UFOという素のブリティッシュROCKバンドの哀愁要素をぶっこ抜きして作ったというのが前提。それじゃ泣き過ぎちゃってクドくなるところを器楽的にというかフュージョンっぽいというかそういうテクニカルなカラーを全体にまぶしてやや異色な音楽性に昇華させた素晴らしいHRアルバム。曲自体については色んな方が語ってくれてるし、そりゃもう20年以上何百回と完走聴きしてるんでさすがに飽きたかも。 このアルバムでとにかく耳につくのがサイモン・フィリップスのドラムス。ジャジーで70年代的な生っぽいテクニックが熱い。In to the Arenaを聴く限り武道館ライブにおけるコージーの解釈はイマイチだったりする。
これは説明不要の名盤ですよ。 2ndとどっちがいいかな?なんて悩むんですけどどっちも好きです(笑) 全体的な出来と曲の並びがこっちのほうがいいですね。 ノリノリ曲で始まってドラマティックな曲で締める展開が好き。 INTO THE ARENAに隠れてるけどBIJOU PREASURETTEもいいインストですよ。
『名盤』! 冒頭から疾走感あるマイケルらしいカッティングリフの軽快な名ロックンロール『Armed And Ready』。 間奏ではチョーキング速弾き・耳に残るメロディーライン・低音域からの高音域に向けての速?弾きソロから イントロに戻るというロックソロお手本みたいな出来でオープニングに相応しい!。 これまた名曲の『Cry For Nations』でも荒荒しいマイケルらしいピッキング奏でる心地いいソロがかっこいい!。 待ってました!「静」と「動」といった2曲もギタ-インストを弾いてくれました『Bijou Pleasurette』・『Into The Arena』。 よくコピーさせて頂きました。けどやっぱりマイケルの音が出ませんでした(笑) 『Feels Like A Good Thing』・『Looking Out From Nowhere』もメロディアスでかっこいい。 『Lost Horizons』も素晴らしい!。 結局、『名盤』ということですね(笑)
UFO脱退後、アルコール依存症を乗り越えたマイケル・シェンカー(G)が自らの名前をグループ名にしたバンドによる'80年発表の1st。 他のレコーディング・メンバーは、ゲイリー・バーデン(Vo)、モ・フォスター(B)、サイモン・フィリップス(Ds)、ドン・エイリー(Key)。 プロデューサーはロジャー・グローバー。 ハード・ロックの教科書のような超名曲「ARMED AND READY」、マイケルのチョーキング・プレイが炸裂する哀愁の「CRY FOR THE NATIONS」、ザクザクと刻まれるリズム・ギターと官能のギター・ソロを兼ね備えたインストゥルメンタルの超名曲「INTO THE ARENA」を始め、ヘヴィなギター・リフの「VICTIM OF ILLUSION」、官能的なインスト曲「BIJOU PLEASURETTE」、サイモン・フィリップスによるドラム・プレイも素晴らしい「FEELS LIKE A GOOD THING」、サビのメロディがキャッチーな「LOOKING OUT FROM NOWHERE」、強烈な泣きを発するバラード「TALES OF MYSTERY」、オリエンタルなムード漂うドラマティックな「LOST HORIZONS」と、楽曲も充実している。 マイケルのエキサイティングかつエモーショナルにはじけまくったギターはあまりにも絶品で、もはや伝統芸能の域に達していると言っても過言ではない。 本作は紛れもないHR/HM史に残る超名盤である。
1st。私が2歳の時にすでにこんなにカッコいいアルバムが存在しようとは・・・・ お世辞抜きで全曲名曲だと思います。中でも②「CRY FOR THE NATIONS」⑥「INTO THE ARENA」の2曲は超名曲だと思う。②はメランコリックなイントロから哀愁溢れるサビ、そしてギターソロと全てが秀逸。⑥は問答不要の今世紀最高級インストでしょう。 マイケルが神と言われるのもよ~く分かる気がします。ホント、ギターソロ凄げ~な。 現在、オッサンと言われる歳になっても聴いてる方々の気持ちが良く分かります。何故なら私がオッサンになっても聴きつづけるだろうから(笑)。 ★★★★
「INTO THE ARENA」は文句なしの名曲だし、「BIJOU PLEASURETTE」も好きだし、「CRY FOR NATIONS」にはしてやられた!て感じだし……個人的にはこの3曲がお気に入り。 ロックの教科書的名作。ギターをやっている人は必携。 明日にでも財布を持ってCD屋へ行って、これを買いなさ~い。
