>ロージーさんへ こんばんわ。 INTO THE PANDEMONIUMはボクは盤が擦り切れるほど聴き込みました。 初期のMORBID TALESや後期のVANITY NEMESISのように純粋にメタルをしていないので物足りなさを感じるかも知れませんが、CELTIC FROSTの作品の中でも特に詩的でコンセプチュアルな作品だと思います。 特にTO MEGA THERIONあたりの分厚いサウンドに心酔したヒトは、アグレッションがトーンダウンしてると思うかも知れないですね。 初期で培った地を這うようなギター、霊的な霞んだコーラス、鬱々としたヴォーカルスタイルなど、他の作品にはない大きな魅力が満載ですよ。密かにスネアドラムの張りのある音と、祭儀的なイマジネーションを掻き立てるタムの音は、この音世界に非常にマッチしてます。 何と言ってもMesmerize、Sorrows of the Moonから感じられるカルトチックな雰囲気は最高です。それに続くレクイエムと副題の付いたRex Iraeも当時殆ど無かったゴシックっぽいアプローチで素晴らしいのです。 純粋なメタルサウンドというよりも、カルト色の強いアヴァンロックだと思ってます。APPOLLYON SUNの頃のトムが非常にインダストリアルになっているのですが、結構そのルーツもココで感じることができます。しかし、ドンカマが鳴ってるようなあの曲はチョイとハズしたかも知れないですね。 聴き手を選びますがコレは名盤と呼ぶに相応しいと僕は思います。是非聴き込んでみて下さい!
僕もロージーさんと一緒で、雑誌の高評価につられて“INTO THE PANDEMONIUM"を当時買ったが、全く受け付けなかった苦い経験がある。それ以来、「シンフォニック」っと雑誌に書いてあると自然に回避するクセがついてしまった・・・・ で、今回もまた高評価(笑) 「あつものに懲りてナマスを吹く」?、イヤ待てまた返り討ち?悩んでます(笑)