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00年代 | 10年代 | 70年代 | 80年代 | 90年代 | J | ツインリード | ドラマティック | ブリテン | メロディック | 叙情/哀愁 | 正統派 | 有名バンド
JUDAS PRIEST
Painkiller
解説 1990年9月3日、Columbia Recordsよりリリースされた12thアルバム。(日本盤はソニー・ミュージックから発売された) 本作は自他共に「第二のデビュー」といわれ、Judas Priestの名盤のひとつとされ、デビューから前作『RAM IT DOWN』までと、音楽性が大幅に変わっている。 1989年に脱退したDave Hollandの代わりに元Racer XのScott Travisを迎えた。アリゾナ州・フェニックスに住んでいるRob Halfordは、新たなドラマー見つけるべくクラブで若いバンドをチェックし、Scottを見つけたという。その後、技術面だけでなく人間性も見るとして、リハーサルも兼ねてメンバーと共同生活をし、彼を正式に迎えることになった。過去在籍したドラマーにはない、彼のバスドラムテクニックにより、本作以降、バンドの音楽性を現代的なパワーメタルへと変えた。メンバー自身も「LEATHER REBEL」、「METAL MELTDOWN」などの楽曲は彼の登場以前では不可能だったと述べ、「強力な後継者を得た」と評した。 ドラム以外にも至る所でRobの高音シャウトを多用するなど、ボーカルのスタイルが変化している。ギターも早弾きを多用し、シンセサイザーは以前より目立たなくなっている。 プロデューサーも『BRITISH STEEL』から前作まで手がけたトム・アロムからChris Tsangaridesへと交代している。Chrisは2ndアルバム『SAD WINGS OF DESTINY』でアシスタント・エンジニアとして関わっていた。その後『TURBO』ツアーでJudas Priestが来日した際、Chrisは丁度日本に滞在していた。伊藤政則は長年メンバーに会っていないという彼にバックステージパスを渡し、後日、Chrisに話を聞くと「いつかまた仕事をする」という話になっていたという。伊藤自身も再び彼らが仕事をすることに驚いたとのこと。 Judas Priest本人は本作には商業的のヒットを狙っている曲は収めておらず、「PAINKILLER」、「A TOUCH OF EVIL」の両曲で勝負するとした。この2曲はシングル化され、PVも作られている。 ジャケットは荒廃した都市上空にバイクに乗った人物が現れた画が描かれており、「PAINKILLER」の歌詞の世界観を示している。描かれている人物は「ペインキラー」であり、同曲の歌詞によると彼は機械と合体した人間(サイボーグ)である。彼が乗りこなす、龍の姿を模したバイクは「メタル・モンスター」。 本作リリース後、Rob Halfordは自身のソロ活動巡って、1993年にバンドを脱退する(後に『ANGEL OF RETRIBUTION』で復帰)。 世界で200万枚以上のセールスを記録している。 Recorded:January–March 1990, Miraval Studios, Correns, France and Wisseloord Studios, Hilversum, Netherlands Producer:Judas Priest and Chris Tsangarides
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1. Painkiller , 1. Hell Patrol , 2. All Guns Blazing , 3. Leather Rebel , 4. Metal Meltdown , 5. Night Crawler , 6. Between the Hammer & the Anvil , 7. A Touch of Evil , 8. Battle Hymn , 9. One Shot at Glory , 10. Living Bad Dreams
