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80年代 | 90年代 | V | アメリカ | アメリカンロック | ドラマティック | 叙情/哀愁 | 正統派VIRGIN STEELE
Life Among the Ruins (1993年)
解説
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1. Sex Religion Machine, 1. Love Is Pain, 2. Jet Black, 3. Invitation, 4. I Dress in Black, 5. Crown of Thorns, 6. Cage of Angels, 6. Never Believed in Good-Bye, 7. Too Hot to Handle, 8. Love's Gone, 9. Wild Fire Woman, 9. Cry Forever, 10. Haunting the Last Hours, 10. Last Rose of Summer
コメント・評価
Recent 20 Comments
1. ゴリャートキン ★★ (2008-08-29 15:40:00)
93年3月発表の5th。ポップ化した問題作とされる。
音楽性に介入してきたマネージメントを解雇した結果、法的な関係で長らくアルバムを発表出来なくなってしまった彼ら。
だが92年にテレビドラマのサントラに楽曲を制作、それに合わせて4曲分のPVを作り、翌年にアルバムを完成させた。
新たなスタートということもあって、ルーツに立ち戻った音楽性になったこと。ルーツとはデヴィッド・ディフェイの一番好きなバンド、LED ZEPPELINである。
結果、前作ゆずりのキャッチーなロックと、ZEP的なブルージーなHRをアメリカ流に料理した曲と、両者の中間のような曲が混在することとなった。
デヴィッドは「ブルーズ・エピック」「シンフォニック・ブルーズ」というような表現を使っている。
また、本作はよくWHITESNAKEと比較されるが、ZEP系リフmeetsキャッチー
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2. ゴリャートキン ★★ (2008-08-29 15:46:00)
4th発表後もライブは続けていたらしいが、90年にはFOGHATのベーシストのクレイグ・マクレガー、そしてジャック・スターとSMOKE-STACK LIGHTNINGとブルーズバンドを組んだりしていた。
もしかしたらそこでバンドの歴史が途切れる可能性もあったのだろうか。
4thに関しては、ベースのジョーが病気ということでアルバムではデヴィッドがキーボード・ベースを使ったというのがOHP上のバイオグラフィーでの説明だが、
ジョーとドラムのジョーイはVSのLAメタル化に同調していて、またジョーは4thの曲をちゃんと練習してこなかったためにその音源が使われなかったという話がある。
そしてジョーは92年にバンドを去っている。後任は元DIOのテディ・クックを経て元RONDINNILIのロブ・ディマルティーノが加入。
この5thアルバムにはテディのプレイも使われている。
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3. 火薬バカ一代 ★★ (2020-02-13 00:04:31)
前作『AGE OF CONSENT』(’89年)における大胆な音楽性刷新の試みが不首尾に終わり、開店休業状態に陥っていたデイヴィッド・ディフェイ(Vo)率いるNY出身のパワー・メタルの雄VIRGIN STEELEが、4年のブランクを経て'93年に発表した5thアルバム。
ちなみに自分が初めて買った彼らのアルバムがこれ。何でよりにもよって迷走期の作品を?と我ながら思いますが、当時は彼らの初期作は殆どが廃盤で入手困難、本作のみゼロ・コーポレーションから国内盤が発売されたので、これ幸いと購入したんだっけなぁと。あの頃はゼロのカタログを片っ端から買い漁ってましたし。…なんて思い出話はさておき。
クラシカルな小曲④から重厚な⑤へ繋ぐ展開に往年の残り香を微かに留める程度で、基本的に本編の主体となるのはバラード系の楽曲。パワーメタル色ほぼ皆無のアメリカンHR路線が更に突き詰められている今作
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4. 失恋船長 ★★ (2023-07-01 16:49:14)
元々ZEPからの影響はあったのでしょうが、今作は前作からガラリと音楽性を変えてきました。時代は1993年、このバンドにも変革の波は否応なしに訪れ、こういう方向性に向かうしかなかったのだろう、国内盤はゼロ・コーポレーションからリリースと、マニアからは懐かし名前の登場と、ゼロ・コーポレーションの大袈裟な商品説明に乗った人は、ちょっと騙された気分だったでしょうね。
ピアノの美しい旋律に導かれる小曲④から⑤の流れは、新機軸と言える魅力を発散、②のような曲もこなせるバンドだけに、もはや何が出てきても驚かない一枚となった。
彼らのカタログの中では異質な一枚であるが、ブルージーなヘヴィロック系が好きな人ならば大いに楽しめるだろう。
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