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ヘヴィメタル/ハードロック
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Persona Non Grata
/ EXODUS
(火薬バカ一代)
Tonight Belongs to the Young
/ PRETTY BOY FLOYD
(失恋船長)
R.I.P. (Rest in Pain)
/ Schizophrenia / SEPULTURA
(火薬バカ一代)
A Tale of Sex, Designer Drugs, and the Death of Rock N' Roll
/ PRETTY BOY FLOYD
(失恋船長)
Schizophrenia
/ SEPULTURA
(火薬バカ一代)
チューニング・ラヴ
/ サブリナ / SABRINA
(失恋船長)
The Inner Alchemist
/ LADY BEAST
(失恋船長)
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Persona Non Grata
/ EXODUS
EXODUSが'21年にNUCLEAR BLAST RECORDSから発表した11thアルバム。先日《スティーヴ“ゼトロ”サウザ(Vo)がEXODUSから脱退。11年ぶり3度目》という甲子園出場校みたいなニュースを目にしたので、残念ながらゼトロが歌うEXODUSのアルバムはこれで打ち止めになりそうな感じ。とかいって2、3年後にしれっと復帰していも全然おかしくはないんですけどね。(なお後任にはロブ・デュークスが出戻ったそうな)
ゲイリー・ホルト(G)がSLAYERに助っ人参加したことで近年はすっかり活動ペースが落ちてしまった彼らなれど、本作に託されている音は不変。ゲイリーとリー・アルタス(G)のギター・チームが刻みまくるキャッチーかつキレキレなGリフ、リフと共にEXODUSサウンドの要を為すトム・ハンティングの躍動感溢れるリズム、そしてゼトロのヤスリ声シャウトが一体となって突き進むスラッシュ・サウンドは、7年という長らくのブランクを瞬く間に埋めてくれるだけの唯一無二の説得力を有した仕上がり。加えて、大作志向が顕著だった近作に対し、タイトに絞られた3~5分台の楽曲が本編の大半を占める今作は、かつてのゲイリーの発言「短い曲が波状攻撃を仕掛けて来るタイプの作品」を踏まえた仕上がりとなっているのも嬉しいじゃありませんか。特に飛翔感を伴ったツイン・リードGが疾走する③、パワー・メタリックとも言えそうなメロディアスなコーラス・パートが印象的な⑦は、本編において個人的にとりわけ強いインパクトを受けた名曲ですよ。
これだけのモノを聴かされると次作はもう少し短いスパンで発表して欲しくなるのが人情ですが、ゲイリーが復活SLAYERのメンバーに名を連ねている以上は難しいんでしょうかね。
火薬バカ一代
★★★
(2025-04-03 00:53:17)
Tonight Belongs to the Young
/ PRETTY BOY FLOYD
ここで自動登録されているのは、EPのA Tale Of Sex, Designer Drugs, And The Death Of Rock N' Rollを追加してリリースされたSTRAY BULLETですね。本作は10曲目までです。ちなみにSTRAY BULLETですが、現在流通するCDはモトリークルーのカヴァーも含んだ18曲入ですね。というように、かぶり倒しの楽曲が収録されているアルバムタイトルの違う作品が多すぎるのが彼らの欠点。
熱心なファンなら間違って買ってしまうぞ。
今作は90年に録音された幻に2nd用にレコーディングしたデモ音源の復刻盤です。なので当時の、あの空気がそのままパッケージされたモノです。アメリカでもスマッシュヒット、ヨーロッパでも成功を収め、日本でもプチブレイク。ZIGGYのメンバーが、このバンドの曲をパッくったと公言したりと、成功したのですが、残酷なUSシーンは90年の時点でMCAレコードは契約を見送るという自体。まぁ、確かにグラム系の凋落というのか、先取りした感覚では、このサウンドに先はないと思ったレーベルの判断は正しい。
