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00年代 | 10年代 | 70年代 | 80年代 | 90年代 | J | ツインリード | ドラマティック | ブリテン | メロディック | 叙情/哀愁 | 正統派 | 有名バンド
JUDAS PRIEST
Painkiller
Painkiller (496)
Hell Patrol (128)
All Guns Blazing (120)
Leather Rebel (131)
Metal Meltdown (176)
Night Crawler (207)
Between the Hammer & the Anvil (176)
A Touch of Evil (139)
Battle Hymn (14)
One Shot at Glory (152)
Living Bad Dreams (15)


解説
1990年9月3日、Columbia Recordsよりリリースされた12thアルバム。(日本盤はソニー・ミュージックから発売された)
本作は自他共に「第二のデビュー」といわれ、Judas Priestの名盤のひとつとされ、デビューから前作『RAM IT DOWN』までと、音楽性が大幅に変わっている。
1989年に脱退したDave Hollandの代わりに元Racer XのScott Travisを迎えた。アリゾナ州・フェニックスに住んでいるRob Halfordは、新たなドラマー見つけるべくクラブで若いバンドをチェックし、Scottを見つけたという。その後、技術面だけでなく人間性も見るとして、リハーサルも兼ねてメンバーと共同生活をし、彼を正式に迎えることになった。過去在籍したドラマーにはない、彼のバスドラムテクニックにより、本作以降、バンドの音楽性を現代的なパワーメタルへと変えた。メンバー自身も「LEATHER REBEL」、「METAL MELTDOWN」などの楽曲は彼の登場以前では不可能だったと述べ、「強力な後継者を得た」と評した。
ドラム以外にも至る所でRobの高音シャウトを多用するなど、ボーカルのスタイルが変化している。ギターも早弾きを多用し、シンセサイザーは以前より目立たなくなっている。
プロデューサーも『BRITISH STEEL』から前作まで手がけたトム・アロムからChris Tsangaridesへと交代している。Chrisは2ndアルバム『SAD WINGS OF DESTINY』でアシスタント・エンジニアとして関わっていた。その後『TURBO』ツアーでJudas Priestが来日した際、Chrisは丁度日本に滞在していた。伊藤政則は長年メンバーに会っていないという彼にバックステージパスを渡し、後日、Chrisに話を聞くと「いつかまた仕事をする」という話になっていたという。伊藤自身も再び彼らが仕事をすることに驚いたとのこと。
Judas Priest本人は本作には商業的のヒットを狙っている曲は収めておらず、「PAINKILLER」、「A TOUCH OF EVIL」の両曲で勝負するとした。この2曲はシングル化され、PVも作られている。
ジャケットは荒廃した都市上空にバイクに乗った人物が現れた画が描かれており、「PAINKILLER」の歌詞の世界観を示している。描かれている人物は「ペインキラー」であり、同曲の歌詞によると彼は機械と合体した人間(サイボーグ)である。彼が乗りこなす、龍の姿を模したバイクは「メタル・モンスター」。
本作リリース後、Rob Halfordは自身のソロ活動巡って、1993年にバンドを脱退する(後に『ANGEL OF RETRIBUTION』で復帰)。
世界で200万枚以上のセールスを記録している。

Recorded:January–March 1990, Miraval Studios, Correns, France and Wisseloord Studios, Hilversum, Netherlands
Producer:Judas Priest and Chris Tsangarides


