アコギからスタートするところは、METALLICAの"Fight Fire With Fire"や"Battery"的だが、セカンドの"Choir Of The Damned"~"Ripping Corpse"の展開にも同じものがあるから、ある意味、スラッシュの常套手段である。 このアルバムでKREATORはスラッシュ・メタルとしては飽和点に来てしまったとミレが言っていたが、それが分かるようなもう、ホントにアイディアを出しまくったという感じの完成度の高い正統派スラッシュ・メタルで、ある意味ではLED ZEPPELINの"Achiles Last Stand"的なてんこ盛り状態作品かもしれない。 ミドル8で嵐のSEの後にいきなりメジャー・キーになって変にポップになるところとか、もう、凄すぎるです…。