人間の深層心理にまで訴えかけるような重低音、 時に激しく時に静かに語りかけるラブリエのボーカル、 歌詞カードの不可解なアートワークと共に、 あなたは暗黒という名の心地よさに包まれた美旋律の世界に引き込まれ、抜け出せなくなる・・・ 気が付いたら7曲70分という時間が濃密さと満足感と共にあっという間に過ぎている、 その不可思議さにあなたは間違い無くもう一度再生ボタンを押す・・・ 全てはその眼球がお見通し。 「IN THE NAME OF GOD」は最高の曲ですね。歌詞のテーマの重さとともに、胸に迫ってきます。 しかし、「トレイン・オブ・ソート」・・・誰かかっこいい邦題を付けてほしい。 そして「IN THE NAME~」は、僕だったら間違い無く「神の名の下に」と邦題をつけます。
前作「SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE」の1枚目を発展させたような、全編ヘヴィなアルバム。 正直、前作の1枚目でかっこいいと思えたのはTHE GRASS PRISONくらいで、他の曲はあまり楽しめなかった。 しかし、本作は曲の出来がすこぶる良い! ヘヴィになったということよりもここまでリフに重点を置いたアルバムを作ったことが驚きである。 METALLICAのENTER SANDMANのようなグルーヴ感を持つリーダー・トラック「AS I AM」、THE GRASS PRISONの続編でイントロがあまりにもかっこいい「THE DYING SOUL」、静と動とが同居する、インスト・パートも激しい「ENDLESS SACRIFICE」、プログレッシヴでスリリングな曲展開の「HONOR THY FATHER」、ヘヴィなアルバムにおけるアクセントとなる、クリスタルのような美しさを放つ「VACANT」、メイン・リフが非常にかっこよい、インストの名曲「STREAM OF CONSCIOUSNESS」、ジェイムズ・ラブリエの歌唱が素晴らしい「IN THE NAME OF GOD」と曲数を絞ったこともあり、素晴らしいアルバムとなった。 METALLICAを意識したのかなと思わせる部分もあるが、パクリでもなんでもなく、彼らが残したような素晴らしいアルバムを作りたいという姿勢の表れととりたい。 名盤「IMAGES AND WORDS」とスタイルは大きく異なるが、こちらも劣らぬ名盤である。
アドレナリンが湧き上がってくる様な怒涛のDTワールドが展開しまくりのこの作品、大好きです!Metropolis Part2やAwakeと並んで個人的にはかなり気に入ってます。 そんな技術至上主義的な作品のなかにも「Stream Of Consciousness」の様なキレイなメロディの曲もあったりして、幅が広いし奥が深いよこのバンド!と唸ってしまいますな。
Dream TheaterといったらImages and Wordsという風潮があるが、このアルバムも凄まじい完成度だ。 1曲目、As I Amからもう惚れ惚れ。 地を這うようなギター、ベースと、暗めに歌うラブリエの不穏な雰囲気がたまらない。 不気味なジャケット通りの楽曲がつらなり、どの曲も文句なしにかっこいい。 Images and Wordsはもう聴きすぎて飽きてきたが、Train of Thoughtは聴きすぎてもなぜか飽きない。 それどころか今聴いても鳥肌がたつほど。 「ダーク」、「超絶技巧」というキーワードにピンときた人は必聴です。
曲構成やドラマティック性に関してはよく考えられているし、激しさのなかには繊細さもある。Train Of Thoughtという題からもなんとなくわかるけど、いい意味で知的なアルバムだと感じた。こういうのけっこう好きですよ。 ギターソロは速弾きばかりに見えるが、スケール、コード進行もしっかりしているので、しっかり聴けば良さがわかるはず。 ラブリエの声がフィットしてないと言われればそれまでだけど、演奏は極悪ってわけでもないのでそれほど違和感はないと思います。
3. カズチン ★★ (2003-11-11 23:36:00)
7曲中5曲が10分を超えるものばかりですが、相変わらず長さを感じさせない凄まじい曲展開です。
前作よりも圧倒的に『メタル』してるなぁ、と思います。
とりあえず2曲目のTHIS DYING SOULがかっこいいなぁ、THE GLASS PRISONの続編ってところが熱いね、この曲のラストのペトルーシ、ルーデスによる高速ユニゾンを聞いてぶっ飛んだ、もちろん曲展開もカッコよいです。
