデイヴ・マーシャルだったりしますね 因みに'08年に「RETROSPECT Records」から発売されましたが、更に2曲を加えた再発盤(DEMON DOLL Records)もあります
②Back On The Road[1989年] / ORACLE '15年に「NO REMOSE Records」から再発された時は衝撃だった作品(英国領ジブラルタル産5人組9曲入り唯一作) 純粋にいえばメロハーではないし全曲凄くはないと思うけど、この'89年っつう時代にしてそのNWOBHM直系の如き音楽性、そしてタイプ的に言えばPRAING MANTISやDARK STAR辺りの名が挙げられるでしょう 線が細く頼りなさげな歌唱ながら良いアンセントを効かすKey.と全体を覆うメロディックな響きが堪らない1曲
③Sara La Fountain[2009年] / FIRENOTE フィンランドの若手5人組が発表した唯一作(セルフタイトルで11曲入り)で本作を最初に聴いた時の衝撃は強烈なモノだったな 同郷の「IVK Music」というインディレーベルからの発売ながらサウンドプロダクションも素晴らしくて...何しろ、真っ新の新人とは思えない楽曲の完成度にシビレたね 哀愁感がありながらシビレるメロディが次から次へと繰り出して来るんだから... 偶に某オークションでも出品されてるのを見かけるけど、結構スルーされてて..."勿体ないなぁ"って思うんだけどね(激推し!!!)
④Holdin' On[1982年] / TANE CAIN "ケイン!?"...そう当時あのジョナサン・ケインの奥方だった女性のソロ唯一作でタイトル曲は日本でシングル発売もされ邦題は"抱きしめて" 旦那も相当な惚れっぷりだったようで全9曲中の8曲を楽曲提供していますね 因みに作品全体がハードポップアレンジなのでメロディアスハード好きにも十分アピールすると思います
⑤Cold Love[1992年] / TRADE MARK ギリシャ産4人組の唯一作5曲入りEP(ショボいデモと粗悪ライヴの4曲を加えた'03年再発盤有り)の3曲目で、音も垢抜けないし全体を覆うイモっぽさもあるが、ピアノに導かれる1曲目も捨てがたい...で、とにかくこの3曲目は出色ではと思う それと中々の必殺振りをカマすG.ソロもイイ
⑥Gladiator[2010年] / MICHAEL C. DRAGON 独出身シンガーの'97年7曲入り唯一作EP.にボーナスを加えて'10年に再発された時にそのボーナスとして加えられた曲 心臓の鼓動音から銅鑼が鳴って物々しく始めるがゲストの女性Vo.も加わったりで、所謂メロディアスハードの王道的1曲では...と
⑦This Town Ain't Big Enough For The Both Of Us[1987年] / OLE RETURNやSHA-BOOM等に楽曲提供やプロデュースなどマルチな活動で知られるノルウェー出身のOLE EVENRUDEのOLE名義の1stソロ2曲目で、ポップさを押し出した音楽性は先述バンドや蘭産ZINATRA辺りに通じると思います
⑧What Goes Around (Will Come Around)[1991年] / DAG FINN ⑦に登場したSHA-BOOMのVo.ソロ唯一作の2曲目 本作にもOle Evenrude作の楽曲も収録されていますが、タイトル曲は自身による曲で、サビメロなどはジャック・ポンティ辺りが作りそうな感じがするかな...と(笑)
⑨She's My Desire[1988年録音] / PRETTY BOY この後、MARIAHへと発展する5人組が録音したものの正式発表が叶わなかった音源を'08年に「RETROSPECT Records」が発売した12曲入り唯一作(PRETTY BOY FLOYDとは無関係) 適度なKey.感とそのメロディックな楽曲はかなりの高水準と言えるでしょう 因みにこの後のMARIAHで加入するKey./G.のJimmy DiLellaはあの名曲"Forever Young"の作曲クレジットにその名を残す人物
⑩Lost Without Your Love[1991年録音] / FAR CRY Vo.を務めるのはこの後あのMETAL CHURCHへ加入を果たすロニー・ムンローで、本作は'91年に録音されながらオクラ入りとなった6曲入りを'07年に「RETROSPECT Records」が発売した作品 ジェフ・テイト風歌唱で歌われる正統派的音楽性を有しながらよりメロディに軸足を置いた音楽性は1st期MASSや2nd期HAIR APPARENT辺りにも通じるモノ またデニス・ターナー(G.)を中心としたその作曲能力の高さも指摘しておくべきでしょう
④SHOW-YA - Let It Go ステファニー時代より無かった事になっているYoshinoちゃん ジャケに映り込むショートカットの女性が彼女じゃないの? でも盛りすぎな写真なんだよなぁ アメリカンロックをやっていますねぇ 寺田恵子が歌っても様になりそうなヤツです 似たタイプの声質だから尚更ですけどね
⑤Hotshot - Too Much Is Never Enough DANGER DANGERのシンガーだったマイク・ポントのソロプロジェクト 録り溜めていたデモを世に送り出した企画モノなのだが この曲はその中でもDANGER時代を思い出させる哀メロナンバーである 日本人はこういうの好きでしょう
⑥The Heat - Too Far, Too Fast まるでBON JOVIな哀愁のあるメロディックなやつ 映画のサントラになっているが このバンド自体は正式なアルバムを残すことが出来なかったはず AOR調の唄モノサウンドマニアならば見逃せないでしょう BON JOVIなヤツであるがワシはスキやで
