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00年代 | 10年代 | 70年代 | 80年代 | 90年代 | J | アメリカ | アメリカンロック | ギターヒーロー | ドラマティック | プログレッシブロック | ポップ/キャッチー | メロディアスハード | メロディック | 産業ロック | 叙情/哀愁 | 有名バンドJOURNEY
Trial by Fire (1996年)
解説
1996年10月22日、Colombia Recordsよりリリースされた10thアルバム。
『Frontiers』以来、Ross ValoryとSteve Smithが復帰したが、Steve SmithとSteve Perryにとってはこれが最後のJourneyでの作品となった。
全米3位を記録したこのアルバムは大成功となり、カムバックツアーも組まれて、再結成Journeyの前途は洋々に見えたが、Steve Perryはほどなく健康上の理由からツアーの中断と延期を申し出る。
Perryはオフ中ハワイでハイキングをしていた際に股関節を負傷、これが歩くこともままならないほどに悪化しており、検査の結果彼は退行性骨関節疾患を患っていることが判明。Perryは人工股関節置換手術の必要に迫られたが、なかなかその決断ができず、かといってその体ではツアーを再開してもステージに立つことすらおぼつかないというジレンマのなかで時間だけが浪費されていった。一方Journeyの他のメンバーたちは、カムバックツアーがいよいよ調子に乗り始めていた矢先にバンドの「顔」が引き蘢ってしまうという異常事態に業を煮やしていた。ツアーの度重なる延期を1年半にもわたって訴え続けたPerryに対し、結局他のメンバーたちは、早急に手術を受けて体を直すか、さもなければ代替ボーカルを探すことに同意するか、という最後通牒同然の二者択一を迫った。「俺は今後の人生を左右しかねない重大な健康問題に直面して苦悩しているというのに、他のメンバーたちにとってはそんなことよりもバンドの興行収入を確保することを優先するのか」というPerryの怒りと落胆が、彼にJourneyとの決別を決意させる決定的な理由になった。そして、脱退後は実に7年間の長きにわたって公の場には一切姿を見せず、ほとんど失踪に近い状態にあったことからも、当時の彼の失望と挫折がいかに深い心の傷となったのかが窺える。なおPerryはJourneyを脱退した後になってやっと人工股関節置換手術に臨んだ。手術は成功し、こちらの傷の方は順調に癒え、ほどなく何の障害もなく歩行やジョギングができるまでに回復している。
この脱退劇もあり、結局再結成メンバーによるツアーは行われなかった。その後、再びジャズ・ミュージックに専念したいという理由によってSteve Smithもまたバンドを離れることとなる。
アメリカ国内だけで130万枚(RIAAプラチナ認定済)、世界で200万枚以上のセールスを記録している。
Recorded:Summer 1996, Ocean Way Recording Studios, Hollywood, California/The Site Studio and Wildhorse Studio, Marin County, California
Producer:Kevin Shirley
外部リンク
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Trial by Fire (Journey album) - Wikipedia, the free encyclopedia
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1. Message of Love, 1. One More, 1. When You Love a Woman, 1. If He Should Break Your Heart, 1. Forever in Blue, 1. Castles Burning, 1. Don't Be Down on Me Baby, 1. Still She Cries, 1. Colors of the Spirit, 1. When I Think of You, 1. Easy to Fall, 1. Can't Tame the Lion, 1. It's Just the Rain, 1. Trial by Fire, 1. Baby I'm a Leavin' You, 1. I CAN SEE IT YOUR EYES
コメント・評価
Selected Comments
3. kotora ★★ (2003-07-20 01:24:00)
ロックチューン、バラード共に綺麗な曲が満載で、非常にドラマティック。
この落ちつき具合、大人がこっそりと楽しめるのもいいですね。
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Recent 20 Comments
4. ライア ★★ (2003-08-01 02:33:00)
「SeparateWays」の続編のような「MessageOfLove」でジャーニー復活に
歓喜・・・したまでは良かったが、曲が進む毎に下がっていくテンション。むむー。
StevePerryは「ジャーニーはバラードバンド」と定義づけていたようなのだが、
うーむ・・・そうだったかぁ?