5. ヤング・ラジオ ★★ (2003-11-12 00:21:00)
7. NIKE ★★ (2003-11-12 23:38:00)
ダークにするべきだったかは微妙だけど、個々の楽曲は全部良かったと思う。
名盤ならば聞いていて飽きさせない構成と楽曲を作るべきだったと思うんで、このアルバムは「良い曲が豊富なアルバム」ってとこでしょうか。
俺は結構好きなアルバムですね。きっと聞き込まなくても良いと思えるアルバムだから
聞き込むと結構好き嫌いが出てきそうです。
あと、残念なのは「ペトルシ、早弾きしすぎ」
思いっきり弾きたいってのはわかるけど(YG談)曲の響きってそれより大事なんじゃないかな?(汗
8. ターヴォ ★★ (2003-11-13 12:27:00)
プログレシッヴ・ロック的要素は薄いかもしれないが
超絶テクニックは健在ですね。
ぺトルーシの音が目立って他のメンバーの演奏があまり聴こえないのが少し残念。
12. オカケン ★★ (2003-11-15 10:19:00)
それは全編に渡ってヘヴィで攻撃的なメタルリフが支配していることに尽きる。作った本人達も「今度はヘヴィな奴でも作ってみるか」みたいなノリだったんかな?
インストパートは変わらずのバカテクぶりだし、聴いて損したとは思わないでしょう。(次もこうだとちょっとイヤだけど)
3枚組ライヴ、前作、今作とホントやりたいようにやっていると感じるが、テクニックとキャリアに裏打ちされた余裕なんだろうなぁ。
なんたって武道館だしね! 遂にここまで…と感慨深くならずにはいられない。
13. C3 ★★ (2003-11-15 22:47:00)
ヘヴィでダーク、テクニカル、そしてギターがヴェリーファスト(笑)。これは速い!!ペトルーシさん速いです。速弾きギタリストを目指している全国のギターキッズの皆さん。ニューヒーローが誕生しました。“天才速弾きギタリストペトルーシ師匠"の登場です。どうぞーー!!とにかくピロロロ、ピロロロと山から転げ落ちるように弾きまくりで、その速弾きにルーデス氏が便乗。あっちでピロロロ、こっちでピロロロともう何が何だかわけわからないくらい壮絶なバトルが繰り広げられています。ほとんど全曲ですよっ!その凄まじい勢いに圧倒され、のけぞった体が元に戻りません。いやーー本当に凄いです(大汗)。目立つのは驚愕のギターとキーボードの速弾きの絶妙なコンビネーション。ベース、ドラムスは言うまでもなく素晴らしいテクニカルプレーの連続です。このリズム隊の威力は世界最強です。
全7曲を聴いて、正直言って最初のうちはヘヴィな音に圧倒されるばかりで、スーッと右耳から左耳へと抜けていき、いまいち掴み所がないような気がしました。ヘヴィ過ぎて歌メロが弱く思えたのかもしれません。しかし6回目を聴き終えた頃に、体の中に一つ一つの音が吸収されていくような不思議な感覚がしたのです。「こ、これは・・・」と胸が高鳴り、私は虜となっていました(笑)。もうドップリです、はぁ~~。
実は聴きまくり用の“予備"として輸入盤も購入しました(笑)。個人的には音が反響して、より重厚でヘヴィに(私には)聞こえる日本盤の方が好きです。強弱もはっきりしています。でも輸入盤のタイトな音も捨てがたいですねぇ。ラブリエ氏の声がクリアに聞こえるような気もするし。そして何と!輸入盤には珍しくブックレットの紙がツルツルしていて日本盤より立派に見えます(笑)。んーーどちらを“保存用"にすべきか迷っています。2枚買ってしまうなんて初めてのこと。私にとってはそこまでして買う価値のある大傑作アルバムです。とうとう「I&W」を超えました。
16. 5150 ★★ (2003-11-16 20:48:00)
次から次へと複雑に展開しながらも自然と体に入ってくるのは、楽曲の良さであり、きちんと練られている証拠である。
このアルバムはヘヴィなメタルリフの応酬であり、DREAM THEATERで過去最高のへヴィでダークなアルバムである。上でも言われているが聴けば聴く程新たな発見がある、それがこのアルバム(というかこのバンド)のおもしろいところだ。私はそんなに熱烈なファンではないが、彼等の新作をいつも買ってしまうのはそれが理由だ。いつも楽しみにしているマイク・ポートノイはやはり信じられないくらいうまいし、今回はジョン・ぺトルーシがスゴイ。マイルドな音色で丁寧で正確でツブの揃った綺麗な速弾きは、まさに圧巻である。弾きまくりだ。
いやーほんとスゴイアルバムだよ。何度も何度も聴ける。
参りました!
