1976年3月23日、Gullよりリリースされた2ndアルバム。
本作もチャート・インは果たせなかったが、後のライヴで頻繁に演奏される楽曲も含んでいる。8分近くに及ぶ大作「Victim of Changes」、組曲構成の「Dreamer Deceiver」「Deceiver」、キーボードを中心としたインストゥルメンタル「Prelude」等、プログレッシブ・ロックの要素を取り入れた曲も多い。一部楽曲は、デビュー前にJudas Priestを脱退したAl Atkinsが作詞・作曲に関わっており、「Victim of Changes」はアルのソロ・アルバム『Victim of Changes』(1998年)でセルフカヴァーされた
1996年から2003年にかけてJudas Priestでリード・ボーカルを担当したTim 'Ripper' Owensは、バンド加入のためのオーディションで「Victim of Changes」を歌い、ステージ・ネームの「Ripper」は「The Ripper」にちなんでいる。
Recorded:November – December 1975, Rockfield Studios, Wales
Producer:Jeffery Calvert, Max West, Judas Priest
3. C3 ★★ (2002-05-02 22:30:00)
4. m.c.A.K. ★★ (2002-11-08 11:26:00)
5. なP ★★ (2003-02-18 04:23:00)
プロの評論家のものでもこんな上手い評を見たこと無い。
ダークで先鋭的なHRを表現したかったのかな。
ロッカローラはさすがにキツイが、2枚目のこれは聞きやすいですね。
Tyrantカッコイイと思う。音細いけど。
6. Metropolis ★★ (2003-03-23 22:29:00)
7. うにぶ ★★ (2003-04-20 23:23:00)
しかし…どうやってこんな曲をつくれるんだろうと思うような奇妙な曲が多いですね。↑でも皆さんに言われてますが。
「VICTIM OF CHANGES」のメロディや展開って全然普通じゃないし、「THE RIPPER」のリフはなんかもうヤバいです。ゾクゾクします。ロブの歌も妖し過ぎ。「ISLAND OF DOMINATION」の素頓狂な叫びも病んでるなぁ…。1回聴いただけで好きになる人っているんでしょうか、この作品。
まあ美しい「DREAMER DECEIVER」(声高い~!)や「EPITAPH」、普通にかっこいい「TYRANT」「GENOCIDE」といった曲はとっつきやすいと思いますが。
たぶん聴いてみて「これのどこが名盤なの?」って思う人も多いと思いますが、慣れてくると病みつきになっちゃったりするんですよね。
やっぱり昔からずっと、面白いバンドです。
8. 地獄葬戦士 ★★ (2003-06-18 02:20:00)
とにかく美しい作品で、このころはまだメタルというよりは様式美あふれるハード・ロックという感じか。
初期の名作との冠に偽りはなく、今でもLIVEで演奏されるJUDAS版「WAR PIGS」のような「VICTIM OF CHANGES」、切り裂きジャックをテーマにした、ミステリアスなリフがかっこいい超名曲「THE RIPPER」、低音から高音まで変幻自在な声が素晴らしい名バラード「DREAMER DECEIVER」、単調ながら素直にノレる「DECEIVER」、厳かなインスト曲「PRELUDE」、グレンとのハモリも聴ける好曲「TYRANT」、重量感あるリフがかっこいい「GENOCIDE」、まるでQUEEN?の美しい「EPITAPH」、これまた驚異的なハイトーンが聴けるヘヴィ曲「ISLAND OF DOMINATION」と捨て曲は見当たらない。
ロブのヴォーカルもとにかく素晴らしく、この頃が彼の全盛期だったのではないだろうか?
10. アゴ 勇 ★★ (2003-11-06 11:13:00)
静から動へのドラマティックな展開、ツインリードを生かした立体的なリフパターンの確立など、
今日のへヴィメタルに直接関わる重要なテーマが披露されている。
「PAINKILLER」とは別の意味でヘヴィな作品。
3曲目のバラードDreamer Deceiverのラストはいつ聴いても痺れる。