この曲を聴け!
今日の10曲
MyPage

今日の10曲

解説 - 今日の10曲

→解説を作成・修正 
コメント



801. 失恋船長 (2022-10-06 16:01:20)

『俺の聖飢魔Ⅱ』10選 



①BATTLER - 悪魔が来たりてヘヴィメタル
悪魔チックないかがわしい匂いを発散するインストナンバー
初期の頃の風合いが好きなファンにはマストな一曲だろう
少々バカバカしい語りもありである



②THE END OF CENTURY - THE END OF CENTURY
初期ならではのメロディアスかつダークなテイストが映える悪魔メタルナンバー
閣下の歌声も若々しい




③嵐の予感 - 有害
少々粗めに歌い上げるアルバムの中で
この曲で唄う閣下の甘い唄い回しは印象的だった
メタル度は低く歌謡曲度が高い一曲だが
耳を惹くのはアレンジの上手さと本気度だろう





④悪魔の叫び - 地獄より愛をこめて
バンドのコンセプトに沿ったおどろおどろしいドラマを内包したメロウな一曲
この美と醜の対比を巧みの折り込んだセンスが素晴らしい



⑤魔界舞踏 - 地獄より愛をこめて
前の曲とこの曲は対で楽しみたい
関連性というのか世界観を共有する明るいサタニカルさも効いている
KISSもキャラ設定があるように聖飢魔Ⅱもキャラの設定を守っただけである
その高い音楽性を開花させたアルバムに収録されているだけに質は高い
甘いメロディは地獄に咲き誇る花園のようだ




⑥悪魔の賛美歌 - THE END OF CENTURY
個人的には初期の代表曲だと思っていたらファンからはあまり人気が無いらしい
メタルサイドから聴くのと悪魔的な世界観を投影する神々しい美しさのある一曲
正に悪魔の賛美歌である
エロエイムエッサイムであろ
ソロ前のギターのパートがこれまた良いのである
本人達も手応えのある一曲であろう




⑦黒服のあいつ - メフィストフェレスの肖像
甘いねぇキャッチーだねぇ
なによりドッシリと構えています
迷いのない不動の精神性
原点回帰を果たしたバンドに的はない
閣下の唄い回しも素敵である



⑧メフィストフェレスの肖像 - メフィストフェレスの肖像
仕掛けの多いプログレッシブな一曲
初期の世界観に通ずる悪魔的な演出も良かった
個人的にはギターソロ前のつま弾くフレーズの儚さが好きである
これでダイナミックはサウンドメイクならば感動も倍増だろう
聖飢魔Ⅱの99%はメタルファンという分けではないから仕方が無い



⑨WHO KILLS DEMON? - メフィストフェレスの肖像
メロディがイイねぇ素直にイイ曲だと思います
メタルじゃないとかどうでも良い議論
聖飢魔Ⅱというジャンルを確立した音でもある
懐の深いメロウなアレンジだがキャッチー
キーボードを隠し味にリズム隊が耳を惹きます
ベースの躍動感とドラムの邪魔をしないが存在感のある刻み
この曲はリズム隊が主導している
閣下の柔軟な歌唱スタイルも素晴らしい
悪魔から逆視点の歌詞も良いですよね



⑩SILENCE OR VIOLENCE - LIVING LEGEND
派手目のギターソロも決まっていますね
日本でも最強の部類に入るエースとルークのツインギターコンビ
軽めですが炸裂しております
甘いトーンとキャッチーなメロディ
メタルサイドからすると生ぬるいサウンドメイクで物足りないのだが
それでも十分に魅力は伝わる
こういう曲を料理するのが抜群に上手いバンドでしたね




802. 失恋船長 (2022-10-10 18:21:29)

『R.I.P 大谷令文』10選 



①Impact - Battle of Metal
日本人離れしたセンスのあるフレーズを弾いていた
テクニックもさることながら独特のタイム感
このようなストレートなナンバーの中にも令文印はある
希有な才能の持ち主ながら彼を受け止めるシーンはなかったのだろう
残念である
この曲は思春期真っ只中のワタクシにはもの凄いインパクトを残してくれた
ストラトの音色のカッコ良さ
フロイトローズじゃないのが良かったね
ベースもドラムも最強
レオのシャウトもカッコイイ



②Shake Down - Battle of Metal
関西の重戦車そう呼ばれていたバンドだけにめっちゃ重低音が効いている
キャタピラが軋むようにバッキバキのベースはグルーヴィン
そして板倉のドラムの突破力に逃げ惑いますよ
その上で令文は華麗なるギターフレーズを構築
ソロタイムなど彼の独壇場だろう
でもこの曲はバンドのアンサンブルがエグい
日本を代表するヘヴィメタルバンドだった
敬意をこめてこう言いたい最強のジャパメタだったと




③Station - From All of Us to All of You
日本語歌詞で唄われてはいるが完全に海外志向の音であろう
1stアルバムから格段に成長したバンドの懐の深さを堪能できるヘヴィバラード
アメリカでもイギリスでもないドイツのスタジオを選んでのレコーディングというのも頷ける
硬派でありながらも情緒のある音楽性
そのミュージシャンとしての豊かなバックボーンを落とし込んでいる




④Brave As A Lion - From All of Us to All of You
まずギターワークが素晴らしい緊張感のあるイントロと裏でなる主旋律
そのメロセンス一つとってもドラマがあり聴き手を引きつける
個人的にはこのバンドの魅力を味わえる最たる楽曲だと思う
勢いのあるナンバーは大好きだがMARINOはそこに括り付けるバンドではない
バラエティ豊かなアルバムの中でビシッとしめまくる一曲だった



⑤Break - From All of Us to All of You
マリノと言えばこの曲というファンも多いでしょうね
大阪出身なのだが関西ブルースに傾倒する事無く
実にアーバンなセンスを持ち合わせていた
屈強なリフワークもどこか夜露に濡れたアスファルトと言いたくなる
情緒と都会的な匂いがしていて大好きです
ソロもテクニックに埋没することなくセンスのあるフレーズで魅了
個性を磨いた3枚目のアルバムに相応しい一曲
ある意味インパクトと対をなす曲だと思っている





⑥You Better Find Out - From All of Us to All of You
ドイツ発のジャパニーズ侍と言いたくなる和洋折衷サウンドのカッコ良さ
レオの唄い回しも日本人的で逆に好きなのだがバカにされる要素でもあった
女ウケしない本格派のステージ番長だったマリノというバンド
このアーバンなセンスを閉じ込めた大人のハードナンバーに酔いしれます
口ずさめるソロもカッコイイのよ



⑦Midnight Believer - TAGET
1stアルバムの曲は勢いのある楽曲が多かった
この曲など歌メロよしリフよしスリルありの名曲であろう
勢いだけじゃないキャッチーさも絶妙です
ギターソロも勢いがありスリリングです
ライブ映えする一曲でしょうね
惜しいバンドを亡くしたなぁ涙




⑧Fall in love - MARINOⅡ
2枚目のアルバムは本当に1stと3rdの間に準ずる音楽性だった
幅の広がりを見せる音楽性
艶やかなギターサウンドは勢いだけでないバンドの成熟度も反映
ここで聴ける令文サウンドは音で酔わせてくれる
バンドもアンサンブルを強化



⑨Dancing in the Moonlight - MARINOⅡ
レオの歌声が少々押しつけがましいのだが
単なるメタルバンドではやらないアーバンなアレンジのロックナンバーを放り込んできた
随分と毛色が違うのだが流れてきには大ありだった
もう少し慎重に演奏してくださいと言いたくなるのも懐かしい
日独混合によるハードサウンドの可能性を示唆した一曲だろう
柔軟な姿勢は買いである




⑩(I CAN DO)NOTHING FOR YOU - TARGET
ラストは1stからもっと2枚目からも選びたいのだが10曲なんで
思い入れのある一曲をラストに
お得意のヘヴィブルースナンバーなのだが
音質やレコーディング環境など未消化な部分が目に付く
そんな中でもセンスと勢いで押し切るバンドサウンド
この曲だって荒削りながら都会的な匂いを発散するヘヴィな一曲だろう
ラストで走り出すのもカッコイイ
令文が健在の内にリメイクして欲しかったなぁ




803. 失恋船長 (2022-10-17 15:10:19)

『胸キュン/胸熱ロック⑯』10選 



①WOLF - The Shadow Of A Shade
黒木のギターをフィーチャーしたイントロ
もったいつけた分の爆発力は凄い
テンションの上がりきった勢いは最後まで落ちない
黒木のギターソロもエンディングもやり過ぎだが
主役を食う熱演を魅せたのはシンガーの松本だ
彼のマイルドで伸びやかな歌声が素晴らしい



②WOLF - RAY-NA
ベース西川健のペンによる叙情派ハードナンバー
このメロウなメロディに胸キュンキュンであろう
歌メロも素晴らしい
走るだけがメタルではないと雄弁に語る
国産メタルの歴史に刻まれる名曲であろう
これくらい音に隙間がある方が聴きやすいよ




③James Byrd - After the Fire
Fifth Angelのギタリストだったジェイムス・バード
シュラプネルから待望のソロをリリース
彼のセンス溢れるメロディを軸にネオクラギターを聴かせてくれる
やり過ぎないネオクラは日本人好みだろう
ジェフ・スコット・ソートタイプのシンガーもフィットしている






④Brazen Abbot - Restless In Seattle
ヨラン・エドマンのエモーショナルな歌声が素晴らしい
円熟味を増したディープヴォイス
その艶やかな中低音域を生かした歌唱スタイルに彼本来の持ち味を感じます



⑤Bon Jovi - The Price Of Love
初期ならではの硬質なロックテイストと叙情的なメロディ
もうこういうタイプの曲をやることはないだろうが
初期の2枚に特化したライブなどやってほしいものである
難しい事はやっていないのだが野心を燃やす純粋なロックを感じる




⑥Captive Heart - Shattered Dreams
90年代の後半に彗星の如く誕生したAVEXのベアナックルレーベル
2000年を迎える頃には名前を聴かなくなったレーベルだが
彼らが落とした作品には煌めきもあったはずである
イケイケの新興レーベルと既存のメディアでは相性も良くなかったのかな?
この甘酸っぱいアメリカンハードナンバーを聴くと
いつもそのことを思い浮かべています
まさに破れた夢でしょうね





⑦John Parr - Restless Heart
シュワちゃんが主演したバトルランナー等で聴けるハードポップソング
アメリカンで情熱刑事哀愁系な一曲
嫌みのない優等生なハードサウンドと煌びやかさにバブリーな時代を感じますね




⑧Tahnee Cain And Tryanglz - Burning In The Third Degree
映画ターミネーターのサントラ盤で聴ける一曲
全然知らないバンドの曲なのだがクオリテは高い
洗練された哀愁のあるメロディとハードテイスト
大衆性も忘れていないがロックな質感も失われていない
実にバランスの取れたハードナンバーだ
女性シンガーというのがアクセントになっている



⑨L.A. Guns - Speed
曲名通りストレートなスピードナンバー
元ネタを明け透けに見せつけたやり口も正解
このバンドらしい毒気と硬質感が上手く溶け込んでいる
実に即効性のある一曲だ




⑩About Us - Right Now
メロディックメタルと言えばレーベルなのでフォロンティアの作品は少なめでやっているのだが
遂にインド産のメロディアスメタルに手を出すとは
日本人はこの手のスタイルが好きなのに何故か日本産が登場しない
フロンティアとの相性も良いと思うんだけどなぁ
嫌みの無い甘酸っぱいハードポップサウンドは正に80年代ど真ん中であろう




804. 失恋船長 (2022-10-24 13:40:12)

『胸キュン/胸熱ロック⑰』10選 



①GUARDIAN'S NAIL - Passion Red
日本人らしいキメの細やかさとパワー漲るハードサウンドが魅力
音質も良くないし唄も線が細い
いかにも日本的だ
しかし秘められた思いとパワーは正にパッションレッドであろう
国産パワーメタルシーンに刻まれるべき一曲
今の時代ならばもっと高い評価を受けられたはず



②ANTHEM - BOTTLE BOTTOM
福田洋也のペンによるパンキッシュな疾走ナンバー
クールな英国テイストも息づきアンセムらしい威厳めいたものを感じる
福田の曲なのでライブのレパートリーとしてはレアモノだ
ある意味裏アンセム的な一曲でもあるが
個人的には大好きな一曲である
その前のLET YOUR HEART BEATが良いので余計にグッと迫る
今でもライブの最後はこの曲で〆アンコールに行って欲しいとおもう位だ



③VOLCANO - SHINE IN THE DARK
SETOさん時代からやっていた泣かせのナンバー
NOVヴァージョンの泣かせの慟哭具合に楽曲本来の魅力が開花しました
セピア色の哀愁とは良く言ったモノ
このバンドの叙情味溢れるフレージングに涙が溢れます




④BLUE OYSTER CULT - HARVEST MOON
従来の魅力と中盤でアッパーな展開になるは彼らなりにメタリックさを表現したのでしょう
らしさが薄めのアルバムだけにイマイチ評価は上がらないのだが
この雰囲気作りは彼らの専売特許だろう




⑤ALIEN - A WORLD FULL OF DREAMS
今では無かったことのように扱われる1993年にリリースされたALIENから
過去にもセルフタイトルでアルバムリリースしているから紛らわしい
そしてシンガーのダニエルが野太い歌声でエモーションをキメるので
キラキラ系を期待するマニアから評判が悪かった
アメリカンというよりもこぢんまりとしてサウンドプロダクションと
装飾をそぎ落としすぎたシンプルな作りの方が気になる
北欧テイスト満載の疾走ナンバー
ヘイヘイという掛け声がかっこ悪い



⑥STUART SMITH - SHADOW OF THE TYBURN TREE
唄うはジョー・リン・ターナー
フォーキーなアレンジが耳を惹きますね
ロマン派スタイルはリッチーがキャンディスとルネッサンス趣味をやっているのにも通ずる
RAINBOWスタイルのMEMORIESも素晴らしい



⑦下山武徳 - 恋したときから…
彼がとっても大切にしているバラード
全身全霊をこめて歌い上げる姿は素晴らしい
恒例の夜会などで聴いて欲しいのだが
少々暑苦しい
そして歌詞が臭過ぎる
昭和フォーク世代に刺さる一曲だろう



⑧TERRA ROSA - CARRY IT OUT
リフがイイんだよなぁ
時代の流れと言うよりもメンバーを固定できないのが最後まで響いた気がする
RAINBOWよりもRAINBOWしたバンドと言わしめた世界に類をみない様式美スタイルだった
今こそクラシックメタルを愛する外国人に聴いて貰いたい
パワフルだがキャッチーなメロがいい
なんと言っても唄がハードなサウンドに負けていないのが素晴らしい




⑨POISON - LIFE GOES ON
いかにもアメリカンなロックバラードです
この手の曲を聴くとほろ苦い青春時代に引き返すますね
でもポイズンは下手くそなのでイケそうでイケません
それも込みで楽しんでいます
5年に一回は聴きたくなる




⑩刀根麻理子 - デリンジャー
アニメキャッツアイの主題歌
唄が上手い女性シンガーですね
佐藤健のロックテイストが絶妙な感じで出ています
全体的にどこかで聴いたことある感もあるあるです




805. 失恋船長 (2022-10-29 12:01:09)

『センチメンタルANTHEM』10選 



①Eternal Warrior - Eternal Warrior
坂本英三の泣きの歌唱が印象的です
根強い森川待望論を吹き飛ばすハイパフォーマンスに感動
でも坂本英三はアニメタルの方がイキイキしている
ライブで見たときにつくづく感じましたね
やはり柴田さんの追い込みのせいでイップスになっていたと思いますよ
柴サタンイップス恐るべし



②Grieve of Heart - Seven Hills
アンセムらしい哀愁のメロディ
GLAYのような親しみやすさを泣かせの叙情派ハードサウンドへと昇華させた
一般層に食い込もうとアイデアを積み重ねた努力に感服しますね
坂本英三の悲壮感のある歌声がまたマッチしています
昔ほどベースがガリガリしていないのは寂しいが
バランスの取れた一曲だ
清水のギターは素晴らしい
本間は楽曲に合わせ前に出すぎない
こういう下支えをさせたら日本一だろう




③LADY JADE - The Voices
アルバム未収録の叙情派ハードナンバー
再始動後のアンセムはとにかくメロディに対する拘りがハンパ無い
ある意味ジャパニーズメタルな一曲だが
そのドメスティックな感性を捨てたらお終いだ
森川にはない坂本のギリギリの歌唱
魂を削る歌声はテクニックだけで語られるモノではない
声も荒いし裏返りそうですよ





④Echoes in the Dark - Immortal
歌メロがイイですね
歌詞も飛び込んできます
キャッチーさも絶妙な絡みを魅せアンセム流叙情派ハードサウンドを極めている
一筋縄ではいかないアレンジも好きだ
邪悪な天使感が漂うギターソロ前の唄い回しからの
エロくて攻撃的なトーンのギターソロが大好きです


⑤Gotta Go - Overload
オーバーロードからならREVENGEの方が遙かに泣いている
むしろこの曲はキャッチーでストレートなロックナンバーだ
ただこの歌詞の世界観がグッとくる
とても分かりやすい唄の世界だからこそ身に染みる
明るめの曲なのに叙情的なメロディがやはり隠し味となり刺激する
滋味深いアンセムポップロック
ワタクシには何故かキュンとさせるポイントがある



⑥The Sign - Heraldic Device
アンセム流叙情派ハードサウンドを極めたような印象を与える
イントロから鳴るキーボードのリフレインも耳を惹きますよ
そして渾身の力を振り絞る英三の歌唱
ビンビンになる柴田のベースと裏回しする天才ドラマー
清水のギターはテクニックのみならず構築美で魅了
割とシンプルな曲だが再始動アンセムの魅力が詰まっている
メロディを頂点に楽曲を制作している証です




⑦The Man with No Name - Seven Hills
妖しげでダークなミドルナンバー
ここで聴ける坂本英三の歌声はアンセム脱退後の集大成を魅せられた気分だ
独裁者の~からの歌い出しの泣かせ具合がハンパ無い
泣かせの英三節に魅了されましたね
官能的とも言えるギターソロも素晴らしい





⑧The Innocent Man - Seven Hills
再始動アンセムの中ではとても印象的で大好きな一曲
こういうタイプの曲は以前では考えられなかった
そして英三は見事に期待に応えたと言えよう
彼のルーツにないタイプの曲かも知れないが当時としてはベストだったはずである
この世界観に魅了された
ギターソロも大好きである
ライブで見たときはとても興奮したが会場は軽い休憩タイムだった





⑨Can't Get Away - Grieve of Heart
これもシングル盤限定の一曲
哀愁のメロディとキャッチネスさが丁寧に織り込まれている
聴きようによっては複数の顔を見せる哀愁のミドル
歌詞の世界観もクサ過ぎるくらいが丁度良い
昭和メタルぽさが最高の褒め言葉だろう
坂本英三にはよく似合う一曲だ



⑩Ghost in the Flame - Burning Oath
アンセムの新境地を垣間見せたブルージーな叙情派ハードナンバー
坂本英三にはない世界観かも知れないが
青白い炎を揺らめかせる情念タップリのアンセムサウンドに仕上がっている
このフィーリングは何度聴いてもグッとくる
森川ヴァージョンも素晴らしいが
オリジナルを聴きすぎてこちらが身体に染みこんでいる




806. 失恋船長 (2022-10-30 17:56:50)

『胸キュン/胸熱ロック⑱』10選 



①Universe - Rollin' On
一発屋という言葉が似合う言葉がピッタリのバンドでしたね
アルバムのオープニングナンバーがマジでハイライトだった
そんな出落ち感も愛すべき要因です
メタリックだが甘い北欧テイストが絶妙に絡んでいます
好きなタイプの曲ですね



②Glasgow - Secrets in The Dark
ゴリゴリのNWOBHMファイターだったバンドがメジャーデビューしたら
途端にポップな曲をやらされるという典型例な一曲です
マイケル・トンプソンが提供
これじゃない感はエグいのだがスケールの大きな英国ロックです
フックのあるメロは耳を惹きますよ
男臭い歌声もハマっています
ライナーノーツ情報だけ仕入れて嘘を垂れ流す大嘘つきがいたな



③Mark Free - Stranger Among Us
素晴らしい表現力
優しく語りかけるような唄い回しからアクセルを踏み込みサビで昇天
ポテンシャルの高い曲を最上級に持ち上げています
あっぱれの一言
ある意味マークだからやれたんだろう




④Triumph - Lay It On The Line
泣かせますねぇ
情念タップリの唄い回しも印象的です
少々うざ目のハイトーンもこれくらいなら丁度良い
カナダのバンドは何故か日本でウケない
このバンドも素晴らしい作品を何発も出している



⑤Nelson - After The Rain
一撃必殺のアメリカンロックナンバー
美しいハーモニーとロックテイスト
こういうのは売れないと困りますよね
必然的ですよ
イントロからなんか起こりそうですもん



⑥Lita Ford - Playin' with Fire
PVも懐かしいなぁ
見たことない人は探して見て欲しい
バブルな勢いを感じさせる時代です
でも若い頃はこの手の曲はまだ好きでは無かったです
ワタクシ自身の変遷を思い出させる一曲でもある
いかにも健康的な弾けるハードポップソング
チョイハズいくらいが丁度良い



⑦Stone Edge - Young Blood
なにか物騒な事が起こりそうな不穏な出だし
一体何が始まるんだろうとゾクゾクさせられます
ジャーマンメタルにも通ずる艶めかしい鋼鉄サウンド
少々唄いきれていないと感じるんだけどイイバンドだったなぁ


⑧Concerto Moon - Over and Over
尾崎をクビにした後はドンドン
パワーメタル風味が増えてしまった
新シンガー井上も期待に応えたがガナリ過ぎだろう
グラハム・ボネット風にしたかったのかもしれないが
この曲くらいの暑苦しさで丁度良い
下山と揉めたりしてバーンの寵愛を受けたのにバカだねぇ



⑨Metal Church - Gods of Wrath
アメリカンメタルの裏番長だったメタルチャーチ
こういうスローナンバーも手掛ける柔軟さも魅力だろう
剛だけではない柔も手なずける懐の深さ
イイバンドでしたね




⑩中原めいこ - 鏡の中のアクトレス
弾けるポップテイストにチョイロックを足している
シティポップな風合いもある歌謡曲
アニメの主題歌だった記憶があるが出てこない
色んな大人が絡んで出来上がった風が鼻につく
最後は夜もヒッパレ感覚で〆て見ました




807. 失恋船長 (2022-11-06 19:25:06)

『燃えろANTHEM』10選 



①RENEGADE - DOMESTIC BOOTY
森川のワイルドな歌声がカッコイイ
メロディも親しみやすく耳馴染みが良い
それでいながらも研ぎ澄まされた感性はいつになく獰猛だ
清水のリードギターもしっかりと弾けているので好感度も貢献度も高い




②VOICE OF TUNDERSTORM - NO SOMKE WITHOUT FIRE
アンセムらしい哀愁もあるがキャッチーなメロディが耳を惹く
勢いよく駆け抜ける正にサンダーストームな一曲だ
以外に英国している福田洋也
そしてギターソロもらしさが満載だ






③ON AND ON - BURNING OATH
ある意味アルバムの裏オープニングナンバーと言われる
アンセムらしい屈強さと洗練度をブレンドしたメロディックなナンバー
坂本英三のツンだ感はあるのだが
忘れ去られている感があるので推しておきたい






④YOU - BLACK EMPIRE
ためを効かせたドラムがカッコイイ
①②と強力なナンバーが続くが
その流れを完全に受け止めアルバムの流れを完璧なものにしている
爽快感のある屈強なアンセムナンバー
新生アンセムの一つの形でもある




⑤SOUL MOTOR - IMMORTAL
初期の匂いは発散させる大人げないというキーワードに沿った一曲
しかし円熟味のあるあるバンドサウンドは勢い異常に強烈なインパクトを残した
坂本英三も噛みつくように歌い上げた
清水は本当にギターが上手い




⑥DRIVING WIRE - TIGHTROPE
豪快なパワーメタル路線を踏襲する初期アンセムならではの一曲
柴田のベースもガキガキしている
インパクトも強く分かりやすいヘヴィメタルな一曲
あえてもう一度こういうタイプの曲をやってみるのもありだろう






⑦FINAL ROSK - GYPSY WAYS
福田洋也のペンによるストレートな一曲
どこかアメリカンな匂いもするが森川之雄のパワーヴォイスが沸点を迎えている
自分の曲だとソロも頑張りますよね
このドラマティックさを最大限に引き出しているのは森川だよなぁ






⑧TURN BACK TO THE NIGHT - ANTHEM
柴田の英国趣味が現れていますね
こういう若さ溢れるナンバーも大切にしたいです
福田洋也も英国的な要素を持ち込み期待に応えようと全力です







⑨SHED - READY TO RIDE
初期のライブでは重要なレパートリーだった
刺激的な歌詞と英国的な哀愁美
そこに日本人的なメロディが絡むというスタイル
その臭みが美点となっているのだが
まだまだ堅さが残っている
しかしスケールの大きさは次なる高みへの片鱗を見せた



⑩BOUND TO BRAKE - BOUND TO BRAKE
アンセム初体験は今作。今作を知った時は既に森川之雄がシンガーだった。なぜアンセムを聴くのが遅くなったのか、それは単純に周りから止められたからである。日本のバンドはイマイチだ。確かにアースシェイカーは軟弱になり、44マグナムも音楽性がガラリと変ったりもしていたが、個人的には、サブラベルズを聴いていたり、クロウリーやアウトレジなど国産メタルの良さも知っていた。
1989年、この曲から始まるアルバムを聴き、ワタクシの音楽人生は決まったと思っている。
人の意見は参考適度、自分の直感を信じ音楽を楽しむである。それは全てにおいて人生を左右する出来事でもあった。
この曲のカッコ良さは電撃ショックである。10万ボルトのぉ~♪である。凄かったよ。




808. 失恋船長 (2022-11-10 12:26:09)

『胸キュン/胸熱ロック⑲』10選 



①GREAT WHITE - SHOT IN THE DARK
アメリカンメタルバブル勃興前の匂いが済ますね
何かが起こりそうなL.Aを中心としたシーン
この洗練度とアーティスティックな感性の融合
絶妙なバランス感覚で聴き手を唸らせますね
大人が聴いても恥ずかしくないアーバンでメインストリーム寄りのハードサウンドです



②U.D.O - HERAT OF GOLD
ソリッドでメロディアスなU.D.Oのカタログでは異質な一曲
アクセプトスタイルからの脱却とも言えるアルバムのオープニングに相応しい一曲だ
メランコリックなギターサウンドに魅了
難しい事は一切やっていないがギターソロも美しさにウットリである
惜しいギタリストを失いましたね





③EARTHSHAKER - 夢の果てを
沢山のリメイクやバージョン違いがある初期のナンバー
それだけに思い入れも強い一曲である
叙情的なメロディにまとわりつくマーシーの歌声
ある意味シェイカーとはこういう曲が得意なのだろうと認識させた
情念のあるギターも技巧を超えたところで勝負している
ロックはフィーリングが大切だ






④EZO - KISS OF FIRE
渡米後のフラットバッカーはこんなんになりました
戸惑いはあるが日本人臭さが皆無のホンマモンの音である
音そのもので勝負している
売れそうな空気もあるがメインストリームに寄りかかるには怪しさ満点である
そういう不穏な空気が忍者キャラに通ずるんだろうか?
いずれにしろ今最も再結成して欲しいバンドである




⑤DEAD END - SKELETON CIRCUS
トーン一発で酔わせるギターサウンド
うーん妖しげな足立のギターサウンドが色を決めていますね
個人的に歌い手が苦手で一度もハマらなかったバンドだが
このギターサウンドが好きで無性に聴きたくなる一曲でもある




⑥AXEL RUDI PELL - TALK OF THE GUNS
ジェフ・スコット・ソートのザラついた歌声と欧州叙情派サウンドとの融合
この絶妙な絡みが実に魅力的です
今も昔も同じような曲を作り演奏する主役のアクセルですが
まさかジョニー・ジョエリとマンネリを極めるとは夢にもおもわなんだ
この曲は一触即発な火薬の匂いが漂う初期のスピードナンバー
もうこの緊迫感はないよな