18. SACREDSPHERE ★★ (2003-11-17 09:57:00)
なんかもいいがやはり今回はラブリエを活かしたメロディアスな歌物の曲がないということ。これにはがっかりさせられた。あれだけ魅力的なVOを活かした曲を作れていないと言うのが今回のマイナスポイントだろう。ラブリエ大丈夫かなぁ?
22. ニュートン ★★ (2003-11-22 09:31:00)
とりわけ斬新ということではないし、前作1枚目に近い感じはしますが、素人耳ながら一番違うと感じたのは演奏陣4人のプレイ。あんま好きな言葉じゃないけど、“超人的"というのがシックリくる感じ。ただただカッコイイし、ただただ凄い!!自分はミュングはとりわけ目立ってると思ったんですけどネ・・・(汗)。結構過去の作品を想起させるようなフレーズや展開もあったり、そうかと思えば意表を付いてきたりで、DTがDTたる魅力を味わうことができました。
でも上でおっしゃっている方がいるように、ラブリエの歌があまり楽しそうに聞こえないのは何とも残念ですね。メタリカに寄るのもいいけれど、次作はもっとラッシュに寄ったものを期待したいなぁ、なんて。。。
32. kotora ★★ (2003-12-28 23:44:00)
それが杞憂に終わったのは私が言うまでもない。
誤解を恐れずに言うと、プログレなんてのは死語であり、昔のいちジャンルです。(私はいまだに聞くし、好きですが…)
DTはデビュー当初からプログレ的な要素をこそもつものの、プログレバンドではなくれっきとしたメタルバンドだ。いや、そんなカテゴライズはどうでもいいこと。身を委ねて気持ちよければ、アドレナリンがどっと出ればそれでいいんです。もちろん、この作品もそんな聴いてよかったもののひとつになった。
39. HAL9000改 ★★ (2004-01-05 18:05:00)
これってすごくない?オレはすごいと思う。
40. Metropolis ★★ (2004-01-06 17:19:00)
「AWAKE」に似ていると感じる人もいると思いますが、やはり、重さの種類が違うと思います。
「AWAKE」よりも生々しい音であり、プリミティブに思います。それでいて計算し尽くされたような楽曲の構成を見せているのですからこのバンドには本当に底がないと思います。
44. Kamiko ★★ (2004-01-19 16:00:00)
非常にヘヴィだがそれぞれが芯のある音を出しているので、音カズ多めサウンドが音の渦に埋もれることなくタイトに決まっている。
そういう音の良さと裏付けられたテクを基盤に、計算され尽くした非常に建築的な楽曲をやられると有無を言わさず「スゴイ」としか言いようがない。
ヘヴィさが前面にあるせいか、以前より叙情性や哀愁が希薄に思えたが、各フレーズは以前と変わらずDTらしいリフで構成されてて納得の出来だ。
若干残念に思うのはシンセの使い方。音も弱く感じられるが、シンセだけグルーヴィに感じられない個所があると思うのはボクだけ?