見事にグランジ/オルタナムーブメントによって駆逐されたのですからね。
1stアルバムで振りまいたチープさ、80年代の学園青春ドラマさながらの弾けるキャッチネスさで、ハンバーガー片手にポテトチップスを貪り炭酸ジュースで飲み終えるという感覚とは違い、もう少しシリアスさとメロディの質を上げてきました。まぁここから装飾過多なアレンジというかプロデュースをするのでしょうが、良い意味で、落ち着き払ったサウンドは、少々恥ずかしくなるほど、弾けたポップセンスを押え大人が聴いてもギリギリ恥ずかしくないサウンドに仕上がっている。
それが狙ったのか、単純にデモだからなのかは分からないが、個人的には丁度良い音です。これ以上でもこれ以下でもない大好きな2丁拳銃のネタ、丁度良いを思い起こさせる作風ですね。
危なっかしい演奏も込みで大好きです。グラムな妖しさも丁度良い。グラムにも精通していないし、日本にいて、ましては商業誌の情報一本では真のUSハードシーンを知ることなど不可能ですからね。
LONDONが最後までメジャーになれなかったような作風に精通しているのですが、今作の持つ普遍的な魅力、PRETTY BOY FLOYDらしさは十分前回なんです。単にシンプルな作風になっているだけです。個人的にはそこが良かったが、もっと華やかな方が好みの人も多いでしょう。
シンプルなデモ故に逆に引き立ったメロディ、でも最大の欠点はメリハリに欠けるミックスのせいで、サウンドが流れてしまうこと。そして似たような音階を行ったり来たりするだけの歌声がバリエーションの乏しさがあり、よそ見をしていると、そのまま流れてしまうと言う、いかんともしがたいポイントはあるのだが、好きな人には最後までたまらないでしょう。
懐メロサウンドですが、普遍的です。それを否定しません。不運のバンドだよなぁ。凄い勢いでデビューして、人気になるも実力はそれほどでもなかった。人気に陰りが出ると、速攻契約更新をストップされるのだからね。そういうのも込みで聴くと哀愁のメロディがグッと染みてきます。
失恋船長
★★★
(2025-04-02 07:06:35)
R.I.P. (Rest in Pain)
/ Schizophrenia / SEPULTURA
アコギ独演によるインスト“ABYSS”をイントロ代わりに
激烈な疾走を開始。暴風の如く荒れ狂うイゴールのDsと、
目まぐるしく動き回るアンドレアスのGとが真っ向ぶつかり合う
安らかに眠るどころか、寝た子も頭を振り出す
テンションの高いスラッシュ・ナンバーに仕上がっていますよ。
火薬バカ一代
★★★
(2025-04-02 00:03:48)
A Tale of Sex, Designer Drugs, and the Death of Rock N' Roll
/ PRETTY BOY FLOYD
退廃的でグラマラスなShut Upで幕が開ける1998年にリリースされたEP。映画ユージュアル・サスペクツをパクったジャケットアートも、なんだからしい感じがしますよね。メンバーにケリ・ケリー等も加わりバンドサウンドも強化。1stアルバムで披露したスタイルもそのままに、懐かしさだけではないサウンドを披露。それもそのはずで、彼らが温めていたデモ音源が基本ですから、あの嘘くさいジャンキーでグラマラスかつ退廃的だが、弾けるポップセンスを解き放っている、あのサウンドです。
このバンドが好きな人にはたまらない一枚ですよね。このバンド、とにかく寄せ集めなコンピ作が多い。純然たるオリジナルアルバムよりも、多いのだが、このEP時代は自主制作で現在は入困難しかし、彼らがリリースしたSTRAY BULLETに丸々収録されているので、そちらで健在は姿を確認出来るでしょう。離合集散を繰り返し、作品をリリースしつづけた彼ら、どれから手を出していいか分からない、そんな方には1stが一番手っ取り早いのですが、このいい意味でのチープさ、変らない音楽性、これでないと意味がないんですよね。