同様に感じていたらしいNealSchonとの対立が元で本作発表後Steveはさっさと脱退して
しまうのでした。
バッドイングリッシュもほぼ同じ理由で分裂していたが、それにしてもなぜアメリカの
ヴォーカリスト達はああもバラードが好きなんだろう。
5. nanase7 ★★ (2004-04-10 19:19:00)
このアルバムはよく中古盤屋で見かけるんだけど、
つまらないと思う人が多いのかな?
私の中では最高なのですが。。。
スティーブの感情のこもった素晴らしいヴォーカル
二ールのツボをおさえたギター
文句のつけ所の無い作品であります。
ん?バラードが多いって?
私は多ければ多いほど嬉しいです。
だってJOURNEYのバラードは最高ですから★★★
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6. 粗茶ですが ★★ (2004-06-18 22:05:00)
黄金期のメンバーで約10年ぶりに制作されたアルバム。96年発表。
私もJOURNEYのバラードは最高だと思っているので、今作はどちらかというと好きです。
ただ、全盛期の頃の作品と比べてしまうと、どうも・・・という印象も否めない。
たぶん、中古屋に売り飛ばした人の中には、意外と昔からのファンの方も多かったのではないでしょうか、と勝手に想像したり(真偽は知らない)。
ただフォローすれば、人間が十年の年月を経ればそれだけ落ち着きが出てくるだろうし、昔の勢いを過度に期待するのも酷だったのかもしれない。
落ち着いて聴きたいときにはこの作品が合いますね。好盤です。
Message of Love、Still She Cries、It's Just The Rainが好きです。
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7. すりっぷのっと ★★ (2004-09-04 21:09:00)
バラードが多い!!!だけどそんな事はどうでもイイ。何故ならばそのバラードがとても良いから。
特に中盤のバラード群は全部イイ曲だと思いますね。哀愁漂うメロディ、感情のこもったVo、美しく奏でる演奏陣、どれもが素晴らしい雰囲気を演出してくれます、こりゃ泣けるよ。中でも個人的には⑦「DON'T BE DOWN ON ME BABY」が最高に好きだな。ホッコリしてます♪
ただ、全14曲収録というのはちょっと多すぎたかもしれませんね。もう少しコンパクトにした方が後半ダレなかったかも。
ジャケットの変なイラストもなかなかオツなものです。特にあの鳥猫マンがいいね~。
★★★
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8. 帆船 ★★ (2004-11-07 04:43:00)
Solo-Album以降Steveの動向は気になっていたのでこの復活には心底歓喜しました。
しかしアルバムを聴いて落胆。楽曲はまぎれもなくJourneyそのもので復活への意気込みは十分感じられるものの、正直Steveの声に張りがなくそれが結局最後まで引きずってしまいました。Steveの力強くClearなVoice=Jouneyの顔だっただけにこれは致命的では・・
と思った矢先の脱退。
もう2,3年早く実現できれば印象もかなり違ったものになったと思うが、運命なんてこんなもの。みんな歳をとりすぎてしまったよ(特にVocalは辛い)・・。
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9. メタラァ ★★ (2004-11-25 17:42:00)
JOURNEYの再結成アルバム。
なんとなくスティーヴ・ペリーの声が以前よりもハスキー度が増してる気がするけど、それでも歌の上手さは変わらず!やっぱり良い声してるよ、この人は。
曲はスティーヴが一番にクレジットされていることからも想像できるとおりバラードが多く、ロック・ファンにはちょっと退屈かも知れないけど、そこはJOURNEY、どの曲も基本水準を超えてますね。(まぁ、中には弱めな曲もなくはないけど…)
ロック・ファンなら興奮せずにはいられない哀愁ロック・チューン①MESSAGE OF LOVEで再結成を高々に宣言!