コメント・評価 Selected Comments 13. 定ちゃん ★★ (2001-07-26 17:35:00) 「RAM IT DOWN」からリアルタイムでジューダスを聴いた僕はあまりジューダスに対して強い思い入れがない。同じブリティッシュならメイデンの方が何倍も好き。 名曲とされる「THE HELION / ELECTRIC EYES」を聴いた時よりも1曲目の「PAINKILLER」を聴いた時の方が何倍も衝撃を受けた。今でも聴き直すのは唯一このアルバム。 傑作「DEFENDERS OF THE FAITH」も捨てがたいアルバムだが、トータルで言うと文句無しに このアルバムを推薦します。 →同意(0) 15. demmy ★★ (2001-09-02 02:12:00) THIS IS REAL HEAVY METAL!!!! →同意(0) 17. やまねこ ★★ (2001-10-29 21:20:00) ジャンルを超えた説得力がこのアルバムには備わっている気がします。 疾走感、様式美、衝撃性などにおいて。 →同意(0) 22. KOZY ★★ (2002-05-02 17:46:00) あくまで個人的な意見だが・・・。 JUDAS PRIESTは、時代ごとに優れたアルバムを出してきた。新しいものを貪欲に取り込み、それをJUDAS PRIEST流HM=スタンダードなHMとして世に送り出してきた。名盤と呼ばれるものばかりだし、俺も好きだ。けど、どうしてもドラムだけが好きになれなかった。タイトで堅い、HMらしい音だったけど、音数が少なく、どうしても曲の表現を限定していたような気がする。そこへもってきてスコット・トラヴィスの加入・・・あの強烈なドラムで、俺のうやむやは一気に吹っ飛んだね(笑)!それにこの楽曲!前半と後半で少し表情を変えるけど、そのどちらの顔も素晴らしい!「捨て曲無し」という言葉は、あんまり簡単に使いたくねえんだけど、このアルバムには本当に捨て曲がない!「RAM IT DOWN」にあった、どこか散漫な感じがなくて、徹頭徹尾HM!METAL GODの意地の作品 …続き 25. H・W ★★ (2002-07-17 02:20:00) 当たり前すぎて書き込みしたくなかったのだが、先日ふとCDプレーヤーに乗っけて、久しぶりに頭のてっぺんから蒸気が吹き出た。しゅー。 やっぱり凄いぞ。いまさらながら。 ロブ・ハルフォードの殺人ヴォイス(・・・ってこの表現、シャレにならなかったらごめん)を生かしきった、切れ味抜群の演奏。 グレン・ティプトンが奏でる無敵の質感を誇るメロディー。 K.K.ダウニングの飛び掛ってくるノラネコのような(笑)ソロワーク。ニャー! そしてバンドの「ユンケル皇帝液」となったスコット・トラヴィスの超高速貧乏ゆすり! これを聴いてちぎれるまで首を振れ!! (ごめん、悪乗りが過ぎたか?) →同意(0) 29. 康介 ★★ (2002-09-23 21:08:00) 現在一番好きなアルバム。この衝撃はそうそう来るもではない。 全編に漂う殺気、狂気。そして暗さ。 メタルを毛嫌いしていた友人も気にいりました。 タイトル曲はもちろん捨て曲なし。いや、どれも傑作ぞろい。 特に後半の流れが素晴らしい。 →同意(0) Recent 20 Comments 31. m.c.A.K. ★★ (2002-10-15 17:41:00) PAINKILLERのツアー観に行きました(91年、代々木) アリーナ席で、私の斜め前にいた女性(男連れ)は終始静かに観ていたのですが、“PAINKILLER"の時だけ鬼神の如くヘドバンしてました。多分他の曲は予習してこなかったんでしょうねぇ・・・(苦笑) でもこの1曲、このアルバムは、うら若き乙女をもメタルワールドに誘う魔力があるんでしょうね。(あの女性、どうしてるかな???) →同意(0) 32. ようへい ★★ (2002-10-25 23:13:00) スタン!スタン!スタン!スタン!スタン!スタン!スタン!スタン!スタン!スタンスタンスタンスタン!スタン!スタン!スタン!スタン!スタン!スタン!スタン!スタン!スタンスタンスタンスタン!ドコドコドコドコドコドドッドコドドコドコドコドコドコドドドドドッドコドドコドコドコドコドコドドッドコドギニャアアアアアアアアアアアアアアア! って感じ?悶絶するね →同意(0) 33. casa ★★ (2002-11-13 12:48:00) 確か歌詞カードが赤かったんですよ。 それで狂おしいばかりの緊張感と殺気に揉みくちゃにされていた私は、 それを見て頭がグラグラしたのを覚えています。 今聴き直してみると弦楽器隊が実は非常に凝ったバッキングを刻んでいて、 その職人的な手管にもまた舌を巻きます。メロディ展開も英国産ならではの翳りがあり、 やはり巨大な作品だなぁと溜息をついた次第です。 →同意(0) 34. こうじ ★★ (2002-11-17 19:07:00) 究極のへヴィメタル。 これ以上へヴィでハイテンションでアグレッシブな作品は無い。 全ての曲が名曲で、全てのリフが驚異的にかっこ良い。 