⑦Balance - In for the Count スペイシーなキーボードは近未来感を演出 ハード目のギターもカッコいいが クールなグルーブ感が最高にカッコイイ 歌もメチャクチャきまっている 隙の無い唄モノナンバーだ
⑧The Kids - Hun Er Forelska I Lærer'n ハンバーグ師匠があまーいと叫びたくなるようなパワーポップナンバー サビで北欧の風を吹かせるのよねぇ 涼やかなメロディを歌うのがDDダイナマイトでお馴染みの 元TNTのシンガーダグ・インゲブリクトセンです マニア心をくすぐるヤツですよねぇ
⑨Chris Thompson - Secrets In The Dark NWOBHMバンドグラスゴーに提供したメロディックなナンバー NWOBHMからの脱却を目指し似合わないことをやったグラスゴー ハッキリ言ってこっちのヴァージョンが良いですよ ポジティブな空気と爽快さも感じさせる哀メロが耳を惹きますね 一番有名なのはエリック・マーティンが歌っているヤツです そしてマニア筋にとってはバーニー・マースデンのアラスカに トニー・マーティンがいた時代にやっていた曲としても知られていますね グラスゴーのオリジナルではありません ライナーノーツばかり読んで知った気になるのはOUTです
⑩西城秀樹 - ナイトゲーム グラハム・ボネットで有名なNight games 秀樹が歌うヤツはテンポは速めですが歌謡テイスト満載 チョイ恥ずかしくなるアレンジです スクールメーツの踊る姿が 針すなお先生の似顔絵も思い出される ダン池田の姿が脳裏に
①Celtic Frost – Circle Of The Tyrants このバンドとしては聞きやすい部類に入る曲だろう ダーティーな暴走メタルが好きな方ならばイケるでしょうね 彼らのルーツも垣間見える一曲です
②Grim Reaper - Dead On Arrival 驚異的な歌声とストレートに弾けるメタルナンバーは実に魅力的 メリハリのある構成も手伝い聞きやすさは抜群だ メタル初心者にもってこいの気合いの入ったヤツです
③Fifth Angel - Midnight Love ポテンシャルはあったのに売れなかったバンド 日本人好みのメロディック路線はベタつかずドライ過ぎない ワールドワイドなメジャー感も絶妙であり売れそうな空気が充満していた こういう曲でも発揮される洗練されたセンスに引き寄せられる
④Morbid Angel - Maze of torment 腸にズシンと響くヘヴィなグルーブと殺人的な刻み このバンドの真骨頂と言える大立ち回りにぶっ飛ばされる 神経を逆撫でするヤバいヤツですねぇ
⑤E・Z・O - HOUSE OF A 1,000 PLEASURES 結局は日本の地に足を踏み入れることなく解散してしまった北海道のメタル戦士 このリフはフラットバッカー時代から知られたヤツだ 山田雅樹のパワフルな歌声もワールドワイド 今最も再結成して欲しいバンドである 昌洋のギターも個性的 リズム隊のパワフルである
ワレたちゃならば、こうなるかと。 ①Steelheart「Shes Gone」 ②Heart「Alone」 ③Def Leppard「Bringing On The Heartbreak」 ④Poison「Something To Believe In」 ⑤Gotthard「Heaven」 ⑥Night Ranger「Goodbye」 ⑦Skid Row「18 And Life」 ⑧Motley Crue「Home Sweet Home」 ⑨Ozzy Osbourne「Mama Im Coming Home」 ⑩Survivor「Man Against The World」 これはつまり、聴けばダンッ!!と且つビシッと来る間違いなしのパワーバラード特集という事になりますが特に最初の2曲となる①②あたりはたとえ恋愛が絡まってもビターチョコみたいな濃厚なスゴみを感じさせますし····
またコチラでは、まったく別の意味合いで自分が語る「今日の10曲」をご紹介したいと思います。 ①RATT「Round And Round」 ②WINGER「Seventeen」 ③DOKKEN「In My Dreams」 ④CINDERELLA「Shake Me」 ⑤NIGHT RANGER「Restless Kind」 ⑥EUROPE「Seven Doors Hotel」 ⑦OZZY OSBOURNE「The Ultimate Sin」 ⑧BAD ENGLISH「Straight To Your Heart」 ⑨MICHAEL MONROE「Dead Jail Or Rock N Roll」 ⑩HUMBLE PIE「I Dont Need No Doctor」 これら10曲は群馬県富岡市にかつてあったレンタルビデオ屋でCDを借りてはじめて知った曲の数々という事になります。特に①ですがコレは同じ店にあったそれぞれ全く別のCD3枚をそれぞれに借りて何と3度もそれぞれ全く別のカタチで知ることになった自分にとっての偉大なる一曲でございますなァ〜♪♪また⑧となりますがジャーニーのメンバーが結成したバンド····この「ワルっぽい英国紳士」だなんて言うようなニールショーンのバンドのCDが富岡市のこの店に何と2枚(当然それは1stと2nd)も置かれていたワケでございまして!! まさにコリャ味わい深い店をしとるモンじゃ!!ですぜ。
②All My Bridges Are Burning[1992年] / WARRENT B!誌では評価されなかったし、暗くシリアスな雰囲気が漂う3作目ですが、そんなシリアスな雰囲気を切り裂くような本曲はこのバンドの中でも出色の出来なのでは...と思うよ(未聴の方は是非!!!)
