1990年、アメリカ合衆国ニューヨーク州モンロー郡ロチェスターにして結成されたグラインドコアバンド。
Anthrax、Nuclear Assault、Stormtroopers of Deathなどで活躍してきたベーシストDan Lilkerが中心となって結成された。1999年に解散し、2006年に復活、2014年に再度解散している。
元々はDan LilkerがNuclear Assault在籍中の1990年にサイド・プロジェクトとして始めたものであったがBrutal Truthの活動に夢中になり、Nuclear Assaultを辞めBrutal Truthに本格的に専念するようになる。最初のアルバム2枚はEarache Recordsよりリリースされたが、以降はRelapse Recordsやその他のアンダーグラウンドのレーベルからレコードを出している。
音楽性は基本的に、スピードを重視したテクニカルなグラインドコアだが、2ndアルバム『Need to Control』では、ドゥーム/スラッジ的なアプローチをとったスロウナンバーもある。また、1stアルバムではギターリフをはじめ、デスメタルに近い音楽性だったが、以降の音源ではデスメタル的な面は影を潜めるようになる。『Kill Trend Suicide』以降はロウでローファイなサウンドプロダクションになっている。
バンドは1998年に解散したものの、2006年にEyehategodのトリビュートアルバムに参加するため、解散時のメンバーで再結成された。なお、「Collateral Damage」のビデオは、世界最短のミュージックビデオとして、2001年のギネスブックに登録されている。
2014年にDan Lilkerは引退を表明し、バンドは再び解散した。
再解散についてDanは「俺も50歳になって、さすがに若いころよりもツアーがきつくなったのもある。空港のあちこちで待たされた挙句、飛行機が遅れたせいですべての予定がパーになる…なんてのもストレスなんだ。」と述べている。
Current members (リーダーはDan Lilker)
Kevin Sharp – vocals (1990–1998, 2006–2014)
Dan Lilker – bass guitar, backing vocals (1990–1998, 2006–2014)
Richard Hoak – drums (1994–1998, 2006–2014)
Dan O'Hare – guitars (2013–2014)