③WHEN YOU LOVE A WOMANも落ち着いたバラードでこっちも「これぞJOURNEY!」な曲。
個人的にはあまり評価されてないが⑤FOREVER IN BLUEや⑦DON'T BE DOWN ME BABYも素晴らしいと思う。特に⑦
…続き
10. BLACK MURDER ★★ (2005-01-19 21:49:00)
好きですね、このアルバム。確かにスティーヴ・ペリーの声には往年の張りは無いし、衰えているという感じが多々あるが、それはハイトーンシンガーの宿命であり、その宿命を上手く利用できる人がやっぱり一流なんですね。このアルバム、まさにそんなハイトーンが無くなったスティーヴの、今までとは違った魅力を味わえる好盤だと思う。ハスキーな中音域重視で、今まで以上に哀愁を含ませ歌い上げるスティーヴにただただ感動。バラード系が多いのもその影響もあるだろう。
お気に入りは名曲SEPARATE WAYSとは違った雰囲気のハードロック曲「MESSAGE OF LOVE」や「WHEN YOU LOVE A WOMAN」「ITS JUST RAIN」「FOREVER IN BLUE」「STILL SHE CRIES」などなど「味がある」JOURNEYが存分に味わえます。「ARRIVAL」よりこちらの方が好き。
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11. 柿の種 ★★ (2005-05-03 01:04:00)
一回聴いてそれっきりだったけど、久しぶりに聴いたらびっくりするくらい良かった。ハスキーになったスティーブの声が相まってベテランの凄みを感じる。
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12. SHINTOKU ★★ (2005-07-07 00:30:00)
哀愁的曲満載のアルバム。
洋楽のロックバンドのバラードはあまり好きではないが、
このジャーニー(特にこのアルバム)のバラードは聴ける。
スティーブ・ペリーの歌声は心で泣けます! 4・5・9がおすすめ!
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13. つよぽん ★★ (2005-08-16 14:12:00)
ESCAPE以降の3枚のアルバムを母がカセットテープで持っており、それをひたすら聴きまくってた。それから程なくして、まだ現役であることを知り、この「TRIAL BY FIRE」か「ARRIVAL」か、どちらを買おうか店頭で迷ったのを覚えている。そして迷った結果、まずはペリーの歌っている方を、ということで「TRIAL BY FIRE」を買い。これもまた、とにかく聴きまくった。①②③は大好きだし、⑧⑨⑫⑬もよく聴いた。⑭もかなり好き。
「史上最も強く、美しいロックアルバム」と帯に書いてあるが、まさにその通りだと思う。
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14. 車屋さん ★★ (2005-08-20 16:52:00)
平凡な日曜日の午後、マッタリしながら、バド片手に庭で洗車しながら聞きたい!
家族サービスでもしたくなるアルバムだぁね!日曜日のお父さんって感じがして
何か心が洗われる。車屋の洗車用アルバム♪
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15. anthem ★★ (2006-02-14 23:33:00)
こりゃあ今聴いてもイイよね。彼らの全アルバムの中でも3本指に入る傑作である。
メロディに精彩がないのは⑥くらいで、他は非常に質の高い、感動できる楽曲の目白押しだ。
シングルヒットしたバラード「WHEN YOU LOVE A WOMAN」や意図的に「SEPARATE WAYS」を思わせる作りの1曲目「MESSAGE OF LOVE」を始め、個人的に大好きなバラード「WHEN I THINK OF YOU」など、全編素晴らしい。
また、ストリングスの導入やマイルドな音作りからか、大陸的なスケールの大きさすら併せ持つアルバムでもある(DAREを思わせるところもある・・・)
正直、次作から加入するスティーヴ・オウジェリーはスティーブ・ペリーの域には達してない(いいヴォーカリストだし『ARRIVAL』もいいアルバムですけどね)。
全然格が違う。表現力が違う。声の持つ奥
…続き
16. ぷりんす ★★ (2006-03-13 11:25:00)
曲に哀愁があって、聴いてると、自然にいろんな思い出がよみがえってくる感じです。音もいいし、特にギターのトーンが胸にひびいてたまらない、、、。
17. うにぶ ★★ (2006-04-16 17:35:00)
バラードばっかりで、ハードにロックしてはいないんですが、個人的にはJOURNEYに激しい曲はあまり期待していないので、全曲バラードでも問題ないです。
捨て曲なんてありませんが、特に中盤から後半は哀愁佳曲が目白押しで、(8)「STILL SHE CRIES」、(10)「WHEN I THINK OF YOU」、(14)「IT'S JUST THE RAIN」、(15)「TRIAL BY FIRE」あたりは特にお気に入りです。
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18. JUMP ★★ (2006-05-13 07:42:00)
基本的に暗いんだよね・・・
もう少しポップで能天気なアメリカンな曲がほしかった。
せっかくいい曲も目立たないんだよね。
このアルバムに邦題を付けるとしたら「journyの苦悩」か?