③Right Between The Eyes[1989年] / ICON ココ日本で"悲運のバンド"というとLIONの名を挙げる方が多いと思うが、本バンドの中心Dan Wexler(G.)も結構な運の無さである(苦笑) この"眉間の弾丸"の邦題で知られる3作目(カセット作"More Perfect Union"作品除く)もB!誌では"79点!?"というどっちつかずの評価で黙殺され、以降廃盤後にプレミア価格になるという"お約束的運命!?"を辿った作品 まぁ、確かに全曲良いという訳ではないかも知れんが、特に前半はシビレる曲が並んでいる快作
④Out Of The Blue[1989年] / Jack Starr's BURNING STARR 当初、VIRGIN STEELEのリーダーと目されながらも(少なくとも1st"危険地帯"LP盤ライナーではそのように記載されていた)音楽的主導権はデヴィット・ディフェイス(Vo.)だった 確かにバンド在籍時のジャック作の楽曲はツマラん捨て曲ばかりだったんで、本作も購入当時は全く期待などしていなかったし、実際AB面トップの2曲(本曲はB面トップ)を除けばそんなようなモンだったな...と(笑) しかし何故か本作以降の作品からは(具体的には~'S GUARDIANS OF THE FLAMES名義の"Under A Savage Sky"作品)作曲能力が向上したと驚いたんだったけな
⑤Forever[2000年] / ROB ROCK 1stソロのラストに収録された名曲中の名曲で、IMPELLITTERI作品などの歌唱もイイが、本曲に於けるパフォーマンスは過去最高レベルと呼べるモノでとにかく凄まじい また実質的新生DRIVER体制とも呼べるであろうPro.に作曲、そしてG.プレイと全面協力しているRoy Zの存在も大きい 終盤へと向かう感動のメロディとタイトルを連呼するロブのアツい絶唱を聴いて貰いたい1曲(激推し曲!!!)
⑥Strangers In The Night[1988年] / KUNI 中心のG.氏が日本人なのだから"アメリカン~"ではないとの事かも知れんが(苦笑)、まぁその他メンバーは日本人じゃないし、米国滞在時に米国人によって製作された訳なので... フックのあるメロディとジェフのアツい歌唱が良くハマった1曲で、正しくトップに相応しい
⑦Sprit Of Love[1992年] / HOUSE Of LOADS 気品高き雰囲気と適度な豪華さが漂う空気感、また情感溢れるジェームズ・クリスチャンの歌唱など味わえる1曲でその音楽性は本作で一応の頂点を迎えたといっていいでしょう
⑧Ashes To Ahses[1988年] / Vinnie Vincent INVASION この1曲目の邦題"聖なる復活"ってどんな復活なのだろう?(笑) マーク・スローターの特徴有る裏声ハイトーンは好き嫌いがあるだろうが、ドラマ性と叙情性を併せ持つ展開はアルバムトップに相応しくヴィンセント氏の確かな作曲能力が伺えます B!誌などでは"半漁人!?"などと揶揄されて笑いのネタにされてしまった感があるが、その才能が黙殺されてしまい誠に気の毒な男だったと思う
⑨Off To The Sun[1991年] / XYZ ヘヴィなリフと重くタメを効かせたドラムが印象な展開はあまり評価されていないが、2ndに於いて一番良く聴いたのがこの曲だった ドンがPro.した前作だったら収録される事はなかったのではないだろうか
⑩Stars[1986年] / HEAR 'N AID 普通、呼び掛けた本人は少し自重するモンだがロニーは...いや、ヤメておこう 最早、言葉はいらないでしょう(笑)
