'94年発表。ライヴ盤。 当然、曲目などは名ライヴ盤『TWO FOR THE SHOW』とだぶる物が多く、往年のオリジナルメンバー達の名演と比較すると、若干見劣りがすることもしょうがないことだろう。 だがしかし。本アルバム発表当時のKANSASは、「おいおい、まだいたのかよ」とでも言われるような存在であった。バンドのキャリアは死んだと思われ、正真正銘のダイナソーバンドと思われていた。 そんな中、個人的にはリリースして活動状況を知らせてくれただけでも非常に嬉しかった一枚。 当時は現在のような状況など、夢に見ることすら叶わなかった。本当に。夢のようだよ今は。