⑦浜田麻里 - SPACER
初期の頃のスピードナンバー
妖しげな雰囲気は樋口宗孝のソロに通ずるサウンドメイクである
ダークなメタルサウンドに紅一点の華やかさを持ち込む真のある歌声
基礎が出来上がった歌い手は何をやっても上手い
既に自分の型をもっていますね
今となってはこういうドメタルは貴重であろう



⑧ANTHEM - BLINDED PAIN
ここではあえてグラハムヴァージョンで
唄に関しては森川之雄が素晴らしいフィーリングを持ち込んだので
流石のグラハムも分が悪いです
バックの演奏の充実ぶりでこのバージョンに軍配
唄は森川の勝ち
清水のギターも素晴らしいがリズムプレイもゴッツくなっている
清水は上手い





⑨OUTRAGE - 御意見無用
カッコいいですね
アウトレイジらしい荒涼感
近寄りがたき睨みを聴かせたヤサグレロックサウンド
誰のどの曲をやろうとアウトレイジでしかない
正にご意見無用な一曲だろう





⑩二井原実 - Too Long Away To Reach
ラウドネスを解雇された直後にリリースされたソロアルバム
日本を代表するメタルバンドのシンガーだっただけに唄モノサウンドに面を喰らったファンも多かったろう
しかし二井原実らしいバイブは持ち込まれソロアルバムは失敗では無い
SLYでの力みまくりの歌唱スタイルよりは遙かに評価出来るだろう
この青臭い日本語歌詞と本格派の歌声のミスマッチ感はハンパない
しかし二井原実は気持ち良く唄っているぞ




809. 失恋船長 (2022-11-14 13:39:35)

『胸キュン/胸熱ロック⑳』10選 



①GARY MOORE - HOLD ON TO LOVE
ゲイリーの歌声を中心に組み立てたメロディアスな一曲
裏で鳴るキーボードも効果的である
ギターに注目の集まるゲイリーだが
こういう哀愁系のハードサウンドを作るコンポーズ力も見逃せない




②EARTHSHAKER - SHADOW
やはりキーボードの使い方が好きにはなれないが
マーシーのねっとりと絡みつく歌声が哀愁のシェイカー節にはよく似合う
悪趣味なキーボード抜きでリメイクヴァージョンを作って欲しい




③DOKKEN - ERASE THE SLATE
ギタリストにレブ・ビーチを迎え制作されたアルバムのオープニングナンバー
昔の雰囲気をイメージしたアルバムだったが竜頭蛇尾感はハンパ無かった
でもこの曲からは会心の一撃と感じる昔気質のファンも多いだろう
少々置きにいった曲だがジョージのような口を出さない腕利きのギタリストは必要だった




④IRON MAIDEN - SEVENTH SON OF A SEVENTH SON
特別難しい事をやるギターチームでは無いが曲構成だけで保たせるのがメイデンだ
ディッキンソンのラフさ対比する伸びやかな唄い回しのカッコ良さにビビる
でも一番驚くのはこの歌を聴いて音痴という奴に出会った事である
メイデンのカタログの中で一番バランスが取れ緊張感のあるアルバムの表題曲
スリルと壮大なスケール感を聴きやすくまとめ上げた手腕に舌を巻きます





⑤JOE LYNN TURNER - CHALLENGE THEM ALL
ビールのCMソングとして世に出たのが最初なのでしょうか?
ビックインジャパンですよね
アルバムSLAMのボートラとして収録もされています
ジョーの歌声が映えるメロディアスなハードナンバーですね




⑥本城未沙子 - LOST IN HOLLYWOOD
高崎晃のプロデュースを受けてデビューを果たす歌姫
1stアルバムはカバーが多くナザレスやライオットにツイステッドシスターなど
興味深い楽曲が多数収録されたのだが
高崎の師匠であるリッチー・ブラックモアの曲を取り上げたのは実に興味深い
バックの演奏はテンションがめちゃ高い
唄はイマイチだがカラオケ大会で終わらない演奏がポイント




⑦SAXON - CHASING THE BULLET
懐かしい雰囲気のある曲だ
アルバム自体が過去を振り返るような内容だっただけに違和感は無い
この曲の後にAFTERBURNERというパワーメタルをやったので台無しにした
とってつけたようなつまらん速い曲をやるなよ
そのせいで今作が損をしている
バイカーズが求めているのはこっちだろうよ




⑧DED CHAPLIN - LET ME SING FOR YOU
少々クサ目の歌詞なのだが
こういうストレートでベタなロックバラードを求められたのだろう
茶々丸のヴォーカルパートもあるロッカバラード
実力のあるアーティスト集団だったが
最後までそのポテンシャルの高さを発揮できなかった



⑨W.A.S.P. - The Heretic (The Lost Child)
何か起こりそうで何も起きないとか
どこを聴けば良いのか分からないなどの酷評を受けるアルバム
次作への布石となるドラマ性と聴きやすさを高めたアルバムだった
この曲など聴けば毎度お馴染みのブラッキー節満載だろう
世間がなんと言おうとワタクシはこのアルバムもこの曲も好きです




⑩犬神サーカス団 - 赤猫
赤猫とは放火の隠語でもありますね
八百屋お七のような情緒のある切ない唄なのかと思ったら
情念タップリのジャパネスクホラーロックでした
怖いねぇ
このバンドの欠点は捨て曲が本当に捨て曲だったこと
そしてインパクトの強さが逆にマイナスだった
だってこんな重い世界観の唄を5曲聴いたら自殺したくなるど
灰汁が薄まると物足りない
難しい問題だよなぁ




810. 聖なる守護神 (2022-11-17 11:19:10)

『個人的偏向によるHM/HR様式美』10曲選 ※エピカル編(今、思いついた曲っす)

①Anno Mundi / BLACK SABBATH
絵に書いたような様式美は感動モノで、前作タイトル曲などよりも好きです

②Valley Of The Kings / BLUE MURDER
これマーティン期サバス的音楽性の曲だと思うんですけど...違いマっか?(笑)

③Chaos Rising / CIRITH UNGOL
初期3作や復活作等ございますが、ワシは本作推しでその中でもコレは別格

④Dream Dancer / CRIMSON GLORY
アルバム未収録ですがコレ名曲っス

⑤My Eyes / DIO
人気薄のローワン期の中にあってこのラスト曲はスゴく好きですなぁ

⑥贖いの時 / HELLION
このB級メタルの名曲で締めた方が良かったと思うネ(ZEPのカバーはイラんよ)

⑦Winds Of War / HELSTAR
戦火に散った者への鎮魂歌の如き展開はB級メタルここに有りと言わ締めた名曲

⑧Portrait / LIONSHEART
自信に満ち溢れたグリメットの歌唱があって成り立った名曲...合掌(涙)

⑨Bridge Of Death / MANOWAR
圧倒的展開は前作ラスト曲と双方なす曲で晩年では決して生み出せぬ名曲

⑩Stargazer / RAINBOW
圧倒的ドラマ性と立体的に迫ってくるスペクタクル的展開、凡そHM/HRに於ける様式美という要素全てを網羅した名曲でしょう

※因みにバンド名アルファベット順に記載




811. 失恋船長 (2022-11-20 15:40:45)

『胸キュン/胸熱ロック21』10選 



①Precious - Crazy for Your Love
個人的にはプレシャスと言えばこれですね
同時に梶山章という天才に出会った瞬間でもあります
どう聞いても凄い
ネオクラ様式美系でもインギー直系では無い
そこがポイント




②HELL FREEZES OVER - Overwhelm
国産スピード/スラッシュメタルバンドとして知られる彼ら
もっとフォローされてもおかしくない存在と音楽性なのだが
洋楽なる謎のカテゴライズが幅を効かせるメタルシーンでは分が悪い
女や子供向けの女性グループをプッシュしている場合じゃ無いぞ
気合いの入った国産メタルバンドは沢山いますからね
こういうクールでロックなスピードナンバーはジャンルを超越して愛される一曲だろう
味は濃いめだが何度聴いてもかっこいいねぇ




③Judas Priest - Night Crawler
リリース当時あまり期待をされていなかったJPのペインキラー
ターボにライムイットダウンと不発アルバムをリリースして求心力を失った
まぁメタルバブルが吹き荒れる中でJPのようなバンドが若者に紛れ若手ぶっても無理がある
そういう不振を極めた中でリリースされたペインキラー
遅まきながらファンの声援を受けてメディアもプッシュした
グランジムーブメント前に生み出された真のメタルアルバム
この曲は哀愁を振りまきながらもソリッドで攻撃的なメタルナンバーの中で一層異彩を放っていた
ドラマ性を極めたヘヴィメタルソング恐れ戦きますね



④Tindrum - Drums of War
トーベ・タイベルゲットの超音波ハイトーンも懐かしいです
美貌の女性シンガーだったのだがすぐに脱退
後任がイメージ的にかけ離れたTNTのDDダイナマイトことダグ・インゲブリクトセン
個人的には女性シンガー時代が好みだ
この曲など丁度良いだろう
Horoscopeもよかったなぁ
TNTと同型とうのキラキラ系北欧オーロラハードポップです



⑤MissLead - Heartbeat
トーベ・タイベルゲットがシンガーを務めるバンド
TINDRUMとどっちが先なんだろう?
彼女のハイトーンとメインストリーム寄りのサウンドを北欧テイストでまとめています
硬質感とメジャー感が絶妙に絡むメロディックな一曲
北欧マニアにとっては胸躍る一曲でしょう




⑥SIXRIDE - Dec.
下山武徳率いるSIXRIDE
古くさいメタルとは決別したのだが少々昭和な匂いもしていた
ライブでは下山のMCが長くワンマンだと2時間半くらいのうち
1時間は喋っていたぞ
この曲の持つ懐かしいテイストと当時としては現代的なスタイル
画になる二人のイケメンギタリスト
可能性はあったぞ
欠点は絶対下山のMCの長さだ





⑦人間椅子 - 黄金の夜明け
もっともブリティッシュロックを感じさせた初期のアルバム
方向性も絞り込まれており
お得意のオマージュも含めキレまくったアルバムだった
この表題曲など当時の充実ぶりを図ることが出来る
癖の強い厭らしい鈴木の唄が好きです




⑧Tyketto - Forever Young
このバンドと言えばこの曲と推す人も多いでしょう
哀愁のあるメロディとセクシーな歌声
メジャーな洗練度も味方につけ一撃必殺である
フック満載の歌メロに聴き惚れる



⑨Shotgun Justice - Miami
強烈なモノをぶっ放しますよね
空高くぶん回す両刃の斧
めちゃくちゃ怖い音ですよね
圧迫するメタルサウンド
問答無用の突破力で向かうところ敵なし




⑩Uriah Heep - Save Me Tonight
還暦すぎのオッサンとは思えないよ
出している音が若い
英国ロックの威厳とフレッシュ感
老いて益々盛んなるべし




812. 聖なる守護神 (2022-11-22 20:10:50)

『個人的偏向によるドラマティックHM/HR』10曲選 ※どちらかというとマイナー系パワーメタル~正統派編

①TiTanic / ARTCH
B!誌編集員(当時)だった奥村氏激推したノルウェー産で、感動的な終盤へ向かう展開と豪華客船の沈みゆくドラマとがリンクする名曲

②Seul / BLASPHEME
福原愛さんが如く"サーッ"を連呼するフレンチメタルだが聴いてるとこちらも叫びたくなってくるから不思議だ...(笑)

③Queen Of The Damned / THE DOGMA
かのKAMELOTがお手本の伊産たがドラマ性は侮れない1stフルは隠れた名盤的色合いもあると思う(この後作品はグロウル入りとなるので注意が必要...苦笑)

④Holy Martyr / OMEN
"LAにもエディはいた!?"とも言われたUS産で、G.は元SAVAGE GRACE!!!!!(笑)

⑤SAMURAI / OSTROGOTH
VoにPeter De Wintを迎えたベルギー産で、本格的中華料理屋から聞こえてきそうなイントロにコケるが曲は名曲だと思う

⑥海の詩 / PAGEANT
プログレに括られる国産だが永井嬢(この後改名)のクセのない歌唱で歌われるダークな曲はある意味様式美!?

⑦The Heat And The Fire / SHOK PARIS
この曲以外は捨て曲の3rdなのだが、メロディアスなツインG.と展開は脱糞必死

⑧Unknown Soldier / VETO
K.ハンセンにヘタレをカマした歌唱は失笑モノだが、その牧歌的メロ展開は正しくジャーマン出身

⑨I Am The One / VIRGIN STEELE
国内では1stLPのボーナスとして収録された曲でアコギからという展開は完全マニア向け

⑩Runnaway / X-CALIBER
線が細めの歌唱で歌われるドラマ性溢れるUS産メタルはHAMMERONやWARLORD的ではないか

※因みにバンド名アルファベット順に記載

Ps.)やっぱり10曲ってのは無理ですネ(苦笑)、選びきれない...HEAVY LOADを始め北欧モノも選べていないし、US産だってSAVAGE GRACEやMEDIEVAL STEELやMANILLA ROADなどまだまだあるし...(苦笑)




813. 聖なる守護神 (2022-11-23 11:05:52)

『個人的偏向によるメロハー好きにおすすめしたい女性の歌う国産ポップス/歌謡曲』10曲選 ※今時じゃない編

①家路 / 岩崎 宏美
路線的には"聖母たち~"的だが、出だしG.とDs.を利かせたアレンジはロック的でドラマティックな展開はある種感動的

②くちびるNetwork / 岡田 有希子
あの飛び降り自〇はあまりに衝撃だった...『作詞:松田聖子/作曲:坂本龍一』という豪華な1曲

③九月の雨 / 太田 裕美
『松本隆/筒美京平』というゴールデンコンビによる曲でその劇的アレンジ含め全てに於いて完璧な1曲

④雪にかいたLove Letter / 菊池 桃子
声量が全くなく歌いながら音程を探るという歌唱力は素人以下だが、その育ちの良さ漂うアイドル然としたルックスは新鮮でした(笑)

⑤異邦人 / 久保田 早紀
デビュー曲にしてミリオンを達成した永遠の名曲で出だしの中近東風アレンジは"バビロンの城門"を思い出すか(笑)

⑥悲しみのスパイ / 小林 麻美
"雨音は~"が有名だが、『作詞:松任谷由実/作曲:玉置浩二』という豪華な布陣の本作はそのアンニュイな歌唱とハードポップアレンジの隠れた名曲

⑦Love Sensation~Tough version~ / 斉藤 さおり
作曲は西田昌史氏でG.リフを利かせたアレンジは如何にもだが、ドラマティックな展開とメロは正しくこれぞというモノで8thアルバムは名盤だと思う

⑧Midnight Escape / 刀根 真理子
その容姿が夏目雅子さんに似ている事が話題にもなったが、Key.に導かれるアレンジはメロハー的だろう(作曲:筒美京平!!!)

⑨セクシー・ナイト / 三原 順子
"顔はやめときな、ボディだよ"で知られる元祖ツッパリのイメージが強いが、現在は国会議員というから人間分からんモノだ(笑)

⑩セーラー服と機関銃 / 薬師丸 ひろ子
可愛さと可憐さそして芯の強さも感じさせる歌声は唯一無二で、そのイメージを決定づけた同映画の存在は大きい

※因みに歌手名五十音順に記載

※(⑩を除き)映画やアニメまたドラマなどの曲は除外させていただいた(CMソングは別)
またマニッシュやKIX-SまたZARD等々も知られていると思うので外しました




814. 失恋船長 (2022-11-25 11:58:23)

『LOUDNESS裏番ベスト』10選 



①THE LINES ARE DOWN - THUNDER IN THE EAST
アメリカンナイズドしたアルバムの中では初期の匂いがするナンバー
ラウドネスらしいひねくれた展開と根暗な英国スタイル
その荒涼としたメロディとテクニカルな演奏は彼らの魅力だ
リフワーク一つとってもらしさ全開である
二井原実先輩の歌い方が変った




②SATISFACTION GARANTEED - DISILLUSION
ポール・ギルバートもお気に入りのイントロも印象的ですね
リフもお得意のパターン
そして高崎はリフメイカーでもある
今やこの手のストレートなロックはやらん
初期ならではの味わいだ



③THE LAW OF DEVIL'S LAND - THE LAW OF DEVIL'S LAND
アルバムのタイトルトラック
名曲IN THE MIRRORやSPEEDといった疾走ナンバーのインパクトもあり埋もれている
しかしこの切迫感のあるイントロで奏でられるフレーズ
そして悪魔に魂を売った男達というキャッチコピーもハッタリではない
妖しげなメロディと疾走感は初期ならではの匂いがプンプンする
どこか未消化な部分もあるが危うい空気感も含め大好物である
ダークな英国臭は悪魔メタルなんだよなぁ


④AFTER ILLUSION - DEVIL SOLDIER
情念タップリのギターワーク
静謐を讃える静かな歌い出し
サビでの爆発具合などもう演歌であろう
この構成は演歌である
ネオ演歌
これもラウドネス節だろう
初期の彼らから受けた影響は計り知れない


⑤蜃気楼 - LIVE LOUD ALIVE
テンポアップしたライブヴァージョンの方がキレている
このリフもお得意のパターンだった
キャッチーさが耳を惹くのはシングル盤限定の曲だからでしょう
忘れて欲しくない親しみやすさと根暗な英国スタイルを融合させた一曲
途中のブレイクパートは素晴らしい




⑥I WAS THE SUN - LIVE LOUD ALIVE
渡米前のライブで披露した新曲
恐らくこういうタイプの曲で勝負したかったのだろうが
アメリカでは通用しないと判断され却下
たしかに根暗な英国スタイル全開ではウケも悪いだろう
初期ならではの複雑な構成
そして耳を惹くメロディとドラマ性
この路線を突き詰める姿も見たかった





⑦SEXY WOMAN - THE BIRTHDAY EVE
曲調といい歌詞といい
今の彼らからは考えられないスタイルだろう
既に確立されつつあるラウドネス節
単純に駆け抜ける事の無い引っかかりのある展開
自己主張の強いプレイの応酬は大好きである




⑧Eruption - EARLY SINGLES
8186LIVEではSEとして使われましたね
ドラマティックなインストナンバー
高崎晃の才能に惚れ惚れする
並のギタリストじゃないよなぁ
アレンジを手掛けた面々の仕事も素晴らしい
皆のアイデアが結実した傑作インストナンバー



⑨GOTTA FIGHT - ODIN
少々堅苦しい唄い回しも気になる
そしてCRAZY NIGHTを意識しすぎている
そういうオーダーがあったという裏話も信用に足りますね
単純にガッタァファイトという言葉が好きなのは精神年齢が子供だからです
こういう言葉に憧れるのよ
Bメロからのサビも好きです
ギターソロも銀河系ですねぇ



⑩ODIN - ODIN
アニメの主題歌というのもありミックスを含めらしくはない
しかし肩の力が抜けた先輩の歌声は魅力的だ
そしてこういう側面があるのかと惹かれたモノである
今となっては絶対に作らないタイプの曲だが
アレンジャーの笹路さんとの親和性はけして低くは無い
彼らを語る上では忘れたくない一曲である




815. 聖なる守護神 (2022-11-25 14:11:53)

『個人的偏向によるクリスチャンメタル』10曲選 ※因みに小生はクリスチャンじゃないッす(笑)

①Top Of The Mountain / BLOODGOOD
トゲトゲバンドロゴとヒステリックな歌唱はB級だが、音楽的はA級との評価もあろうと思う

②Time Stands Still / GUARDIAN
Vo.交代しよりブルージーさ漂うハード路線へと軌道修正し所謂クリスチャンメタルさは減退したが個人的にはこの2枚目の方がシックリくるね

③Virtue & Vice / HOLY SOLDIER
バンドイメージ的には前作なのだろうが、この2作目トップを飾った曲はCD帯の叩き文句が語るとおりで歌唱が...狂おしく叫び、泣いていますネ

④Tearing At My Heart / JOSHUA
個人的にはクリスチャンメタル云々ってよりUSメロディアスハードの名曲って思っています

⑤Forever In Your Arms / LEGACY
正式デビューが叶わなかったUS産5人組の'88年~'90年辺りにかけて録音された'10年発表コンピ収録曲で、時に正統派的曲もあったりしますが、コーラスワークがSTRYPERを意識した1曲

⑥Crying Alone / MASS
一般的知名度では国内発売もされた次作でしょうが、あまりにSTRYPERしてしまっていたこともあってか小生は本作の1stを...でその中でもこの曲を推しますね

⑦Holiest One / MASTEDON
名盤と呼ばれる2ndのトップを飾った走るリズムと適度なKey.感と何処か爽やかな空気が何とも心地よい

⑧Love Has No Bounds / SERAIAH
ルックスも悪くないインディアナ州出身4人組のラストとなった'92年2ndの4曲目で、全体的に軽めな若干お洒落感漂うアレンジが微妙だがコーラスワークなどは如何にもソレらしさがあると思う

⑨Battle Of Heaven / STAIRWAY
正直、スゴい作品ではないしジャケアートがかのロドニー・マシューズでなければ国内盤もスルーされていたようにも思うがそのジャケを含め切り捨てるには惜しいのも確か

⑩More Than A Man / STRYPER
最初に触れたのが"To Hell~"で、ポップ系曲も大好きでしたが正統派に寄ったこの曲は特に気に入った事を思い出す

※因みにバンド名アルファベット順に記載
※1曲/1バンドとしました




816. 失恋船長 (2022-12-03 11:58:49)

『胸キュン/胸熱ロック22』10選 



①MADISON - Northern Light
シンガーの座についたピート・サンドベリ
彼の繊細な唄い回しを生かした北欧ハードポップナンバー
ポジティブな空気に包まれたハードポップソングはヒットポテンシャルも高い
この路線を突き詰める姿もみたかった



②Black Knight - Warlord's Wrath
もったいつけるイントロから
歌い出すのは女性シンガーのロリ・ワイルド
ジャケットの象徴されるようなドラマ性の高い剣劇メタル
その濃密な世界観にむせびます
これぞメタルでしょう
そういう言葉でしか形容できない音を出しています



③Keen Hue - Ogre King
NWOBHMが直撃したスウェーデンのメタルシーン
だれだヨーロッパが北欧メタルの元祖だと嘘を言ったヤツわ
このバンドの音を聞けば北欧的な甘美さと情緒が裏にある事を感じ取るでしょう
個性というかお国柄は黙っても出ますからね



④聖飢魔Ⅱ - 地獄の皇太子
聖飢魔Ⅱと言って真っ先に思い描く人も多いでしょう
まだまわ青臭い歌声と演奏だが
英国情緒様式美とも言うべきエッセンスが投影されており
海外のファンも魅了した一曲としても知られる
メロディアスかつストレートに打ち鳴らされた悪魔メタルの誕生
この路線を突き詰め世界制覇を図ったてほしい
最新作はデジタル過ぎてのめり込めなかった




⑤EZO - BURN DOWN THE NIGHT
当時のワタクシには大人っぽい曲に写った
アメリカでの成功を夢見て試行錯誤するバンド
妖しげでアーバンなアメリカンロック
上手く大衆性に個性を滑り込ませている
癖のあるギターワークは欧米の匂いをさせない
そこが最大のポイントだ
ラウドネスの次に成功する可能性とポテンシャルは間違いなく秘めていた
ライブではフラットバッカーの曲をやったんだろうか?
その反応も気になるが一度も凱旋帰国をしなかったのは本当に残念だ




⑥Shok Paris- Steel And Starlight
硬質なサウンドの中に華やかさを巧みに盛り込みバランス良く聴かせる
ヘヴィメタルなドラマ性とキャッチーさ
厳つさと柔和なメロディックスタイルを両立させようと苦心している
メジャーで勝負する難しさ
メタルバブルと闘った男達のプライドを垣間見ます



⑦Rough Cutt - Bad Reputation
今となっては余り語られる事もなくなってしまったバンド
特に2枚目のアルバムは存在感も薄い気がする
アルバムの2曲目だがコンパクトだが
アメリカンなグルーブとメロディを際立たせた印象に残る一曲だ
ややLA風味満点のスピードナンバーとキャッチーな奴の間にあって
インパクトも薄まっている感はあるのだが曲は良く出来ている
そして2枚目のアルバムも今一度評価を受けるべきであろう


⑧Taylor Dayne - Tell It to My Heart
軽快なデジタルビートとPVでバックで右側で踊る男子のヘヤースタイルが気になる
はやりチョイとハズくなる曲調だが
どうにもこうにも主役である彼女の歌声はパンチが効いている
もっとロックした奴を唄ってもカッコいいはずだ
ダンサンブルなシャレこきナンバーで小休止です
日本でも誰かカヴァーしてそうな曲ですよね




⑨Kuni - Restless Heart
覆面ギタリストとして知られる左利きの天才
我らがKUNIが単身渡米して人脈を築きリリースにこぎ着けたと言われる1stから
唄うはカル・スワン
彼の憂いのある歌声と爽やかな哀愁が映えまくるメロディとの相性は抜群だ
DOKKENよりも哀愁が強いL.Aメタル
日本人に寄り添った外タレサウンドして大いに楽しめるでしょうね
実はギターソロがあんまり面白くない
チャック・ライトのベースがいい


⑩高崎晃 - Steal Away
ソロアルバム『ジャガーの牙』から
ゼンマイのネジを巻く音から不思議なメロディと音階が踊ります
緊迫感のあるスリリングな展開を行き来するプログレシッブメタルの完成度の高さ
ラウドネスとは違うアレンジながら高崎のギターは唸りを上げ場面場面を引っ張っている
二井原実先輩が初めて全編英詩の唄に挑戦した記念すべき一曲でもある




817. 失恋船長 (2022-12-08 00:54:12)

『激烈スラッシュ』10選 



①Sadus - Certain Death
スリル満点
先を読ませない展開の妙味
妙に生々しいサウンドメイクを90年代を想定したモノだろう
スラッシュメタルの先を行っているスラッシュメタルだ



②Sepultura - Lobotomy
大地を揺るがすトライバルなリズム
キュッキュッと鳴らすギターもクール
闘争心を煽るような展開は怒号を挙げ
我々の奥底に眠る野生を喚起するようだ
ロボトミーと言えば悪名高き精神疾患のある患者に用いられた雑な手術
それだけに切迫感のある展開に唸るのだが
このバンドの奥底にある野性味が良い感じであぶり出されている




③Artillery - The Almighty
二本ギターの暴れっぷりも素晴らしい
先を読ませないスリルと疾走感のある展開
スラッシュメタルらしい魅力に富んでいる
このバンドらしい怒気を波乱だダークテイストもカッコイイ




④Dark Angel - The Burning of Sodom
ドラムがジーン・ホグランに後退した影響もあったのか加速度が倍増
猛り狂うバイオレントなサウンドは刺激的に鳴り響いている
メタルの持つ暴虐性を極限まで高めつつも
破綻しないアイデアと構成力は見事
しっかりと物語として成立させた手腕に唸りますね
過激さだけでは無いテクニカルな要素を盛り込みつつも嫌みに感じないのは流石ですね





⑤Anthrax - Aftershock
変革を遂げるアンスラックスだが絶妙なバランス感覚でアルバムを支配した
聴きやすさも増しつつもスラッシュメタルの流儀に則る作業は苦難の連続だったろう
後にオシャレ番長に変貌するとは思わなかっただが
これくらいが丁度良かった






⑥Holy Moses - Military service
このバンドとしては聴きやすい部類に入る一曲だろう
親しみやすいリフレインも盛り込みとっつきやすくしている
サビーナ嬢が野獣の咆哮を上げる様は実に頼もしい
どこかシニカルな空気感が好きだ
人を喰っている感じがするんですよね




⑦Casbah - Death Metal
デスメタルというタイトルがハッタリではない凶悪な一曲
黒く塗りつぶされたイントロから
空間を突き破るように過激に乱打される演奏
このド迫力さに恐れ戦きますよ



