この曲を聴け! 

90年代 | N | アメリカ | アメリカンロック | オルタナティブ/グランジ | 有名バンド
NIRVANA
Nevermind
Smells Like Teen Spirit (279)
In Bloom (52)
Come as You Are (32)
Breed (136)
Lithium (82)
Polly (14)
Territorial Pissings (29)
Drain You (39)
Lounge Act (26)
Stay Away (33)
On a Plain (20)
Something in the Way (28)
Endless Nameless (17)


解説
1991年9月24日、DGC Recordsよりリリースされた2ndアルバム。
1stアルバム『Bleach』をリリース後ほどなくして、技術的な問題からKurt CobainはドラマーのChad Channingを解雇する。その後、オーディションを経てDave Grohlをドラマーに迎え、よく知られたメンバーが顔をそろえることとなる。1990年に、メジャーレーベルであるGeffen Records(DGCは子会社)と契約。バンドは次のアルバム制作に入った。
1990年から1991年にかけて録音された。プロデューサーはButch Vig、ミキサーはAndy Wallaceがそれぞれ担当。より広い層にアピールするようボーカル/ギターを強調し、またラジオオンエアの際によりクリアに聴こえるように中音域に音を集めたミックスとなった。また、ヒット曲「Smells Like Teen Spirit」から始まる楽曲もメジャー市場を意識したものからアンダーグラウンド寄りのものまでバランスよく収録されている。因みにこのようにそれまでのアンダーグラウンド重視からポップな曲作りが行われるようになったのはGeffen Recordsとの契約時の「トップ30にパンクを入れる」という発言などからカートがこのアルバムをヒットさせることを意識していたことが理由として挙げられる。
アルバムはヘヴィメタルファンからロック/ポップのファンまで幅広いリスナーを獲得するに至った。1992年1月11日にはBillboard 200においてMichael Jacksonを引きずり降ろして全米1位となり、驚異的な売り上げを示した。シアトルのローカルバンドに過ぎなかったNirvanaを全米トップの人気バンドへと押し上げ、グランジ/オルタナティヴ・ロックムーブメントを全米に広げた。その一方で、メジャー市場を意識した作りは後のNirvanaの活動に影を落としてしまうこととなる。特にボーカルのKurt Cobainは完成当初は、サウンドプロダクションも含め非常に気に入っていたものの、この成功を快くは思っておらず、1993年のインタビューでは「今では全く聴いていない」と語るなど、度々本アルバムを嫌悪・否定するような発言を繰り返している。このKurtの態度は、後にアンダーグラウンドへと回帰した『In Utero』を生むこととなった。
Kurtの自殺によるバンド解散後もアルバムは売れ続け、2014年までに世界で3,000万枚のセールスを記録している。

Recorded:April 1990, May 2, 1991–June 1991, Sound City Studios, Van Nuys, California Smart Studios, Madison, Wisconsin, United States
Producer:Butch Vig

外部リンク
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1. Smells Like Teen Spirit, 1. In Bloom, 2. Come as You Are, 3. Breed, 4. Lithium, 5. Polly, 6. Territorial Pissings, 7. Drain You, 8. Lounge Act, 9. Stay Away, 10. On a Plain, ....

コメント・評価

Selected Comments
5. 定ちゃん ★★ (2001-03-22 13:00:00)
1曲目のイントロですべては決まり。これだけシンプル且つカッコイイリフにはそうお目にかかれない。コード進行も斬新的。カートのVOも魂の叫びって感じで心に訴えるものがある。
様式美好きな人はグランジなんてって思うかもしれないけど、このアルバムはそれ以上の何かがあります。ロックファンなら必聴。
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10. クーカイ ★★ (2001-07-08 18:55:00)
"彼"が死んだと知った時、「何故死ねるのだろう」と思った。ドラッグが彼を殺したのだが、愛する妻や娘に対する思いは、ドラッグなど凌駕すると私は思ったのだ。
だが、脳内に満ち満ちた唾棄すべき化学物質に死をほのめかされ、彼は逝ってしまった。それが現実だ。
本作はNIRVANAのメジャーデヴュー作にして最大のヒット作だ。1stはあまりにもダークで、かつ破滅的。ほとんど自慰行為に近い(それでも見るべき楽曲はあるのだが)。3rdは本作の成功で反動的に(必然的に)1stの世界観に半分戻ってしまった。NIRVANAの作品で、本作は一番とっつきやすい。
大ヒットしたのも当然だ。時流が鬱を求めていたし、比類なきポップセンスが破壊的にラウドなギターで表現されていたのだ。
耳になじむメロディーを持つハードな楽曲。歌詞はこの上なくダーク。'90年代初頭、皆が望んでいたものがこの上ない形で与
…続き
14. HIGASHI ★★ (2002-02-21 00:26:00)
その後のグランジに多大な影響を及ぼした一枚。
これからはこういったバンドが主流になるんだろうなぁ、と思えたほどインパクトがあった。
1、4、7なんかの攻撃力は今聴いても絶品だと思う。
期待していただけに悲劇的な結末をこのバンドが迎えたのは残念無念。
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17. アメンボ ★★ (2002-05-28 00:10:00)
グランジだからって馬鹿にしてる人がいるけどこれは聴いておいたほうがいい。
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26. アゴ 勇 ★★ (2002-12-17 12:20:00)
東京の渋谷あたりを見回した時、バリバリにキメたロック小僧やヒップホップかぶれより、故カート・コバーンの方がずっとロック的に映ることが度々あった。
音楽ジャンルとしてのグランジではなく、グランジという姿勢にロックをダブらせた時、そこに言い知れぬ興味を持ってしまったのが本作品。
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Recent 20 Comments