51. 威 ★★ (2004-02-16 18:18:00)
てゆーかこうゆう複雑な曲よく作れるな・・・。しかも似たような曲があまりないし・・・。
56. TDK ★★ (2004-03-14 12:09:00)
Awakeとはまた違った重さがあり、Dream Theaterの中でもかなり質の高い作品ではないでしょうか。
お勧めできます。
58. 3割2分5厘 ★★ (2004-04-12 16:47:00)
時に激しく時に静かに語りかけるラブリエのボーカル、
歌詞カードの不可解なアートワークと共に、
あなたは暗黒という名の心地よさに包まれた美旋律の世界に引き込まれ、抜け出せなくなる・・・
気が付いたら7曲70分という時間が濃密さと満足感と共にあっという間に過ぎている、
その不可思議さにあなたは間違い無くもう一度再生ボタンを押す・・・
全てはその眼球がお見通し。
「IN THE NAME OF GOD」は最高の曲ですね。歌詞のテーマの重さとともに、胸に迫ってきます。
しかし、「トレイン・オブ・ソート」・・・誰かかっこいい邦題を付けてほしい。
そして「IN THE NAME~」は、僕だったら間違い無く「神の名の下に」と邦題をつけます。
59. 地獄葬戦士 ★★ (2004-04-13 02:26:00)
正直、前作の1枚目でかっこいいと思えたのはTHE GRASS PRISONくらいで、他の曲はあまり楽しめなかった。
しかし、本作は曲の出来がすこぶる良い!
ヘヴィになったということよりもここまでリフに重点を置いたアルバムを作ったことが驚きである。
METALLICAのENTER SANDMANのようなグルーヴ感を持つリーダー・トラック「AS I AM」、THE GRASS PRISONの続編でイントロがあまりにもかっこいい「THE DYING SOUL」、静と動とが同居する、インスト・パートも激しい「ENDLESS SACRIFICE」、プログレッシヴでスリリングな曲展開の「HONOR THY FATHER」、ヘヴィなアルバムにおけるアクセントとなる、クリスタルのような美しさを放つ「VACANT」、メイン・リフが非常にかっこよい、インストの名曲「STREAM OF CONSCIOUSNESS」、ジェイムズ・ラブリエの歌唱が素晴らしい「IN THE NAME OF GOD」と曲数を絞ったこともあり、素晴らしいアルバムとなった。
METALLICAを意識したのかなと思わせる部分もあるが、パクリでもなんでもなく、彼らが残したような素晴らしいアルバムを作りたいという姿勢の表れととりたい。
名盤「IMAGES AND WORDS」とスタイルは大きく異なるが、こちらも劣らぬ名盤である。
61. ライキチ ★★ (2004-05-11 21:16:00)
曲は聴けば1発でドリームシアターとわかるほどオリジナリティ、個性はずば抜けているが、最近はそのスタイルにすっかり落ち着いてしまっている気がしてならない。
何回聴いてもピンとくるものがあまり無かった。それはドリームシアターにはやっぱり他のバンドよりも多くの期待をしてしまうからなのかな?
とはいえ、いい部分も沢山ある。
まずはぺトルーシのギターソロ。これは凄い。凄まじい。速い!上手い!超正確!ぺトルーシバンザ~イ!!バンザ~イ!!DTのアルバムの中で一番弾きまくってる。いいね~いいね~!聴いてて思わず笑った。気持ちいい!!
シーケンスフレーズの正確さはほんとにこの人は正確だ。リズム、ピッキングとも打ち込みと間違える位の正確さだ。笑えてくる。個人的にあまりシーケンスフレーズは好きではないのだが、彼のは別格だ!!
・・・「沢山ある」とは書いたが実際何回も聞いたところこれぐらいしか無いのかも・・・。
あとは普通に良い。
歌メロとか好きな部分は多いんだけど、歌部自体が少なすぎだな。これじゃラブリエが可哀想だぞ!!ただ歌メロも曲も演奏も展開も「聞き覚えあるぞ?」的なフレーズ、メロディが多いのはがっかりした。その上で曲が長いのは結構キツイ・・・。
曲展開の凄まじさも彼らの魅力なのだが、どうも印象に残らない。何回聴いても「あ~ドリームシアターだ~」と思うだけ。
ネタが尽きたのか??