今日はここで「ボン・ジョヴィ10選」をお届けします ①Livin On A Prayer②Its My Life③Have A Nice Day④Keep The Faith⑤We Werent Born To Follow⑥Bad Medicine⑦Social Disease⑧Bed Of Roses⑨Silent Night⑩Let It Rock つまりこんなカンジになりますが、前半はこのサイト見る者全員に向かって叫ぶメッセージという事で····後半はコリャもぉーたまらん!!だから夜の酒のお供に是非!!そんなイメージで出しました
またこんな特集も、コチラから提供したいと思っています‼ 「ジャーニーの10曲」ボン・ジョヴィもジャーニーもいわば「聴く者の人生にとってプラスになるコト」をまるでモットーにしたような歌づくりにズバリ特徴があるバンドでございますなァ♪♪ ①Dont Stop Believin②Open Arms③Separate Ways(Worlds Apart)④Chain Reaction⑤Only The Young⑥Be Good To Yourself⑦Ask The Lonely⑧Faithfully⑨Mother Father⑩Lights
ワレたちゃの提供でお送りします♪♪「今日の10曲」 ホワイトスネイクと並ぶブリティッシュハードロック界のカリスマ?なバンド····それもデフレパードでございます!! ①Hysteria②Lets Get Rock③Promises④Rocket⑤Heaven Is⑥Ride In To The Sun⑦Pour Some Sugar On Me⑧Love Bites⑨Too Steps Behind⑩Photograph まさにのモンスターアルバムを1987年に出して以来、いかにも未来的を思わせるデジタルざんまいなサウンド/スタイル(もしかしたら、こういうモンを「デジタリアン」って言うのかな? なんて····)で全てのロック少年少女を魅了してきたデフレパード。アドレナライズとかのようなアルバムなんかはスンゲェ聴く価値有りマッセ!!でしょうし····ちなみにマリリンモンローへのオマージュとして発表された⑩なんかもある意味で「深い一品」なんですがね。何よりブリティッシュロックは、いくらポップであろうツッパリであろう根本原則として「シブい」キャラかもしれませんヨ♪♪
そしてロックバンドの「シブい」と言えば····もともと玄人向けのようなポップロックとしてデビューしたスティーブルカサーとジェフポーカロの「TOTO」 皆さんはシブいロックと言ったらデヴィカヴァでおなじみの「ホワイトスネイク」だとか、のちにバッドカンパニーを結成するポールロジャースの「フリー」が出て来ると妄想しちゃって期待していたかもしれませんが。 ①Rosanna②Africa③Hold The Line④Ill Be Over You⑤Pamela⑥99⑦Stop Loving You⑧White Sister⑨Rea⑩Only You 日本でもマツダ・カペラのCMに使われた⑤だとか、いわばLAメタル系列のアメリカンハードロックバンドにそのまんまなタイトルのバンドがいる⑧····そして何より皆さんご存知!!説明不要のビッグヒットである①②といった具合にロックファン/ポップスばかり聴いているミーハー/ヘヴィメタルマニア····そんな事一切関係なく誰問わずに洋楽にハマったなら是非聴く価値アリなんですゾ!!ボン・ジョヴィやジャーニーも良いがシブさでは誰にも負けまい「トト」の歌に永遠の命を!!