『 A Great (Missing) Guitarist 』、マイケル・シェンカーの記念すべき1stソロ。 豪快・流麗な楽曲をテクニカル(且つクラシカル)なギター・サウンドが彩り、そして激しさの中にも少し暗い雰囲気が漂う傑作HRアルバムです。 (流石に、古めなサウンドであることは否めませんが) 印象的に刻まれるギター・リフが魅力の「Armed And Ready」、渋さと泣きの情感が溢れる「Cry For The Nations」、ひたすら美しいインスト「Bijou Pleasurette」、必殺の「Into The Arena」等、名曲は多いです。 アルバム収録曲のギター・ソロ部分は、「全て」聴き所と言えるでしょう。名演奏とは正にこのこと。 メロディアスに、エモーショナルに、メランコリックに。そして時としてデリケートに、スレンダーに、ヒステリックに。 ・・・圧巻です、彼のプレイは。(既にギタリストとしての名声を不動のモノにしていたUFO時代と比較しても、更に一皮剥けているのではないでしょうか) 毎度お約束の言葉ではありますが。 ・・・『名盤中の名盤』です。HM/HR史に永久に。
祝!ゲイリーバーデン復帰!っていうか、もうすぐ出るアルバムってほとんど1st時のメンバーだった気がするのですが。期待はしますよ、自分は。願わくばゲイリーとのユニットでも構わないので日本に来てもらいたいです。二人が揃って一曲、演奏しただけでチケット代はお釣りが来るようなものですから・・・。この時のメンバーは「神話」時を除いて、最高のバンドでしたから。自分の一番好きな曲は7(LOOKING OUT FROM HERE)ですね。最高です。
もしこのアルバムに出会えなかったら、おそらくはHR/HMの世界に足を突っ込むことはなかっただろうと思わせるほど、粒揃いの名盤 曲の構成も素晴らしい! A面からB面(私はアナログ派(笑))への流れが起承転結を踏まえ、何度聴いても飽きさせない さすがロジャー・グローヴァー、天晴れである リズム隊を達者なモ・フォスターやサイモン・フィリップスに任せたのも功を奏した一因だと思う 初めて聴いた時は、マイケルのギターばかり注目してそれだけで大満足だったが、曲に慣れてくると、自然にリズム隊を聴き取れる余裕が生まれ(笑)、とりわけサイモンの自由自在な表現力に圧倒された Feels Like A Good Thingのカッコ良さはまさにサイモンあっての賜物! 嗚呼でも...Lost Horizonsのあまりにドラマティックで切ない泣きの旋律に今尚心が打ち震える私です
マイケル・シェンカーのソロ一作目にして最高傑作と言われるアルバム。湿った音と暖かい音、クラシカルな響き、静と動が見事なバランスを保っているアルバムです。Armed And readyのハードロックの見本のようなリフとドラマティックなギターソロという、おいしい曲を始め、INTO THE ARENAのような彼の代表的なテクニカルなインスト, 渋さと泣きの情感が溢れる「Cry For The Nations」など、聞き所の多いアルバムです。ボーカルはゲイリー・バーデンですが、決して上手い方では無いですが、味があって良いのでは。リズム陣はサイモンフィリップスなど相当技術の高い演奏です。ちなみにプロデューサーはロジャー・グローバー。どれほどのギタリストが影響をうけたことか。Bzのまっちゃんもンも大好きで尊敬するマイケル。とにかくマイケルのリードギターを堪能したい人、ハードロックの名盤を聞きたい人にお勧めです。
2. 定ちゃん ★★ (2000-06-06 16:36:00)
確かに、僕はヴァン・ヘイレンからHRにハマリましたが、マイケルのギターは別の次元で
素晴らしい。ソロも基本はブルース系でペンタトニック主体だが、時にクラシカルなスケール
を挟む。特にゆったりとしたフレーズでのメロディ構成、ギタートーン、ビブラートは正に、
マイケルと言わんばかり。このメロディセンスはいつ聴いても脱帽(時にクサメロだけどマイケルが弾けばカッコよく聴こえるから不思議)。
このアルバムはファーストですが、有名代表曲も含まれ、オススメです。
9. C3 ★★ (2002-11-24 12:52:00)
デジタル・リマスター盤にはオリジナル9曲に加え、12インチEPで発売された3曲入りの「HALF LIVE」がそのまま収められています。これはお得じゃないでしょうか。
10. なP ★★ (2003-03-26 03:06:00)
このアルバムでとにかく耳につくのがサイモン・フィリップスのドラムス。ジャジーで70年代的な生っぽいテクニックが熱い。In to the Arenaを聴く限り武道館ライブにおけるコージーの解釈はイマイチだったりする。