RUSH、YES、GENESISなどの大作志向のプログレバンドがPOPになって行ったり普通?のBANDになって行ったりしたが、ドリームシアターもそろそろそうなる時期かもな~とも思ったり。(そうなっては欲しくないがこのまま行くならその方が良さそう・・)。CD出すペースをもっと抑えていいから、あっと言わせる作品を作ってもらいたい。(無理かな~・・・過去が過去だから彼らにはなんせ求めているハードルが高すぎるからね~・・)
私が最近の彼らに求めるのはアグレッションかな。ここ数作アグレッシブさが弱い。この作品もへヴィ?だが圧倒的に弱い。メロディアスで薄~い感じに感じる。曲がへヴィに感じない。迫力が感じられない。何かお手軽ささえ感じてしまうぞ。
スタイルの定着化がそう感じさせるのかもしれない・・・。
前作から進化したといえばジョーダンルーデスの髪型ぐらいか・・・。実に寒そうな頭だ。
見た目も激変!!お坊ちゃまから極悪人になったぐらいの差がある。ブートのビデオを見た限りあれは完全なロブハルフォード系だな。しかしライブであの極悪人ズラして学校の体育の先生が着ていそうなポロシャツを着てたのはもったいない。
どうせならハルフォード並みのコスプレとかして心機一転すればいいのに。地味に見られがちなんだから。
いろいろ言ったが良いアルバムと思うし聞き込むというよりは、たまに聴きたい作品です。
66. ソナタ ★★ (2004-06-13 16:28:00)
さて私の感想です。ヘヴィになりましたね。感じ方は人それぞれだと思いますが、自分にとってはプラスになったような。
全体的にダークな感じで、今回もペトルーシさんのギターは凄いです。
確かにヘヴィな割にはミュングさん目立ってない気も、しなくはないです。
個人的には「ENDLESS~」、「STREAM~」、「IN THE NAME~」がお気に入り。
特に「STREAM~」は名曲だと思う。「VACANT」とセットで聴くと鳥肌たちます!
ヘヴィな曲が苦手じゃない人には「買え!」と言える作品だと思う。
70. ギターの国から2002.遺言 ★★ (2004-08-22 16:53:00)
全体的に雰囲気が各曲似ているので、アルバムの概観として構成がとれていると思いますが、逆に言えば明・暗の緩急がないのは否定できません。
しかし、これがライヴで過去の曲と合わせて演奏するとなると、一曲一曲がとても魅力を増します。僕はこの時のツアーの大阪2日を見ましたが、このアルバムからの曲はとてもライヴ映えするな~と思いました。前作の最後の鐘の音と「As I Am」を繋げたり、「The Glass Prison」と「This Dying Soul」を続けて演奏したり。ここ3作の精神的な共通項をライヴで見つけることが出来ました。
武道館公演も成功させ、今彼らは人気・実力共に絶頂にいると思います。しかしそういう状況があるのもこうして納得のいく素晴らしいアルバムを作って、ファンの前でもの凄いライヴをやってこその成功だと思います。これからも応援しています。もっとビッグになってくれ、ドリーム・シアター!。次はドーム・ツアーだ!!!。
(しかし、今どき黒のCDトレイはやめて欲しいなぁ~・笑)
71. minato ★★ (2004-09-16 00:21:00)
とにかくヘヴィである。地を這うほどにヘヴィ。血が沸騰するほどにヘヴィ。
6thの一曲目、"The Glass Prison"の延長上にあるのがこのアルバムなのかもしれません。
全ての曲がHeavyであっても、やっぱりDREAM THEATERなんだな。
IMAGES AND WORDSで「全曲☆が二つ以上な唯一のアルバム」と書き込んだけど、このアルバムも個人的には全曲名曲クラスなんだよなー。IMAGES AND WORDSと同等のレベルとは言えないかもしれないけど、個人的にはMETROPOLIS PT.2以上に好きかも。再生回数は全アルバム中でトップかもしれない。