ケリ・ケリーの参加も今となってはプチ話題でしょうね。個人的にフルアルバムだと曲数が多く飽きるので、この5曲ってのは丁度良い尺なんですよね。今でも年に一回は通して聴きますね。
失恋船長
★★★
(2025-04-01 04:03:01)
Schizophrenia
/ SEPULTURA
マックス(Vo、G)とイゴール(Ds)のカヴァレラ兄弟が立ち上げたリ・レコーディング・プロジェクトCAVALERAによりリメイクされたことを切っ掛けに、久し振りに引っ張り出して聴き直しているSEPULTURAが’87年に発表した2ndフル・アルバム。
サウンドはイーヴル極まりなかったものの、演奏とプロダクションは小僧感ダダ漏れで、世のスラッシャー諸兄が「これを楽しめるのは俺だけに違いない」とニンマリこっそり愛でるタイプの作品だった1stに対し、鬼神の如くリフを刻んだかと思えば、一転してアコギを爪弾き、メロディアスな速弾きまでこなしてみせる技巧派アンドレアス・キッサー(G)が加わった本作は、彼の存在に触発されたかのように、演奏の切れ味から、工夫を凝らしたアレンジ/リズム・チェンジを随所に仕込んだ曲展開のダイナミズムに至るまで、あらゆる点において各段のレベルアップを果たした仕上がりとなっています。例えば攻撃性だけでなくインテリジェンスの迸りも感じさせる7分越えのインスト・ナンバー⑦なんて、このラインナップでなければ生み出し得なかった名曲ではないかと。
まぁ相変わらず音は悪い。体育館のステージで熱演を繰り広げるバンドの演奏を建物の外から聴いているような感覚に陥ることもしばしばですが、『13日の金曜日』風味のイントロ①から雰囲気を一転させて爆発的攻勢に転じる②、イゴールのDsを軸に暴風の如く吹き荒ぶ⑨といったスラッシュ・ソングの数々は、そうしたプロダクションの粗雑さを差し引いて尚「え、こんなに?」というぐらいお釣りが貰えるカッコ良さを誇っていますよ。
後のSEPULTURAの飛躍を予感させるのに十分な力作じゃないでしょうか。
火薬バカ一代
★★★
(2025-03-31 23:56:03)
チューニング・ラヴ
/ サブリナ / SABRINA
いくら何でもやりすぎだろう
よく分からんアイドルが水着姿でワイプ越しに歌っている姿が見えるぞ
まぁねぇ
時代だよなぁ
シングルカットっても限度あるぞ
失恋船長
★★
(2025-03-31 07:40:17)
The Inner Alchemist
/ LADY BEAST
前作のレビューしたつもりなんだが、発言がなくなっているなぁ?
気を取り直して女帝デボラ・レヴィンをフロントに置くUS産正統派メタルバンドのフルアルバム。1stが2012年だから、このバンドの中堅からベテランへと進みつつある。出している音は毎度お馴染みの安定したモノ、NWOBHMの薫陶を受けた成功をで迫るサウンドは、メイデン、そしてJPという多くのアーティストが影響を受けたサウンドを忠実に継承、もはやなんの裏切りもない定期運行に興奮は幾度覚えないのだが、そつなくまとめ上げたサウンドは、伝統を重んじるクラシックメタル派のマニアにはたまらんものがあるでしょう。
大きな仕掛けもないが、皆が愛し共有するスタイルを愚直なまでに実行する事で磨き上げたスタイルは、バカの一つ覚えと言われようが、脇見もせずに進んできたからこそ身についたモノであり、このバンド最大の魅力である。
ここに来て少し気になることが出てきた、それは彼女の存在感である。デビュー当初からパフォーマンス力の上積みを感じない。もう少し声にタフさやワイルドさが宿ってもいいように感じるのだが、少し弱い面が気になってきた。10年戦士としての気合いを見せてほしいものだ。
やはり正統派メタルは歌が命。このバンドには、その難題をクリアして欲しい。このバンドの音に惹かれるマニアは世界中にいるのだから。
失恋船長
★★★
(2025-03-31 07:29:02)
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