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19. 星影のステラ ★★ (2007-02-02 22:20:00)
収録時間が長くて、ちょっとAORチックで可もなく不可もなくな曲もあったりとアルバム1枚通して聴くのはダレる感じもしなくはないのですが、
でもさすがはジャーニー。復活にふさわしい十分なアルバムです。シングルになった「メッセージ・オブ・ラヴ」とか「ラヴ・ア・ウーマン」なんて
彼らの長いキャリアの中でも屈指の名曲だし。やっぱり彼らには「格」がありますね。楽曲も演奏もアレンジも本当に洗練されていて、安心してひたれます。
後任のオージェリーも本当に良いシンガーでしたが、ペリーの歌声は温かみ、優しさみたいなものが感じられて本当に魅力的です。
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20. ムッチー ★★★ (2009-06-08 03:33:00)
ちょっと曲数も多くトータルタイムも長いんですが、どの曲もとてもいいです。
捨て曲はないですね。とにかく分かりやすくて心に響くような曲ばかりです。
AOR風味なバラードが多いんですけど、すごくメロディが良くて哀愁があって、純粋にイイ!
感覚的に前作『RAISED ON RADIO』と似ていて、統一感のある、寂しくも懐かしいような音世界で、
雨の日なんかにはゆっくりと浸りたくなります。大好きなアルバムです。
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21. ジョージベラス ★★ (2010-03-13 08:51:00)
1曲目はニールの怒り爆発みたいなギターのハードロックで幕を開け、その後はAOR的な曲が続く。スティーブペリーはやっぱりバラードが好きなのだろう。実際ソロになってからバラードでヒットした。そして、このアルバムを最後に脱退してしまう。それからジャーニーはボーカルが転々と代わるハメに… 個人的にはヒューゴが適任だと思うのですが、ジェフSソートやオージェリーなどが、加入するが脱退してしまう。なぜ、スティーブ・ペリーに声質や歌いまわしが似た、ヒューゴやケヴィン・チャルファントをスカウトしないのかが不思議だ。まぁヒューゴを入れたら、まんま外見もスティーブ・ペリーそっくりだから、嫌なのかもしれないがw このアルバムはペリーとショーンのバトル的な作品だと思う。
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22. 火薬バカ一代 ★★★ (2010-12-07 23:16:05)
『RAISED ON RADIO』('86年)を最後に活動休止状態にあったJOURNEYが全盛期のメンバーで再結集。'96年にリリースされるや、HR/HM冬の時代真っ只中にも関わらず全米チャート初登場第3位という好成績をマークし、世間に「JOURNEY健在!」を印象付けた復活アルバム。
一音入魂でGをエモーショナルに歌わせる二ール・ショーン、加齢により艶は薄れても、ソウルフルな表現力と節回しは健在のスティーヴ・ペリー、透明感と叙情性を湛えた音色で楽曲に絶品の彩りを加えるジョナサン・ケインのKey等、メンバーのすこぶる強力なパフォーマンスをフィーチュアした都会派メロハー・サウンドは、10年に及ぶブランクの長さを全く感じさせることなく、むしろ前作『RAISED~』以上に全盛期のJOURNEY節の美点を余すところなく継承。何より、ポップでロマンティック、アダルト且つ瀟洒な雰囲気漂わす楽曲
…続き
23. まゆみ ★★★ (2013-04-27 20:53:14)
もう一度 歌って欲しい
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