②WIRED - Love comes through your mind 出だしに驚きましたね こんなバンドになったんかいなぁであるが 以外と癖になるキャッチーでダンサンブルでハードなスタイルをひねり出した 古くさいサウンドに埋没することのないフレッシュ感 自分たちのフォームを崩さないギリギリの立ち位置で善戦した こういうの嫌いになれません メロディなんですよね むしろ上手いことやったなぁと感心します このバンド好きだったんだよなぁ
③Concerto Moon - The Last Betting コンチェルト・ムーンは断然尾崎派です この曲も尾崎さんがいたゼニスの曲 甘いメロディを歌う尾崎さんが素敵ですね 島さんのギターもロマンティックです キーボード大活躍だしベースのフレーズがいいのよ
④DIABLO GRANDE - Unbroken Heart 男臭い雰囲気もあるのですがこなれた感が中和 キャッチーで親しみやすいがハードな硬質感を損なわないという離れ技をやっています 売れそうなポテンシャルも充満しており アイドルバンドがアレンジを変えてやったら大ヒットしそうだと思うほど良い曲だ この強烈なリズムに身体が勝手に動き出す
⑤Betty Blue - 夢みる頃すぎて ACTIONもやった歌謡メタルナンバー 歌詞は違うのですが女性が歌う方がシックリきますねぇ 実力のあるアーティストが揃っていたのですが短命に終わりました ハードポップサウンドの受け皿が日本にはない 早すぎたんですよね ベースはラジャスのノンちゃんです
①The Heat And The Fire[1989年] / SHOK PARIS 必殺のツインG.から繰り出される旋律がとにかくツボ B!誌で酷評された3作目からで脳天気な1曲目から打って変わってのその初っ端からして脱糞必死の名曲中の名曲...がこの曲以外は糞曲なので注意が必要な3作目(買うなら前作が絶対オススメだ) コレが(歌唱がクドいからと言って)ダメならアメリカン・パワーメタルはヤメた方が良いでしょう(笑)
②聖なる殉教者[1986年] / OMEN 表舞台には決して出ることのなかったバンド しかしこの湿り気を帯びたメロディが好きモノには堪らんモノがあった メイデン的HMをあそこまでヒネらずにあくまでアメリカンな分かりやすさで演ってみせたのも良かったと思う ※因みに今回は邦題で表記してみた(原題:Holy Martyr)
③Lions Roar~Bound To Be Free[1985年] / SAVAGE GRACE このバンドを避ける訳にはイカンと言うことで... アメリカン・スピードメタルといえばまずはこのバンド 次作2ndフルも名盤だが、専任Vo.の在籍した本作も逸品で、トップを飾ったイントロ"Lions Roar"からのガッツィーな"Bound To Be Free"はアメリカン・スピードメタルの良心と言えるだろう(笑)
⑤The Pride Of The Tyrant[2002年] / RHAPSODY 結果、(ジョーイ・ディマイオの「Magic Circle」と関わって)"OF FIRE"が付いてから失速が始まったような...(苦笑) ホンで1stで衝撃のデビューを飾った伊産が数作を経て放った名曲で聴く度に気持ちの高ぶっていくのを感じます そのデビュー当時は"ロープレ(ロールプレイング)・メタル"とか言われたりもしましたが、その音楽性を推し進め更なる高みへと昇華させてみせた名曲だったと思いますよ また仰々しいバックに負けていない歌唱を披露したファビオ・リオーネの存在も大きい
⑥Black Widow[2001年] / LAST TRIBE 全編疾走しているわけではないのだが、とにかく疾走するサビメロのアツさという点では今回の中でも1・2を争う名曲でしょう その後は「FRONTIES Records」にいいように使われてしまってここ最近はやや精彩がないように感じるマグナス・カールソン(G.)ですが、G.ソロからサビと呼応して終盤へと向かう超絶ギタープレイが凄まじい 因みに歌唱のリカルド・ベンソンはその後はレコーディング作業の裏方になりARCH ENEMY作品を始めスウェーデン出身アーティストの作品にも多く顔を見せていたりします
⑦Stargazers[1999年] / NIGHTWISH そのオペラティックな歌唱が結構な衝撃だった初代ターヤ・トゥルネン在籍の本邦デビューとなった2作目トップ曲 当時、同時期にデビューを飾った先のSINERGYと比べられBURRN!誌ではどちらかというとSINERGYの方がプッシュされていたように思うが(キンバリーのコラムもあったしね)、個人的にはアルバムとしては圧倒的に本作の方が好きでした そしてその後の作品も殆どの収録曲を手掛けていたT.ホロパイネン(Key.)の底知れぬ作曲/アレンジ能力に舌を巻いたです
⑧Iron Hand[2004年] / SILENT FORCE DC. クーパー(Vo.)とROYAL HUNTのアンドレ・アンダーセンとの亀裂が生じてた頃にソロやらと色々と演ってたモノの一つ 音楽的主導権は奥さんが日本人という事で少し親近感もあるアレックス・バイロット(G.)でして、特にメロディの充実を感じさせるこの3作目はオススメ出来ると思います で、この曲って何気に隠れた名曲じゃないのかなぁって思いますね
