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Animal Instinct / TYGERS OF PAN TANG (失恋船長)
Destination / ELOY (火薬バカ一代)
Radiance / THE DEAD DAISIES (失恋船長)
Merciless Onslaught / Metal Church / METAL CHURCH (ex_shimon)
On the Loose / The Final Countdown / EUROPE (ex_shimon)
The Final Countdown / EUROPE (ex_shimon)


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ヘヴィメタル/ハードロック - 最近の発言
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解説 - 最近の発言
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Animal Instinct / TYGERS OF PAN TANG

オープニングナンバーからキレキレですよね。多くのファンが待ち望むNWOBHMスタイルを叩きつけてくれました。新たに加入したシンガーのジャコポ・メイユのマイルドで伸びやかな歌声はヒステリックさがないので、メタル初心者にも馴染みやすい声質でしょう。ロブ・ウィアーの相棒を務めるディーン・ロバートソン、二人のギタリストが拮抗したギターバトルを繰り広げる事で、楽曲に勢いをつけている。特にオープニングナンバーでは、その効果は覿面に発揮されています、だから②のようなお約束ソングでも勢いを落とさすにかけぬけてくれました。

ブルージーな③など英国ロック風味が全開、UFOとかがやりそうな典型的な英国ハードサウンドです。ドラマーのグレイグ・エリスはプレイ面のみならず、楽曲構成にも貢献、このエネルギッシュなサウンドの中で八面六臂の大活躍となる。このリズム隊の貢献度は高い、古さの中にフレッシュな感性も持ち込んだのは、シンガーだけではない。2000年以降、このバンドを支えたメンバーによる躍進が、新生バンドサウンドの根幹の支えているのだろう。

④曲目も勢いがある、パワフルだが小技も聴いている。その勢いを最後まで保ったのは素晴らしい事なのだが、残念ながらスマッシュヒットとはならず、日本盤も出ているのだが、ワタクシが初の投稿と言うことは評価も低かったのだろう。
古さに埋没しない新しい感性を取り込みつつも、NWOBHM仕込みの昔風サウンドにまとめ上げた手腕。それがダサく聞こえないのが、今作最大の聴き所だろう。狙ってやれるものではない。一部の偏狭情報のせいでNWOBHMは湾曲して日本で流布された。その代表的な事象がNWOBHM四天王なのだが、他にもジョン・サイクス=このバンドと言うも、全くのデタラメである。このバンドは今も昔もロブ・ウィアーのバンド。彼がいない時代の迷走感が全てを示すだろう。

今作は2008年、醸造された正統派メタルの復権。彼らは見事のその流れにのった。この柔軟なパフォーマンスで魅了する歌声と、良きリードギターを見つけた事で、バンドサウンドに勢いが付与された。そしてタイトなリズムを刻む実力派の二人にも注目したい。そして、こういう古典こそ若い人に聴いて貰いたい。

失恋船長 ★★★ (2024-12-24 03:55:41)


Destination / ELOY

80年代から90年代にかけてのジャーマン・メタル・シーンを語る上で欠かすことの出来ないプロデューサーの一人であるフランク・ボーネマン(Vo、G)が率いたELOY。そのバンド名のインパクトゆえ、音は知らなくても名前は聞き覚えがあるというHR/HMリスナーも多いと噂される彼らが'92年に発表した…何枚目なんだろ?15作目なの?アルバム。
60年代末のジャーマン・ロック黎明期から活動してきた超がつくベテラン・バンドながら、日本盤のリリースとはあまり縁がなかったようで、本作は90年代のジャーマン・メタル・バブルに紛れる形でひっそりとビクターから発売されていました。ほぼフランクのソロ・プロジェクトと化していたこの頃の彼らが聴かせてくれるのは、哀愁のメロディと美しいコーラス・ワーク、時にフルート等をアレンジに用いたドラマティックな曲展開とに彩られたプログレッシブ・ロック・サウンド。7分越えの楽曲が大半を占める大作主義を貫きつつ、ユーロ・プログレ的な取り留めのなさは然程感じられず、しっかりと起承転結を打ち出した仕上がりになっているのは、やはり長らく独産パワー/メタル系作品で腕を振るってきたフランクならではか。本人のVoは線が細くやや頼りないのですが、繊細さがメロディの哀愁味を引き立て、クセのない声質は分厚いハーモニーに程好く溶け込んでいます。エッジの効いたGリフの刻みの上を讃美歌調のコーラスが美しく舞う⑤、ジャンヌ・ダルクの生涯を儚くも荘厳かつ劇的に描写した⑧は、ELOYの真骨頂が堪能できる名曲ではないでしょうか。
他のカタログも聴いてみたくなって「エロイ」「作品」で検索かけてみたんですが、18禁モノばかり引っ掛かってきて全然参考にならないっつー。

火薬バカ一代 ★★ (2024-12-24 00:58:48)


Radiance / THE DEAD DAISIES

前作に引き続き我らがヴォイスオブゴット、グレン・ヒューズが参戦。グレン特有のソウルフルな歌声とぶっといグルーヴィーなベースを響かせ、バンドのフロントマンとしては、これ以上ない適任者として存在感を発揮、ギターはダグ・アルドリッチ。ドラムはブライアン・テッシーである。勿論、出資者も参加。彼のデジタル戦略も功を奏しているのか、大きなフェスやイベントなどに精力的に参加、豪華アーティストとの共演は、このバンドのビッカビカの箔を付けた。
古典に根ざしたグルーヴィーなハードサウンド。老獪なテクニックを駆使して色艶を増量させるグレンのパフォーマンス。B'zとのお仕事でも有名なブライアンとの相性も良く、血肉の通ったリズムを轟かせている。どこかプロジェクト感は否めない。やはり、個性というもはない、そういうお約束なサウンドであるが為に、人によっては古くさいで片付けられそうなのだが、個人的にはグレンがソウルを抑え気味でロックシンガーとしての魅力をフル発揮している姿は、やはり感慨深いものがあり、裏切らないサウンドながらスリルは十分に感じる。

手練手管の寝業師達がプライドをぶつけ自分の音を出した結果なんだろうが、リードギターとしてダグ・アルドリッチは実に多彩なギターワークを見せてくれた。ブルースベースのハードサウンドの極み。2022年にやるからこそ意味がある。高齢者の慰み者では終わらない野心が漲っている。

失恋船長 ★★★ (2024-12-22 14:01:57)


Merciless Onslaught / Metal Church / METAL CHURCH
短いけど走りまくってるのがツボ

ex_shimon ★★★ (2024-12-21 06:19:11)


On the Loose / The Final Countdown / EUROPE
やはり疾走感のある曲が良いね

ex_shimon ★★ (2024-12-21 06:17:58)


The Final Countdown / EUROPE

ロックでちゃんと聴けるのってこれだけだわ。
全てが名曲レベル。
①が人気のようだが個人的には⑨が良い。

ex_shimon ★★ (2024-12-21 06:16:54)