31. 1号 ★★ (2003-05-19 19:32:00)
僕もニルヴァーナに出会ったのはカートが死んでからだった。
聞いていくうちに、リアルタイムで聞いていた人をうらやましく思った。
初めから終わりまで、ロックだ。ここまで純粋に直截に、心をぶつけたロックはない。
本物は消えない。これは永遠に残るアルバムだ。
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32. ピート ★★ (2003-07-26 12:22:00)
kurtという人間はよく分からないんですよ。popなミュージックがやりたかったのか?それともpopくそくらえのグラン児だったのか?このアルバムでは実はkurtはこういうとっつきやすいメロディーも好きだったんだと思わせてくれる。そういう矛盾を抱えたソングライターであったのではないかと僕は思う。


33. 外道 ★★ (2003-07-31 10:40:00)
意外にPopで親しみやすい曲が多いと思う。ざらざらした音の中でこれだけのメロディを創り出したkurtはやはり天才だったんだろう。もう死んでいるとはまことに悲しい。
でも生きていたとして、このテンションを保ち、なおかつこれ以上のものを創っていたかは謎。


34. Tribute to Nevermind ★★ (2003-08-06 22:52:00)
いいから買いなさい。
そして、黙って聞きなさい。
そうすれば全てわかる。


35. ZSE ★★ (2003-08-14 23:12:00)
カートこそが天才です。
これを聞いて何かを感じれない人間とは友達になりたくないね!
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36. マスオ ★★ (2003-08-18 02:12:00)
ここの書き込みだけなんでこんなに^^;
他のアルバムはダメなんでしょうか。
このアルバムってこのリミックスさえなければ!って当時は物議をかもしたアルバム。
D-7を気にいって、このアルバム買ったので、かなり肩すかしだったのを覚えている。
音が丸いというか。パンと張り過ぎているというか。
その辺り、プロデューサーに対してカートは不満を漏らしていたわけだすが、、、。
それは抜いても、サミシングインザウェイは名曲だす。
オイラ世代にとっての(ダーク)ビートルズでありんす。


37. てらぴん ★★ (2003-08-28 16:00:00)
80年代のハードロック時代に終止符をうち、90年代の流れをつくったのがこのアルバム。
Smells Like Teen Spiritで絶叫するカートの姿を観た時、正直、ハードロックは死んだと思った。

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38. こじろう ★★ (2003-09-18 02:54:00)
僕がこのアルバムに出会ったのは半年前とつい最近だが死んでしまってもなお素晴らしいものを与えてくれるニルバーナというバンドはマジでやばいね サウンドはけっこうシンプルですごく耳にこびりつく感じ なによりも音楽に対する熱が伝わってくるのが魅力的だな 音楽史においてもグランジ革命を巻き起こしたまさに90年代最高のロックンロールアルバム すごすぎる


39. corpesblaster ★★ (2003-10-07 10:30:00)
歴史に名を残したバンド、ニルヴァーナ。
もう、このバンドは凄い。
グランジロックの立役者であり、現在のへヴィロックの原型を作ったバンドと言えます。
もともとHM/HRとパンクロックは相容れあうものではありませんでした。
そこで彼らが行ったのはパンク通過型ハードロックでした。ハードロックの重さを維持
していながらもパンク的な勢いを持つ新たなジャンルを確立したのです。
そして、世の若人はこの新しく熱い音楽に熱狂していったわけです。
特に、このバンドのギター兼ヴォーカリスト、カート・コバーンは本当の天才だったと思います。
彼の才能があったからこそここまでの人気を得たとも言えます。
もう、今やあらゆる音楽ファンが持っているアルバムでしょうが、皆いつまでも聴き続けて
ください。そして、そこから繰り出される音一つ一つを何度もかみ締めてくださ
…続き

40. エリカ・フォンティーヌ ★★ (2003-12-10 17:47:00)
フォロワーはどれもショボイ奴らばっかです。わたしはグランジは聴かないのですがやはり
先駆者である彼らの出す音はマネだけの奴らには無い何かがあります。ジャケも歌詞もイイ。
カート・コバーンは超がつくほどエモーショナルなミュージシャンでしたねぇ…。
「神様はゲイだ。そんな旗は燃やせ。」…事あるごとに引用させてもらってます。