①For The Universe-Theme~Speed Of Sumurai[1985年] / MARTYR 蘭産5人組1st1曲目から 昔に某最寄り駅前にあった某有名デパート内の中古盤屋で中古のLPを購入したのが最初でした 正直、ショボい小学生並み画力で描かれたけたジャケイラストはジャケ買い出来るほどの勇気が湧かなかったのだが、その"Speed Of Sumurai"という曲名に惹かれ思わず"曲名買い!!!?"した作品(笑) また、本人的にはハルフォード氏を意識してたのかも知れんが、出来上がったのは"ふにゃちん状態のキング・ダイヤモンドのような!?"モノでした
②Cheyenne(Where The Eagles Retreat)[1989年] / STORMWITCH 当時、国内発売もされたがいつしかその国内盤帯付(「JIMCO」盤)はレア化 しかしバンド自体は全く話題になることはなくその後も活動は続いてはいたものの日本で話題になることはありませんでした で、3作目までのダーティさ漂うイメージから脱却し、中世風衣装へとイメージチェンジを図った意欲作4thの終盤に配された疾走曲 如何にも線が細く、頼みの裏声ハイトーンもパワー不足ながらメロディックに展開するメタルはB級ジャーマンの老舗としての意地を見せた佳作に仕上がっていたと思う(当時は結構聴き込んだよ...苦笑)
④Age Of Innocent[1986年] / SAVAGE GRACE B!誌で(確かさこたはつみ女史!?)90点以上を頂戴した2ndフル6曲目の疾走ナンバー そのメロディにも気を遣ったスピードメタルは(少なくとも当時の)カボチャと同等の評価されて然るべきバンドでしょう その全作が女性を侮蔑したジャケアートというのは今なら間違いなく左翼系団体辺りから集中砲火を食らうであろうが演ってる音楽そのものまで批判されるべきではないと思う 時折、音程が宇宙の彼方へ飛んでってしまうクリスチャン・ログー(兼G.)の素っ頓狂な歌唱を足し引いても余りある完成度を誇る名盤
⑨Opinionate![1988年] / HADES 前にツンのめりそうなリズムから繰り出される場面転換が多くスラッシーさも併せ持つUS産の2作目"If At First You Don't Succeed"収録1曲目 スタスタスタと前のめりなドラムから耳をツン裂く裏声ハイトーンを轟かせるのはこのあとWATCHTOWERなどへと渡り歩くアラン・テッシオ氏 メロへの拘りよりも突進力と変拍子を優先した音楽性は一般には少しキツいかも知れんが、ドリーム・シアターとはまた違ったテクニカルメタルの姿がある
①KING KOBRA - Mean Street Machine マーク・フリーはバンドを去ったがバンドサウンドに陰りはない アメリカンでドライブする極上のメロディックメタル こういう活きのいいヤツを聴きたい
②QUIET RIOT - The Wild And The Young サビの弾けっぷりがたまらんねぇ 2匹目のドジョウ狙いだがこれも大ありだ ワシは大好きやで
③Tygers Of Pan Tang - Only the Brave キレのあるリフワークと妖艶なる空気 NWOBHM時代と今を上手くミックスさせている 単なる懐古主義のクラシックメタルだけじゃない
④Metropolis - Never Look Back 洒落ていますねぇ 哀愁が絶妙に効いています こういうの好きですねぇ 大好物ですよ ロック色も絶妙 集まれ産業ロックの森です
⑤Red Dawn - LIAR ジョー・リン・ターナー似の声質と曲調も手伝い 完全に後期RAINBOWと化しています この押しの強い歌声は頼もしいですよねぇ
⑥Phantom Blue - Going Mad 性別を問わない本格派のバンドでした レザー・レオーネばりにパワフルなシャウティングヴォイスもクール 女を売り出したジャケが逆に損していますよね 性差別発言と言われそうですが男勝りなバンドでした テクニックも申し分ない
⑦RIOT ACT - Closer to the Flame 初期型のRIOTの魂を引き継ぐモノ達によるガチンコサウンド あの時代の空気を上手く現代に落とし込みビルドアップしている これでマークとのツインリードがあれば尚よしですが 叶うことはありませんねぇ フレットレスベースが効いている
⑧Danger - I'd Die For Our Love 幻のバンドだよなぁ これじゃない音源は探せるんですけどねぇ YouTubeで良いので探してくださいませ 哀愁のメロディックロックですよ デモ音源ですから音質は間引きしてくださいませ
⑨Pantera - Power Metal フィル・アンセモのハルフォードスタイルで歌っていた時代ですねぇ 4枚目のアルバムで大化けしましたが 日本ではデビュー作みたいな勘違いさせる手法をとっていましたね メジャー第一弾みたいな謳い文句が苛ついたなぁ ワシにとってのパンテラはこれです この前のデフレパート時代も懐かしいわ
⑩MAKE-UP Energy One 彼らのカタログではストレートに疾走するハード目一曲 こういうタイプの楽曲も調理する腕を持っていただけに どうにもメロディックな売れ線志向が強すぎたと思う もっともっとやれたバンドだ 代表曲聖闘士星矢だけでは寂しすぎるが 映画のおかげで脚光を浴びるだろう