⑧Raging Fury - Wolf Spider
スリーピースとは思えない迫力のあるサウンドは
ヤクザに鼻先5㎝でメンチ切られている気分である
とにかくそのビンビンな気迫に圧倒されますよ
どこか親しみやすさもあるのが魅力の一つ







⑨ดอนผีบิน - โลกันต์ โลกา
タイのスラッシュメタルバンド
英語表記だとDonpheebinと読めるようですが
どっちにしろサッパリ分かりません
彼らのルーツはしっかりとしたヘヴィメタルである
アジア特有のメロセンスを生かしつつも
オリエンタルにならないのは海外のアーティストを手本にしているからでしょう
そういう意味では日本にも通じますね



⑩Cranium - Speed metal sentence
どこかバカバカしい雰囲気がある
その人を喰ったような斜め45℃も悪くない
小気味よく駆け抜けるの様も似合っている
2000年を目前に登場した新風を感じさせるが
元は80年代戦士だ




818. 聖なる守護神 (2022-12-10 15:15:00)

『HM/HR好きによる個人的偏向アニメソング』10曲選

①傷だらけの栄光(あしたのジョー2) / おぼ たけし
尾藤イサオさんの唄う1作目主題歌もイイが、戦う男の哀愁とやるせなさを感じさせるこちらの方を選出、おぼたかしさんの歌唱も見事にハマっていると思います

②ビギニング(映画「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」) / 井上 大輔
本来は"哀戦士"の方であると思うが今回はこちらを選出、で歌/作曲は井上大輔さんで、キングクリムゾンの某曲のバクリと言われる事でも知られますが(個人的には好意的に捉えています)、同曲とシングル発売された"めぐりあい"と共に聴いていただきたい1曲

③水の星へ愛をこめて(機動戦士Zガンダム) / 森口 博子
某国営放送のガンダムソングで1位になった名曲で、アレンジ自体は当時の時代に沿ったものですが、ニールセダカが作曲した秀逸なメロディを敢えてサラッと唄う森口さんの清々しい歌唱がとても良いアクセントになっていると思います

④夢色チェイサー(機甲戦記ドラグナー) / 鮎川 麻弥
天才/筒美京平さんの作曲(作詞/竜真知子さん)という事で説明不要の名曲で、後にLIGHTNINGがカバーしたのは知られるところでしょう

⑤バビル2世 / 水木 一郎
説明不要の名曲で、その何処か勇ましく悪に立ち向かうバビル2世との姿とリンクする展開はある種HM/HR的でエピカルで様式美な雰囲気も感じさせる名曲中の名曲でしょう

⑥ぺぺロの冒険 / 堀江 美都子
堀江さんの清々しい歌唱と少し勇ましさも感じさせる曲調との対比も素晴らしく、ぺぺロが果てしない冒険へと向かう様とマッチして何かに立ち向かう勇気を与えられる1曲

⑦ボルテスV(ファイブ)の歌 / 堀江 美都子
その名の通り五体のマシンが合体して戦うロボットアニメで、「超電磁ロボ コン・バトラーV」の後継番組として放映され、当時少女アニメ曲の唄うことが多かった堀江さんを敢えて男子向けロボットアニメ曲で起用した事がハマった名曲

⑧名も知らぬ星(火の鳥) / ささき いさお
ささきさんの唄う隠れた名曲で、ささきさんのあの独特の歌唱とドラマティックな展開とが中々素晴らしく、特筆すべきは作曲がささきさん本人だと言う事でしょう

⑨マクロス(時空要塞マクロス) / 藤原 誠
仰々しく只ならぬ予感を感じさせるイントロとその後のドラマティックな展開は実にHM/HR的で、オーケストレーションとの相性も素晴らしく間違いなく名曲と言えるでしょう

⑩薔薇は美しく散る(ベルサイユのばら) / 鈴木 宏子
最早説明不要の名曲で、フランス革命へと向かうという時代の中、女性として生を受けながら男性として生きていくオスカルとそのオスカルに仕えながらもオスカルへの思いを抱きながら徐々に視力を失っていくアンドレなどとの人間模様とを描いた少女アニメの金字塔で、ラストに先頃お亡くなりになられたアンドレ役を演じた志垣太郎さんの叫び声が木霊するエンディング曲の方も秀逸でまた感動的

※アニメ1作品/1曲(②③は個別作品扱い)
※順不同




819. 失恋船長 (2022-12-13 15:13:01)

『胸キュン/胸熱ロック23』10選 



①BOWWOW - LAST WARRIORS
オリジナルラインナップで復活したアルバムから
大半がリメイクだったが新曲にも良いモノがあった
3曲中2曲がグランジ以降の作風を取り込んだモノだが
この曲は哀愁をキャッチーさが絶妙な絡みを魅せる
BOWWOWの名に恥じない名曲だった
名曲のリメイクにも負けないインパクトである



②DOKKEN - THERE WAS A TIME
ドッケンの枯れた歌声がフォーキーなチョイアイリッシュ風味にフィット
何気ない曲だがジョン・ノーラム時代が無かった事になりそうなので
忘れないでねぇ



③BLINDMAN - THE TEARS OF GOD
哀愁タップリですね
大人が聴いても恥ずかしくないハードサウンド
でも守りに入ってないのが最高にカッコイイ
このメロセンスに惚れますね



④ACCEPT - IT'S HARD TO FIND A WAY
ロシアンルーレットに収録された叙情派ナンバー
メインストリームを意識しつつもウドの金切り声がそれを拒否
しかしウドも柔軟に対応して深みを与えている
欧州由来の泣きと大衆性
そしてメタルな感性を損なわないバランスに気を配した一曲だ
その後ウドが切られバンドは解散
絶頂期に足踏みをした状態になった
今作はそういう事を悔やまれる象徴的な曲だろう
ウドでも可能性はあった




⑤BLUE STEALER - JOKER
佐々木健介の入場曲は有名ですが
こちらのイメージソングはどうなんでしょうか?
ゼニスのメンバーにヴォルフィードの山本朋子が加わった
本格派のヘヴィメタルバンドでした
戸谷のギターはテクニカル
そして良く唄うギタリストでした
プロレスのタイアップソングで終わったので詳細は掴めませんが
フルアルバムを聴いてみたかった
ドラムは堀江仙人です
素晴らしい叙情派様式美メタルなったろうなぁ



⑥VOLCANO - THE HEAD
パワフルですねぇ
アグレッシブですねぇ
ワビサビがありますぇ
セピア色の哀愁です



⑦IRON MAIDEN - ONLY THE GOOD DIE YOUNG
アルバムのラストに収録された哀愁のメイデン節炸裂な一曲
アメリカでの市場開拓を狙った作風だけに
エッジ不足なアルバムだったが洗練度と従来に魅力を両立
今作などどこから眺めてもメイデンであるが
叙情的なメロディが強調されているために聴きやすくなっている



⑧APHASIA - WINGS OF FIRE
壮麗なインストナンバーに導かれ始まる叙情派ナンバー
このバンドらしいメロディと躍動するハードサウンド
耳馴染みの良さと無理をしない演奏
とても好感の持てるバンドでした




⑨THE LAW MAKER - コージー村上プロジェクト
コージー・パウエルに捧げるトリビュートアルバム
唄うはコンチェルトムーンの井上
ギターとベースは人間椅子チームからです
和嶋のなりきりぶりに感動
そしてこの曲をチョイスしたセンスに感銘をウケましたね
マーティン期の中では大好きな一曲です


⑩LIESEGANG - THRILL OF IT ALL
ジョン・ウエットンのアダルトな歌声がハマりますね
落ち着いた英国式叙情派ハードナンバー
味わい深い一曲です
ビリー・リースギャングのコンポーザーとしての才能に惚れます
派手さには欠けるがキャリアに裏打ちされたギターも素晴らしい




820. ひょうすべ (2022-12-21 08:05:37)

【クリスマスソングで10曲】

HR/HMといえば、クリスマスとは真逆の存在。
そんなHR/HMバンドからのチョイスの10曲です。
アメリカでは、1種のジャンル化しているクリスマスアルバム(ソング)で、
中には、100万枚以上売り上げているものもあります。
しかし、日本では、クリスマスソングにあまりなじみがないのと、
大抵が定番曲のカバー中心なこともあり、購入はどうしても後回しになったりします。

アルバムではなく、シングルのみの発売も多く、その大半がオリジナルアルバム未収録の為、入手困難だったりするやっかいな代物(しろもの)です。
しかし目先を変えれば、割と簡単に安価で手にすることができることもあったりと、中々マニア心をくすぐりやぁがります。
そんなクリスマスソングの中なら、オリジナル曲縛りで選曲をしてみたものの、
私の知識ではオリジナルかどうか判んないので、できるだけオリジナルということで・・・・


① Christmas Time Again / EXTREME

ピアノをバックにゲイリーが歌い、ヌーノがハモる。典型的なEXTREMEバラードです。
EXTREMEのバラードが好きな人には、充分満足のいくクオリティーです。
私が知る限り、オリジナルアルバムやベストアルバム未収録曲ですが、
1992年発売「A Very Special Christmas Ⅱ (クリスマス・エイドⅡ) 」に収録されています。
このアルバム、他にはJon Bon Joviによるカバー曲"Please Come Home for Christmas"も収録されています。
アメリカで200万枚売っており、国内盤も発売していましたので、容易に手に入るかと思います。


② Thank God It's Christmas / QUEEN

今では定番曲になりつつあるQUEENのクリスマスソングは、当初シングルのみでアルバム未収録でした。
このシングルを探しに探していた所、友人から「そんなんクリスマスコンピにぼこぼこ入ってるじゃん」
と言われ、目線を変え途端、容易に手に入りました。
「NOW Christmas シリーズ (EMIの方ね)」に収録されています。(ユニバーサルの方は入っていない)
現在はQUEEN+の「Greatest Hits III(3)」にも収録されております。


③ In Santa's Claws / PRETTY MAIDS

PRETTY MAIDSのクリスマスEP「In Santa's Claws」の中から、クリスマスソングには珍しいハードな調べです。
個人的にこの時のギターの音が大好きなので、クリスマス時期以外でも結構聴いています。
私がPRETTY MAIDSを好きな理由が、全部この曲に詰まっていると思っています。
このEPには、"A Merry Jingle"というThe Greediesの曲のカバーが収録されています。(④で紹介しています)
ゲストにイアンギランが参加しこともあり、少しDPを意識した疾走感あふれるメタルサウンドとなっています。
デビューミニアルバム「Pretty Maids」とセットになった「First Cuts ...And Then Some」の方が手に入れやすいかも。


④ A Merry Jingle / THE GREEDIES

PRETTY MAIDSがカバーしたオリジナルがこちら。
メンバーはTHIN LIZZYとSEX PISTOLSから、

THIN LIZZY:
フィル・ライノット
スコット・ゴーハム
ゲイリー・ムーア
ブライアン・ダウニー

SEX PISTOLS:
スティーヴ・ジョーンズ
ポール・クック

"Jingle Bells" と"We Wish You A Merry Christmas"のメロディーで構成されいて、それをパンク化しています。
セッションの為、シングルのみでしたが、THIN LIZZYのベストアルバム「The Boys Are Back in Town」に収録されています。
個人的にはPRETTY MAIDSヴァージョンの方が好きですが、オリジナルも楽しくジャムった感がでていて、楽しそうです。


⑤ Mistress for Christmas/ AC/DC

AC/DCのクリスマスソングはオリジナルアルバム「The Razors Edge」収録。
クリスマスソングが、ボーナストラックやシングルのみではではなく、オリジナルアルバムの収録されているのって珍しいですね。
いつものAC/DCサウンドですが、ハットの音が鈴の音に聞こえるのは気のせい?


⑥ Come On Christmas / CHEAP TRICK

チープのクリスマスソングは、自身の曲"Come On Come On"の替え歌。
限定シングルのみと雑誌で読んだ記憶があり、手に入らないな・・・と思っていたのですが、
4枚組BOX 「SEX AMERICA CHEAP TRICK」に収録されています。
また、「クリスマスMAX2」「クリスマスMAX3」にも収録されております(下記⑦もね)
チープのクリスマスアルバム「CHRISTMAS CHRISTMAS」には、この曲は収録されていません。


⑦ Christmas With You / FIREHOUSE

アルバム「3」と「Good Acoustics」との間に、日本国内のみの企画シングルとして発表していました。
アコースティックな曲です。
⑥と一緒に「クリスマスMAX2」「クリスマスMAX3」に収録されております。


⑧ Christmas In Heaven / VALENTINE

※このVALENTINEは、“オランダの貴公子”ロビー様の方です。
ロビー様のクリスマスソングは、直前に亡くされた父のことを歌った悲しい歌。
気持ちを反映したのか、ロビー様にしては、少し暗い曲です。
「VALENTINE 4‐UNITED」に収録され、シングルカットもしています。


⑨ 21st Century New Christmas Time (星降る夜のクリスマス) / VALENSIA

ロビー様を紹介したら、王子も紹介しないと・・・(笑)
ミニアルバム「White Album」に収録されています。
ロビー様より明るくキラキラした曲です。


⑩ God Rest You Merry, Gentlemen(世の人忘るな)/ロニー・ジェームス・ディオ&トニーアイオミ

オリジナルソング縛りっていったじゃん!
これ凄いわ~。讃美歌が2人の手にかかれば、こんなにも邪悪になるとは・・・。
ふたりともニヤニヤしながらレコーディングしたんだろうな~。
オムニバズ「We Wish You A Metal Xmas And A Headbanging New Year」に収録。
このアルバム。数々のトリビュート等の企画物をてがけた、ボブ・キューリック主催だから、参加メンツも豪華です。


これは、是非アルバム単位で聴いてほしいのが、
「CHRISTMAS EVE AND OTHER STORIES」/ TRANS-SIBERIAN ORCHESTRA

一時期ハマったクリスマスアルバムでしたが、今回これを書く際に、
アルバム名、バンド名、出自を含め全部思い出せない(汗)
実家で実物のCDを見つけたものの、「そもそも俺、何でこれ買ったんだっけ?」と。
結局WEBで出自を調べて思い出した1枚です。(iTuneにも取り込んでなかった)

SAVATAGEのサイドプロジェクトです。
クラッシクとロックの融合で、少しクラシック寄りだったので、サイドプロジェクトとなったのでしょう。
これが幸いし、全米で300万枚以上を売ってます。(ビックリ!!!)
SAVATAGEの「DEAD WINTER DEAD」収録“Christmas Eve/Sarajevo 12/24”を再レコーディング収録されています。


番外編:「MOTOR-X'MAS」 / MOTORHEAD

モーターヘッドが日本のファンに贈るクリスマスプレゼント。
クリスマスソングはありませんが、手頃なBEST盤になっています。
当時住んでいた所の図書館に置いてありました。

① Ace Of Spades
② Dirty Love
③ Overkill
④ Bomber
⑤ Iron Fist
⑥ Stay Clean
⑦ Iron Horse
⑧ Jailbait
⑨ Another Perfect Day
⑩ (We Are) The Road Crew



821. 失恋船長 (2022-12-31 14:04:05)

『胸キュン/胸熱ロック 24』10選 



①Reaction - Joy Ride
リアクションの代表曲に押すマニアも多いでしょうね
個人的には鳴沢浩幸ヴァージョンに思い入れがあります
梅沢のドラムはド派手なだけじゃなくボトムをしっかりと支え押し上げている
もっと評価されるべきミュージシャンである
メジャーデビュー後は小綺麗になりワイルドさも減退
80年代あるあるなんだよなぁ




②CRYSTAL WARS - Body to Body
ビーイング系のガールズロックバンド
チョイハードな哀愁のロックナンバー
ある意味ビーイングらしい仕上がりである
コーラスの挟み方などキュンとさせますよね
バンドとしては短命に終わりました
やはりハード系の受け皿が無い時代にリリースされていたしね
首都高トライアルファンには有名な曲なんでしょう



③須藤あきら - 夢だけじゃ終わらない
ビーイング系ですねぇ
サビでもう少しパンチが欲しいのですが
女性ロックシンガーとしての矜恃を感じさせてくれます
歌謡ハードポップは日本の専売特許
この手のビーイング系も海外でウケそうな気がする
シティポップが海外で旋風を巻き起こしているし
次は案外こっち系かも知れませんね
本気で開拓したら良いのにね



④Rough Cutt - Bad Reputation
暑苦しさが抑え目なのが丁度良い
洒落たアレンジも地に足が付いている
このバンドの自肩の強さの表れだろう






⑤Gorky Park - Moscow Calling
PVを見たときはひっくり返りそうになりました
資本主義に染まりすぎだぞ
弾けるハードポップに東欧の風を送り込み
独自のカラーを投影している
この絶妙な哀愁度の散りばめ方も良いのだが
少々鼻につく弾けっぷりがハズい




⑥樋口宗孝 - Destruction
ワガママ放題な樋口のパワフルドラム
20代でここまで我の張れるドラムを叩けますか?
一聴して彼と分かるドラムの音を持っている男でした
最近名前を聞かなくなりましたが偉大さに陰りはありませんよ
希少転結のあるドラマーの為のインストナンバー
素晴らしいです



⑦Kiss - God Of Thunder
ポップなヒットソングが有名なのだが
個人的にはKISSと言えばジーンの唄うヘヴィなこの曲をすぐに思い出す
特にライブヴァージョンは極悪感が出ていてクールだ
根っこにあるロックな精神性とハードテイスト
そしてエンタメ感を忘れない演出も素晴らしいです




⑧Spiders & Snakes - Driving Me Crazy
小気味よく駆け抜ける哀愁度とドライな感覚
骨太はハードサウンドはクールな印象を与える
男前な日系ドラマーも画になるぞ




⑨Iron Maiden - Flash Of The Blade
妖しげなムードも漂っていますね
展開もこれくらいストレートで良いんじゃないですかね
ブルースの歌い方もカッコイイ
サビでは朗々とメロディを追いかけ唄い
他はラフなロックンロールスタイルとイアン・ギランからの影響も感じますね
でもこの歌唱スタイルを音痴と捉える人もいるから驚きです
んなアホな
悪口を言うならギターチームたいしたことないでしょうよ




⑩Dumpy's Rusty Nuts - Hot Lover
年末も平常運転で過ごします
主役が一番カッコ悪いバンドというのが最高にカッコイイ
日本では流行らないハードブギースタイル
でも確実に需要があるスタイルかと思いますけどね
チョイ足し哀愁が英国ですね
この倦怠感も日本人には出せない魅力でしょう




822. 失恋船長 (2023-01-17 14:49:42)

『胸キュン/胸熱ロック 24』10選 



①SAXON - The Faith Healer
The Sensational Alex Harvey Bandのカヴァーですね
次もまたカヴァーアルバムをリリースするサクソン
原曲に忠実なアレンジでした
そしてSolid Ball of Rockを思い出しましたね




②The Big Deal - Top Heaven
軽快に躍動するメロディアスハードナンバー
日本人好みのヤツですよ
アニメの格闘シーンとかで流れてもカッコイイヤツです
女性シンガー二人による力強いパフォーマンスも麗しい
ギターもコンパクトながら巧者です
色んな意味でもっと聴きたいと思わせるバンド
2枚目のアルバムが楽しみである




③早川めぐみ - 横須賀1エレジー
歌謡メタルエンジェル・めぐみちゃんのデビューシングル!!
懐かしい宣伝文句ですよ
彼女の美貌に股間を熱くしたマニアも多いでしょう
今最も正式な音源の復刻を待たれる女性シンガーである
十二単や藤原正紀にダムゼルが復刻するならばあり得ない話ではないので期待しています




④JUNKO - SHADOW
ストレートなロックナンバーWIRE ROCKの厳つさと
彼女の限界を見せつけられた次に登場するのがこれ
EARTHSHAKERのカヴァーをハスキーヴォイスで歌い上げます
無駄に力むので演歌チックになるのですが
ここでギターを弾くのは松本孝弘
バリバリのメタルギターで魅了してくれますよ
もう大金持ちなのだから生涯で一枚くらい本気のメタルアルバムを作れば良いのに
スピードプレイを追求していた若き松本の野心漲るギタープレイもカッコイイ
次の曲もカッコイイ
アルバム全体がタックさんのカッコ良さに溢れているぞ
誰か正式に再販してくれい






⑤ANTHEM "Wheels Of Fire
新作のリーダートラックとなる楽曲なんでしょう
先行公開されたのですが個人的には無難でした
いつものアンセムです
次のアルバムも安定感のある作風になりそうですね



⑥DOUBLE-DEALER - THE LONG WAY ROAD
下山と島の最強タッグと唄われた正統派メタルバンドの代表曲と言える一曲
島のスリリングなギターとバックのサウンドに負けない下山の強靱な喉
ライブでも素晴らしいパフォーマンスで魅了してくれた
またアルバムを作って欲しい
そしてレコーディングスタジオにモー娘のポスターを貼ってニヤニヤしてはイケない



⑦LOVEBITES - The Spirit Lives On
女性のメタルグループとしては世界でも有名なバンド
迷いや不純なイメージを抱かせないメロディックメタル路線は説得力がある
演奏もテクニカルだしテクノロジーに頼り切るだけではない自肩の強さを感じさせるのがポイント
このまま快進撃を続けて欲しい
女を売らなくとも活動できる世界を目指して欲しいねぇ
個人的にはドストライクな音楽性ではないのですがね
日本人なので日本のアーティストには成功して欲しいですよ




⑧Metallica - Lux Æterna
これでなんて読むの?
今となってはシーンの中核を若手に譲り大御所としてシーンに君臨するバンド
若い人にとっては旬じゃないんですよね
だからもうメインストリームにすり寄る必要なし
メタリカをやればよいのである
彼らがNWOBHMの流れを汲むバンドだというのが伝わりますね
現代のテクノロジーをフィルターとして通したクラシックロック
貫禄タップリの大人げない一曲です
これで良いでしょう



⑨John O'Banion - Love Is Blind
洗練された大人のロック
ジョン・オバニオンの歌声に酔いしれますね
アーバンなシャレオツ感と哀愁のあるロックな歌声
線の細い優男じゃないところを見せてくれます




⑩Gravestone - In The End Of Our Love
哀愁のあるメジャーロックナンバー
こういうアレンジの曲をやるバンドに変りました
時代なんでしょうね
そして懐かしいです




823. 失恋船長 (2023-02-12 19:28:18)

『胸キュン/胸熱ロック 25』10選 



①The Big Deal - Top Heaven
お気に入りの一曲ですね
コマーシャル性もタップリ含まれた活きのいいメロディックロック
親しみやすいだけじゃないロックなカッコ良さがある
今でも良く聴くアルバムでもある1st
早く2枚目も聴きたい



②Balance - In for the count
スペイシーなキーボードサウンド
シンプルに淡々と刻まれるリズム
躍動するハードなギターはシャレオツサウンドの中でギラリと牙を光らせる
ムチャクチャにカッコイイAOR調のハードナンバーです


③やしきたかじん - 砂の十字架
技術云々では語れない歌声
その魂を込めて歌う様は素晴らしいですね
谷村新司が歌うのもありますが
たかじんさんが歌う方が何倍も悲壮感が漂い感動します
アニメソングとは思えない渋いドラマティックな曲ですね
生前本人が否定的なコメントを残している為に
取り上げられないのが残念ですが昭和歌謡に残る名曲ですよ


④Mike Tramp - Cry For Freedom
WHITE LIONのカヴァーアルバムを作るマイク・トランプ
昔から雰囲気重視の歌い手でした彼が主役です
レーベルはフロンティア
安定感のある作風になりそうですね
ワタクシはマイク・トランプを主役だと思ったことない



⑤CROWLEY - 悪魔がにくい
この曲も何度も聴いていますねぇ
AメロBメロの哀愁が泣けるんだよねぇ
何故かホロリと涙腺が緩むのです
哀愁の昭和歌謡とクロウリーがこんなに合うとは夢にもおもわなんだ



⑥DOUBLE-DEALER - Flame Of Regret
下山と島の最強タッグも再演を待ち望みますね
昔サーベルタイガーが主催するイベントで
柴田直人さんがプロジェクトチームで参加
そこに下山兄貴と島さんが並び立ちました
あの時のサプライズ感は忘れられんなぁ
この曲は大好きですねぇ
速い曲だけが魅力ではない
下山の魂を焦がす絶唱
屈強なリズムプレイとダークな世界観にあって
その感情を解き放ち光を与える島のギター
素晴らしいフィーリングが存在するぞ




⑦RIOT - Magic Maker
初めてRIOTのライブを見たのは今作のツアーだった気がする
歌い手のだめっぷりに腹が立ちましたね
でもアルバムは大好物で今でも聴きますよ
この曲が一番好きですねぇ
こういう雰囲気の曲が好きなのです
親しみやすいメロディとチョイ哀愁



⑧魔女卵 - Catch Love
CD化されませんねぇ
幻のジャパニーズメタルバンドのレア盤です
ワタクシはこのキャッチーな曲が大好きです
フンフンと鼻歌が出ます


⑨Damian Hamada's Creatures - 失楽園はふたたび
最近はどうしているのかな?続編の声が聞こえませんねぇ
ダミアンワールドを完全再現したアルバム
その次も楽しみです
妖しげでダークな魔界ソングだよなぁ
堕天使だよ




⑩DOKKEN - Kiss of Death
ドッケンの中で一番好きな曲ですね
カミソリのように鋭い切れ味のギター
そして熱いギターソロ
甘美でソフトケイスされたドンの歌声との対比も絶妙
両雄が完璧な形で並び立ちました




824. 失恋船長 (2023-02-24 01:40:41)

『裏SABER TIGER』10選 



①SILLY - INVASION
久保田陽子さんが歌うヴァージョン
デモではバンドサウンドでしたがここではアコースティカルなアレンジに
久保田さんの歌の上手さが冴え渡ります
長尺のナンバーなんですけど持つんですよね
シンプルに感動を運ぶドラマティックなナンバー



②ある去りがたき心に - INVASION
初めて聴いた時は衝撃を受けました
ハッとさせられましたね
デモヴァージョンでも馴染みはありましたが
流石は久保田陽子でしょう
こんな逸材が北の大地にいたのかと感嘆です
上手いねぇ
この曲の魅力を最大限に引き出しました


③Land Of Sorrow - DEMO2008
クレジットはありませんがデモ配布時のドラマーは鈴木政行さんでしたね
サウンドチェックをしていましたが生音のデカさに度肝抜かれました
そのときにラウドネスのサポートに回ると発言していましたね
歌うは叫さん
彼のハイトーンが硬質な叙情派ナンバーによく似合います
当時のラインナップで音源を制作して欲しかったなぁ




④Metal Rider - Saber Tiger II
デモからサイレンのSEが入っているヴァージョンです
そしてギターは武田さんとのツイン編成
歌うはベースを兼任する滝沢さんです
この暴走ナンバーはテンションが上がるねぇ



⑤One Night Dream - Saber Tiger II
昭和歌謡風の歌詞とメロディ
まさにジャパニーズメタルです
Paragraph 2に収録されているヤツよりも
こちらの方がダイナミックでイイです



⑥Final Crisis - Money
マシーンさんのバンドHARD GEARの名曲をサーベルがカヴァー
下山兄貴が英詩に変更して獰猛な歌声を乗せています
個人的には渡辺徹のストロングヴォイスに慣れ親しんでいるので違和感はあるが
流石は兄貴である
スリリングなギタープレイも流石である
ドラマーの水野に取ってはお馴染みの曲でもあるだろう


⑦HIHG WIRE - Money
バッドランズのカヴァーをやるとはねぇ
驚きましたが様になっています
こういう企画モノはありがたい
セルフカヴァーアルバムが多いバンドなので
今度はこういうカヴァー集を作って欲しいねぇ




⑧Mr. Confusion - Indignation
なんだか鈴木勝人さん時代がなかったことになりかけてる
勝人さんと御大はスーパータイガーって名乗っていたライブを見たぞ
ステージアクションはイマイチぎこちない人だけど歌は上手かった
その成果はアルバムにも出ていたはずだ
こういう一筋縄ではいかないサーベルサウンドのフロントマンとしての重責を果たしている