ロブのヴォーカルパフォーマンスは、人間業じゃない。 前半の、畳み掛けるアグレッションによる凄まじいカタルシス。 後半の、勇壮で泣けるメロディと凄まじいドラマ。 これを聴かずしてメタルを語るべからず!!!!! →同意(0) 35. hiroki ★★ (2002-11-26 15:48:00) 熱いっ!!熱すぎるっっ!!! こいつは火傷じゃ済まないぐらい熱い鋼鉄の塊だ!!!! 「ヘヴィメタルってどんな音楽か?」ときかれたら、こいつを聞かせてみるべしっ!!!!! 捨て曲一切無し!!! これはまさに聖書!!! 「!」マークがいくらあっても足りないぐらいのスゴさ!!!!!!! 聞かずに死ねるか!!!!!!!!!!! →同意(0) 36. えいしすはい ★★ (2002-11-29 23:28:00) 俺はアルバム2枚買ったYO! 37. m.c.A.K. ★★ (2002-12-06 11:45:00) 書き込み2回目。今度はちょっと真面目バージョン。 時代背景は正にYOSIさんが述べている通りなので、「PAINKILLER」が発表された'90年近辺、'88~'91年に発表されたHMの代表作に注目し当時を振り返ってみたいと思います。 MEGADETH:「SO FAR、SO GOOD...SO WHAT!」('88)、「RUST IN PEACE」('90) METALLICA:「...AND JUSTICE FOR ALL」('88)、「METALLICA」('91) SLAYER:「SOUTH OF HEAVEN」('88)、「SEASONS IN THE ABYSS」('90) METAL CHURCH:「BLESSING IN DISGUISE」('89)、「THE HUMAN FACTOR」('91) HELLOWEEN:「KEEPER OF~ …続き 38. たけとし ★★ (2002-12-16 02:06:00) OZZY OSBOURNE:BLIZZARD OF OZZ DREAM THEATER:IMAGES AND WORDS そしてJUDAS PRIEST:PAINKILLER.... この3枚のアルバムを歴史的人物に例えるなら織田信長、武田信玄、上杉謙信とでも言っときましょうか。つまりインパクトがあり、魅力的であり、後生に語り継がれるであろう歴史的な作品であると言う事です。 →同意(0) 39. おぶ ★★ (2002-12-16 22:05:00) ↑戦国武将かい!!俺も初めて聞いたときはボブサップのパンチ級の衝撃があったね(例えが凄すぎますが・・)もうとにかく捨て曲ないんだよね本当に。というよりすべてがHM史上に残る名曲揃い。よくもまあここまでのアルバムをつくったと思うよ。これかのHMの教科書的な存在として語り継がれていくべきアルバムです! 40. ライキチ ★★ (2002-12-19 19:47:00) JUDAS PRIEST凄いよ全く・・・・ロブハルフォード凄いよ全く・・・・グレンティプトン凄いよ全く・・・・K・Kダウニング凄いよ全く・・・・イアンヒル凄いよ全く・・・・スコットトラヴィス凄いよ全く・・・・ 今更言うまでもないが彼等抜きではHEAVY METALは語れないよ!! これぞHEAVY METAL!このアルバムを好きでない方、このサイトから直ちに立ち去れい!!! いや~マジで凄いよ。本当に。 1990年、まさか彼らがやってくれると誰が想像したか・・・。普通のバンドなら絶頂期を気にずんずん落ちていくのだが、彼らは絶頂期を凌ぐほどの素晴らしい作品を作り上げた。 新たなファンをも見事にゲットしたようにも思える。この時代彼らに影響受けたバンドが腐るほどいる中で、そういった連中を見事に押し潰した感じがして気持ちいい。というか、うれしい。 硬派一徹の徹 …続き 41. メタリスト ★★ (2003-01-22 15:53:00) 奇跡的に素晴らしいアルバム。勿論、捨て曲なぞありませんぞ! メタルゴッドの風格やプライドが炸裂!!リスナーはその気迫に圧倒されるのみ! たぶんジジイになっても聴くんだろうな~。 HMとは、このアルバム、そしてPRIESTの事だ!聴け! →同意(0) 42. hossy ★★ (2003-02-05 03:49:00) もはやこれはコンセプトアルバムといってもいい。完膚無きまでに捨て曲無し。全曲シングルにしても違和感無し。前のドラムはテクも迫力もいまいちだったが、スコットになってプリーストに足りないものが補われた気がする。正に黄金期である。なだけに、ハルフォードの脱退が悔やまれて悔やまれてしょうがない。激しく壮大で官能的なまでの美しさを兼ね備え、尚かつ爽快感や快楽まであたえてくれる正に歴史的名盤。