①HAYWIRE - BAD BAD BOYS カナダのバンドですねぇ 日本ではカナダのバンドは認知されません なぜでしょうか? 軽やかで爽快感のあるハードポップナンバー 1枚目のアルバムからなんで情緒がありますねぇ 実力のある本格派のバンドがやる売れ線はやはり説得力がある
②Honeymoon Suite - Bad Attitude コレもカナダのバンド 健康的な面に少しワルっぽさを捻出しているがオシャレです 売れそうな空気を持ち合わせるのが魅力 単に日本の批評家に紹介されなかっただけ グラム系のハードポップバンドとしては優秀なバンドだった もっと知られるべき存在である
③Marilyn Martin - Night Moves 大ヒットシンガーとはいかなかったが サントラ盤に参加したりフィル・コリンズとデュエットしたりと 一発が起こりそうな予感もあったがアルバム一枚で切られたんだよなぁ こういう軽めの曲だけど哀愁のあるメロディは日本人にウケるやつである 唄モノ好きならば聴いて損はしない実力派の女性シンガーだ
⑤Benjamin Orr - Stay The Night 日本では全然知られていませんね ちょい悪系の甘い顔立ちはウケそうなんですけどね この甘い旋律とロマンティックなムードにメロメロになるのでは チョイ切ない系が入っているのが実にイイ味わいです ヒットしそうな一曲ですよねぇ
⑥Missing Persons - Color in Your Life ドラマーのテリー・ポジオが売れる為にやっていたグループ 日本でもバンドブームの時にやってそうなエレポップです 全然ロックしていませんが このハードポップ感に本格的な志向を組み込ませたサウンドはお金かかってますよね 女性シンガーってのも売れたいメッセージだったんだろう
③M.S.G - Love Is Not A Game モロにメインストリームを意識したメロディックメタル どこかMSGなんだと言いたくなる変貌ぶりに度肝を抜かれます マイケル・シェンカーが全然シェンカーしていない姿に今でも驚きを隠せない 後年逆説的に名盤と取り扱われる機会のあるアルバムなので 後出しジャンケンで絶賛する大嘘つきが大量発生した そこまで風呂敷を広げる必要はないがマイケル名義に拘らなければ 大衆性完備の哀メロナンバーとして評価出来る
④Signal - Does It Feel Like Love 洒落ていますねぇ 80年代の匂いがプンプンします この実力派が軟派なことをする姿に懐かしい空気を感じますねぇ バブリーサウンドですが芯がしっかりしているので浮つかない マーク・フリーの歌声も実に頼もしい
⑤Work Force - Hold On Tight 売れそうですねぇ なんと言っても不健全な感じがしません 薬物とは無縁のラジオフレンドリーな一曲 哀愁のあるメロディと爽快感 ちょうど良いバランスです
⑥HOUSTON - LIVE FOEVER お約束感満載の哀メロナンバー このバンドが奏でる美旋律に胸キュンします ベタで上等 ○○の類似性を指摘する人は立ち入り禁止でお願いします
⑦The Big Deal - Power On このバンドとしてはパワフルなナンバーだ 壮麗なメロディと実力確かな二人のロックディーヴァ テクニカルなギターもスリリング そこに絡むキーボードも素敵 シンプルだがタイトなリズムプレイもダイナミックさを演出 バランスの良いバンドだ 次作が楽しみである
⑧VENUS 5 - Tom And Ms. Amy Lee 5人の女性シンガーが一堂に介してアルバムをリリースという 主役クラスが揃った企画モノのAVみたいな豪華さだが 正直必然性は感じないのだが話題作りにはちょうど良いだろう この共演は奇跡だなんて歓喜の声を上げるマニアだっているだろうし 嬉しいコラボ企画である 個人的にはツケ睫毛選手権であった
⑨VICTORY - Leave Me Alone 規則正しいリズムと大衆性完備のメロディ このバンドらしい男臭さを柔和したサウンドは 売れそうな空気が充満している 不器用なようで器用な立ち振る舞いがイイですねぇ
01. HELLMETAL / HELLMETAL / CEIFADOR 02. SUPERMETAL / WATCH ME BURN / AT THE STAKE 03. WARMETAL / WARMETAL / BARATHRUM 04. BATTLE METAL / BATTLE METAL / TURISAS 05. ULTRA METAL / TURBO-LASER / TURBO-LASER 06. LOVES METAL / PARROTS RISING / LOCKED AND LOADED 07. SPEED METAL / FUERZAS EN LA NOCHE / METALURIA 08. TRUE METAL / HEAD OF THE DECEIVER / WIZARD 09. THUNDER METAL / XIV / VULCANO 10. PANZER METAL / PANZER METAL / NEGATOR