⑨Cold Night - Saber Tiger V
デモ第5弾
バンドとして音楽性が洗練されていく過渡期がわかりますね
アルバム未収録哀愁の叙情派疾走ナンバー



⑩Recollection - Paragraph 2
渡辺徹が歌うドラマティックなサーベル流ヘヴィバラード
癖は強いですがメタルに似合う歌声です
HARD GEARも良かった
彼がミュージシャンで生計を立てられない事に驚く
勿体ないねぇ




825. 失恋船長 (2023-03-05 18:51:16)

『胸キュン/胸熱ロック 26』10選 



①Driver - Warrior
ロイZとロブ・ロックがタッグを組んだバンドのEPから
後にインペリテリも取り上げますねぇ
ロブにはこの手の曲がよく似合います



②XT - Got Love
少々癖のある歌声ですが良いメロディを歌いますよ
哀メロ派にはウケる要素も大なプロジェクトでしたが
イマイチ跳ねませんでしたね


③Angelica - Set Me Free
チョイ濡れですよね
けして湿らないのがポイント
アーバンなセンスが散りばめられています
サビではパッと明る目に弾けます



④Idle Cure - Picture Of Love
雰囲気あるよなぁ
クリスチャンロック系を愛するマニアならば知らん人はいないでしょう
今日は産業ロックよろしくなこれでイキたい




⑤Lizzy Borden - Notorious
イイですねぇ
ベタなメタルサウンドですねぇ
そこにこのバンドらしいメロディックなスタイルを導入
活きのいいサウンドは色あせません


⑥Sentinel Beast - Dog of War
鉄下駄はいてドカドカと走り回る激音サウンドが売りのバンド
今の方がウケるだろうなぁ
当時のメタルシーンは女性シンガーに冷たかった



⑦RIOT - Swords and Tequila
パワーメタル時代よりも私はこの時代の方が好きですねぇ
ガイ・スペランザと再タッグして欲しかった
ヤサグレた哀愁がいいんですよ



⑧The Butterfly Ball and the Grasshopper's Feast - Little Chalk Blue
素晴らしい歌声ですねぇ
クリアーで澄んだ歌声ですがパワーがあります
唯一無二の個性を持っていました
こういうありがちな楽曲の魅力を底上げします
惜しい人を亡くしたよ


⑨SKID ROW - Sweet Little Sister
早口で捲し立てる歌声
ポップでキャッチーでグラマラスなハードサウンド
このバンドの魅力をギュッと凝縮してますね
次のアルバムではよりパンキッチュでメタリックなスタイルに転換したが
もう一枚くらいメジャーロックをやるべきだった


⑩Judas Priest - One Shot at Glory
スラッシュメタルを意識したアルバムのラストは哀愁タップリのメタルソング
英国的な叙情性とモダンさを取り込んだこの曲はラストに相応しい
ギターチームもいつになく弾きまくっていますね
時代にアジャストするのが上手いバンドですよ




826. 失恋船長 (2023-03-10 16:26:15)

『胸キュン/胸熱ロック RAINBOW編』10選 



①MAGIC - Difficult to cure
センチメンタルですねぇ
メルヘンですねぇ
ファンタジーです
この甘さとハードさの対比がたまらんわい


②Tearin Out My heart - Straight Between The Eyes
ジョーマジックですよね
これぞジョー・リン・ターナー時代でしょう
ロニーだとクドいしグラハムでは情緒の欠ける
いい感じです
後半早くなるライブヴァージョンが好きです


③Can't Let You Go - Bent Out Of Shape
あまーい
ロマンティックですねぇ~
メロメロになります
ジョーとリッチーのコラボの完成形
成功するためのラインナップだもんねぇ




④Deaperate Heart - Bent Out Of Shape
若かりしジョーの透明感がある歌声
ロックでメロウなハードポップナンバーによく似合います
甘いだけじゃないパンチがあるんですよ




⑤Weiss Heim - Finyl Vinyl
酔わせますねぇ
トーン一発で酔わせます
ピアノ音色の美しさ
なんとも言えない神秘性のあるインストナンバーです



⑥Rainbow Eyes - Long Live Rock 'N' Roll
美しいストリングアレンジ
あまりの美しさにため息が出ます
唄が上手いねぇ
流石はロニーである
リッチーのコンポーズも素晴らしいが
リッチー一人の手柄ではない



⑦Lady Of Lake - Long Live Rock 'N' Roll
初期レインボーの持つ神秘性
そこにロックなテイストを盛り込み築城している
これぞ湖畔の辺サウンドである
メロディックでキャッチーな初期型スタイルですね


⑧Loves No Frends - Down To Earth
雰囲気がありますねぇ
こういう曲のリッチーは素敵です
若々しいグラハムの声も色気があります


⑨Ariel - Stranger In Us All
キャンディス・ナイトのコーラスも印象的ですね
ドゥギーと作ったロマンティックなナンバー
雰囲気もバッチシ
ロマンティックです


⑩Catch The Rainbow - Rainbow
名曲ですね
ロックからバラードまで何でも歌いこなせるロニーに脱帽
確かにイアン・ギランではこうはならない




827. 失恋船長 (2023-03-21 19:03:33)

『浜田麻里裏ベスト』10選 



①BLACK HOLE - LUNATIC DOLL
中島の妖しげなキーボードに導かれて始まる妖艶さのある一曲
世間的に人気がないようだが個人的には見るべき点の多い一曲
キャッチーで親しみやすいだけではない
歌い手として表現力の高さに唸りますよね
色んなタイプの歌をこなしますよねぇ


②BOTTOM ENERGY - LUNATIC DOLL
アルバムのラストを飾るクールなハードナンバー
ハイトーンじゃない中低音域でも魅力のある歌い手である事を見せつけている
デビュー作だが隙の無いアルバムであることも証明した
樋口宗孝プロジェクトチーム大活躍である


③SPACER - LUNATIC DOLL
メロディックに駆け抜けるスピードナンバー
中島の妖しげな鍵盤プレイ
粘りのあるトーンで見せつけるギター
ソロでは俄然スリリング
樋口のドラムもらしい
忘れて欲しくない一曲である



④LOST MY HEART - ROMANTIC NIGHT
RUNAWAY FROMのパート2的なバラード
雰囲気バッチリですね
ギターも引き込みますねぇ
いいフィーリングがありますよ




⑤SHADOW - ROMANTIC NIGHT
ハードな出だしから一転して哀愁の歌謡テイストタップリのロックへと展開
色んな意味で先の読めない裏切りの多い一曲
ソロタイムなんて別の曲かと思うほどガラリと印象を変えるよね
初期の樋口宗孝プロジェクトチーム参加らしい作風
こういう昭和チックな曲調は今となっては新鮮に聞えるのでは?と思いますね
次の曲も良いのだが歌詞がダサいので恥ずかしくなるから
2枚目のアルバムからのチョイスは難しい


⑥SWEET LIE - MISTY LADY
山本恭司作曲のロマンティックなナンバー
浜田麻里の違う面をアピールしている
歌の上手い彼女だから様になる
サビの切なさと力強さが耳を惹きますね
そこからのギターソロもカッコイイ



⑦FLY ON WINGS - MISTY LADY
浜田麻里の名前が作曲にクレジット
サポートもあったのだろうが樋口宗孝の手を離れたアルバムだけに違和感はない
キャッチーでメロディックなメタルである
彼女のパワフルな歌声が耳を惹きますねぇ


⑧TURNING POINT - MISTY LADY
様式美系の疾走ナンバー
日本人好みの一曲をラストに持ってきました
こういう曲を歌うのって貴重ですよね
河野陽吾はコンポーザーとしてもっと評価されるべき人物だ
日本にもフロンティアレコードみたいな会社があれば
MAKE-UPのメンバーは登用されただろう


⑨LOVE MAGIC - RAINBOW DREAMS
松澤浩明のペンによるスリリングかつテンションの高い一曲
ギターの松本は野心を剥き出しに弾きまくっていますよね
スピードプレイに命を掛けるタックさんは実にカッコイイ
浜田麻里は素晴らしい相棒を手に入れた


⑩LONELY WOMAN - RAINBOW DREAMS
カヴァーソングが多いアルバムですが
オリジナルナンバーの方が何倍も魅力的なんですけどね
松澤はイイ曲を書ける男でしたね
惜しい男を無くしたよ
こういうリフを弾くタックさんが懐かしい
浜田麻里はこういう曲を歌うのが上手いねぇ
無理もないしこの路線を極めて欲しかったなぁ
女性らしい力強さとしなやかさが素晴らしいです




828. 失恋船長 (2023-03-25 00:52:42)

『胸キュン/胸熱ロック 27』10選 



①PRAYING MANTIS - RESTLESS HEART
彼の薄いアルバムで参加した事も忘れられている感のあるマイク・フリーランド
オライアンことマーヴィン・スペンス風の歌声はフィットしていた
最近の彼らをチェックしていないなぁ
デニス・ストラットンとはどうなったんだろう
哀愁のマンティス節は日本人の琴線に触れますね



②RIOT - THE LAW
THUNDERSTEEL時代を想起させる作風に勝負したSONS OFだっただが
日本でもウケが悪かった
欧州風味のサウンドメイクではなかったのもあるだろうが
ハイトーンじゃないのが嫌われたかね?
アルバムの中でも耳を惹くキャッチーでパワフルなヤツ
RIOTらしいメロと展開が好き



③ZENITH - TIME TO BE FREE
戸谷勉と尾崎隆雄という国産メロディックメタルシーンに名を残した二人
正式な音源はオムニバスに提供した2曲だけ
可能性のあるバンドでしたが戸谷はヴォルフィードの山本とブルースティーラーでメジャーデビュー
尾崎は島とコンチェルト・ムーン
ゼニスってなかった事になっているんだよね
残念です
尾崎さん好きなシンガーだったなぁ
キーボードとギターのバトルもカッコ良かった
様式美メタル万歳な曲である




④加瀬竜哉 - CECILIA
歌うは坂本英三
ドラムはイケメンでお馴染みの村上宏之
甘く切ないメロディにキュンとなりますねぇ
加瀬さんのコンポーズ力に唸ります
惜しい人を亡くしたよ




⑤SCORPIONS - PICTURED LIFE
最近のスコーピオンズしか知らん人が聴いたらどう思うのでしょう
泣かせのメロディ大洪水です
暗く湿ったヨーロピアンメタル
実に儚くとも美しいです


⑥陰陽座 - 星の宿り
美しいバラードです
黒猫ちゃんの歌声は凜とした佇まいがあり
このピアノをバックに見事に歌い上げています
素晴らしいシンガーですね
なんでも歌いこなす希有な存在です
このまま陰陽座ファンだけが知る存在で終わって欲しくない
歌謡曲満載のソロアルバムを作るべきだ
最近の陰陽座は小綺麗すぎるからなぁ



⑦VANDENBERG - WAITING FOR THE NIGHT
泣かせの疾走ナンバー
エイドリアンの個性豊かなメロセンスと楽曲構成
ホワイトスネイク崩れのブルースロックとは完全に手を切って欲しいねぇ
ロニー・ロメロの次がマッツ・レヴィンじゃねぇ
まだ中途半端なヤツをやるのかね



⑧ANTHEM - THE SIGN
メロディックアンセムを極めた一曲
英三さんも歌いこなしています
最新作もメロディックな作風になりそうだが
最後にもう一発パンチの効いたアルバムが聴きたい
柴田さんのバッキバキのベースが聴きたい
森川に吠えて欲しい
福田洋也にもう一度曲を書いて欲しいねぇ
マンネリを打破するためにもアンセムには新しいソングライターが必要だ


⑨GRAND SLAM - ANGEL
名義は違うが最近マーシーをシンガーに迎えグランドスラムの曲を演奏した
画期的な出来事だと思う
バンちゃんの才能をもう一度世に提示して欲しい
勿体ないよ
グランドスラム再結成を期待したいね
この美しいバラードなんてヒットポテンシャル高過ぎるだろう


⑩MADISON - DIAMOND MISTRESS
透明感溢れるメロディと鋼鉄サウンドの融合
これぞ北欧ブランドだろう
EUROPEが北欧メタルの始祖だって嘘をこくヤツは許せません
NWOBHMという通過儀礼を経験した北欧のメタル野郎達
この路線を突き進んで欲しかったなぁ
再結成はしないのかね?
ヨラン・エドマン健在なんだからさぁ




829. 失恋船長 (2023-04-07 11:59:15)

『胸キュン/胸熱ロック 28』10選 



①BOWWOW - DEVIL WOMAN
勢いはあるがクールな印象も強いハードナンバー
リメイクヴァージョンを推したいがオリジナル盤も捨てがたい
光浩さんが歌っても良かったよね



②DEF LEPPARD - LOVE BITES
これがあのデフレパートの最終形態です
もうアメリカンナイズドなんて言葉じゃ足りないよねぇ
単なる売れ線ポップバンドです
でも売れたので誰も文句を言いません
売れなかったサクソンはアメリカンナイズドでダメ
みんなデフレパートの成功を追いかけただけなのにね
理不尽な話ですが評論家の一言を拡大解釈した信者の妄言です
ホワイトスネイクのブライアン・アダムス事件ってのもあったなぁ
ラジオ聴きすぎじゃないの?
この曲を聴くとあの嘘くさい時代を思い出しますねぇ
曲自体は甘酸っぱいポップロックソング
大人びいた曲ですよ


③SCORPIONS - LUST OF LOVE
セクシーですよね
ギターのトーンもクラウスの歌声もね
そして弾けるメジャー感
絶妙なバランス感覚で聴かせてくれます
モンスターバンドとしての勢いと堅実さ感じる



④SACRIFICE - TANK
重心低く突進してくる暴走ヘヴィロック
麦踏みツーバスも最高にカッコイイ
もっと認知されるバンドである




⑤喜屋武マリーWITHメデューサ - DARKNESS OF FIRE
歌謡テイストも満載のハードナンバー
どこかヒリつく感覚があるのが印象的だ
SHOW-YAと一緒に北朝鮮でライブをやった記憶がある
沖縄を代表するロックディーバ
大映ドラマの主題歌のようなこの曲はもっと売れても良かった



⑥人間椅子 - 黄金の夜明け
このバンドがいかに英国ロックから影響を受けたかが如実に伝わりますね
鈴木と和島のツインボーカルも今となっては新鮮
このバンドの持つ文学的なスタンスと狂気の世界が見事に合致
○○風であっても大好きな一曲である



⑦EARTHSHAKER - 22時
マーシー節をタップリと堪能出来る一曲
このメロセンスに胸が締め付けられます
意外と先を読ませない展開も好きだ
アースシェイカーにはこの路線を極めて欲しかったな
これとDARK ANGELね



⑧陰陽座 - 夢虫
最新作は無難過ぎてつまらなかった
個人的にはあからさまなパクりがあっても昔の時代が好きである
このバラードなど彼らの真骨頂だろう
変化自在に歌い上げる黒猫ちゃんの存在感
ロックにメタルにバラードにお祭りソングになんでもありの天才である



⑨高浜祐輔 - FIRE AWAY
歌うはウルフの松本龍似
彼の伸びやかでマイルドなハイトーンは唯一無二の個性である
ギターにもっとギラついたワイルドさがあればもっとよいのに
ミックスには苦言を呈したいのだが
キーボードのソロアルバムという側面があるので飲み込める
もっと評価されて欲しい高浜祐輔のソロアルバム



⑩BLINDMAN - LIVING A LIE
ダイナミックに躍動する哀愁のハードナンバー
高谷の歌声もセクシーに絡みますねぇ
ギターも良いよ
裏で鳴るオルガンも耳を惹きます




830. 聖なる守護神 (2023-04-18 20:40:21)

『個人的偏向による"こんなメロハーが好きだ"』10曲選 第一章 ※あまり有名どころじゃない編

①Into The Night / DEFCON
いきなりのDEFCONですが(知らん方も多いと思いますが)...正式なデビュー出来んかったUS産トリオ(一時、4人編成だったらしいが)の発掘音源集(発掘レーベル『RETROSPECT Records』から発売)からで4曲目に収録されとったシビれる展開の1曲
しかしコレでデビュー出来んかったんだから...ねぇ
アツい歌唱も含め一級品ですよ...取敢えず頭4曲まではね
気になる方は動画サイトで検索してみてね

②Never Run / FIRE
『Metal Blade Records』からの"Street Survivors"なんちゅー10曲入りコンピ(5曲目)に収録されとった女性Vo.の5人組でコレもデビュー出来んかったんだけど...唯一の4曲入りデモってのがあって、何故かあのマイケル・ワグナーがPro.しとったんですな
路線的にはSARAYA辺りに通じると思いやす

③Alone In Love / SALLY STEELE
①同様、発掘レーベル『RETROSPECT Records』から発売された(オクラ入り作品の)5曲入りEP.からで録音は'88年~'89年とあります
バンド名を冠している女性Vo.さんは女優業なんかもしておりエリック・カルメンの大ヒットサントラ曲"Hungry Eyes"のPVに主演してたりもします
(ウィキペディアによると)現在は...『Vegas Rock』っつう音楽誌のCEOだったりするっていうからかなりヤリ手の女性のようです
遅れましたが...タイプ的にはVIXEN路線ど真ん中と言えるでしょう

④How Many Heartaches / SATROX
スイス産5人組2nd"Energy"収録の哀愁路線バリバリのバラード(笑)
マジ凄いです
そのお涙ちょーだい的泣きメロで...涙腺決壊状態必死でしょう
名曲...そして隠れた名盤でもあります(激推し!!!...笑)

⑤Bleeding In My Heart / STEVE THOMSON
スイス出身のシンガーでその手のマニアには知られているかな...と思いますが、この曲はアルバムには収録されずシングル"Europe"のみ収録された曲
いきなりのKey.感はあの"The Final Countdown"を意識したのでしょう
イイ曲です

⑥Name The Time / BRITTON
'88年唯一作"Rock Head"収録曲で、歌唱はバンド名にもあるマイケル・ブリットン氏
胸毛モジャモジャのワイルド感漂う佇まいは日本ではウケが悪いと思うが、その歌唱自体は(JOSHUA時代の)ロブ・ロック辺りに近いと思います
正しくアメリカンメロディアスハードという1曲

⑦Too Much Too Young / BABYLON A.D.
この中にあって一番名の知れたバンドと思いますが...本曲はデビュー前に録音されたという発掘音源集に収録されてた曲
そのKey.感とメロウさを押し出した音楽性は1stの様なワイルド感はあまり感じまへん
音は悪いが曲は良い

⑧Surrender / SIMON CHASE
G.のSil Simoneが中心のカナダ産の'88年1st"Thrill Of The Chase"から
正直、どの曲も素晴らしいのでドレにしようか迷いますが、Key.感のシビれるラストに収録されているこの曲で...またその張りのある歌唱も素晴らしいです
因みに同郷の大先輩であるエメットさんも2曲で共作しておりますね

⑨Top Dog~Reaching For The Sun / HURRY SCUARY
我が日本からも...と思い、ドレにしようかと思いましたが、イケメン中間さん(G.)がいたこちらを選曲
作曲はMAKE-UPの松澤さんなので悪いわけがないですが、そのKey.に導かれる展開とメロディが堪らん
そしてそのメロウな展開を切り裂くか如きG.ソロは正しく"和製イングヴェイ!?"
終盤の展開も素晴らしい名曲

⑩Worlds Apart / WORLD APART
最後は何にしようかと悩んだが...かのMASSの歌唱を思わせるこちらの自主製作1stから...
そのクリアで伸びやかな歌唱はクリスチャンメタルっぽさが強く、如何にも清々しいです
正しくメロハーって感じかなぁ...と

適当な順で選曲したので順不同って事で...。




831. 聖なる守護神 (2023-04-23 18:07:41)

『個人的偏向による"こんなメロハーが好きだ"』10曲選 第二章 ※あまり有名どころじゃない編

①Stay The Night[1989年録音] / PAIR A DICE
結構なイケメン揃いのUS産5人組の正式デビューが叶わなかった'89年に録音されたという6曲入り1曲目で、歌唱はこの後、自身の名を冠したLANCIAを結成するポール・ランシアでG.にはFIONA作品やヴィンス・ニールのソロ作品にも顔を出すデイヴ・マーシャルだったりしますね
因みに'08年に「RETROSPECT Records」から発売されましたが、更に2曲を加えた再発盤(DEMON DOLL Records)もあります

②Back On The Road[1989年] / ORACLE
'15年に「NO REMOSE Records」から再発された時は衝撃だった作品(英国領ジブラルタル産5人組9曲入り唯一作)
純粋にいえばメロハーではないし全曲凄くはないと思うけど、この'89年っつう時代にしてそのNWOBHM直系の如き音楽性、そしてタイプ的に言えばPRAING MANTISやDARK STAR辺りの名が挙げられるでしょう
線が細く頼りなさげな歌唱ながら良いアンセントを効かすKey.と全体を覆うメロディックな響きが堪らない1曲

③Sara La Fountain[2009年] / FIRENOTE
フィンランドの若手5人組が発表した唯一作(セルフタイトルで11曲入り)で本作を最初に聴いた時の衝撃は強烈なモノだったな
同郷の「IVK Music」というインディレーベルからの発売ながらサウンドプロダクションも素晴らしくて...何しろ、真っ新の新人とは思えない楽曲の完成度にシビレたね
哀愁感がありながらシビレるメロディが次から次へと繰り出して来るんだから...
偶に某オークションでも出品されてるのを見かけるけど、結構スルーされてて..."勿体ないなぁ"って思うんだけどね(激推し!!!)

④Holdin' On[1982年] / TANE CAIN
"ケイン!?"...そう当時あのジョナサン・ケインの奥方だった女性のソロ唯一作でタイトル曲は日本でシングル発売もされ邦題は"抱きしめて"
旦那も相当な惚れっぷりだったようで全9曲中の8曲を楽曲提供していますね
因みに作品全体がハードポップアレンジなのでメロディアスハード好きにも十分アピールすると思います

⑤Cold Love[1992年] / TRADE MARK
ギリシャ産4人組の唯一作5曲入りEP(ショボいデモと粗悪ライヴの4曲を加えた'03年再発盤有り)の3曲目で、音も垢抜けないし全体を覆うイモっぽさもあるが、ピアノに導かれる1曲目も捨てがたい...で、とにかくこの3曲目は出色ではと思う
それと中々の必殺振りをカマすG.ソロもイイ

⑥Gladiator[2010年] / MICHAEL C. DRAGON
独出身シンガーの'97年7曲入り唯一作EP.にボーナスを加えて'10年に再発された時にそのボーナスとして加えられた曲
心臓の鼓動音から銅鑼が鳴って物々しく始めるがゲストの女性Vo.も加わったりで、所謂メロディアスハードの王道的1曲では...と

⑦This Town Ain't Big Enough For The Both Of Us[1987年] / OLE
RETURNやSHA-BOOM等に楽曲提供やプロデュースなどマルチな活動で知られるノルウェー出身のOLE EVENRUDEのOLE名義の1stソロ2曲目で、ポップさを押し出した音楽性は先述バンドや蘭産ZINATRA辺りに通じると思います

⑧What Goes Around (Will Come Around)[1991年] / DAG FINN
⑦に登場したSHA-BOOMのVo.ソロ唯一作の2曲目
本作にもOle Evenrude作の楽曲も収録されていますが、タイトル曲は自身による曲で、サビメロなどはジャック・ポンティ辺りが作りそうな感じがするかな...と(笑)

⑨She's My Desire[1988年録音] / PRETTY BOY
この後、MARIAHへと発展する5人組が録音したものの正式発表が叶わなかった音源を'08年に「RETROSPECT Records」が発売した12曲入り唯一作(PRETTY BOY FLOYDとは無関係)
適度なKey.感とそのメロディックな楽曲はかなりの高水準と言えるでしょう
因みにこの後のMARIAHで加入するKey./G.のJimmy DiLellaはあの名曲"Forever Young"の作曲クレジットにその名を残す人物

⑩Lost Without Your Love[1991年録音] / FAR CRY
Vo.を務めるのはこの後あのMETAL CHURCHへ加入を果たすロニー・ムンローで、本作は'91年に録音されながらオクラ入りとなった6曲入りを'07年に「RETROSPECT Records」が発売した作品
ジェフ・テイト風歌唱で歌われる正統派的音楽性を有しながらよりメロディに軸足を置いた音楽性は1st期MASSや2nd期HAIR APPARENT辺りにも通じるモノ
またデニス・ターナー(G.)を中心としたその作曲能力の高さも指摘しておくべきでしょう

※順不同 完全マニア向け(笑)




832. 失恋船長 (2023-04-24 16:43:44)

『胸キュン/胸熱ロック 29』10選 



①VON ROSEN - Someone Like You/TIME
シングルを2枚を残しアルバムリリースに至らなかったロックデュオ
ヴォーカルは我らがピート・サンドベリ
ギターはマグナス・ローゼンという布陣
キーボードして参加するのはマッツ・オラウソン
マッツはピートと一緒に曲作りにも参加
一曲目では北欧のサンストームのヴォーカルだったラース・ディードリクソン
二曲目はジム・ジットヘッドが楽曲制作に参加しています
北欧のビーイング系と呼びたくなる打ち込みベースの唄モノロックです
勿論キラキラと輝く満点の星空サウンドですよ



②The Datura - Shadow
今は亡きMandrake Rootからデビューアルバムをリリースした女性シンガー 上田 今日子擁する
国産メロディックメタルバンドの疾走ナンバーを選出
勢いのある演奏とライブならではの荒っぽさがなんか良いんですよね


③Hollywood - Stranger's Heart
アンセム脱退前から仕掛けていた森川之雄は清水明男コンビを組んだバンドのデモから
A面をWild Side B面はRunaway Sideとコンセプトを設け音楽性の柔軟さを見せつけた
とは言えアンセムを辞めてまでやる音楽だったかという疑問は拭えず
J-ROCK臭がどうにもハズかったのだが柔軟な姿勢を取り90年代を乗りきろうとしたのだろう
B面の一発目であるメロディアスでキャッチーやるをチョイス
森川と清水は金髪にしてたなぁ


④SHOW-YA - Let It Go
ステファニー時代より無かった事になっているYoshinoちゃん
ジャケに映り込むショートカットの女性が彼女じゃないの?
でも盛りすぎな写真なんだよなぁ
アメリカンロックをやっていますねぇ
寺田恵子が歌っても様になりそうなヤツです
似たタイプの声質だから尚更ですけどね


⑤Hotshot - Too Much Is Never Enough
DANGER DANGERのシンガーだったマイク・ポントのソロプロジェクト
録り溜めていたデモを世に送り出した企画モノなのだが
この曲はその中でもDANGER時代を思い出させる哀メロナンバーである
日本人はこういうの好きでしょう


⑥The Heat - Too Far, Too Fast
まるでBON JOVIな哀愁のあるメロディックなやつ
映画のサントラになっているが
このバンド自体は正式なアルバムを残すことが出来なかったはず
AOR調の唄モノサウンドマニアならば見逃せないでしょう
BON JOVIなヤツであるがワシはスキやで



⑦Balance - In for the Count
スペイシーなキーボードは近未来感を演出
ハード目のギターもカッコいいが
クールなグルーブ感が最高にカッコイイ
歌もメチャクチャきまっている
隙の無い唄モノナンバーだ



⑧The Kids - Hun Er Forelska I Lærer'n
ハンバーグ師匠があまーいと叫びたくなるようなパワーポップナンバー
サビで北欧の風を吹かせるのよねぇ
涼やかなメロディを歌うのがDDダイナマイトでお馴染みの
元TNTのシンガーダグ・インゲブリクトセンです
マニア心をくすぐるヤツですよねぇ


⑨Chris Thompson - Secrets In The Dark
NWOBHMバンドグラスゴーに提供したメロディックなナンバー
NWOBHMからの脱却を目指し似合わないことをやったグラスゴー
ハッキリ言ってこっちのヴァージョンが良いですよ
ポジティブな空気と爽快さも感じさせる哀メロが耳を惹きますね
一番有名なのはエリック・マーティンが歌っているヤツです
そしてマニア筋にとってはバーニー・マースデンのアラスカに
トニー・マーティンがいた時代にやっていた曲としても知られていますね
グラスゴーのオリジナルではありません
ライナーノーツばかり読んで知った気になるのはOUTです