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コメント・評価

Selected Comments
151. ドッペル原画 ★★ (2005-09-13 19:36:00)
硬質なサウンドに仕上がりメタルゴッドの威厳を見せ付けられるアルバム。
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157. noiseism ★★ (2005-11-19 13:11:00)
メタルとはなんぞやという疑問に対してバッチリ答えてくれるアルバム。
今聴いても素晴らしい名盤。
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160. 泡沫 ★★ (2005-12-17 20:42:00)
向かうところ敵無し、以上。
内容については語りつくされているので省略。
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162. hiromushi ★★ (2006-01-08 14:55:00)
反抗期に聴く音楽=JUDAS PRIESTだったな。
曲名だけでもその邪悪さにニヤリと出来る。
個人的には#6からの流れが哀愁に満ちていて聴き応えがあって好きなのだが、
それと同時に妙な居心地の悪さも感じたりするから不思議。
精神的にくるというか、今聴いてもやっぱり、凄い・・・。
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167. ふぁうすと ★★ (2006-01-29 14:43:00)
その当時のメタルに関する時代背景が語り尽くされる程の、言うまでもなく「上手く時代を取り込んだ」歴史的名盤のひとつだし、Judas Priest=Painkillerというイメージの人も多いと思います。それだけPainkillerは「ごちゃごちゃうるせえよ、これがおめーらの聴きたかったメタルだろ、文句あっか!」と言わんばかりの怒りと攻撃性と説得力に満ちた曲なのですけれど、個人的にはこのアルバムは後半の「哀愁メロディーの絡む英国のJudas Priest」を感じさせる曲が聴き所。まぁ全曲がいかにもメタル然とした楽曲が居並ぶので、文句のつけようなんてないんですけれどねー。
個人的ベストチューンはJudas Priestらしい様式美を感じさせる「Night crawler」「A touch of evil」「One shot at glory」。
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174. ニューアイランド ★★ (2006-05-17 09:39:00)
へヴィメタルを語る上で、絶対に外す事の出来ない一枚。PAINKILLER、NAGHT CRAWLERと言った曲を聞けば分るように5匹の化け物がとにかく凄い事をやっちゃってます。正しくメタルゴッド!
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175. RioT ★★ (2006-05-20 08:06:00)
これ=メタル
って方程式を多くのリスナーの間に作っちゃったこのアルバムこそ正統派メタルの鏡。
スラッシーでかっこいいじゃないか。
久しぶりに聴きたくなりました、ちょっくらメタルモンスターに乗ってきます。
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177. Blazing Blast ★★ (2006-07-30 23:06:00)
小学4年生の春。メタル好きな父親にJUDAS PRIESTを薦められ、レンタル屋へ。
そこにあったのは、「PAINKILLER」と「復讐の叫び」。
当時は、ジャケットのカッコよさで選んだのであろう、「PAINKILLER」をレンタル。
CDプレーヤーに入れた瞬間、いきなりスコット・トラヴィスの激しいドラミングが襲い掛かってくる。
続いて、休む間も無く一気に切り込んでくるグレン&KKのツインギター。
そして、ロブ・ハルフォードのサウンドを貫くハイトーン・ボーカル・・・・・"Painkiller"を聴いた瞬間、私の人生は変わった。
それまで、世間で"ロックの名盤"と言われているようなものしか知らなかった私に、
へヴィメタルの凄さと素晴らしさを教えてくれた。
私にとって、唯一無二・未来永劫、そして全てのへヴィメタルの頂点に立つ、完璧なへヴィメタル
…続き
178. 10倍太陽拳 ★★ (2006-09-24 13:03:00)
JUDASPRIEST最高傑作として名高いアルバム。
とにかくはぐれメタルも真っ青なメタルっぷりです。
徹頭徹尾メタル。とことんメタル。
おそらく一般市民が思い描いているHMのイメージ、サウンドを最も具体化してるアルバムではないだろうか。
スラッシュメタルとなんら引けを取らない勢いや怒りを感じます。
正統派ヘヴィメタルってのは正にこのアルバムの事を言うんでしょうね。
メタルゴッドによって作られた神盤です。HM界でも確実に10指に入るくらいの完成度。
個人的にはDefenders of the faithかこれが彼らの最高傑作だと思ってます。
にしてもスコット・トラヴィスを新しいドラマーとして加入させたのは
今回のアルバムにおける最大のファインプレーだったな。
彼なしでこのアルバムは完成しなかったと自分は思っている。
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Recent 20 Comments

181. せいこりん ★★ (2006-11-28 18:49:00)
JUDAS PRIESTの名盤でもあり最高傑作の一枚でもある本作はメヴィメタル系アルバムとしては無敵的な存在と言っても過言ではない!そう本作はメタルファンであれば何があっても認めるべきでもあるヘヴィメタル界最高傑作アルバムと言えよう!
とにかく本作の出来栄えは素晴らしすぎる!エネルギッシュ且つへヴィで、聴く者を虜にするほどインパクトがある純正統派メタルサウンドにJUDAS PRIESTらしい要素、そして迫り来る疾走感とメタルの帝王と思わせるような風格など、聴いただけでもJUDAS PRIESTの凄さが嫌というほど伝わってくる。そう本作はJUDAS PRIESTの最高傑作どころかヘヴィメタル史に輝く最高傑作でもあるのだ!オープニングを飾るJUDAS PRIEST否ヘヴィメタルの最高傑作曲でもある①は言葉では表現できない程素晴らしく、まさにヘヴィメタル音楽を象徴するかのような名曲だ!
…続き

182. くうかん ★★ (2006-11-28 22:08:00)
ヘヴィメタルの理想像のようなアルバム。ちょうど1990年だったということもあり、ヘヴィメタルの歴史を語るときにも「PAINKILLER以前」「PAINKILLER以後」という時代区分ができるかも知れないと思えるほど、このアルバムはヘヴィメタルの歴史に輝いていると思う。

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183. ドゴスギア ★★ (2006-12-04 16:45:00)
リマスターを買ってみました。
メンバー全員、プレイが上手くなったんじゃないか?!!
って思うようなタイトな音に仕上がっています。
買ってよかった!!