⑤FIAR WARNING - OUT ON THE RUN この曲一発で日本での人気を獲得したと言えるでしょうね スリルのあるアレンジとフック満載のメロディ 彼らの代表曲でしょう
⑥MELIDIEN - LOST IN THE WILD アメリカのバンドとは思えない哀愁と爽快なメロディ でも湿りすぎないのがポイント パクりが多すぎて一部のマニアにしか知られていませんが こういう曲をやるセンスはある シンガー的に合わないような気はするが メロディ派には無視できない出来映えであろう
⑦EUROPE - DAYS OF ROCK N' ROLL シンプルな曲です 分かりやすいリフレインと北欧的メロディ こういうのをサラリとねじ込めるのが強みですよね 等身大の魅力を光らせています ベテランの味わいですね
⑧ICON - SHOT AT MY HEART 甘さとハードさが絶妙なんですよね 聴かせ方とアレンジが憎いです ポテンシャルの高さと器用さがセールスに結びつかなかったバンドですが メロディ派のマニアには是非ともいってほしいバンドですね ギターを歪ませないんだよ
④Barón Rojo - Los rockeros van al infierno シンプルですよね その装飾を飾らないダイナミックなサウンドが人気でした 何故か日本でも人気を博したバンド 批評家のレビューも良かったのが影響したのだろう そこまで凄いわけじゃない この情熱的なサウンドはお国柄でしょうね
⑤Gary Barden - Don't Take These Dreams Away コンピ作True Britsはゲイリー・バーテンが歌うヤツを キビキビとしたリズム 気持ちよさそうに歌います 歌メロもイイですよね 煮え切らないのが英国です
⑥Tyrant - We Stay Free キレのあるリフとちょい哀愁系のメロディ そこにからむダミ声ヴォーカル ストレートに力強く押し込んでくるメタル 大味にならないのはジャーマン系ならではの味わいだ
⑦Cats In Boots - Her Monkey 短命に終わった幻の日米混合バンド 日本人らしい木目の細やかさと アメリカンなダイナミックさ セクシーな歌声もバッチリとハマり雰囲気は良かった この曲もアメリカで売れそうな気配があった どこかワルっぽくてワイルド&セクシーな空気も良かった
⑧Blue Tears - Rockin' With The Radio 歌声のせいもありボン・ジョヴィ風味も強いのだが ダイナミックで爽快なアメリカンロックは いかにもラジオフレンドリー 狙いにいった一発ですよね
⑨IOMMI - I'm Not the Same Man ソウルフルなグレンの歌声と哀愁のメロディ グレンの真骨頂ともいうべきソウルを抑え気味に歌ったのが正解 アイオミのギターも色気十分です
⑩Gillan - What's the Matter 勢いのある疾走ナンバーとギランの相性は抜群ですね この時代のギランって余りフィーチャーされていないのが残念 マジック発動だよなぁ
⑨FIRE - 丸山みゆき オリジナルはジム・スタインマンの Bad For Good のちにミート・ローフが地獄のロックライダー2でも取り上げます ちなみに彼女の方が先にカヴァーしていますね ドラマはスクールウォーズ2の主題歌 それっぽい曲でしょう? 主題歌もドラマも2匹目のドジョウを狙いすぎである
④DORO - Total Eclipse of the Heart ドロ姐さん ロブ・ハルフォードと共演です こういう共演はけして奇をてらったものではありません ドロ姐さんの人望があってこそ ジム・スタインマン作曲でボニー・タイラーがヒットさせた 名曲をドロ姐さんヴァージョンで仕上げました 名曲は色あせないね
⑤Survivor - Eye Of The Tiger 運動不足解消にピッタリの一曲ですね この曲を聞くと何故かシャドーボクシングしたくなります アポロの姿を思い出すんだよなぁ 歌い出しが大好き 歌メロと声も凄く好きです なんかホロリとなるんですよねぇ 魂を鼓舞する曲なのにチョイキュンと胸に染みる
⑥KUNI - When We Rock (It Feels like Thunder) スリリングなギターソロ その前後で奏でられるドラマ 力強い歌声も後押しとなり レフティスナイパーKUNIの凄技が冴えます 良いミュージシャンだったなぁ
⑦DEATHSLAYER - Cry Of The Swords ダークな設えの硬派なUS産アングラメタル 女性ヴォーカルのあり方がジャパメタチックでワタクシは大好きです 正式な音源を残せなかった幻のバンド コンピ作に参加したりしたんですけどね こういうの嫌いになれないねぇ
⑧AGENT STEEL - Destroy the Hush イマイチ影の薄い三枚目のアルバムのオープニングナンバー 不穏なる空気に包まれるスピードメタル 轟音轟かせ空間を切り裂きます これはこれでありだと思いますよ
⑨GAMA BOMB – THUNDER OVER LONDON 鋭利に切り刻まれる重厚なサウンド 闘争心を煽る小気味の良いビート どこかファニーな空気感があり親しみやすさもあるが 触れたら火傷するぜ な気合いは漲っている