⑩西城秀樹 - ナイトゲーム
グラハム・ボネットで有名なNight games
秀樹が歌うヤツはテンポは速めですが歌謡テイスト満載
チョイ恥ずかしくなるアレンジです
スクールメーツの踊る姿が
針すなお先生の似顔絵も思い出される
ダン池田の姿が脳裏に




833. 失恋船長 (2023-04-28 22:11:30)

『胸キュン/胸熱ロック 30』10選 



①TANK - HONOUR AND BLOOD
ここはあえてドゥギー・ホワイトが歌うヴァージョンを推したい
アルジーのやさぐれた哀愁とは違うドゥギー節
ともすれば淡泊になりがちなドゥギーの歌声だが
原曲の持つトレンチコートに襟が立ってしまうビンビンの哀愁がそうは聴かせません
これはこれで大ありだ
上手い唄で聴いてみたかった曲だがアルジーの個性も際立つやつである




②EUROPE - LOVE CHASER
3枚目のアルバムはとにかく全米制覇を目指しアメリカンナイズドしまくったアルバムだった
大ヒットの足がかりとなったオープニングナンバーもJUNPを意識したイントロ
それだけに北欧風味は減退した中で最後にようやく北欧型のメロディックなナンバーが登場
十分に垢抜けアメリカンナイズドなんだが
でも北欧の風は吹いている曲であろう
3枚目のアルバム売れたから誰もアメリカンナイズドって言わないんだよなぁ
同じことサクソンがやったら大事件だぞって思うが
広瀬さんが90点つけたから絶賛されたんだよなぁ



③EARTHSAKER - RAIN
シングルのB面にしか収録されなかった哀愁のハードサウンド
シェイカー中期の軽めのスタイルだが
このメロセンスとマーシー節は初期から貫かれたものだろう
アルバムからこぼれたとは思えん一曲だ
ツインベストで日の目を浴びたのは良かった



④DEMON - Don't Break the Circle
コンパクトながらドラマがあるんだよなぁ
哀愁のNWOBHMサウンドに独自のポップ性を持ち込み個性を発揮
オヤジ声が好みを分けそうだが個性のあるサウンドの確立に一役買っている



⑤DANCER - Blue Fire
叙情派国産メロディックメタルバンドダンサーの代表曲に推す人も多いでしょう
トニーのハイトーンは少々わずらわしいのだが個性的である
藤本のギターに耳が持っていかれるが
レコーディングがタイトに感じる
ライブ感のある演奏は荒々しいとは思うが丁寧にやって欲しかった




⑥Kreator - Endless Pain
荒くれ暴走メタル
ちぎっては投げなぶっきらぼうさが最高にクール
こういうルーズさとメタリックなアグレッションは日本人には以外と出せないグルーブである


⑦KEEL - Speed Demon
ストレートなアメリカンメタルナンバー
ロン・キールの力技な歌声に情緒は一切感じないが
その不器用さとメロディックな風合いのミスマッチ感がポイント
これがキールである



⑧Naughty Naughty - Angel At Heart
ビックには慣れなかったがグラム系のL.Aメタルバンド
甘酸っぱいメロディと微炭酸なハードスタイルは売れそうなポテンシャルが高い
ポイズンやブリトニー・フォックなどが好きな人には刺さるでしょうね
優等生なんだよなぁ


⑨Stone Fury - Break Down The Wall
哀愁がありますねぇ
でもってメインストリームを無視していませんよ
色々とケチをつけられましたが良いバンドでした
レニー・ウルフとブルース・コーディのソングライティングチームも良かった
日本人に愛されるメロディックかつ真面目なメタルは今でも需要があるだろう




⑩Aldo Nova - Hold Back The Night
何故かPVでは黒い眼帯を付けるフック船長スタイルだったアルド・ノヴァ
良質なメロディメイカーとして知られ今ならば
フロンティア系列のアーティストとして名を連ねても違和感はないでしょう
最近名前を聴かんなぁ
チェックしないとね




834. 失恋船長 (2023-05-01 16:57:31)

『胸キュン/胸熱ロック 31』10選 



①Celtic Frost – Circle Of The Tyrants
このバンドとしては聞きやすい部類に入る曲だろう
ダーティーな暴走メタルが好きな方ならばイケるでしょうね
彼らのルーツも垣間見える一曲です




②Grim Reaper - Dead On Arrival
驚異的な歌声とストレートに弾けるメタルナンバーは実に魅力的
メリハリのある構成も手伝い聞きやすさは抜群だ
メタル初心者にもってこいの気合いの入ったヤツです



③Fifth Angel - Midnight Love
ポテンシャルはあったのに売れなかったバンド
日本人好みのメロディック路線はベタつかずドライ過ぎない
ワールドワイドなメジャー感も絶妙であり売れそうな空気が充満していた
こういう曲でも発揮される洗練されたセンスに引き寄せられる


④Morbid Angel - Maze of torment
腸にズシンと響くヘヴィなグルーブと殺人的な刻み
このバンドの真骨頂と言える大立ち回りにぶっ飛ばされる
神経を逆撫でするヤバいヤツですねぇ


⑤E・Z・O - HOUSE OF A 1,000 PLEASURES
結局は日本の地に足を踏み入れることなく解散してしまった北海道のメタル戦士
このリフはフラットバッカー時代から知られたヤツだ
山田雅樹のパワフルな歌声もワールドワイド
今最も再結成して欲しいバンドである
昌洋のギターも個性的
リズム隊のパワフルである




⑥Dare - Abandon
オシャレなヤツである
シャレオツ過ぎるのである
でもアーティスティックでもあります
プロですね
聴かせ方も見せ方もプロですね
唄モノを愛するマニアにはたまらんでしょう



⑦Blacklace - I Like To Rock
ストレートにかっ飛ばしてくれます
有名なリフですが皆が共有するアイデアです
こういうストレートな曲をやる女性メタルシンガーが増えて欲しいねぇ



⑧Hammeron - So True
ヨーロピナンですよねぇ
メロディックメタルが好きな人ならば手を出して欲しいバンドです
マイナーなまま消えましたがマニア筋からは愛されるメロディックなヤツです


⑨Wendy O. Williams - It´s My Life
女子プロPVも印象的ですが曲が完全にロックアンセムであり
売れたい空気が満載でした
ウエンディ姐さんもこういうのやるのかと驚きましたね
豪快なアメリカンロックが好きな人には丁度良いでしょう



⑩Running Wild - Conquistadores
静寂を突き破り大海原へと駆け出すロルフ節
ベタですがたまに聴きたくなります
ドイツでは今なお根強いファンがいるのも納得ですね




835. アイザップ (2023-05-03 11:02:38)

ワレたちゃならば、こうなるかと。                            ①Steelheart「Shes Gone」 ②Heart「Alone」 ③Def Leppard「Bringing On The Heartbreak」 ④Poison「Something To Believe In」 ⑤Gotthard「Heaven」 ⑥Night Ranger「Goodbye」 ⑦Skid Row「18 And Life」 ⑧Motley Crue「Home Sweet Home」 ⑨Ozzy Osbourne「Mama Im Coming Home」 ⑩Survivor「Man Against The World」 これはつまり、聴けばダンッ!!と且つビシッと来る間違いなしのパワーバラード特集という事になりますが特に最初の2曲となる①②あたりはたとえ恋愛が絡まってもビターチョコみたいな濃厚なスゴみを感じさせますし····



836. アイザップ (2023-05-03 11:26:18)

もっと加えるならば····                                     ①Motley Crue「Time For Change」 ②Skid Row「Wasted Time」 ③Metallica「One」 ④Aerosmith「Dream On」 ⑤Scorpions「Holiday」 ⑥Pantera「Planet Caravan」 ⑦Led Zeppelin「Straight To Heaven」 ⑧Quiet Riot「Thunderbird(つまりランディローズ)」                            ⑨White Lion「When The Children Cry」 ⑩Cinderella「Nobodys Fool」  この辺のロックバラードは、メタルファンでジンと来ない人は果たして居るのでしょうか。自分にとってハードロックにおけるバラードの在り方とはこういうモノだと若干思っていましたので。



837. アイザップ (2023-05-03 13:35:21)

またコチラでは、まったく別の意味合いで自分が語る「今日の10曲」をご紹介したいと思います。                                         ①RATT「Round And Round」 ②WINGER「Seventeen」 ③DOKKEN「In My Dreams」 ④CINDERELLA「Shake Me」 ⑤NIGHT RANGER「Restless Kind」 ⑥EUROPE「Seven Doors Hotel」 ⑦OZZY OSBOURNE「The Ultimate Sin」 ⑧BAD ENGLISH「Straight To Your Heart」 ⑨MICHAEL MONROE「Dead Jail Or Rock N Roll」 ⑩HUMBLE PIE「I Dont Need No Doctor」 これら10曲は群馬県富岡市にかつてあったレンタルビデオ屋でCDを借りてはじめて知った曲の数々という事になります。特に①ですがコレは同じ店にあったそれぞれ全く別のCD3枚をそれぞれに借りて何と3度もそれぞれ全く別のカタチで知ることになった自分にとっての偉大なる一曲でございますなァ〜♪♪また⑧となりますがジャーニーのメンバーが結成したバンド····この「ワルっぽい英国紳士」だなんて言うようなニールショーンのバンドのCDが富岡市のこの店に何と2枚(当然それは1stと2nd)も置かれていたワケでございまして!! まさにコリャ味わい深い店をしとるモンじゃ!!ですぜ。



838. 聖なる守護神 (2023-05-03 18:17:10)

『個人的偏向によるこんなアメリカンハードが好きだ』10曲選 第一章 
 ※まぁ名の知れたバンド編

①Shout[1988年] / HURRICANE
その昔、某国営FM放送のHM/HR系番組(DJ:西森マリー女史)のオープニング曲にも採用された1曲で、ケリー・ハンセンのハリのある歌唱とフックの効いたメロディ展開は硬派なアメリカンハードを体現していると思う(1stフル激推し!!!)

②All My Bridges Are Burning[1992年] / WARRENT
B!誌では評価されなかったし、暗くシリアスな雰囲気が漂う3作目ですが、そんなシリアスな雰囲気を切り裂くような本曲はこのバンドの中でも出色の出来なのでは...と思うよ(未聴の方は是非!!!)

③Right Between The Eyes[1989年] / ICON
ココ日本で"悲運のバンド"というとLIONの名を挙げる方が多いと思うが、本バンドの中心Dan Wexler(G.)も結構な運の無さである(苦笑)
この"眉間の弾丸"の邦題で知られる3作目(カセット作"More Perfect Union"作品除く)もB!誌では"79点!?"というどっちつかずの評価で黙殺され、以降廃盤後にプレミア価格になるという"お約束的運命!?"を辿った作品
まぁ、確かに全曲良いという訳ではないかも知れんが、特に前半はシビレる曲が並んでいる快作

④Out Of The Blue[1989年] / Jack Starr's BURNING STARR
当初、VIRGIN STEELEのリーダーと目されながらも(少なくとも1st"危険地帯"LP盤ライナーではそのように記載されていた)音楽的主導権はデヴィット・ディフェイス(Vo.)だった
確かにバンド在籍時のジャック作の楽曲はツマラん捨て曲ばかりだったんで、本作も購入当時は全く期待などしていなかったし、実際AB面トップの2曲(本曲はB面トップ)を除けばそんなようなモンだったな...と(笑)
しかし何故か本作以降の作品からは(具体的には~'S GUARDIANS OF THE FLAMES名義の"Under A Savage Sky"作品)作曲能力が向上したと驚いたんだったけな

⑤Forever[2000年] / ROB ROCK
1stソロのラストに収録された名曲中の名曲で、IMPELLITTERI作品などの歌唱もイイが、本曲に於けるパフォーマンスは過去最高レベルと呼べるモノでとにかく凄まじい
また実質的新生DRIVER体制とも呼べるであろうPro.に作曲、そしてG.プレイと全面協力しているRoy Zの存在も大きい
終盤へと向かう感動のメロディとタイトルを連呼するロブのアツい絶唱を聴いて貰いたい1曲(激推し曲!!!)

⑥Strangers In The Night[1988年] / KUNI
中心のG.氏が日本人なのだから"アメリカン~"ではないとの事かも知れんが(苦笑)、まぁその他メンバーは日本人じゃないし、米国滞在時に米国人によって製作された訳なので...
フックのあるメロディとジェフのアツい歌唱が良くハマった1曲で、正しくトップに相応しい

⑦Sprit Of Love[1992年] / HOUSE Of LOADS
気品高き雰囲気と適度な豪華さが漂う空気感、また情感溢れるジェームズ・クリスチャンの歌唱など味わえる1曲でその音楽性は本作で一応の頂点を迎えたといっていいでしょう

⑧Ashes To Ahses[1988年] / Vinnie Vincent INVASION
この1曲目の邦題"聖なる復活"ってどんな復活なのだろう?(笑)
マーク・スローターの特徴有る裏声ハイトーンは好き嫌いがあるだろうが、ドラマ性と叙情性を併せ持つ展開はアルバムトップに相応しくヴィンセント氏の確かな作曲能力が伺えます
B!誌などでは"半漁人!?"などと揶揄されて笑いのネタにされてしまった感があるが、その才能が黙殺されてしまい誠に気の毒な男だったと思う

⑨Off To The Sun[1991年] / XYZ
ヘヴィなリフと重くタメを効かせたドラムが印象な展開はあまり評価されていないが、2ndに於いて一番良く聴いたのがこの曲だった
ドンがPro.した前作だったら収録される事はなかったのではないだろうか

⑩Stars[1986年] / HEAR 'N AID
普通、呼び掛けた本人は少し自重するモンだがロニーは...いや、ヤメておこう
最早、言葉はいらないでしょう(笑)

メタルというよりはハードロック的な楽曲で路線的には硬派な感じのモノを選出したつもりです




839. アイザップ (2023-05-04 10:53:21)

今日はここで「ボン・ジョヴィ10選」をお届けします                      ①Livin On A Prayer②Its My Life③Have A Nice Day④Keep The Faith⑤We Werent Born To Follow⑥Bad Medicine⑦Social Disease⑧Bed Of Roses⑨Silent Night⑩Let It Rock つまりこんなカンジになりますが、前半はこのサイト見る者全員に向かって叫ぶメッセージという事で····後半はコリャもぉーたまらん!!だから夜の酒のお供に是非!!そんなイメージで出しました                                  



840. アイザップ (2023-05-04 11:13:24)

またこんな特集も、コチラから提供したいと思っています‼                                  「ジャーニーの10曲」ボン・ジョヴィもジャーニーもいわば「聴く者の人生にとってプラスになるコト」をまるでモットーにしたような歌づくりにズバリ特徴があるバンドでございますなァ♪♪                                           ①Dont Stop Believin②Open Arms③Separate Ways(Worlds Apart)④Chain Reaction⑤Only The Young⑥Be Good To Yourself⑦Ask The Lonely⑧Faithfully⑨Mother Father⑩Lights



841. アイザップ (2023-05-05 10:11:22)

ワレたちゃの提供でお送りします♪♪「今日の10曲」                   ホワイトスネイクと並ぶブリティッシュハードロック界のカリスマ?なバンド····それもデフレパードでございます!!                           ①Hysteria②Lets Get Rock③Promises④Rocket⑤Heaven Is⑥Ride In To The Sun⑦Pour Some Sugar On Me⑧Love Bites⑨Too Steps Behind⑩Photograph まさにのモンスターアルバムを1987年に出して以来、いかにも未来的を思わせるデジタルざんまいなサウンド/スタイル(もしかしたら、こういうモンを「デジタリアン」って言うのかな? なんて····)で全てのロック少年少女を魅了してきたデフレパード。アドレナライズとかのようなアルバムなんかはスンゲェ聴く価値有りマッセ!!でしょうし····ちなみにマリリンモンローへのオマージュとして発表された⑩なんかもある意味で「深い一品」なんですがね。何よりブリティッシュロックは、いくらポップであろうツッパリであろう根本原則として「シブい」キャラかもしれませんヨ♪♪



842. アイザップ (2023-05-05 13:38:16)

そしてロックバンドの「シブい」と言えば····もともと玄人向けのようなポップロックとしてデビューしたスティーブルカサーとジェフポーカロの「TOTO」                    皆さんはシブいロックと言ったらデヴィカヴァでおなじみの「ホワイトスネイク」だとか、のちにバッドカンパニーを結成するポールロジャースの「フリー」が出て来ると妄想しちゃって期待していたかもしれませんが。                    ①Rosanna②Africa③Hold The Line④Ill Be Over You⑤Pamela⑥99⑦Stop Loving You⑧White Sister⑨Rea⑩Only You 日本でもマツダ・カペラのCMに使われた⑤だとか、いわばLAメタル系列のアメリカンハードロックバンドにそのまんまなタイトルのバンドがいる⑧····そして何より皆さんご存知!!説明不要のビッグヒットである①②といった具合にロックファン/ポップスばかり聴いているミーハー/ヘヴィメタルマニア····そんな事一切関係なく誰問わずに洋楽にハマったなら是非聴く価値アリなんですゾ!!ボン・ジョヴィやジャーニーも良いがシブさでは誰にも負けまい「トト」の歌に永遠の命を!!                         



843. 失恋船長 (2023-05-07 12:39:41)

『胸キュン/胸熱ロック 32』10選 



①MAKE-UP – Rainy Road
イイ曲ですねぇ
メロディックですねぇ
キャッチーですね
シャレオツですが泣かせもあります
山田信人の歌声が丁度良い感じの熱量だったのも良かった
松澤が他界した今
再結成は難しいのだろうがあの勇姿をもう一度みたいねぇ




②WIRED - Love comes through your mind
出だしに驚きましたね
こんなバンドになったんかいなぁであるが
以外と癖になるキャッチーでダンサンブルでハードなスタイルをひねり出した
古くさいサウンドに埋没することのないフレッシュ感
自分たちのフォームを崩さないギリギリの立ち位置で善戦した
こういうの嫌いになれません
メロディなんですよね
むしろ上手いことやったなぁと感心します
このバンド好きだったんだよなぁ



③Concerto Moon - The Last Betting
コンチェルト・ムーンは断然尾崎派です
この曲も尾崎さんがいたゼニスの曲
甘いメロディを歌う尾崎さんが素敵ですね
島さんのギターもロマンティックです
キーボード大活躍だしベースのフレーズがいいのよ


④DIABLO GRANDE - Unbroken Heart
男臭い雰囲気もあるのですがこなれた感が中和
キャッチーで親しみやすいがハードな硬質感を損なわないという離れ技をやっています
売れそうなポテンシャルも充満しており
アイドルバンドがアレンジを変えてやったら大ヒットしそうだと思うほど良い曲だ
この強烈なリズムに身体が勝手に動き出す



⑤Betty Blue - 夢みる頃すぎて
ACTIONもやった歌謡メタルナンバー
歌詞は違うのですが女性が歌う方がシックリきますねぇ
実力のあるアーティストが揃っていたのですが短命に終わりました
ハードポップサウンドの受け皿が日本にはない
早すぎたんですよね
ベースはラジャスのノンちゃんです




⑥Naoto Shibata Project - Difficult Move
今でも良く聴くインストナンバーである
原曲は良く覚えていないのだがゲームは持っていたがほとんどやらんかった
軽快なリズムとグルーブが実に心地よい
ジャジーさがいいんだよねぇ
このシャレオツ感とハードさがたまらん
ハイレベルな演奏をニコニコと笑いながらプレイしているようだ
緊張と緩和が絶妙です



⑦Aldious - I Wish for You
R!Nの世界観なんだろう
このバンドらしくないが胸キュンナンバーである
上手い唄とAメロで泣かされサビで爆発だ
畑違いのシンガーだから長続きするのは難しいと思ったが
予想通り短命に終わった残念じゃ
大山まきの着慣れないドレス姿に本人が戸惑っていたぞ



⑧LOVEBITES - Stand And Deliver (Shoot 'em Down)
新しいベーシストのプレイもフィーチャー
キャッチーでノリのよいお楽しみの一曲です
いつもとは違う私服的な衣装で演奏するPVがとても楽しそうでよい
オジサンになるとニヤニヤしてしまう
まんまとこのバンドの戦略に乗ってしまい悔しいのだが男の性には逆らえない
過度に女を売らない実力派のグループ
また音楽性云々で語られるようなバンドでもない
一般的な認知度を高めて限界を突破して欲しい


⑨CROWLEY - 悪魔がにくい
平田隆夫とセルスターズがオリジナルです
よもや昭和のド歌謡曲をカヴァーするとは戸惑いもありましたが
このバンドのイメージを損なうところかバッチシハマっていますね
切ないメロディとロックアレンジもドハマりとヘヴィロテで聴いています
まぁテレ東音楽祭な空気も満載なんですけどね


⑩Rajas - Shadow Night
どこか生活感の滲み出る歌詞が四畳半フォークソングっぽい
その日本人感と西洋のロックが融合
ある意味日本のロックなんだろう
その臭さというのか大衆的な匂いが苦手だったりするのだが
そこが最大の魅力でもある
インディース時代とは違うメジャー感
複雑な思いが交差する一曲でもある




844. 聖なる守護神 (2023-05-08 21:21:11)

『個人的偏向によるこんなパワーメタルが好きだ』10曲選 第一章 ※それなりに知られている(だろう!?)US産編

①The Heat And The Fire[1989年] / SHOK PARIS
必殺のツインG.から繰り出される旋律がとにかくツボ
B!誌で酷評された3作目からで脳天気な1曲目から打って変わってのその初っ端からして脱糞必死の名曲中の名曲...がこの曲以外は糞曲なので注意が必要な3作目(買うなら前作が絶対オススメだ)
コレが(歌唱がクドいからと言って)ダメならアメリカン・パワーメタルはヤメた方が良いでしょう(笑)

②聖なる殉教者[1986年] / OMEN
表舞台には決して出ることのなかったバンド
しかしこの湿り気を帯びたメロディが好きモノには堪らんモノがあった
メイデン的HMをあそこまでヒネらずにあくまでアメリカンな分かりやすさで演ってみせたのも良かったと思う
※因みに今回は邦題で表記してみた(原題:Holy Martyr)

③Lions Roar~Bound To Be Free[1985年] / SAVAGE GRACE
このバンドを避ける訳にはイカンと言うことで...
アメリカン・スピードメタルといえばまずはこのバンド
次作2ndフルも名盤だが、専任Vo.の在籍した本作も逸品で、トップを飾ったイントロ"Lions Roar"からのガッツィーな"Bound To Be Free"はアメリカン・スピードメタルの良心と言えるだろう(笑)

④Valhalla[1984年] / VALHALLA
'84年の5曲入りEPで散った5人組でバンド名を冠した曲
劣悪なシケシケ音質が逆にアングラ臭を増幅させます
まぁ年代を考えればパワーメタルではないかも知れんデスが、今回は敢えて選出(笑)
流石に安っぽいKey.音ですが、まぁ芝居じみたドラマ性を演出してて個人的にはツボ
やや間延び気味のハイトーンもその音楽性には合っています

⑤Eternal Mercenary[1988年] / DRIVE
あのカール・アルバート(VICIOUS RUMORS)と同等のハイトーンがアツい
同作収録の"Kamikaze"も名曲だが、今回は叙情性もアピールするこちらを選曲
パワーメタルの権化の如き展開が胸を打つ

⑥Metal Fuel[1987年] / WILD DOGS
未だ意味不明な邦題"暴虐の暁"のトップを飾る1曲で、ディーン・カストロノヴォ(昔はカストロノヴァ表記だった)のドカドカと豪快なドラムで知られるが、寧ろ売りはJeff Mark(G.)の切れ味尋常なら無い"カミソリリフ"の方だろう
その"カミソリリフ"が猛爆する頭3曲でフラフラになること必死の名盤だ
因みにツマランAOR作を発表してたとは思えないマイケル・ファーロング(Vo.)の歌唱もハードにヤッちゃっています

⑦Distant Eyes[1986年] / CEREBUS
個人的にとても好きな1曲
何処か冷めたようなクールさが漂う空気感はあのCITIES辺りの質感に通じると思う

⑨Cry Of Medusa[1988年] / DEADLY BLESSING
このコケ脅し的裏声ハイトーンはショボいとの評価もあるのだろうが、芝居じみた曲展開は個人的には結構好きなタイプ(笑)
あの(どのと聞かれそうだが)アラン・テッシオ辺りと同タイプだろう
唐突にG.ソロを入れてくる感じはKING DIAMONDにも通じるかも...

⑩World War Ⅲ[1985年] / EXXPLORER
アコギからの芝居じみた展開は個人的に最も好む展開(笑)
音はショボいし歌唱も何処か頼りなさげな線の細いタイプ
しかし起承転結のドラマ性は最早様式美でしょう
正に"コレが好きだ"と言えるモノ(笑)

今回の中では④が一番のマニアな選出か(笑)
※適当な思いつき順なので順不同ってことで...