俺一人で、金属が溶解してる世界でペインキラーとナイトクローラーが戦ってて、その周りをヘルパトロールがブンブン飛んでる世界を想像して聞いている。 →同意(0) 43. なおき ★★ (2003-03-24 00:35:00) そっかなぁ。捨て曲多いと思うよ。このアルバム。PainkillerとAll Guns Blazing以外は捨て曲だと思う。まぁそれはJudasPriestにしては、ってことだけどね。おれは彼らの曲作りのうまさも評価してたのでね。というか突出してこの2曲がいい曲だとも思える。ただ、オレ的には、アレンジでつじつま合わせるスタイルは、次作のJUGULATORでついて行けなくなったので、やはりこのアルバムは捨て曲が多いと感じてしまう。 →同意(0) 44. シバ ★★ (2003-04-15 00:20:00) 普段おとなしめな人で「強くなりたい」と思っているなら、 これを聞きながら町にでよう! おもわず胸張って歩けるぜ! ペインキラーを味方につければ怖いものなんてないさ。 →同意(0) 45. うにぶ ★★ (2003-05-04 22:31:00) '90年発表の12thアルバム(通算14作目)にして、ロブ・ハルフォード在籍時最後のアルバムです。こんな大傑作を残して脱退とは…まあおかげでティム・“リッパー"・オーウェンズという素晴らしいヴォーカリストが世に出たんだけど…後追いの身としては、ファンになった時ロブがもういなかったというのはショックだったなぁ。 『PAINKILLER』は個人的に今まで聴いた全ての音楽作品の中で、最も好きなアルバム。ついでには最も好きな曲は「PAINKILLER」です。 このアルバムに、曲に出会わなければ、JUDAS PRIESTというバンドを、ヘヴィ・メタルという音楽を、これほど好きにはならなかっただろうな~。 「PAINKILLER」は最初から最後まで、一瞬たりとも気に入らないところがないです。はっきり言ってメロディは変。良いメロディとか、そういう観点で言えば名曲とは言い難いと思います …続き 46. みなちょん ★★ (2003-06-25 20:54:00) 鬼メタル →同意(0) 47. nob ★★ (2003-07-07 22:19:00) ジューダスならやっぱり今作品が一番気に入てるな。12枚目のアルバムにして最高傑作。お金一杯稼いだだろうに、ここでこの超高品質作品出す緊張感は偉い。 48. ヤング・ラジオ ★★ (2003-07-13 06:27:00) このアルバム発売当時、僕はポップなHR/HMを好んで聞いていた。もちろんジューダスが嫌いではなかったが、彼らの凄さに気づくのは実はもう少し後なのである。時代時代に救世主となるアルバムが存在するが、まさしくこのアルバムなんかそれに見事に当てはまる。アメリカンHRが流行していた80年代後期~90年代初頭に、HR/HMとは元来こういう音楽なんだと突如現れた、ブリティッシュHMにノック・アウトされたファンは多いはずである。とにかくアルバムにはりめぐらされた緊張感は半端ではない。特に中盤~後半の流れは、圧巻の一言に尽きる。ジューダスの作品を聞く度に、なんかいつも身が引き締まる思いがするのは何故なんだろうか。 →同意(0) 49. あお ★★ (2003-07-28 23:31:00) JUDAS PRISTを聴いたのは、このアルバム、ペインキラーが初めてなんですけど・・・、 (一番人気のアルバムだったんで)買ってみました。 いやぁ~、凄いっっ!激しいっっ! でも要所要所に、何というかクラシカルなフレーズも入ってたりして、なかなかです。 ホント、激しいなぁ~。それと、VOのキ~ンとくるような高い声。 私が今まで聴いてきたメタルと、一味、いや、ふた味も違います。 こんな世界もあるのだなぁ~と、またもや幅が広がりました(笑) しっかし、激しい!(笑)私的には、疲れているときは、聴けないですね(苦笑) →同意(0) 50. Mx. ★★ (2003-08-04 22:18:00) RAM IT DOWNで素晴らしかったのは 正直JOHNNY B. GOODEだけだと思ってたので 起死回生のアルバムみたいな評判だけ聞いても 実際に音聴いてみないとなぁ、とあんまり期待してませんでした。 ごめん、Scott TravisのDrumイケテマス。 Rob Halfordの声、前作程の艶はないけどイケテマス・・・。 熱っ!!! こ、これこそメタル! →同意(0) | 発言: 1-50
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