'76年の作品。プログレ・ハードバンドとしてのKANSASの人気を決定的なものにした1枚。 1曲目「Carry On Wayward Son」は、哀愁漂いつつもプログレッシヴな1曲。圧巻は8曲目の「Magnum Opus」。まさに"超大作"で、プログレ・ハードの真髄をあますところなく聴かせてくれる。 本作は次作の『POINT OF KNOW RETURN』と対になる作品で、ぜひあわせて聴いてもらいたい。傑作。
普通なら締めに使うべき"THE WALL"を惜しげもなく2曲目に持ってこれるほどの充実した内容。6人の面々が誰一人邪魔になっていないアンサンブルの極地。次作の"POINT OF KNOW RETURN"とは濃密度においてかなりの差あり。よく大陸の人間がこれだけのものを作れたものだと感心させられるほどの緻密な大傑作。次作の"POINT OF KNOW RETURN"とは濃密度においてかなりの差あり。