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41. ターヴォ ★★ (2003-12-15 20:53:00)
このアルバムの良さに気がついたのは、買ってから少し後になってからでした。
悲しい気分になると、よくこのアルバムを聴きます。
ポップでありながら破壊的。すごいセンスだ。

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42. GEORGE ★★ (2004-01-11 00:37:00)
装飾過多で飽和したHR/HMシーンに強烈な一撃を喰らわせたパンクの反撃アルバムですね。
贅肉を削ぎ落として見事にシェイプした楽曲群は今聴いてもやはり凄い。
カートのメロディメイカーとしてのセンスもさることながら、デイヴの痒いところに手が届くドラムがミソ。
みんなカートのスピリチュアルな面にばかり注目してるけど、バックの演奏にも耳を傾けてあげてよ!

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43. aNg ★★ (2004-01-14 23:00:00)
彼は天才です。
彼等は天才です。
このアルバムで世界を見る目が変わった気がした。
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44. ヤング・ラジオ ★★ (2004-01-16 18:24:00)
アメリカを軸としたロック・シーンの流れを変えた歴史的作品である。HR/HMファンの立場から言えば、複雑な心境の作品である。80年代中期から続いた一大ハード・ロックムーブメントの最後通告を告げる形で、この作品は登場した。現在もその流れが続いていると言えるが、そういった意味では来るべくして登場した作品でもある。ブームというのは、本来なかなか長続きはしない。それをある意味否定する形で、新しいブームが誕生するのが通例である。客観的に聞いても、この作品は僕も大好きである。HR/HMファンの立場から言えば複雑な作品ではあるが、ロックシーン全体に及ぼした影響は計り知れないものがある.....。

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45. かり ★★ (2004-01-20 19:31:00)
「捨て曲なし」という言葉がこれ程までに似合う作品もない。「SMELLS LIKE~」からラストのシークレットトラックまで一気に聴けてしまうのだ。改めてカートコバーンの天才的なソングライティングセンスには驚かされるばかりである。彼はフェイバリットのひとつにブラックサバス、レッドツェッペリン、エアロスミスなどの、現代のHR/HMの元祖的バンドを挙げているが、彼の曲にはそれらのバンドの要素がしっかりと感じられる。更にこのアルバムでは、前作「ブリーチ」のチャドチャニングに代って元スクリームのデイヴグロールがドラマーとして加入している。彼のタイト且つパワフルなグルーヴはカートに多大なインスピレーションを与えたことだろう。ドラマーはバンドにおける核なのだ。おそらく、彼がいなければ、「ネヴァーマインド」はここまでの作品には仕上がらなかった。彼はロック史上に名を刻む陰の功労者なのである。
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46. お塩 ★★ (2004-01-31 22:07:00)
ズル剥け(笑)。いや、でも、マジでジャケット(音楽もね)には驚いた。カート最高
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47. ひょうすべ ★★ (2004-02-08 22:34:00)
LA-METALムーブメントは、徐々に変化していった。
CINDERELLAが「Long Cold Winter」をGREATWHITEが「ONCE BITTEN....」とアダルチックなサウンドが出現し始めた。
これは私にはツボだった。SHARK ISLAND、RIVERDOGS、BADLANDS・・・・次は彼らの時代だと思った。
しかしこの変化は、METALLICA「MASTER~」、GUNS'N'ROSESによってその根底が激しく揺さぶられ、このアルバムによって全く別のモノに変えられてしまった。
「カート。お前さえいなかったら・・・」何度も思った。
私にとってはこのアルバムは憎むべき“敵"なのだ。
しかし、どんなに耳を塞いでも、その手を耳を通り越して、この胸に直接彼の“音"が響く。
彼は“魂"をぶつけてくる。全身全霊の魂を。
「俺の音
…続き

48. しゅんぺ~ ★★ (2004-02-09 22:45:00)
NEVER MINDは素晴らしいアルバム、NIRVANAは素晴らしいバンド。
それは間違いありません。ただ、カート・コバーンが彼の死後、神格化され過ぎているような気がします。彼はそれを拒否して死を選んだのではなかったのか。
皮肉な話ですね・・

→同意(0)

49. ★★ (2004-03-02 21:01:00)
中古で買ってきたのがどうやらUS版だったらしく、歌詞が全く解りません。
このバンドはやっぱり歌詞に1つの魅力があるんでしょうが、それを差し引いてもこのアルバムは凄いと思う。このラウドなギターの中で、歌として響いてくるメロディ、パンクなだけでない荒っぽさ、何か引き込まれる傑作だと思う。未だに俺を含めてこれを賞賛し、これに心動かされるのも納得できる。
カートは間違いなく90年代を代表する天才ロッカーだったんだと思う。
ついでながら、これ聴いてるとドラムを叩きたくなってくる。ドラムできませんが(笑)。

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50. Z ★★ (2004-03-08 19:16:00)
カートは凄い!!!!!!
→同意(0)
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