845. 失恋船長 (2023-05-10 15:19:27)

『胸キュン/胸熱ロック 33』10選 



①BB Steal – Suffer In Silence
もろデフレパートタイプのサウンド
そういう触れ込みでデビューしたグループでしたね
やり過ぎですが迷走する本家に嫌気がさしているファンには
こんなんもあるよと教えたい


②WIRED - Somebody to Love
1stアルバムは渡米後のスコーピオンズのようなメロディックメタルをやっていた
この曲など日本人的木目の細やかさと繊細さを生かしたメジャーロックバラード
一撃必殺の技を持っているグループだった



③Palace - Facing The Music
洗練された大人のロックですねぇ
ベタですがベタに敵うモノなどありません
ツボを押さえたアレンジと内に秘めたるロックなスピリッツ
歌メロマニアにはたまらんでしょう


④RIOT ACT - Swords and Tequila
ライオットのバッタもんバンドにあらず
ギターはリック・ベンチュラという懐かしい名前を発見
そういう分けでRIOTの遺伝子を引き継ぐ者なのですが
現役感を感じさせないメンバーの姿にオヤジバンド感を拭えませんが
サンダースティールばっかりコスルあっちよりは随分と好感が持てる
RIOTってこういうバンドだったよなぁを
この好カヴァーを聴き思いだした
フレットレスなんでベースも全然違うんだけどこれがいい
歌もしっかりしているので安定感がハンパないっすね


⑤Magnum - TWO HEARTS
コクのある叙情派ハードサウンド
浮つかない大人な魅力
洗練度と大衆性を完備するも商業的に聞こえないのが素晴らしい
グッとくるねぇ



⑥ANTHEM - THE JUGGLER
何度聴いても身体に火がつくメロディックメタル
森川のパワフルな歌声も最高潮
テンションもあがりまくりです
丁寧に積み上げたバンドサウンドの凄み
福田の力技のギターも悪くない
清水は完璧だが強引さに欠ける上手い下手で評価されない面もある



⑦LUNA SEA - Sweetest Coma Again
このバンドには何の思い入れはないのだが
007の日本版の主題歌として知られる
映画の予告で流れていたのを聴いてこういうのもやるのかと驚いた
インダストリアルな雰囲気のある歌謡ロック
川村隆一の甘い歌声も悪くないがベース主導のサウンドなんだろうか?
それともギターの歪みを押さえたV系お得意のアレンジなんだろうか?
いずれにしろベースが主導する楽曲だ




⑧NOVELA - ヒドラ伯爵の館
日本を代表するプログレバンドの一つ
当時は女性からも絶大な支持を受けたという話を聞いて驚いた
少々癖の強めなハイトーンが苦手だという人もいるだろうが
テンションの高い演奏が放つ緊張感と親しみやすさを際立たせた歌パート
実に上手いこと自己主張を交互にやってのけている
昔はあまり好きになれなかったがオジサンになった今の方がシックリくる
古い音源故に音質は良くないが差し引いても緊張感は伝わるだろう



⑨Wytch Hazel - Slaves to Righteousness
哀愁ですねぇ
切ないメロディに織り込むキャッチーさ
日本でもウケそうな雰囲気が満載です
枯専な彼らの中では割とダイナミックなヤツです



⑩XYZ - What Keeps Me Loving You
洒落てますねぇ
アーバンな洗練度とロックな熱情
売れても良かったんじゃないの?
時代が悪かったかなぁ~
ハードテイストとメロウさを上手く滲ませています




846. 聖なる守護神 (2023-05-13 17:46:57)

『個人的偏向によるこんな疾走曲が好きだ』10曲選 第一章 ※それなりに知られている(だろう!?)欧州編

①La Vita Fugge[2004年] / VISION DIVINE
言わずと知れたM.ルッピが注目された名作"Stream Of Consciousness"6曲目で、正しく"奇跡の逸材"といった歌唱にシビレます
また動画を見てもですが、ラスト超絶歌唱をフェイク無しで再現してみせるというライヴでの実力の凄さも筆舌に尽くしがたいです
またラストのバラードもシビレるしアルバム単位を考えても"イイ曲"が集まった名盤だと思うナ

②Born Unto Fire And Pasion~The Warrior Princess[1999年] / SINERGY
最初にこの曲を聴いたときのインパクトは相当なモンだった
勿論、若くしてこの世を去ってしまったアレキシ・ライホとかのイェスパー・ストロムブラードの力を否定するモノではなかったが、ロニー・ミラノヴィッチ(Ds.)の作曲能力が本作の隠れた肝だったように感じさせる名曲中の名曲

③After Forever[2013年] / WARDRUM
爪弾きで知られるコスタ・ヴレトで知られる3rd"Messenger"収録の5曲目で、そのアツい歌唱と展開は誰もが血をたぎらせられるであろう名曲
しかし肝はリーダーのステルギオス・クールー(Ds.)の作曲能力
あの名手ダニエル・ハイメンを感じさせる新Vo.を迎えた5th"Mavericks"の出来も素晴らしくシビレる作品だ

④Blank File[1999年] / SONATA ARCTICA
デビューEP.を今は無き某西新宿専門店で購入したのがこのバンドに最初に触れた作品でして今でもその事は懐かしく思い出します
その後、本作1stを聴いた時も更に衝撃でした...
ジャケアート印象もあるかと思うが、何処か凍てつく北欧の寒さを感じさせる空気感と何処までもメロディアスに展開していく...そしてトップはこの疾走曲
やや未熟な部分もあるが、若さ溢れる才能から生み出される創造性のあるHMは余りあるモノがあったと思いますよ

⑤The Pride Of The Tyrant[2002年] / RHAPSODY
結果、(ジョーイ・ディマイオの「Magic Circle」と関わって)"OF FIRE"が付いてから失速が始まったような...(苦笑)
ホンで1stで衝撃のデビューを飾った伊産が数作を経て放った名曲で聴く度に気持ちの高ぶっていくのを感じます
そのデビュー当時は"ロープレ(ロールプレイング)・メタル"とか言われたりもしましたが、その音楽性を推し進め更なる高みへと昇華させてみせた名曲だったと思いますよ
また仰々しいバックに負けていない歌唱を披露したファビオ・リオーネの存在も大きい

⑥Black Widow[2001年] / LAST TRIBE
全編疾走しているわけではないのだが、とにかく疾走するサビメロのアツさという点では今回の中でも1・2を争う名曲でしょう
その後は「FRONTIES Records」にいいように使われてしまってここ最近はやや精彩がないように感じるマグナス・カールソン(G.)ですが、G.ソロからサビと呼応して終盤へと向かう超絶ギタープレイが凄まじい
因みに歌唱のリカルド・ベンソンはその後はレコーディング作業の裏方になりARCH ENEMY作品を始めスウェーデン出身アーティストの作品にも多く顔を見せていたりします

⑦Stargazers[1999年] / NIGHTWISH
そのオペラティックな歌唱が結構な衝撃だった初代ターヤ・トゥルネン在籍の本邦デビューとなった2作目トップ曲
当時、同時期にデビューを飾った先のSINERGYと比べられBURRN!誌ではどちらかというとSINERGYの方がプッシュされていたように思うが(キンバリーのコラムもあったしね)、個人的にはアルバムとしては圧倒的に本作の方が好きでした
そしてその後の作品も殆どの収録曲を手掛けていたT.ホロパイネン(Key.)の底知れぬ作曲/アレンジ能力に舌を巻いたです

⑧Iron Hand[2004年] / SILENT FORCE
DC. クーパー(Vo.)とROYAL HUNTのアンドレ・アンダーセンとの亀裂が生じてた頃にソロやらと色々と演ってたモノの一つ
音楽的主導権は奥さんが日本人という事で少し親近感もあるアレックス・バイロット(G.)でして、特にメロディの充実を感じさせるこの3作目はオススメ出来ると思います
で、この曲って何気に隠れた名曲じゃないのかなぁって思いますね

⑨Never Surrender[2004年] / DIVINEFIRE
シンセを大胆に使用し仰々しい展開を演出するスウェーデン産の1st収録の3曲目
各メンバーの飛び抜けた個性があるわけではないが、ドラマティックな楽曲を始めとする総合力で勝負した作品って感じカナ
で結構この曲、好きな方多いんじゃない?(笑)

⑩Twilight Of Gods[2000年] / ATHENA
"ラストがコレかいッ!?"っつうツッコミが入りそう!?...(苦笑)
伊産のラスト作となってしまった3作目収録トップを飾ったクサメロが炸裂する1曲
如何にも低予算で録られたであろうシケた音だし、歌唱は線が細いしとかでマイナス要素が多いですが、そのクサメロ振りは中々の異臭モノと思います
まぁ異論もあろうかと思いますが、"個人的に..."っつうモノなんで(笑)

まぁ他にもDARK MOORやSECRET SPHEREとかHEAVNLYとか将又パイオニアでもあるSTRATOVARIUS等もあろうかと思いますが一旦今回はこの選出とさせていただきました
またドイツ産からは外させていただいた事も記させていただきます




847. 失恋船長 (2023-05-16 14:46:35)

『ロニー・ジェイムス・ディオ』10選 



①BLACK SABBATH – Heaven And Hell
サバス時代は勿論だがヴィヴィアンのいたメタリックなDIO時代も常にカッコ良かった一曲
ディオの力強い歌声に毎度の事ながらビビります
どの時代もアプローチが違うので好みで辿り楽しみますねぇ
圧巻のパフォーマンス力で支配するロニー
彼の声あっての名曲である


②RAINBOW - Tarot Woman
スペイシーなイントロからコージーのパワフルなドラム
そしてリッチー・ブラックモアがマエストロとして全体をコントロール
その中でも圧倒的な存在感を出しているのがロニーである
他のメンバーではこの凄みは出せません
コージーのドラムも主役級の活躍なんですけどね


③DIO - Fever Dreams
後期DIOの中ではもっとも様式美サウンドの匂いがする一曲
老獪なテクニックを駆使して衰えを感じさせない
ロニーの見事な歌いっぷり
コブシを効かせたメロディックな歌唱スタイルこそロニーであろう
拳王ならぬ唱王の異名をとったのも納得であろう



④DIO - Push
ポップな曲なのに押しが強い強い
これぞロニー・ジェイムス・ディオの世界観なんだろう
新たな相棒となったダグ・アルドリッチのギターとの相性も悪くない
二人の本格的なコラボを見たかった



⑤DIO - WE ROCK
ヴィヴィアンの攻撃的なギターのカッコ良さ
そしてロニーの見事な歌いっぷり
自らのバンドを率いるに相応しいメタルソングであり
永遠のメタルアンセムであろう
これぞロニー
メロイックサインをしたくなりますよね



⑥RAINBOW - RAINBOW EYES
こんなにスローな曲なのにロニーの強さが光ります
ソフトに語りかけるような歌い回し
それでありながらもロックシンガー然として力強さ
歌声で酔わせたロニーのパフォーマンス力に舌を巻きます




⑦DIO - Wild One
時代の流れを読みロニーなりに少し意識を変えてきた
歌詞の世界観を刷新
さらには歌い回しもアグレッシブな面を強めているのも特徴的
アルバム全体となると厳しい作風だが
この曲のような勢いのあるナンバーは違和感が少ない




⑧DIO - All The Fools Sailed Away
優しく語りかけるような出だしの歌い回し
ドラマティックな楽曲が始まるんだと予感させる
ストーリーテラーとして変化自在の歌声を披露したロニー
地味だがモダンさもあるギターワークも光ります
艶やかなロニー
彼はいつでも素晴らしい歌声を聴かせてくれた



⑨DIO - Hungry For Heaven
このPVは結構見たなぁ思い出が深いです
こんなに軽やかでポップな曲なのにロニーの押しが強い
その押しの強さに苦笑いもでるが
それがロニー・ジェイムス・ディオである
軽やかなポップテイストを押しのける我の強いロニー
これで良いのである



⑩RAINBOW - KILL THE KING
この曲は凄い
ロニーは高いところを歌っても一切パワーが衰えない
簡単そうに聞こえて歌うのがしんどい曲の代表格
ロニーなくして初期RAINBOWは語れず
またロニーの歴史を語る上でRAINBOWを外すことも出来ません


2枚目のアルバムは全部ロニーは重要なのでB面なんて丸々代表曲なのだが
流石にそこは外しましたよ

近代のお笑いにおいてダウンタウンとウッチャンナンチャンを外せないのと同じですからね




848. 聖なる守護神 (2023-05-17 22:47:25)

『個人的偏向による少し頼りなさげだけどガンバレよ裏声ハイトーン』10曲選 第一章

①For The Universe-Theme~Speed Of Sumurai[1985年] / MARTYR
蘭産5人組1st1曲目から
昔に某最寄り駅前にあった某有名デパート内の中古盤屋で中古のLPを購入したのが最初でした
正直、ショボい小学生並み画力で描かれたけたジャケイラストはジャケ買い出来るほどの勇気が湧かなかったのだが、その"Speed Of Sumurai"という曲名に惹かれ思わず"曲名買い!!!?"した作品(笑)
また、本人的にはハルフォード氏を意識してたのかも知れんが、出来上がったのは"ふにゃちん状態のキング・ダイヤモンドのような!?"モノでした

②Cheyenne(Where The Eagles Retreat)[1989年] / STORMWITCH
当時、国内発売もされたがいつしかその国内盤帯付(「JIMCO」盤)はレア化
しかしバンド自体は全く話題になることはなくその後も活動は続いてはいたものの日本で話題になることはありませんでした
で、3作目までのダーティさ漂うイメージから脱却し、中世風衣装へとイメージチェンジを図った意欲作4thの終盤に配された疾走曲
如何にも線が細く、頼みの裏声ハイトーンもパワー不足ながらメロディックに展開するメタルはB級ジャーマンの老舗としての意地を見せた佳作に仕上がっていたと思う(当時は結構聴き込んだよ...苦笑)

③Painted Skies[1998年] / SHADOW OF STEEL
かのCRIMSON GLORYよろしく仮面を着けてみたものの単なる二番煎じと化したWild Steel氏率いる伊産5人組の4曲入りEP.にカバー曲6曲を収録したボーナスCDを付けた2枚組に収録された先述CRIMSON GLORYの名バラードの失笑Ver.となってしまったカバー
故ミッドナイト氏の足下にも及ばない力量で無謀ともいえるカバーは頼りの裏声ハイトーンも素っ頓狂この上ない出来(その他のカバーも笑えます)
今ではあまり名前を聞かなくなったようですが...どうしてんのかな?

④Age Of Innocent[1986年] / SAVAGE GRACE
B!誌で(確かさこたはつみ女史!?)90点以上を頂戴した2ndフル6曲目の疾走ナンバー
そのメロディにも気を遣ったスピードメタルは(少なくとも当時の)カボチャと同等の評価されて然るべきバンドでしょう
その全作が女性を侮蔑したジャケアートというのは今なら間違いなく左翼系団体辺りから集中砲火を食らうであろうが演ってる音楽そのものまで批判されるべきではないと思う
時折、音程が宇宙の彼方へ飛んでってしまうクリスチャン・ログー(兼G.)の素っ頓狂な歌唱を足し引いても余りある完成度を誇る名盤

⑤Eternity[1996年] / KAMELOT
ロイ・カーンが加入してからは皆さんが知るところでしょう
しかしVo.交代前後とでここまで評価が違うバンドってのも珍しいケースでしょうなぁ(メイデンもあったけど...苦笑)
物々しく始まるイントロからクセが強めな歌唱は前述ミッドナイト氏というよりはAGENT STEELのジョン・サイリースに近いと思うが、如何せん声がひっくり返ったりと(クドいが)クセが強い(笑)
正直、コレを聴いて名盤"Karma"を発表するようなバンドになるとは思えんだろうなぁと思う(因みにワシは発売当時に購入してたが...)

⑥Noble Savage[1985年] / VIRGIN STEELE
近作に於いてB!誌レビューで"昔はコンナンじゃなかった..."などと言われてしまったUS産の3作目タイトル曲
ヒューサイムの手掛けたジャケアートからも分かるがヒロイックなイメージを前面に押し出しており、そういった事ではMANOWARに近いとも言えるが...
時折、織り交ぜる裏声は時に囁くようにまた時にはハイトーンをと使いわけるディヴィッド・ディフェイスの歌唱がココ日本で評価された事は(悲しいが)なかった(苦笑)

⑦Medieval Steel[1984年] / MEDIEVAL STEEL
今尚、そのカルトメタルマニアからある一定の支持のあるUS産が放った4曲入りEP.トップに収録された1曲
正直、その支持ってのも言ってしまえばこの1曲があったからだろう
イントロからラストへと向かう様はこの上ないドラマ性と正しく起承転結の様式美ど真ん中
4分過ぎ辺りからの裏声ハイトーンが更なるドラマ性を盛り上げている名曲中の名曲

⑧Gypsy Queen[1985年] / BLACKSMITH
'18年にマニア感涙の祝CD化を遂げたスウェーデンが放った4曲入りEP.トップに収録された名曲
凡そ、北欧メタルという言葉に反応するマニアが求めている音がここにある...(笑)
その青さが漂う裏声ハイトーンなどなんのそのだ

⑨Opinionate![1988年] / HADES
前にツンのめりそうなリズムから繰り出される場面転換が多くスラッシーさも併せ持つUS産の2作目"If At First You Don't Succeed"収録1曲目
スタスタスタと前のめりなドラムから耳をツン裂く裏声ハイトーンを轟かせるのはこのあとWATCHTOWERなどへと渡り歩くアラン・テッシオ氏
メロへの拘りよりも突進力と変拍子を優先した音楽性は一般には少しキツいかも知れんが、ドリーム・シアターとはまた違ったテクニカルメタルの姿がある

⑩Warrior[1985年] / HELLOWEEN
言わずと知れたジャーマンメタルの申し子で"アーライ時代"のデビューミニから
スピードメタルに口ずさめる牧歌的メロディを乗っけるという事を実践し、後続バンドへの影響力は今もなお続いていてその影響力は計り知れないでしょう
カイ本人はのちにのインタビューで"本作録音時には風邪をこじらしして最悪の体調だった"とか言い訳を吐露していたが、まぁ(ソレが本当だとして)完全な体調だったところで大差は無かったであろう
因みに本曲は少しコミカルさも感じさせるメロディ/展開もあったりで、のちの"守護神伝"収録の名曲"Future World"や"I Want Out"辺りの流れ上にある曲なんだろうとは思うけど...!?

丹念に探せばもっともっとあるんだろうと思いますが、パッパッって思いついたバンドばかりなので...




849. うにぶ (2023-05-21 21:09:15)

和風ジャケ(侍・鎧兜・着物・刀・妖怪・漢字等、てきとーに)のアルバムから10曲。

1.CARRY ME / RETURN OF THE SAMURAI / TAI PHONG
泣き泣きのメロメロでたまりません。ジャケ絵は元の盤と日本盤で違いすぎですが、どちらも日本刀を構えています。

2.SENJUTSU / SENJUTSU / IRON MAIDEN
陣太鼓みたいなドラミングがいい感じ。鎧武者エディのジャケのイメージにマッチしています。でも歌詞の舞台は中国・・・。

3.NIGHT PARADE OF ONE HUNDRED DEMONS, PT.2 / 百鬼夜行 / EARTHLESS
ジャケの百鬼夜行のユーモラスかつ不気味な感じがよく出たサイケ/ストーナー・インスト。単体で22分、PT.1と合わせて40分超ですが、退屈しません。

4.SHIN-KEN, PART Ⅰ / SHIN-KEN / PERSEFONE
無茶苦茶ドラマティックで多彩な展開を見せる曲です。九字切りの呪文みたいな終盤のリズミカルな歌唱法が特に好き。PART Ⅱとの落差も印象的。

5.剣豪ノ孤独 / 兵ドモガ夢ノ跡 WHERE WARRIORS ONCE DREAMED A DREAM / 兀突骨
すんごいストイックな感じがかっこいい曲。ギター・ソロが途中で和風になり哀切なメロディを奏でるところにゾクゾクします。

6.天国の扉 / SUNBURST~我武者羅 / LOUDNESS
愛と敬意にあふれて、でも遊び心も忘れていない味のあるVAN HALENトリビュート曲です。たぶんエディも笑ってくれるはず。

7.THAT'S HAMMURABIAN POLICE / HEAVY METAL ARMY 1 / HEAVY METAL ARMY
キカイダーと鎧武者のミックスみたいな一度見たら忘れないジャケのアルバムの、一度聴いたら忘れない面白い曲です。目には目を、埴輪好。

8.殺意~夏至のあと / SHIKI / SIGH
このアルバム、日本語詞が耳に突き刺さるものばかりで聴いてると怖くてたまらなくなってくるのですが、この曲の歌詞も強烈。音楽的にはプログレしてます。

9.迦具土 / RASHOMON / IBARAKI
ブラック・メタルは自由なんだなーと得心する類型から外れたジャンル混ぜこぜ曲です。題材選択もマニアックで良いですね。

10.TORN BETWEEN SCYLLA AND CHARYBDIS / SHOGUN / TRIVIUM
良いリフが詰まった曲です。ギリシャ神話に由来する慣用表現を用いた歌詞も興味深いです。




850. 失恋船長 (2023-05-22 19:48:52)

『THE冠』10選 



①傷だらけのヘビーメタル
メタルマニアにとっては耳が痛くなる切実な歌詞を悲喜こもごも歌い上げる
泣き笑いの一曲である
出来ればPVを見て欲しい
個人的には『教えてあげるBON JOVIはヘヴィメタルじゃない』の歌詞が最高に面白い
確かにBON JOVIはメタルじゃないがBURRN!で取り上げるからメタルだという人もいますからね
どうでも良いのですがこの歌詞は最高にクールです


②日本のヘビーメタル
硬派なイメージを打ち出した一曲
ありきたりの自己啓発などいらないという歌詞
そして最低の最高なミュージックと歌い上げる姿に感動を覚えますね
地獄のゆるふわバンドよりも真っ当なメタルと現代的なエッセンスを持ち込んでいます
キャラ勝負でもコッチの勝ち
女子供のお色気で金を稼ぐメディアなど今すぐにくたばって欲しい
爺さん相手に金儲けじゃ未来は見えないよ



③俺なりのペインキラー
ガチンコのメタラーこそカラオケは苦手ですよね
そんな悲哀を強烈なスクリームシャウトで歌い上げています
PV込みで見て欲しいねぇ
そしてJPはもう限界が近いロブの後任に冠さんを入れると良い
リッパーじゃない冠がいると言いたい




④帰郷
押しの強いヘヴィグループ
パンテラにだって負けていないぞ我らが冠さんは
相席食堂でも頑張っていたなぁ
またロケに参加して欲しい
この歌詞とサビメロは冠さんらしい哀切が上手く表現されている



⑤中3インマイドリームス~行ってみたいなL.Aに~
メタル好きの芸人として知られるRGさんも出演するPV
この世界観が大好きです思春期真っ只中
長州力さんはどんな気分で出演したんだろう
面白い歌詞とアメリカンロックをストレートに展開
ショーパンギャル達も楽しそうです
演奏がしっかりしまくっているから成立するお遊び
素晴らしいバンドですよ
どこに出しても恥ずかしくない演者です



⑥だからどうした
冠さんがやるメタルはオーセンティックさを押さえつつ
古さに埋没しない感覚を大切にしています
歌メロは親しみやすさを意識
ヘヴィでブルータルなサウンドに哀切を持ち込み
慟哭のシャウトを咬ませています
素晴らしい歌い手である
流行廃り知らない追っかける事も知らない
だからどうした
そう歌う姿は実に頼もしい
雑誌のレビューに合わせコロコロと主義主張を変えるメディア信者に一発かましていますよね




⑦奪冠
これも硬派ですねぇ
静かで美しい音色から一転シャウトもキメ
冠メタルが全開で奏でられています
サビメロで口ずさめる親しみやすさ
これも重要なキーパーソンです
寿司鶏風呂寝ろのメタリカ空耳をぶっ込んだ歌詞は爆笑
あっ(爆)にしないとね…これダサいな




⑧糞野郎
メタルを知らない若者に刺さるような曲調
この跳ねる強靱なリズムと韻を踏みまくる歌詞
ヒットポテンシャルの高い一曲でもある
この曲に限らずだがメタルじゃない人でも楽しめるのが冠の魅力でもある
名も名乗れずに悪口を撒き散らす糞野郎の多い世の中ですよ




⑨マスカラ
殺しますからのマスカラと女性を掛けているんですよね
セクハラ大国ニッポンのオヤジ社会に一石を投じる
冠シャウトメタル
体制側に立たず弱者の叫びを届けるのがロック
研ナオコみたいに黒い涙を流して抗議します



⑩最後のヘビーメタル
ヘヴィメタルを愛するものを苦悩を歌い上げる男
我らが冠
悲喜こもごも風刺の効いた歌詞は多くのメタルマニアに突き刺さるでしょう
クタバレ雑誌偏重の偽物に一撃を喰らわします




851. 失恋船長 (2023-05-28 13:42:41)

『胸キュン/胸熱ロック 34』10選 


①RIOT ACT - OVERDRIVE
この歌い出しガイ・スペランザを思い出しますよね
完コピ大会だがベースはかなりニュアンスが違う
細部にわたりリスペクトする姿勢も良い
原曲が大して複雑なわけじゃないからね
シンガーがガイを思い出させてくれる点はポイント高し

②Adrenalin-Road of the Gypsy
映画アイアン・イーグルのサントラ盤にも収録された一曲
ベタな空気を醸し出す爽快なアメリカンロック
上手い唄と演奏があればそれで良い
青空を見上げたくなるような一曲

③AVIATOR - FRONT LINE
メロディ愛好家の間では有名なバンドだが一般的な知名度は低い
しかし作品のクオリティは高く一曲の完成度には目を見張るモノがある
プロデューサーはあのニール・カーノン
なるほど唄とメロディを細部まで拘り丁寧に仕上げていますね

④TOBRUK - BREAKDOWN
フックのあるメロディとハードテイストの融合
軟弱に聴かせないアレンジは実に口当たりが良い
今はなにをやっているんだろうねぇ


⑤LEE AARON - EYE FOR AN EYE
レーベルのプレッシャーもあったのか女を切り売りするようになったアーロン嬢
しかしこの骨太なハスキーヴォイスは全てを拒絶しているようだ
軽やかな唄モノなのに押しの強さが全てを覆そうと苦心している
応援したいねぇ

⑥GIUFFRIA - Change of Heart
スケールの大きな曲を書くバンドでした
壮大なイメージを抱かせる泣かせのバラード
こういう曲を料理するのが上手いバンドでしたね
惜しい男をハードシーンは失ったよ

⑦Heavens Edge - Come Play the Game
分厚いコーラスで始まる出だしで心を掴まれます
もの悲しいメロディを情感たっぷりに歌い上げる姿も様になりますねぇ
哀メロ美メロが大好物なマニアにはたまらんでしょう
売れ線結構!この質の高さとアレンジセンスに唸る
○○風で良いのである

⑧Stone Fury - Break Down the Wall
個人的にはメロディに弱いタイプなのでこういう曲は嫌いになれません
シングル向けですが軟弱な要素を抱かせないシリアスな側面を持つバンド
その顔の使い分けが上手いから気にならない
売れそうなポテンシャルは高い一曲でした

⑨FIFTH ANGEL - MIDNIGHT LOVE
シャープな切れ味のギター
メタリックな要素とソフトケイスされた面を巧みに両立
立体的な音像が鋭く迫るが聴きやすい
こういうのをメロディックメタルと呼ぶのだろう
今の時代に通ずる普遍的な魅力を携えている

⑩HURRICANE - TEMPTAION
乾いているが濡れているアメリカンメロディックハード
アコギも上手く絡ませ洗練されたサウンドを奏でている
シングル向けだがアーティスティックな面も強めている
技術的な質の高さをサラリと聴かせたバンドの腕前に唸る




852. 失恋船長 (2023-05-31 12:55:45)

アニメソング

①森口博子 - サムライハート
アニメ自体は見たことないのですが
アニメタルブームに触発されアニソンをチョイと楽しんだ時代があります
哀愁のハードポップナンバーですよ
夢がモリモリだよ

②たいらいさお - 復活のイデオン
ワタクシはガンダムよりもイデオン派です
最終回でみんな死んだとき子供ながらに唖然としたもんなぁ
エヴァンゲリオンに絶対影響与えているぞ

③串田アキラ - 疾風ザブングル
相席食堂のロケでアカペラで歌っていましたね
今でも現役で歌う真のロッカーですよ
串田さんこそメタルを歌うべきだろう

④MIO - エルガイム-Time for L-Gaim
唄の上手さが逆に仇になりましたよね
アイドルほどルックスが際立たないと日本では難しいよなぁ
上手いだけじゃ歌手は続けられないかぁ
アニソンで終わる歌手じゃないよなぁ

⑤TETSU - 炎のさだめ
織田哲郎さんが別名義で歌ったアニソン
この曲調は子供向けのアニメじゃないよなぁ
でも印象に残っていますよ
大人びいた曲調は子供の心にも刺さるのです

⑥堀光一路 - 行け!ザンボット3
昭和アニメ主題歌ですよ
これぞ主題歌です
そしてこのアニメの最終回に衝撃を受けた
ある意味トラウマであるがそれが正しい
子供に媚びを売るなである
争いごとの矛盾さを突きつけている


⑦戸田恵子 - きらめきのララァ
三谷幸喜に見いだされ女優として大成した戸田さん
声優やってましたよね
アンパンマンでしょう?
ガンダムの中でも印象的なキャラの女性です
ニュータイプです
エルメスです

⑧西城秀樹 - ターンAターン
秀樹がアニソンを歌うとはねぇ
妙に演歌チックな情念が乗るのが不思議です
和風なメロディも聞こえるのはアニメのコンセプトなんだとか?