①、②、③、⑥のイントロ的な⑤、もちろん⑥がMy Favorite DT Tunes。
キビシー感想はもちろんあるだろうけど、もっともっと聴きこんで、もっとこのアルバムを楽しんでほしいなぁ。
Best Tune "This Dying Soul"
買い度…95%+α
77. J尾崎 ★★ (2005-01-07 17:09:00)
凄い。ただひたすら凄いという言葉しか思いつきませんでした。
78. ゆーし ★★ (2005-01-11 23:00:00)
曲で好きなのは1.2.3.7.あたり。
ただ、やっぱり一曲が長過ぎ。4/5ぐらいの長さに纏めてくれてれば、もっと好きになれたかも。
あと、ペトルーシの速弾き小僧ぶりは頂けません。情緒が足りない・・・。
最後に一つ。
『AWAKE』がよく引き合いに出されますが、似てるのはあくまで"ヘヴィでダーク"という表面的な部分だけですね。
81. THRAX ★★ (2005-02-06 19:01:00)
DTの最高傑作は「THE GLASS PRISON」だと思い込んでるひねくれメタル野郎にとってはこのアルバムはDTからの最高のプレゼントです。
よく聞くのは②③⑥⑦で、①④は確かにそれほどいいとは思わない。
なんだかんだいってメロディアスなのでI&Wファンにもアピールし得る内容だと思いますが。
82. N男 ★★ (2005-02-15 19:17:00)
一曲一曲が長大なのに飽きずに最後まで聴き通せます、実は自分にとってドリムシで一番長さを感じない作品だったりする。
確かにメタリカのオマージュがいつもに比べて随分露骨に多いが、それがちょうどいいスパイスくらいにしか感じられないくらい良質な楽曲とリフで埋め尽くされてる。
この楽曲の質を維持するのは並大抵のことではない。
ラブリエのヴォーカルのメロディーも今までに増してかっこよくなった気がする。
彼らの持つ裏の顔みたいな部分があちこちで垣間見れて、面白い。
②、③、⑥のインストパートの激しさが凄いのなんの、この人たちどこまで行くんだ!?と不安になってくるくらい(笑)クレイジー。
[★★★★☆]
84. メタルン ★★ (2005-03-19 08:48:00)
芸術作品だね。
87. k.s.m.2 ★★ (2005-03-27 00:19:00)
ここ数年の夢劇は、とりあえず何でも誉められうる程にビッグになったからか、「ついていける人の為のアルバム」を出しているように感じられて、何だか複雑な気分です。
前作『Six~』はテーマ・音色ともに一般受けしそうではありましたが、あくまで(多分)1メタラーでしかない私には夢劇史上最高(言葉が変ですが)に聴き難い。今度は音色の面で重くギターも弾きまくりで馴染み易いのに、(ライブでは仕方ないとして)「This Dying Soul」で強制的に『Six~』を思い出させたり、METALLICAのフレーズなどを織り込んで余計な連想を浮かばせたりしてアルバムに浸りきることを終始許してくれない。
常に変化を続けるバンドだというなら、スタジオ・アルバムは一枚毎にファンが変わるくらいの完成度を、一枚毎の完璧な完結を、作品それぞれに整えないといけないのではないかと……。そうでないなら、RUSHがやったように時期毎の色を統一してゆく手法を取る、とか。
このバンドの悲劇は、多様でありながら誰でも聴けてしまうアルバムを過去に連発した為に、こういう(私のことです)余計なリスナーを抱え込み、それでもしっかりした作品を作れてしまうポテンシャルがあること、かもしれませんね。もしくは、全作品に一貫したヴァイブをもたないのに、時代分けされた聴き方をされる程厳しい目で迎えられる機会を持つほどには古のバンドとして伝説化できていないこと、でしょうか?
