誰も発言しないとは・・・ 僕は結構良いと思いました。確かに今までと違いますけどね。 もはや様式メタルではないですから、前作やスクリーミング~みたいな感じは望めないけど、クランチの路線をずーっとモダンにした感じ、と考えて聞けば、前作が企画モノであったと割り切れば、順当な変化ではないかな、と思います。いや、思うようにしてます。 これだ、という代表曲がないのは痛いが、何度も聞いてると、結構良いアルバムではないでしょうか。個人的にはTHE FALL OF TITUS(もろにインフレイムス的)とJUDGEMENT DAYが特に気に入りました。ラップPUNKも遊び心があっていいじゃないですか。 ヴォーカルもこれはこれで良いと思います。エリック・マーティンを素人っぽくした感じ(褒め言葉になってない?)で、上手いことは上手いです。今後に期待しております。 ギタープレイは・・・何とも言えません。 俺的には、ANSWER TO THE MASTERやEYE OF THE HURRICANEより好きです。
8th。モダン・・・か? 新VoにCurtis Skeltonを迎えた第1弾。Edward Harris Roth(Key)はゲスト扱い。 インタビューでクリス自ら語っていたように、いろんなアーティストからの影響が窺える。 友達に今作を貸してその感想を尋ねたところ、その第一声がこれ。 「2曲めのイントロさあ、もろにSLIPKN○Tじゃない?笑ったよ~。」・・・。確かにな。 クリスのギター・プレイに関しても、激速なフレーズが全然ないとは言えないが、鳴りを顰めているのは確か。 これを進化とみるか、それとも舵取りを誤ったとみるかは次作のCDを聴いてみるまで分からないが。 カーティスのVoに関しては、初めて聴いたときはほんとに衝撃を受けました(悪い意味で)。 私が持っている固定観念ではIMPELLITTERIのヴォーカル=ROB ROCKのイメージが強く、なんか違うな、と。 ただ、毎日聴いていたら(声質に)慣れてきたのか、結構かっこいいなと考えが変わってきましたね。 HELL-BITESさんも仰っていますが、私も次作に期待。ちなみに私はPEDAL TO THE METAL>GRIN AND BEAR ITです。 The Writings On The Wall、Dance With The Devil、Judgement Dayが好き。
色々なアーティストからの影響が感じられるが、ファンならインペリテリだ、と一発で分かる作品。ただし、「Answer To The Master」や「Screaming Symphony」のような作風を期待している人は確実に肩透かしをくらいます。まぁ、「The Writings On The Wall」や「Judgement Day」のような昔からのインペリテリサウンドの曲もバッチリ収録してありますし、イングヴェイ風の「Destruction」もインペリテリらしい味付けがしてあるので、ファンなら買っても良いと思いますよ。若干ソロプレイが押さえ気味ですが、これはここ最近毎度のことですし特に問題ないかと・・・ でここでこの作品のウィークポイントについて。やはりカーティスのVoでしょうか。 確かに彼は巧いです。及第点をあげてもいいとは思います。しかし昔からのインペリテリのファンである僕は、もしロブが歌っていたら・・・と思ってしまうのです。
私もずっとインペリテリファンです。 だから皆さんと同じで、ロブがいなくなった時には大ショックを受けました。 インペリテリにはやっぱロブしかいないですよね。 PEDAL TO THE METALは軽く全部聴いて、それからもう聴いてません・・。 そして今でもアイル・ビー・ウィズ・ユーを聴いています。 ロブは絶対帰ってくる。 そう信じてます。
う~ん、クリスのプレイ自体はなかなか良いと思うし、ファンは楽しめる部分もあると思うけど、 これからIMPELLITTERIを聴く人には勧めにくいかなぁ。 2nd『GRIN AND BEAR IT』とこのアルバムは、迷走中のバンドの姿が表れているように感じます。 まぁ、それぞれ、この後に『VICTIM OF THE SYSTEM』や『WICKED MAIDEN』という、 快心作を出せたのだから、これらを作ったことの意義はあったのでしょう。そう思います。
そして90年代に乱発した同じような作風のアルバムよりは、多様性を擁しており(ラップソングいらんぞ)、インぺリテリファン以外にもアピールできる要素が高いのも見逃せません。こうなるとクリスの速弾きがいらないと感じたり、歌い手も個性不足な為、またメロもロブが歌っても遜色がないだけに、やはり痛し痒しな作風になってしまったのが残念。もう少し、どちらかに思い切って舵を切れば良かったの思うのだが、駄作として切り捨てる事など到底出来ない、謹製クリス印が満載のバラエティ豊かなアルバムだと思います。 Victim of the Systemで復活、Answer to the Masterで多くのフォロワーを生み出したのに、Screaming Symphonyは自らの亜流すぎたもんなぁ、Eye of the Hurricaneまでの4枚をシャッフルされても気がつかない近似値な作風ですからね。 どちらを支持するかが評価の分け目でしょう。