⑨KODOMO BAND -SILENT SURVIVOR
うじきつよしを歌手と認識していない人も多いでしょうねぇ
バリバリのロッカーだったんですよね
北斗の拳です
出来ればハードヴァージョンを聴いてほしいねぇ


⑩マーシー&寺田恵子 - TENDER
アニメ系の曲だったようですが全然しりません
マーシーのソロに収録されましたね
ある意味行き詰まった二人のデュエットという印象を受けました
でもデジタルビートを聴かせた爽やかなポップロックは
アニソン系としてはハードですよね
上手い唄を子供に聴かせる事は良いことです




853. 失恋船長 (2023-06-03 01:37:17)

『胸キュン/胸熱ロック 35』10選


①KING KOBRA - Mean Street Machine
マーク・フリーはバンドを去ったがバンドサウンドに陰りはない
アメリカンでドライブする極上のメロディックメタル
こういう活きのいいヤツを聴きたい

②QUIET RIOT - The Wild And The Young
サビの弾けっぷりがたまらんねぇ
2匹目のドジョウ狙いだがこれも大ありだ
ワシは大好きやで

③Tygers Of Pan Tang - Only the Brave
キレのあるリフワークと妖艶なる空気
NWOBHM時代と今を上手くミックスさせている
単なる懐古主義のクラシックメタルだけじゃない

④Metropolis - Never Look Back
洒落ていますねぇ
哀愁が絶妙に効いています
こういうの好きですねぇ
大好物ですよ
ロック色も絶妙
集まれ産業ロックの森です


⑤Red Dawn - LIAR
ジョー・リン・ターナー似の声質と曲調も手伝い
完全に後期RAINBOWと化しています
この押しの強い歌声は頼もしいですよねぇ


⑥Phantom Blue - Going Mad
性別を問わない本格派のバンドでした
レザー・レオーネばりにパワフルなシャウティングヴォイスもクール
女を売り出したジャケが逆に損していますよね
性差別発言と言われそうですが男勝りなバンドでした
テクニックも申し分ない


⑦RIOT ACT - Closer to the Flame
初期型のRIOTの魂を引き継ぐモノ達によるガチンコサウンド
あの時代の空気を上手く現代に落とし込みビルドアップしている
これでマークとのツインリードがあれば尚よしですが
叶うことはありませんねぇ
フレットレスベースが効いている

⑧Danger - I'd Die For Our Love
幻のバンドだよなぁ
これじゃない音源は探せるんですけどねぇ
YouTubeで良いので探してくださいませ
哀愁のメロディックロックですよ
デモ音源ですから音質は間引きしてくださいませ


⑨Pantera - Power Metal
フィル・アンセモのハルフォードスタイルで歌っていた時代ですねぇ
4枚目のアルバムで大化けしましたが
日本ではデビュー作みたいな勘違いさせる手法をとっていましたね
メジャー第一弾みたいな謳い文句が苛ついたなぁ
ワシにとってのパンテラはこれです
この前のデフレパート時代も懐かしいわ

⑩MAKE-UP Energy One
彼らのカタログではストレートに疾走するハード目一曲
こういうタイプの楽曲も調理する腕を持っていただけに
どうにもメロディックな売れ線志向が強すぎたと思う
もっともっとやれたバンドだ
代表曲聖闘士星矢だけでは寂しすぎるが
映画のおかげで脚光を浴びるだろう




854. 失恋船長 (2023-06-11 18:08:56)

『PMRCをすり抜けろ』10選


①HAYWIRE - BAD BAD BOYS
カナダのバンドですねぇ
日本ではカナダのバンドは認知されません
なぜでしょうか?
軽やかで爽快感のあるハードポップナンバー
1枚目のアルバムからなんで情緒がありますねぇ
実力のある本格派のバンドがやる売れ線はやはり説得力がある


②Honeymoon Suite - Bad Attitude
コレもカナダのバンド
健康的な面に少しワルっぽさを捻出しているがオシャレです
売れそうな空気を持ち合わせるのが魅力
単に日本の批評家に紹介されなかっただけ
グラム系のハードポップバンドとしては優秀なバンドだった
もっと知られるべき存在である


③Marilyn Martin - Night Moves
大ヒットシンガーとはいかなかったが
サントラ盤に参加したりフィル・コリンズとデュエットしたりと
一発が起こりそうな予感もあったがアルバム一枚で切られたんだよなぁ
こういう軽めの曲だけど哀愁のあるメロディは日本人にウケるやつである
唄モノ好きならば聴いて損はしない実力派の女性シンガーだ



④Stage Dolls - Lorraine
洒落ていますねぇ
狙いすぎのラジオフレンドリーなアリーナサウンド
売れる為に音楽性を絞りこんで活動していたね
一発ヒットとはならなかったが
日本でもメロディ派から愛されたバンドでした



⑤Benjamin Orr - Stay The Night
日本では全然知られていませんね
ちょい悪系の甘い顔立ちはウケそうなんですけどね
この甘い旋律とロマンティックなムードにメロメロになるのでは
チョイ切ない系が入っているのが実にイイ味わいです
ヒットしそうな一曲ですよねぇ



⑥Missing Persons - Color in Your Life
ドラマーのテリー・ポジオが売れる為にやっていたグループ
日本でもバンドブームの時にやってそうなエレポップです
全然ロックしていませんが
このハードポップ感に本格的な志向を組み込ませたサウンドはお金かかってますよね
女性シンガーってのも売れたいメッセージだったんだろう



⑦Platinum Blonde - Satuation Critical
フワフワヘアーのイケメングループです
軽めの軟弱なロックですが売れるぞなバンド&音楽性なので大正解
そして質の高さにポッと出の新人じゃないぞ感が漂います
甘いし軽いけどね
メロディ派ならばイケるでしょう
優等生過ぎるのもカナダだからかなぁ



⑧Device - Tough and Tender
ポール・エンゲマンがメインボーカルを担当
女性シンガーのホリー・ナイトも良い感じで絡んで来る
オシャレなバンドだが軽薄ではない
日本では育たない実力派だがシンセポップなんでハードなモノを好む猛者には勧められませんが
哀メロ系が好きな人にはチョイと教えたい
シャレこきでも良いという人ね
男性ヴォーカルがセクシーである


⑨ZENO - Love will live
甘いですねぇ歌詞も甘いねぇ
そしてジーノらしい宗教観が加わり独自のロマン主義を発揮
ポジティブな雰囲気になれるヤツである


⑩Steelhouse Lane-- Slaves Of The New World
最後は少しハードなヤツで締めます
メインストリーム寄りですが良く練り込んでいますね
時代性を考えるぞ良くやりましたと健闘を称えたい




855. 失恋船長 (2023-06-20 13:27:22)

『胸キュン/胸熱ロック 36』10選


①Casanova - Heros
カサノバらしいメロディックメタルですねぇ
哀愁のメロディと大衆性
時代背景を飲み込み普遍的な魅力を発散してます


②RIOT- Magic Maker
タイラントことハリー・コンクリンヴァージョンでいきたい
彼のパワフルなハイトーンは可能性を感じさせるモノだが音源の残せなかった
透明感のあるシンガーをマーク・リールは求めていたのかも知れない
タイラントのお得意のハイトーンだけじゃない
エモーショナルな歌声で対抗している
デモだが感触の良さを感じる


③M.S.G - Love Is Not A Game
モロにメインストリームを意識したメロディックメタル
どこかMSGなんだと言いたくなる変貌ぶりに度肝を抜かれます
マイケル・シェンカーが全然シェンカーしていない姿に今でも驚きを隠せない
後年逆説的に名盤と取り扱われる機会のあるアルバムなので
後出しジャンケンで絶賛する大嘘つきが大量発生した
そこまで風呂敷を広げる必要はないがマイケル名義に拘らなければ
大衆性完備の哀メロナンバーとして評価出来る





④Signal - Does It Feel Like Love
洒落ていますねぇ
80年代の匂いがプンプンします
この実力派が軟派なことをする姿に懐かしい空気を感じますねぇ
バブリーサウンドですが芯がしっかりしているので浮つかない
マーク・フリーの歌声も実に頼もしい


⑤Work Force - Hold On Tight
売れそうですねぇ
なんと言っても不健全な感じがしません
薬物とは無縁のラジオフレンドリーな一曲
哀愁のあるメロディと爽快感
ちょうど良いバランスです


⑥KUNI - Lookin' for Action
個人的にはKUNIの代表曲と言えばこれだと思う
大衆性を完備しながらも緊張感のある展開は十分スリリング
そのテンションとメロディを際立たせた構成は見事だ
ギターソロも起承転結のある展開で魅了
これぞ80年代型メタルであろう
ジェフ・スコット・ソートは何でも上手く歌う
ドッケンタイプでも全く問題が無い



⑦Yngwie Malmsteen - Another Time
ドラマーにコージー・パウエルが鎮座
プロデューサーにクリス・タンガリーディスですからね
スーパーロックグループへと近づきました
クリスのおかげで音質のみならず作風に統一感が出ました
ソロ前とソロ後がグッと良くなり聴きやすくなった
この曲などメロディックでキャッチーなのに
コージー・パウエルのおかげで重さも完備
このラインナップによる成功例であろう
マッツ・レヴィンの唄も良かった
このツアーのチケットをとったがコージー・パウエルが帰らぬ人なった
無念である




⑧DON DOKKEN - Crash 'N Burn
ドッケン解散後に動き出したドンのソロバンド
彼のメロウな歌声を生かしたサウンドを体現した一曲
ビリー・ホワイトのリズムギターが強烈



⑨Kimball Jamison - Can't Wait For Love
夢の共演による期待通りの一曲
このドラマに酔いしれます
素晴らしい歌声ですねぇ
もっとこのプロジェクトを楽しみたかった


⑩Joel Hoekstra's 13 - I'm Gonna Lose It
ホワイトスネイク風味のある渋目の一曲
本家はこんなに歌えないからねぇ
課外活動も無駄にしないジョエルのギターワークも肝
楽曲重視の姿勢ながら艶のある粘り腰のプレイで魅了します




856. 失恋船長 (2023-06-22 17:28:25)

『胸キュン/胸熱ロック 36』10選


①加瀬竜哉 - The Sinner of Love
坂本英三の力強い歌声と哀愁のメロディ
加瀬竜哉が奏でるメロセンスに感動を覚えます
ハードな質感を損なわないメロディックメタルの旨味
コンポーザーのみならずプレイヤーとしても一流だった加瀬さん
素晴らしいアーティストでした


②加瀬竜哉 - Bloody Sky. Bloody Cry
仕掛けの多い曲
それらのアイデアをスムーズに聴かせる才能に脱帽
英三も良い意味で肩の力を抜き熱唱している
日本人らしいメロディと細やかさのあるダイナミズム
インディーズとは思えないクオリティです
レーベルも倒産したし本人の死去した今
再発は不可能だろうが
このまま誰にも知られないで終わるのは余りにも惜しい


③Pantera - Forever Tonight
この時代のパンテラは完全に封印されていますよね
フィル・アンセルモがパンテラを名乗るのに若干違和感はあるよ
二人死んだら封印するべきだろう
タイムバック・ダレルは器用なギタリストだった
メロウなメインストリームよりのサウンドが懐かしい


④White Lion - Hungry
上品なギターですよねぇ
確かなテクニックとセンスに裏打ちされたギターワーク
そこが最大の聴き所だろう
メインストリーム寄りのメロウなヤツだが全然嫌味を感じない
このバランス感覚に耳が奪われます
何度聴いてもイイ曲だと思うねぇ



⑤ANTHEM - GYPSY WAYS
今回はグラハム・ボネットヴァージョンで
このコラボは興奮しましたねぇ
グラハムがここまでガチンコのメタルを歌うとは感激でした
ギターワークもオーセンティックな響きで魅了
オリジナルを尊重している点も評価したい
柴田さんのベースも美味しいぞ



⑥HOUSTON - LIVE FOEVER
お約束感満載の哀メロナンバー
このバンドが奏でる美旋律に胸キュンします
ベタで上等
○○の類似性を指摘する人は立ち入り禁止でお願いします




⑦The Big Deal - Power On
このバンドとしてはパワフルなナンバーだ
壮麗なメロディと実力確かな二人のロックディーヴァ
テクニカルなギターもスリリング
そこに絡むキーボードも素敵
シンプルだがタイトなリズムプレイもダイナミックさを演出
バランスの良いバンドだ
次作が楽しみである



⑧VENUS 5 - Tom And Ms. Amy Lee
5人の女性シンガーが一堂に介してアルバムをリリースという
主役クラスが揃った企画モノのAVみたいな豪華さだが
正直必然性は感じないのだが話題作りにはちょうど良いだろう
この共演は奇跡だなんて歓喜の声を上げるマニアだっているだろうし
嬉しいコラボ企画である
個人的にはツケ睫毛選手権であった




⑨VICTORY - Leave Me Alone
規則正しいリズムと大衆性完備のメロディ
このバンドらしい男臭さを柔和したサウンドは
売れそうな空気が充満している
不器用なようで器用な立ち振る舞いがイイですねぇ



⑩Foghat - Honey Hush
まるであの曲なんですよね
パクりを通り越したヤツなんですけど
このフォガットがやったヤツ好きなんですよね




857. 失恋船長 (2023-06-26 18:59:15)

『胸キュン/胸熱ロック 37』10選


①Scorpions - The Riot of your Time
激しくも切ないアコギが印象的です
初期のスコーピオンズらしい暗く湿った泣きの世界
やはり昔のスコーピオンズは独特の世界観を持っていた


②Girlschool - Yeah right
元祖女性パンクメタル
男勝りのハイパワーサウンドと
女性特有のタッチで描かれるメロディ
この哀愁がたまらん



③Metallica - Jump In The Fire
癖になるギターリフ
上手い下手では語れないメタリカサウンド
初期の頃からその個性は発揮されていた
何度聞いても体が勝手に動き出す


④RAVEN - Read All About It
ハイテンションですねぇ
切れ味抜群のリフと突破力のあるビート
最高にクールなスピードメタル
スピード狂ならばテンションマックスになるだろう



⑤Romeo's Daughter - Don't Break My Heart
いかにも80年代なサウンド
ジョン・マット・ランジらしいサウンドですね
売れまくったデフ・レパードタイプが好きな人ならばビンビンとくるでしょう
ダイハードなマニアには軽薄すぎてついていけないでしょうね
女性シンガーが歌うことでさらにソフトケイスされていますが
TOP40みたいなノリでお楽しみください
結局実力があるんですよね


⑥Mötley Crüe - Save Our Souls
かなりポップになったアルバムTheatre Of Pain
その中では初期の退廃的なムードを維持しているミドルナンバー
こういう妖しげな曲が似合うバンドでした
ヴィンスの歌声もハマっている



⑦Riot - Road Racin'
軽快にはじき出されるリフとメロディックな歌メロ
シンプルだが耳に残るナンバー
何度聞いても80年代初頭の時代を想起させてくれる


⑧LOUDNESS - Butterfly
初期らしいマイナー系のプログレッシブロック
妖艶な雰囲気が楽曲を支配
20代そこらでここまでの演奏技術と曲を作るのだからアッパレだよね
天才集団による最高峰のバンドだ
何度聞いても唸るなぁ


⑨White Lion - Lady of the Valley
ドラマティックな一曲です
スタジオ盤よりもライブのほうがスリルも倍増ですが
ヴィトの奏でるメロディとフレーズは個性豊かなものだった
引退したのは残念である
もう一度彼のセンスのあるトリッキーなギターワークに酔いしれたい



⑩Electric Sun - Chaplin and I
美しいイントロのギター
もう少し上手い歌で聴きたいのだが
この世界観は嫌いになれない
この泣きの世界は独特だ




858. 失恋船長 (2023-06-29 18:42:07)

『胸キュン/胸熱ロック 38』10選


①M.S.G - Gimme Your Love
イントロが始まったと途端にひっくり返りそうになった新生MSGサウンド
アメリカンナイズドの極致であるが
メタルバブル吹き荒れる1987年なサウンドである
どこがマイケル・シェンカーやねん
でもMSGは叩かれませんでした
その反面サクソンは袋たたきに合う
名物編集長の偏見を丸呑みして誤った解釈を流布する信者が多数いました
恐ろしい世の中ですね
この曲を聴くたびにカオスな人たちを思い出します

②DOKKEN - IN MY DREAMS
甘いソフトな曲なのに
ジョージのギターはソリッドで切れている
このバランス感覚は奇跡的な出会いである



③SAMSON - Test Of Time
哀愁のメロディが泣きながら疾走する一曲
サビでは明るく転調するのだが渋い歌声がポップ化を抑制する
サムソンのギターはワイルド
このバランス感覚は良くできているよ
ドラムもベースも抜群のチームワークでノリノリで迫ってきます



④The Snakes - Little Miss Happiness
いいのりですねぇ
どこか上品にも感じます
こういうフィーリングは日本人にはない
だから惹かれるんですね
ベタですが適いません




⑤Yesterday and Today - Dreams Of Egypt
激しいドラムに導かれ始まるヘヴィな一曲
このグルーブ感は癖になる
そしてギターも引っかかりのあるプレイで魅了と個性的なサウンドを印象付けた



⑥TOBRUK - BREAKDOWN
ドラマティックなイントロからキレのあるギターが登場
哀愁のあるメロディを歌うハイトーン
甘美でスウィートなのに力強いサウンド
これぞメロディックメタルですよね
この路線でもう一枚作ってほしかったなぁ


⑦David Glen Eisley - Stranger From The Past
愛メロハードポップナンバーに乗るのは情熱的な歌声
この悲哀とパッショネートが絡み合うことで
さらに一段上のステージへと昇り詰める
まぁあの曲に似ているからねぇ


⑧BLINDMAN - Now or Never
いいフィーリングですよねぇ
哀愁のあるメロディと渋めのハードサウンド
でも古さに埋没しない威風堂々とした佇まい
無理なく自然体で鳴らすから説得力があるのです



⑨Terra Rosa - DO WORK
力強いリフワーク
そして様式美な世界観を照らし出すサウンド
この歌メロも大好きですねぇ
一定の緊張感を途切れることなく最後までいったのが凄い
ドラマティックなやつですよ




⑩聖飢魔Ⅱ - Silence or Violence
甘いなぁ
この甘美な世界観が大好きです
上手いツインギターも最高
もっとエッジの効いた音出来たら最高ですが
聖飢魔Ⅱはそういうことじゃないのでね
国内最高峰のメロディックメタルナンバー




859. うにぶ (2023-07-02 18:48:03)

「〇〇メタル」で10曲です。

01. HELLMETAL / HELLMETAL / CEIFADOR
02. SUPERMETAL / WATCH ME BURN / AT THE STAKE
03. WARMETAL / WARMETAL / BARATHRUM
04. BATTLE METAL / BATTLE METAL / TURISAS
05. ULTRA METAL / TURBO-LASER / TURBO-LASER
06. LOVES METAL / PARROTS RISING / LOCKED AND LOADED
07. SPEED METAL / FUERZAS EN LA NOCHE / METALURIA
08. TRUE METAL / HEAD OF THE DECEIVER / WIZARD
09. THUNDER METAL / XIV / VULCANO
10. PANZER METAL / PANZER METAL / NEGATOR




860. 失恋船長 (2023-07-26 13:46:43)

『寝苦しい夜にスラッシュメタル』10選


①Arbitrater - Judge and Jury
ヴォーカルはパンク上がりというか一時スラッシュメタルをやっていたという話し
音楽性は以外としっかりしている
キレキレじゃないがパンクからのエッセンスも取り込んだメタルと言う点では
クロスオーバーサウンドとも言える
瀕死の英国ハードシーンが最後に放ったスラッシュメタルというイメージが強い



②Minotaur - Maggots in My Body
気持ちの悪いタイトルだなぁ
そんな嫌悪感を倍増する神経を逆撫でするノイジーサウンド
忙しないリズムと狂気じみたシャウトとギター
なんとも言えない無軌道さというのか破滅的な衝動が音に現れている



③Znowhite - Sledgehammer
一気呵成に突っ走ります
2分を切るランニングタイムが示すようにコンパクト
そしてこういう音楽をやるバンドなんだと一発で分かる


④Iron Angel - Read All About It
小細工無用なスピードナンバー
どこか迫力不足の歌とリズムプレイ
その頼りなさが逆に癖になります
イマイチビックになれなかったのってこういうところだよね
でも嫌いになれないなぁ



⑤HELLWITCH - Nosferatu
めまぐるしく変る場面展開
すごいんだかメチャクチャなんだか訳も分からず
3分を切るランニングタイムも呆気にとられるなぁ
全体的に落ち着いてイキやーと声を掛けたくなるが
凄い勢いで終わる
デスラッシュってヤツです


⑥Tankard - Total Addiction
貫禄の横綱相撲
代わり映えしないと言われるビアスラッシャーだが
このストレートに弾き出されるスピードサウンドは気持ちが良い
刻んでくるねぇ



⑦Demolition Hammer - Skull Fracturing Nightmare
ド迫力です
音が怖いです
アルバムのオープニングナンバーですが
人を殺しまくってますね
圧倒的な威圧感と殺傷力
ゴイゴイスーです
スーを差し上げますデス


⑧Slammer - Tenement Zone
英国のスラッシュメタルバンド
ヴォーカルの持っていき方とイイ
曲調とイイ
まるであれだが素直にかっこいいと耳に飛び込んできます
スラッシュメタルの影響を受けたスラッシュメタルバンドですよね


⑨Cro-mags - Down But Not Out
ド迫力です
そしてヘヴィですがキレていますねぇ
この切れ味の鋭さが真骨頂
スラッシュメタルかくあるべきです



⑩Poison - Into the Abyss
美しいイントロから一転
ドグサレスラッシュメタルへと展開
ダーティーヴォイスが地底から咆哮
臓物まみれの毒々しいサウンドを聴かせてくれます
キレッキレですよ




861. 失恋船長 (2023-07-27 18:31:31)

『寝苦しい夜にスラッシュメタル』10選


①Overkill - Thanx For Nothin'
躍動する鋼のリズム
新時代を上手く乗りきった印象が強い
メンバーチェンジもマイナスに働かぬよう工夫を凝らした点も見事
ノリが良く分かりやすい曲です


②RAVEN - Relentless
時代の流れの中でレイブンにも変革の時が来た
破天荒なだけではない落ち着いた面も垣間見せる
パワフルな一曲
このバンドらしい面と芸の細やかさを両立させた佳曲だ


③United - Don't Let Peace Break Out
初期のライブでは定番の一曲
この曲やViolence Jackを聴くと当時の熱気を思い出す
勢いだけじゃない展開の妙味
ダイナミックなリズムは大きなウネリを生み出し圧倒
そして攻撃的なギターチームはスリルに満ちたプレイでやはり圧倒
凄いインパクトを放っている


④Wolf Spider - Manifestants
ポーランド産のスラッシャー
東欧圏なんてと侮ってはいけない
確かなテクニックと先を読ませないスリル
そのスリルこそスラッシュメタルの魅力
ワールドワイドなセンスと技術力で魅了するバンドでした


⑤JURASSIC JADE -  ドクロ独白
刺激的な歌詞に負けない攻撃的な演奏
その刺々しい音色とHIZUMIが吐き出す呪詛
ハッタリじゃないんだよねぇ
もっと認知されるべきバンドだ


⑥Assassin - Baka
神経を逆撫でするキリキリとした音
そのノイジーなサウンドは切り口が鋭い
スラッシュメタルかくあるべきな急転直下
一寸先の読めないスリル
コンパクトにまとめ上げ一気にすり抜けていく


⑦DIAMOND HEAD - No Remorse
メタリカがカヴァーしてくれたおかげで印税生活だ出来るようになったと
なんとも夢のような話である
そんな彼らが逆にメタリカの曲をカヴァーするとは驚きだ
違和感なくハマっています
メタリカの中では地味な曲扱いを受けるのだが
個人的にはスカッとする一曲なんですけどね
このヴァージョンも悪くない

⑧Battlefield - We come to fight
女性シンガーを擁するジャーマンスラッシャー
もったいつけるような出だしから一気呵成に突っ切る
凶暴なサウンドは好戦的な姿勢を崩さない
実に刺激的なサウンドです


⑨Dyoxen - Overcome
アルバム一枚で消えた為にイマイチ認知度が低い
めまぐるしく変る展開
破壊力抜群のヘヴィグルーブとスリリングなギター
先の展開を読ませない構成力
一流のスラッシュメタルである




⑩Anvil Bitch - Maggot Infestation
New Renaissance Recordsのコンピ作にも参加
その縁のあるのかデビュー作もお世話になる
そういう背景を知って聴くと味わいがグッと増す
一線級のメタルバンドとは違う
レーベル謹製のポンコツ感が逆に癖になるのだ
ワンパクでもいい
逞しく育って欲しいである




862. 失恋船長 (2023-07-30 19:22:48)

『寝苦しい夜にBLIZARD』10選


①Burning Sky - 暗黒の警鐘
キレのあるリフワークとキャッチーなメロディ
親しみやすさとハードテイスト
英国的なエッセンスの強さも初期ならでは
ギターソロもいいねぇ

②Hot Shot! - Hot Shot!
ヘヴィなミドルナンバー
大陸的なリズムが心地よいですね
ダイナミックでスケールの大きな一曲


③The Second Dimaond - 暗黒の警鐘
松川敏也のソロでも取り上げた一曲
稲葉浩志と下村の聞き比べもお楽しみですよね


④Broken Lonelines - Blizard
アルバムタイトルにバンド名を冠したオープニングナンバー
快感もどきって歌詞はダサいが歌いたくなる
ギターソロもスリリング
繊細なタッチもグー
ジャパニーズヘヴィメタルと言えば真っ先に思い出す曲です


⑤Show Me The Way -  Show Me The Way
ソフトケイスされたアルバムから
下村成二郎の声にフィットしているが
ブリザードらしさは希薄だ
難しい問題だったね


⑥Boy (Running Wild) - Hard Times
ライブでも盛り上がる疾走ナンバー
コンパクトながら起承転結のある展開
ブリザード屈指の聴かせてくれる一曲

⑦Shallow Runner - Hot Shot!
哀愁の歌謡ロックナンバー
下村も情感を込めて熱唱
ギターワークもハードに迫る
リズムセクションも上手い
聴きやすいが迫力もある


⑧Dream Tention - ソノシート
ロッキンFの付録です
適度にハードでアメリカンの要素も取り込みだした時代
迷いを感じさせる空気感もあるが
ギターワークはイケイケの攻撃的
次のアルバムに期待を持たせた


⑨Lady Stardust - 暗黒の聖書
小気味よく回転するリフワークと哀愁のメロディ
迫力のあるリズムプレイと王道哀愁系ミドルナンバー
こういう路線を突き詰められるバンドだった
ルックスの良さも売れ線につかわれちゃあねぇ
静と動のコントラストを生かしたドラマ性もイイですねぇ
ギターソロもカッコイイ




⑩Love with the U.S.A. - 暗黒の聖書
しょーもないタイトルと歌詞ですが
このバンドの持つキャッチーさ
大衆性とハードテイストを両立させています
ジャーニーのカヴァーをやったりと期待のデビューだった




863. 失恋船長 (2023-08-06 13:51:04)

『胸キュン/胸熱ロック 39』10選


①Judas Priest - Nightcrawler
名盤ペインキラーから
リリース前はグラム系に押されまくり存在感を失いかけたJP
リリース後もアメリカではすぐに反応とはならなかった
そんな中で日本では王者の復活作として取り上げられたアルバム
この曲はアルバムの中でも異彩を放つドラマティックなナンバー
ドラマーのスイッチが全てですね


②Saxon - Conquistador
威厳に満ちあふれたドラマティックな一曲
静と動のコントラストも明確にしたヘヴィなヤツです
批評家の意見に乗るだけの同調圧力にごく一部の意見によって
肩身の狭い思いをした英国のベテランバンド
ワシはあんな簡単に手のひらを返せんよ



③W.A.S.P. - Chainsaw Charlie
大好きな一曲ですね
アーティストを金儲けの手段と見なし
売れなければポイと簡単に捨てられる
売れる為の戦略により変えられた人生と不当な契約
そうして切り刻まれたミュージシャンの行き先は
臓物まみれの屠畜場
軽快なリズムとメロディ
そして勢いのある楽曲構成はアルバムタイトルにピッタリだ
先の読ませないスリル
素晴らしいですねぇ



④Savage Grace - Fear My Way
悪趣味なジャケットだよなぁ
攻撃的なサウンドと欧州風味のメロディ
アメリカのバンドとは思えない情緒
だが濡れすぎないドライ感がポイント
パワー漲るスピードサウンドが好きなマニアならばマストなバンド



⑤Twisted Sister – The Kids are Back
絶大なヒット曲をかっ飛ばしたバンド
イメージがつきすぎると苦労しますよね
哀愁のあるメロディとダーティーストリートなロック
これも立派なロックアンセム
彼らは硬派なバンドである



⑥Phantom Lord - Evil Never Sleeps
有名な壁画のリメイクを失敗して話題になったどこかの教会
みたいな画力のアルバムジャケット
ワタクシはオリジナルのこちらに愛着があります
疾走感と強引なギターソロ
メタルしてますねぇ



⑦Hellion – Screams in the Night
迫力のある歌声
アメリカの裏街道を走る正統派サウンド
その相性は抜群だったがイマイチ成功できなかった