などと言いつつ、常に危惧と隣合わせで買ってみるバンドであり続けるだろうとは思います。何てプログレッシブ(苦笑)。
90. ふぁうすと ★★ (2005-04-03 02:29:00)
自分は「DTと言ったらI&W」なので、手放しに絶賛することができない作品です(素晴らしい出来だと思うのですが)。
かと言って「I&W」の再来を期待しているか、と問われたら「それはない」とも答えるのですが。
前作からのヘヴィなサウンド作りは顕著なまでになり、アルバム全体を通してみると徹頭徹尾ヘヴィです。
ヘヴィなのは良いのですが、曲の色が似ているのは否めないんじゃないかな、と思います。
そのため最初に聴いた時に、印象に残る曲が少ない。(もっとも、それは聴き込むうちに解決していきますが)
歌メロがヘヴィさに埋もれてしまったせいか弱く、極上のメロディーで聴かせるDTを期待する人にとって
「凄いけれど……」と思わずにはいられない。そこがちょっと寂しい。歌自体も少ないですし。
DTはそのバックボーンに数々のプログレのバンドがあるのは周知だし、同時にメタリカなどが好きなのも周知。
これは問題作ではなくかなり高品位な作品であると思う。ただし、ベクトルは違う。
次作がどうなるか。……これまた難しいのがリリースされそう・汗
k.s.m.2さんと同じく、「何てプログレッシヴ(苦笑)」
91. WILK ★★ (2005-04-10 10:53:00)
ペトルーシ気合入れすぎですねw
ギター小僧は聴いておくべきでしょう。
93. ペレストロイカ ★★ (2005-06-09 21:50:00)
ほんと飽きないです。
ともかく②③を聴きまくりです。
94. 蛇めたる ★★ (2005-06-11 22:33:00)
その凄さは近日発売された新作が出てから確固たるものとなった。
ヘヴィでダークで明らかにMETALLICAを意識した作風は「AWAKE」のように賛否両論を巻き起こすはずだったが、
それほど非難を浴びなかったのはやはり楽曲の充実とインストパートの壮絶さだろう。
それはまさに今回の作品(OCTAVARIUM)に欠けている箇所である。
いくらヘヴィであろうがMETALLICAもどきであろうが
DREAM THEATERらしければ、ファンはそれはそれで満足するのである。
やはり「IMAGES AND WORDS」は素晴らしい。
かといって無理に追い求めると、今回のように中途半端なことになるのだ。
失敗を糧にして頑張ってくれるはずだ。次に期待しよう。
話は逸れたが、DREAM THEATER未聴者には本作(TRAIN OF THOUGHT)をオススメする。
これほど優れた作品は是非聞いておくべきだ。
99. anthem ★★ (2005-07-28 14:00:00)
サバッシーなアタマのリフから最後まで、攻撃性とスリル、そしてヒリヒリするような美しさが交互に襲ってくる。ぺトルーシの過去最高の弾きまくりも楽曲に更なる息吹を与えこそすれ、決して不快なものではない。いやタマンナイですわ。
そしてエンディングのピアノのコード・・・彼らにしか作りえない金字塔を打ち立てたことを告げております。見事です。メタル史上に残る大名盤!
101. dave rodgers ★★ (2005-08-11 23:18:00)
全7曲で70分超の大作ばかりで占められている今作だが、相変わらず超人的な
演奏技術と音楽理論に裏付けられたきめ細やかな楽曲群はその充実度を物語っている。全体像は「へヴィ」、そしてグルーヴィ。モノクロのアートワークから滲み出る
ような雰囲気たっぷりな陰鬱さと芸術性みたいなものをどこか感じるが、
肝心のその中身もイメージ通りのダークな色彩が強められていて全体的を覆う
その圧迫感は今作の特徴的な部分であり枢軸的な部分だと思う。
でも、彼らのインテリジェンスに富んだドラマティックな楽曲群はメタリカ的意向
とはいえ、どれもアイデンティティの妙味を感じるし、まさにドリーム・シアターのそれ
とわかるものが展開するなか‥変な言い方だと思うが腕一本脛一本、作品としての重さには一面観すら感じた。ときにはサバスをも感じさせられるが。メタリカ的なグルーヴの「As I Am」を冒頭に、へヴィ&ダーク、火花を散らすバンド・アンサンブルはコントラストの妙味としか言えない、非常に吟味されていて素晴らしい作品。「IMAGES ~」とは違うがこれも大衆性と巧く融合された作風になってると思う。なのでこれから聴こうって人には推薦できそう。。
106. hiromushi ★★ (2005-10-15 23:33:00)
相変わらず超絶技巧で大満足。
かつてないスリルに大悶絶。
この緊迫感といい、グルーヴ感といい、過去最高にライヴを意識している模様。