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184. Deuce ★★ (2006-12-23 22:52:00)
私もリマスター版買いました!
ド迫力でした!!イアン・ヒルとスコット・トラビスのリズム隊が腹にくる。
車中で大音量で聴きながら走った後、耳鳴りが暫く続きましたが(笑)
ヘヴィ・メタル!!!
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185. WINGS OF STEEL ★★ (2007-01-19 20:36:00)
ヘヴィ・メタルの原形を生み出すにとどまらず、究極形まで作り出してしまった彼らは「METAL GOD」と呼ぶほかにありません。
彼らにしてはアグレッシブなアルバムですが、結局神様は何やっても凄い、と。
でも、このアルバムだけ聴いてJUDASを知った「つもり」になっていてはいけません。80年代の輝ける名作群も是非聴きましょう。

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186. ICECLAD RAGE ★★ (2007-02-17 20:46:00)
究極のへヴィメタル、ここにあり。

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187. 星影のステラ ★★ (2007-04-25 22:47:00)
正直言ってこのアルバムがなければジューダスプリーストは80年代のメタルブーム期に最盛期を迎えた過去のバンドという位置づけだったと思う。
しかし、このアルバムのおかげで当時新しいファンも根こそぎ獲得したと思うし、今も新規のファンを獲得しつづけている。
それだけペインキラーのインパクトはすごい。当時のスラッシーな新機軸とジューダスの純英国ヘヴィメタリックな個性がホント「理想的」といえるぐらいの
バランスで合致してます。ヘヴィメタルとは何か、という問いに対してこのアルバムを差し出してもおかしくないだけの説得力がある。傑作中の傑作!!

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188. 山口 弘 ★★ (2007-05-06 23:12:00)

Judas Priest の最高傑作 , 『ヘヴィメタルって何』って聴かれたらこのアルバムとSCREAMING FOR VENGEANCE を渡す . ところでヘヴィメタル好きな人でこのバンド嫌いって人居ないよね .

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189. Usher-to-the-ETHER ★★ (2007-05-08 17:45:00)
…もう語り尽くされてて、今更若輩者の私が付け加える事も特に無いですが…
このアルバムの凄い所って、聴いていて「どうしてこのジャンルがヘヴィ・メタルと
呼ばれるのか」まで、なんとなく分かってしまう所だと思います。
まるで「ヘヴィ・メタル」というフレーズをそのまま音に具現化したような感じ。
私が聴いたのはリマスター盤で、オリジナル盤は聴いた事が無いんですが、音質もいかにも
メタル的な硬質さがあり、音量でも最近の作品に引けを取らず、大迫力。素晴らしい。

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190. ウカア ★★ (2007-07-04 08:59:00)
へヴィメタルが知りたかったらこのアルバムを当たれ


191. Dr.Strangelove ★★ (2007-07-04 13:52:00)
メタル屈指の名盤なんだが
一曲目が凄すぎて他の曲の印象が薄いんだよなあ。
でもこれを作ったプリーストは本当に凄いと思う。
これこそメタルと呼ぶにふさわしい。

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192. 失恋船長 ★★ (2007-07-12 20:30:00)
中途半端な前作のマイナスを払拭した名盤
プロデューサーをトム・アロマからクリス・タンガリーデスにに変え新しい息吹が吹きこまれた。研ぎ澄まされたギターリフ すさまじいツーバス!グランジ以降のHM/HRではなく、真のHM/HRが輝いていた時代最後の名盤である。緊張感溢れる演奏とブチ切れる
ロブの咆哮と素晴らしい

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193. 透明人間 ★★ (2007-07-26 14:45:00)
「THIS IS HEAVY METAL !!」 ですね。
半端じゃないです、この衝撃。言葉じゃ表せないです。
今まで他のメタルの曲とか聴いててもメタルとはどういうものかということをうまく説明できなかった。
でもこのアルバムはどっからどう聴いても「ヘヴィメタル」ですね。
説明は出来なくてもこのアルバムこそが「メタル」であるということが伝わってきちゃうんです。
その点がこのアルバムのすごいところ。これだけ多くの人が「名盤」と称えるのは当然です。

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194. じょなさん ★★ (2007-07-31 19:43:00)
自転車こぎながら「ディィス イィィズ ザッ ペインキッッラァァァ」と叫んでたら近所の人に聞かれました。
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195. ふぃ ★★ (2007-09-20 23:10:00)
メタルの世界に入って十数年、月に1回は聴いてるアルバム


196. toya ★★ (2007-10-07 07:45:00)
発表当時購入後、未だにストレスが貯まると聴くアルバム。個人的にはプリースト最高傑作だと思ってます。HM界でも何年に一度出るか出ないかの逸品。言葉が見つからないくらい素晴しい。捨て曲当然無し。
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197. ぷにょぷにょぽっこん ★★ (2007-11-11 08:30:00)
プリーストらしい灰汁の強さはあまり感じられないが
それゆえに、メタラーにはかなり聴きやすいアルバムだと思う。
プリーストの作品としてはある意味薄味だが、正統派HMとしては最強レベルの傑作。
→同意(0)

198. GTX ★★ (2007-11-24 03:03:00)
BETWEEN THE HAMMER & THE ANVIL
この曲がなかったら単なる良盤になってただろう
俺の中ではね

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199. Sonny Boy Williamson III ★★ (2007-12-05 22:50:00)
『ハードロックでもヘビーメタルでも暖簾なんか何でもいい』思ってたが、
解った。理解した。
ハードロック+幼稚なメロディ=ヘビーメタル。だろ?正解だろ
→同意(0)

200. てつ ★★ (2008-01-12 00:15:00)
俺にも票を入れさせてもらうよ!
当時、このアルバムを聴いて本当のメタラーになった気がしたな。
→同意(0)
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