⑧DEMON - Into the Nightmare
オッサン臭い歌声
明るくなりきれないポップセンスと癖になるリズム
不思議な魅力を内包した一曲



⑨Rajas - Straight Fighter
ストレートに弾ける疾走ナンバー
ラジャスと言えばな一曲
昭和歌謡な歌詞も時代を感じますねぇ




⑩GRAND SLAM - Into The Night
白田一秀のペンによるスケールの大きな一曲
リフワークも白田主導の曲だから耳に残る
ギターソロもカッコイイ
こういう曲を歌いこなせるシンガーが必要だった
最近マーシーとやっていたので期待していたんだけどなぁ
ドラムもクールですよね




864. 失恋船長 (2023-08-08 18:00:05)


『胸キュン/胸熱ロック 40』10選


①Jagged Edge - Smooth Operator
90年代の幕開けですねぇ
この手のタイプの曲が流行ったなぁ
ファンクなヤツです



②Bad Habit - I Never Knew What Love Could Do
爽やかな泣かせの一曲
サラリとしてますので真夏にピッタリの
ひんやりソングです



③RAZORMAID - Too Late
実力はあったが成功のチャンスを掴めなかったバンド
実力のある正統派アメリカンハードサウンド
じっくりと聞かせてくれます


④Roxus - Rock 'n' Roll Nights
タイトルからパーティーソングを想像しますが
ここで聴けるのは哀愁のロックナンバー
しとやかなメロディはあくまでもハード
聴かせどころの多い一曲です


⑤Triumph - Somebody's Out There
シングル向けの一曲なんですけどね
知性を感じます
このIQの高さにバンドの魅力を感じますね
カナダ産は堅実だねぇ



⑥38 Special - Like No Other Night
Bメロでチョイ泣かせサビでは弾ける大人の味付け
普遍性のあるアメリカンハード
このバンド売れるわなぁ


⑦Prophet - Brightest Star
緊張感のある演奏と聴きやすさを誘発するメロディ
ポテンシャルの高さを伺わせる一曲
イケてるバンドだよなぁ


⑧Horizon - I Need Your Love
濡れた旋律ですねぇ
ピシャピシャに濡れています
力強さと叙情性が絶妙です



⑨Roadhouse - Time
デフ・レパードですよねぇ
そのDNAを分け合ったバンドだからこその味わいでしょう
洗練されていますが行きすぎていいですね


⑩Mad Max - Wild and Seventeen
哀愁のあるハードナンバーですよね
絶妙な歯応えが軟弱に聴かせない
だが大衆性を無視しないアレンジの秀逸さ
日本人好みですよねぇ




865. 失恋船長 (2023-08-10 18:56:48)

『胸キュン/胸熱ロック 41』10選


①DOKKEN - Fugitive
枯れた味わいのドン
衰えは隠せないが快活な叙情派サウンドを披露
11年ぶりに出るフルアルバムのリーダートラックとしては成功だろう



②SILVER BACK - WHAT A WONDERFUL LIFE
パワフルかつテクニカルな演奏は実にドラマティックな展開する
その濃密な世界観を壊さない伊熊の歌声
世界に知って欲しい国産メタルである



③Jeff Scott Soto - Coming Home
ディーン・カストロノヴォの歌声もフィーチャーした夢の共演
二人ともスティーブ・ペリーを意識して歌っているかのよう
ベタですがベタに敵うモノなし




④ARIA - Твой день
楽曲の英訳はYour Dayです
ちょっぴり悲しくて爽快感のあるメタルソング
アルバムをこの手の曲でcloseするとはね
手堅いサウンドは正統派メタルファンにとってはありがたいでしょう
ウクライナ問題もありますが音楽に罪はない




⑤Van Halen - Good Enough
豪快ですねぇ
抜けの良い音
懐かしい時代を思い出させます
ヴァン・ヘイレンサウンドと言えばコレという人も多いでしょう




⑥Pantera - Down Below
ワルっぽい雰囲気ですよねぇ
ロブ・ハルフォードタイプの歌声で応戦
3分を切るコンパクトさ
でも十分インパクトを残しています
ちゃんと皆が見せ場を設けているからね
ギターヒーロー然としてソロもカッコイイ



⑦GRAND SLAM - CRY AGAIN
テクニックだけじゃないフィーリングで勝負も出来る
短いソロだが白田一秀印は残している
バンちゃんはイイ曲を書くソングライターだ
個人的には歌が苦手
マーシーで歌い直して欲しいねぇ


⑧Dio - I Could Have Been A Dreamer
力強いリズムとシンプルなリフワーク
魅力タップリの歌声を披露するディオ
地味な曲だがディオらしい味わいがある
サビでは明るくないが悪いアイデアではない
シングル向けだからね


⑨Erik Grönwall & Chez Kane
エリック・グロンウォールがハマってましたね
驚きました
シェイ・ケインは外しませんよ
名曲を今に伝えるという作業はけして後ろ向きではありません
過去が未来を作る
流行もんに出を出して足下を見失いたくありません



⑩AC/DC - Can I Sit Next To You Girl
歌うはデイブ・エヴァンス
このラインナップもあったんですよね
やってることは何もかわりませんよ




866. 失恋船長 (2023-09-02 18:09:36)


『胸キュン/胸熱ロック 42』10選


①SKAGARACK - ANYTIME, ANYWHERE
ラジオ向けの一曲ですよね
明るいだけじゃない冷ややかな北欧の風が吹く
キャッチーでハートフルな一曲
○○に似ているなんて野暮ですよ




②CRY OF DAWN - TELL ME
Mr.北欧ヴォイスと思っているヨラン・エドマンの歌声がイイですね
フックのあるメロディと彼の煌めくのある歌声
最強のマリアージュに胸がキュンキュンです



③STREETS - DON'T LOOK BACK
攻め方がずるいんだよなぁ
甘いだけではないハードテイスト
その硬軟のバランス感覚にやられます
こういう曲も上手にやりこなす器用なバンドです




④YNGWIE MALMSTEEN - TEASER
やり過ぎシングル向けナンバー
サビはちょっと狙いすぎですが
AメロからBメロで聴ける潤いのあるヨランの歌声にグッときますね
今となっては完全にありえない曲です
ギターソロ前も好きだなぁ
ソロもインプロでブワーと弾くわけじゃないから曲を壊していない




⑤FIAR WARNING - OUT ON THE RUN
この曲一発で日本での人気を獲得したと言えるでしょうね
スリルのあるアレンジとフック満載のメロディ
彼らの代表曲でしょう




⑥MELIDIEN - LOST IN THE WILD
アメリカのバンドとは思えない哀愁と爽快なメロディ
でも湿りすぎないのがポイント
パクりが多すぎて一部のマニアにしか知られていませんが
こういう曲をやるセンスはある
シンガー的に合わないような気はするが
メロディ派には無視できない出来映えであろう




⑦EUROPE - DAYS OF ROCK N' ROLL
シンプルな曲です
分かりやすいリフレインと北欧的メロディ
こういうのをサラリとねじ込めるのが強みですよね
等身大の魅力を光らせています
ベテランの味わいですね




⑧ICON - SHOT AT MY HEART
甘さとハードさが絶妙なんですよね
聴かせ方とアレンジが憎いです
ポテンシャルの高さと器用さがセールスに結びつかなかったバンドですが
メロディ派のマニアには是非ともいってほしいバンドですね
ギターを歪ませないんだよ



⑨JIMI JAMISON - Everybody’s Got a Broken Heart
ヨッ待ってました
と声を掛けたくなるような期待に即した一曲
ポジティブでチョイ切ないお得意のナンバーです
ベタですがベタには敵いません



⑩LOUDNESS - SPEED
ラストはガツーンと燃えたいですね
ラウドネス屈指のスピードナンバー
勿論8186LIVEヴァージョンで楽しみますよ
歌詞はしょうもないけどね




867. 失恋船長 (2023-09-05 12:44:47)


『胸キュン/胸熱ロック 43』10選


①紫 - Double Dealing Woman Special version feat. Char / Kyoji Yamamoto
テンションの高い演奏ですねぇ
日本のパープルと言われた彼らの代表曲をリメイク
豪華ゲストも霞む原曲の良さ
みんな歳をとりました
JJも昔ほど声は出ていないが
それでも十分熱気が伝わりますね




②Zaza - Cant Stop Rockin
テクニカルなギターがバンドサウンドをリード
音質は良くないが後の片鱗を感じさせない分けではない
しっかりとしたプロデュースでリリースされていたら状況は違ったろう
適度に緊張感のある演奏
素直のメロディと展開は胸に迫る



③Horizon - Dreams
力強い歌声が切ないメロディを歌い上げます
アルバム一枚で消えたが良いバンドだった
手堅い作りに目を細めますね




④Barón Rojo - Los rockeros van al infierno
シンプルですよね
その装飾を飾らないダイナミックなサウンドが人気でした
何故か日本でも人気を博したバンド
批評家のレビューも良かったのが影響したのだろう
そこまで凄いわけじゃない
この情熱的なサウンドはお国柄でしょうね




⑤Gary Barden - Don't Take These Dreams Away
コンピ作True Britsはゲイリー・バーテンが歌うヤツを
キビキビとしたリズム
気持ちよさそうに歌います
歌メロもイイですよね
煮え切らないのが英国です




⑥Tyrant - We Stay Free
キレのあるリフとちょい哀愁系のメロディ
そこにからむダミ声ヴォーカル
ストレートに力強く押し込んでくるメタル
大味にならないのはジャーマン系ならではの味わいだ


⑦Cats In Boots - Her Monkey
短命に終わった幻の日米混合バンド
日本人らしい木目の細やかさと
アメリカンなダイナミックさ
セクシーな歌声もバッチリとハマり雰囲気は良かった
この曲もアメリカで売れそうな気配があった
どこかワルっぽくてワイルド&セクシーな空気も良かった


⑧Blue Tears - Rockin' With The Radio
歌声のせいもありボン・ジョヴィ風味も強いのだが
ダイナミックで爽快なアメリカンロックは
いかにもラジオフレンドリー
狙いにいった一発ですよね


⑨IOMMI - I'm Not the Same Man
ソウルフルなグレンの歌声と哀愁のメロディ
グレンの真骨頂ともいうべきソウルを抑え気味に歌ったのが正解
アイオミのギターも色気十分です



⑩Gillan - What's the Matter
勢いのある疾走ナンバーとギランの相性は抜群ですね
この時代のギランって余りフィーチャーされていないのが残念
マジック発動だよなぁ




868. 失恋船長 (2023-09-07 14:28:33)

『胸キュン/胸熱ロック 44』10選


①KINGDOM STARS - KINGDOM STARS
岡山のライブハウスCRAZYMAMA KINGDOM応援プロジェクトだそうです
日本のハードシーンを代表する一流どころが一堂に介し本気のヤツをやっています
サーベルの下山兄貴と盲目の天才ギタリスト田川ヒロアキの作詞作曲によるドラマティックな一曲
とにかく聴くしかないです
久しぶりにCD買ったよ
半年後でいいから配信してくれよ~
今どきCD買うのは時代遅れのオッサンと拘りの一品として手元に残したいやつだけじゃ
ある意味アナログ盤買うわCDは一番最後の手段だぞ





②U.D.O. - Touchdown
これぞ漢メタル
ウド・ダークシュナイダーは健在です
屈強なリズムと扇情的なリードプレイ
適度なキャッチーさも絶妙です




③PHENOMENA - HELL OR WINGS
地味目の曲ですが味わい深いですねぇ
ドラマ性を讃えたコンセプトアルバムに相応しい一曲
ソウルを押さえたグレンの歌声も叙情です
扇情的なサウンドにグレンは合うのだと証明した




④TNT - TELL NO TALES
TNTがガチンコのメタルをやっていた時代の一曲
メタリックな疾走ナンバーとトリッキーかつハイテクニックなギターも最高
そして天空を切り裂くハイトーンもインパクト大




⑤M.S.G - GET OUT
キビキビとしたリフとリズムが緊張感を演出
甘っちょろいアルバムの作品なので柔らいアレンジだが
アルバムの中では異彩を放つハードな一曲





⑥ANVIL - MARCH OF THE CRABS
哀愁のあるメロディ
けして技巧的なバンドではないがスリルタップリ
哀愁のあるリードプレイとド派手なドラム
○○みたいだけどANVIL屈指のインストナンバー


⑦WARLOCK - EATHSHAKER ROCK
大地を揺るがすハイテンションロックアンセム
勢いだけじゃなメロディアスさとキャッチーが絶妙
80年代ならではの味わいだ


⑧GRAND SLAM - ONCE MORE KISS
GOLDEN BAT時代の一曲
吉川らしいアメリカンでチョイ切ないハードポップナンバー
正式なアルバムでリリースされなかったのが残念ですね


⑨HARDLINE - TAKIN’ME DOWN
ノリノリですよね
ハードでヘヴィなグルーブは実に心地が良いです
歌メロも印象的です
隙の無いアルバムに収録された曲ですよ



⑩STAGE DOLLS - LOVE CRIES
エエ感じの甘さと柔和なメロディ
そこそこのハードテイストも残しているのがポイント
AOR調の歌モノマニアにはマストなバンドです




869. 失恋船長 (2023-09-11 14:25:02)

『胸キュン/胸熱ロック 45』10選


①Unlucky Morpheus - Far Beyond The Sun
ヴァイオリン大活躍
元々インギーのヴァイオリン的思想のギタープレイだから
このアレンジは激ハマりである
インギーのプレイをギターでコピーするのは本当に難しい
このアレンジはその難題をクリアーした




②BLIZARD - Burning Sky

適度な甘さとメロディックハードサウンド
繊細さとダイナミズム
メリハリの効いたサウンドは今聴いても新鮮である
このギターサウンドなんて80年代ならでは
全てが懐かしい




③ANTHEM - VENOM STRIKE
ロッキンFの企画で先行公開された一曲
その時はLEI IN MEだった記憶がある
電話で聞けるサービスだったなぁ
シンコペーションが印象的
ビースト森川全開である



④山本理沙 - Lonely Lion
作詩/三浦徳子、作曲/和泉常寛、編曲/大谷和夫
セーラー服反逆同盟の挿入歌
主役は張れませんでしたが大映ドラマとかにも出ていた
可愛らしい女優さんでした
個人的には好みのタイプで彼女に胸キュンしてましたね
なにかきっかけがあれば一発ヒットしそうな歌謡曲なんですけどね
哀愁のメロディじゃないですかぁ




⑤Danger Danger - Don't Walk Away
甘いなぁ
甘酸っぱいなぁ
チョイ切ないね
そこが最大の魅力なんですよね
○○風でイイのです
ベタに敵うモノなし





⑥Winger - Can't Get Enuff
時代を感じますねぇ
腰にくるグルーヴと大衆性
いかにもシングル向け&90年到来を感じます
賢いバンドでした
日本でも人気あったぞ


⑦David Lee Roth - Just Like Paradise
アメリカンですね
大衆性もバッチリ完備
こんなもんロックでも何でもないぞ
と言いたくなるくらいラジオフレンドリーなサウンド
これもダイアモンド・デイブの魅力ですか


⑧Prophet - Brightest Star
このバンドらしい曲ですよね
アルバムはあれでしたが
この曲はらしさ全開でした


⑨Paul Sabu - Down the Drain
いい曲をかくんだけどなぁ
何故かヒットに恵まれない実力派のポール・サブー
やはりTシャツの袖から脇毛がはみ出てそうな
暑苦しさが敬遠されるのかなぁ?
ハードさを損なわない男臭さがたまらん


⑩Axel Rudi Pell - Silent Angel
ジェフ・スコット・ソートが優しい語り口で歌い上げます
何を歌っても上手い人です
そしてアクセル・ルディ・ペルは良い曲を書く




870. 失恋船長 (2023-09-19 10:14:13)

『昭和ドラマ主題歌』10選


①仙道敦子 - Don't Stop Lullaby
都志見隆 作詞作曲
ジム・スタインマン風の曲を歌謡アレンジ
仙道敦子さんのカワイイ声が印象的です
セーラー服反逆同盟の挿入歌
ミポリンって多忙だから別録りと思われる登場だったんだよなぁ
仙道さんが引っ張っていましたよね


②松居直美 - TALK TO ME
QUARTERFLASHのカヴァー
ドラマ『天使のアッパーカット』の主題歌である
ドラマのタイトルのインパクトに気絶しそうになるのだが
松井さんのステージ衣装に悶絶
やらされている感が半端ない
日本人好みの哀愁とワビサビのある軽快なナンバー


③麻倉未稀 - Runaway
ドラマ乳姉妹の主題歌
BON JOVIの名曲をカバーしています
遂に伊藤かずえが主役を完全に喰い
後半は彼女が主役となるドラマとして有名なヤツです
それにしても日本語歌詞って原曲の世界観と関係なさすぎるだろ



④椎名恵 - 今夜はANGEL
杉浦美主演のドラマ『ヤヌスの鏡』の主題歌
映画ストリートオブファイヤーで有名な曲のカバーである
とんでもないドラマだったなぁ
見てられんかったぞ




⑤葛城ユキ -  ハートブレイカー
パット・ベネターの曲をカバー
葛城姐さんはボヘミアンだけじゃないぞ
彼女の歌声を生かせるシーンがなかった
こういうパンチの効いた曲にハスキーヴォイスがよく似合う
堀ちえみ主演『スター誕生』の主題歌
お馴染みのメンバー総出演です


⑥谷山浩子 - DESERT MOON
オリジナルはデニス・デ・ヤング
高校生夫婦のフジテレビヴァージョン
女子留学生が卒業パーティーをやりたいから日本に残りたい
だから宮川一朗太扮する主人公と国際結婚する話
途中で脱落したが
ユウタロウと外国人訛りで彼の事を呼ぶ姿は忘れられん
竹本孝之と大沢逸美が意地悪な役をやっていたな
線の細い歌声だったなぁ



⑦仲村知夏 - ひとりぼっちに帰らない
TiffanyがカヴァーしてリバイバルヒットしたI Think We're Alone Now
をカヴァーしています
カワイイ声の彼女は清廉なイメージを抱かせますね
ちょっぴり背伸びしてロックっぽいのやってます感が丁度良い
宮沢りえ主演スワンの涙の主題歌


⑧MIE - NEVER
ピンクレディーを卒業後パットしなかったミーちゃん
復活の一発となるも続かなかった
オリジナルソングじゃないカバーだもんね
それにドラマのインパクトが凄かった
不良少女と呼ばれて
ワタクシの心に刻まれたとんでも大映ドラマである
子供ながらに笑い死にしそうになった失神寸前である
オリジナルはMoving Picturesでもっと暑苦しい



⑨FIRE - 丸山みゆき
オリジナルはジム・スタインマンの Bad For Good
のちにミート・ローフが地獄のロックライダー2でも取り上げます
ちなみに彼女の方が先にカヴァーしていますね
ドラマはスクールウォーズ2の主題歌
それっぽい曲でしょう?
主題歌もドラマも2匹目のドジョウを狙いすぎである


⑩風間三姉妹 - Remember
ドラマの最後の方に流れていたエンディングテーマ
スゴいドラマだった
なんど失神しかけたか設定もスゴいもんな
逆に今の時代にやってほしいよ
違う意味で釘付けだぞ
スケ番刑事シリーズでも10曲やれるな
相楽晴子のVirgin Heartとかね
大西結花で哀しみのシャングリラとかね




871. 失恋船長 (2023-10-03 14:35:17)


『胸キュン/胸熱ロック 45』10選


①Kiss - Turn On The Night
素顔時代のKISS
華やかなPVと軽やかな曲調
時代にアジャストしつつシーンの先頭を走る彼ららしい
硬軟交えた一曲
懐かしいですねぇ



②DOKKEN - Gypsy
80年代的スタイルでの復活
2周遅れの原点回帰のように感じるが
本気で古典スタイルに帰還するのだろう
衰えを隠せないドンだが
ドン節は相変わらず魅力的だ




③KK's PRIEST - One More Shot At Glory
未練たっぷりな曲名ですねぇ
比較対象から免れないというよりは
比較してくれ
俺は今でもJPだ
そんな感じです
勇壮なミドルハイナンバー




④Udo Dirkschneider - We Will Rock You
ウド・ダークシュナイダーが歌うのでメロディックメタルヴァージョンに変貌
上手く調理していますね
PV込みで楽しんでほしい
名曲はイジリようがないよね




⑤Honeymoon Suite - Cold Look
哀愁のハードポップナンバー
日本人好みの親しみやすいメロディと哀愁
カヴァーソングですが自分たちのものにしています
44マグナムの曲を思い出します




⑥i-TEN - Alone
こちらがオリジナルヴァージョン
ハートのイメージが強いのですが
ソングライターチームのものなんですね




⑦TOTO - Angel Don't Cry
ファーギー・フレデリクセンのハイトーンが心地よいです
ドラムがいいですよね
歯切れのよいリズムと柔和にさせるキーボード
大人のアレンジに唸ります



⑧SoleDriver - Rise Again
マイケル・スウィートとアレサンドロ・デルペッキオの共演
レーベル謹製の手堅いサウンド
期待を裏切りませんね


⑨Vixen - Red
大人の色気を振りまく古典ロック
古くて新しい定番感
けして挑戦していないわけではない攻めの姿勢
昔の名前で勝負していないのがいい
日本のガールズメタルの99%はやらされている感が強い
どうしてこういう普通にかっこいいバンドが出ないのだろう
それは女を売ることを強制されるから
20年は遅れているメディアと業界
こういうバンドは絶対に出てこない




⑩Eric Carr - Just can't wait
唄えるドラマー 
エリック・カーが生前に録音していた曲
ブルース・キューリックらが完成させたのだが
哀愁のメロディックハード
彼のイメージに添うような形で仕上がっていますね




872. 失恋船長 (2023-10-28 09:38:26)


『胸キュン/胸熱ロック 46』10選


①Silver Mountain - Help Me
ヨナス・ハンソンが奏でる甘美でクラシカルな旋律
ラフな歌声も悪くない
途中で飛び出すドリーミーなキーボードソロも耳を惹く
パワフルさも加味したラフな演奏が癖になりますね
このバンドらしい危なかっしい感じが大好きだ



②DOKKEN - Over The Mountain
頻繁に最新アルバムの曲を公開する
80年代的スタイルでの復活だが
当時とも違う感触をこの曲では感じる
メロディを強化したドンに機体をするファンは多いだろう
TENみたいな曲でもある
アイリッシュフレーバー





③Judas Priest - Panic Attack
個人的に前作は王者自らセルフパロディに陥ったと思い完全にラジー賞だった
メタリカ最高メガデス凄いと雑誌の評価にマル乗りする人生は甘くて楽そうだが
気持ちが悪いので乗ることは出来ない
今回は全開の反省を生かしているようだ
まだ一曲では判断できないが少なくとも前作よりは拘りを強めた
どの時代にフォーカスを当てて流用するかだろうを問題にして欲しくない




④MEDIAS ZONE - BURN OUT
YouTubeでお祭り会場で演奏している映像を見た
さぞや場違いで苦労したろう
でも畑違いの場所でチャレンジする姿勢は買いだ
日本人好みのメロディックパワーメタル
歌い手がキム・ギョンホタイプで上手い
演奏も阿智
演奏も熱い
見るべき点が多いぞ




⑤中間英明 - Point of no Return
モロにイングヴェイから薫陶を受けたサウンド
しかし中間らしいエモーショナルな泣きのフレーズは
やはり彼の個性であり短絡的なフォロワーとは違う
この独自性の強いタッチとソロワークに耳も心も奪われる




⑥LOUDNESS - Mortality
回転するリフワーク
英国テイストが強かった初期の匂いも立っていますが
単なる回顧録では終わりません
勇壮なメタルアンセムなサウンドも印象的
緊張感のある演奏
流石はラウドネスである
樋口宗孝を忘れて欲しくないね




⑦FLYING VISION - TIME STOP
当時は女と言うだけで舐められまくって大苦戦のミュージシャン人生だったろう
パワフルな演奏
正式な音源はアレだったが
鹿鳴館でのライブを収めたサウンドはホンモノだった
どこから正式音源出してくんないかねぇ




⑧Sabbrabells - METAL SABER
初見は笑福亭笑瓶がデーモン閣下のメイクをしたような高橋喜一に笑ってしまったが
埼玉ライブの映像は忘れられない
ワシの人生初レーザーディスクでもある
メタルと言えばこの曲を思い出しますね




⑨CROWLEY - DANCE WITH THE DEVIL
主要メンバーの死を乗り越え
歩みを止めずにコンスタントに作品をリリースする
名古屋のベテランバンド
サタニカルな空気感もこのバンドならでは
正統性の強いサウンドの中に組み込まれるイーブルな感触
古典映画のような恐怖と現代的なニュアンスを融合
ハイブリッドしたバンドに隙は見当たらない




⑩Soledriver - Spinning Wheel
アレサンドロ・デル・ペッキオとマイケル・スウィートの強力タッグ
勿論レーベルは我らがフロンティアです
予定調和なんですが
ベタに敵うモノなし流石です




873. 失恋船長 (2023-11-22 05:28:32)

『胸キュン/胸熱ロック 47』10選


①Saxon - Hell, Fire And Damnation
来年リリースされる新作から先行公開
今のサクソンらしいパワーを内包したブリティッシュメタル
威厳に満ちあふれた王道サウンドはNWOBHM時代とは違う魅力がある
前作がアメリカンナイズド日本では叩かれまくった時代を踏襲した一枚だった
手のひらを平気で返すアメリカンナイズド信者を見るのは痛快であったが
今作もまた揺るぎなき信念にもとづく一曲である
アッサリ終わるのがサクソンなのよ



②ANTHEM - Blood Brothers
再結成後は定番化しているメロディアスでキャッチーな疾走ナンバー
定番過ぎるのだがご新規さんには馴染みやすいだろう
PVも個人的にはすべり気味
たのむぜアンセム
もっと突き抜けてくれ!!




③QUEENSRŸCHE - Rebel Yell
個人的には随分とご無沙汰のクイーンズライク
で最近はこんなんになっちゃったの?
ビリー・アイドルのカヴァーですか




④DORO - Total Eclipse of the Heart
ドロ姐さん
ロブ・ハルフォードと共演です
こういう共演はけして奇をてらったものではありません
ドロ姐さんの人望があってこそ
ジム・スタインマン作曲でボニー・タイラーがヒットさせた
名曲をドロ姐さんヴァージョンで仕上げました
名曲は色あせないね




⑤Survivor - Eye Of The Tiger
運動不足解消にピッタリの一曲ですね
この曲を聞くと何故かシャドーボクシングしたくなります
アポロの姿を思い出すんだよなぁ
歌い出しが大好き
歌メロと声も凄く好きです
なんかホロリとなるんですよねぇ
魂を鼓舞する曲なのにチョイキュンと胸に染みる




⑥KUNI - When We Rock (It Feels like Thunder)
スリリングなギターソロ
その前後で奏でられるドラマ
力強い歌声も後押しとなり
レフティスナイパーKUNIの凄技が冴えます
良いミュージシャンだったなぁ




⑦DEATHSLAYER - Cry Of The Swords
ダークな設えの硬派なUS産アングラメタル
女性ヴォーカルのあり方がジャパメタチックでワタクシは大好きです
正式な音源を残せなかった幻のバンド
コンピ作に参加したりしたんですけどね
こういうの嫌いになれないねぇ




⑧AGENT STEEL - Destroy the Hush
イマイチ影の薄い三枚目のアルバムのオープニングナンバー
不穏なる空気に包まれるスピードメタル
轟音轟かせ空間を切り裂きます
これはこれでありだと思いますよ




⑨GAMA BOMB – THUNDER OVER LONDON
鋭利に切り刻まれる重厚なサウンド
闘争心を煽る小気味の良いビート
どこかファニーな空気感があり親しみやすさもあるが
触れたら火傷するぜ
な気合いは漲っている





⑩SIGH - Gundali
キーボードがいいんですよね
凍り付く世界へと誘います
オカルト神秘主義だけじゃないのよ
エンディングへ向けて美しい調べが続きます
ハッとさせられますよね




→発言を修正/削除移動
→問題発言を削除