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BOB DYLAN
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解説 - BOB DYLAN
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Recent 50 Comments



1. 泡沫 ★★ (2005-04-10 21:26:00)

アメリカンロックといえば?
「キッス、エアロスミス、チープトリック」「ヴァンヘイレン」「ガンズ&ローゼズ」etc・・・。
確かに、それもまた正解だろう。しかし、アメリカのロックを語るうえでこの人をハズしては話が成り立たないのではないか。
フォーク、ブルース、R&B、カントリー、いろいろなアメリカの音楽を混ぜ、そしてロックで〆る。
ディランといえば、おっさんが大好きなフォーク野郎だと思うかもしれませんが、僕はフォークやブルースを再びロックと混ぜ合わせ、アメリカンロックを確立した人だと思ってます。ディランの曲をカヴァーするアーティストは後を絶たないですし。
えらそ~に書いてんなぁ。CD数枚しか聴いたことないのに。




2. 猿葱 ★★ (2005-04-10 22:55:00)

いえいえっ。
本来なら登録した私が↑のようなキメフレーズで語らなければいけないんですが(^^;)
いかんせんそう聴いているワケではなかったので。
これからしっかり聴かせていただきます☆
泡沫さん、皆さん、たくさんの書き込みお願いしますね。




3. チョッパー ★★ (2005-04-11 00:24:00)

日本は英語圏ではないのでなかなかムツカシイかもしれないが、欧米ではビートルズと並んで
語られるのは、ストーンズでもZEPでもない、このディランなのだ。
ディランは「天才」であって「職人」ではない。つまりつまらない曲でもなんとか聴かせるようにする、
という事はしない、というか出来ない。まさに思いつくまま、天から降りてくるまま、なのだ。
故にすべてが素晴らしい訳ではない、いや、半分以上はどうでもいい曲だ。
しかし後半分の中に信じられない世界があるのだ。それはもはやジャンルで分けられない「ディランの世界」
としかいいようがない。どうも今の音楽に飽き足らない人、ぜひディランを聴いてみて欲しい。
最初はとっくきにくく、だまされたような気分になるかもしれないが、ある日突然開けるかもしれない。
今の若い人達に中にも潜在的にディランを欲している人もきっといると思う。ただ聴く機会がないだけかも
しれない。なにしろFMや有線、TVタイアップ等メディアで取り上げられる事など皆無だからだ。
かのアインシュタインやピカソと共に「20世紀が生んだ天才」の1人にあげられるディランをぜひお試し
ください。みなさんの音楽ライフが広がる事につながれば幸いです。




4. 猿葱 ★★ (2005-04-11 00:55:00)

>チョッパーさん
改めまして初めましてです☆猿葱と申します。
とても良い機会でしたので登録させていただきました!
しかしながら、少し目を離したらこんなにも曲が登録されていると
何だか嬉しくなってきますよ♪
まだその世界を発見できていない私にとって
とても興味深いレビューがますます聴き込みたい気持ちになります☆
私も少しずつ発言していきますね♪




5. チョッパー ★★ (2005-04-11 01:09:00)

猿葱さん チョッパーです。
いえいえ、こちらこそ改めましてありがとうございます。
ちょっとでしゃばりすぎたかもしれません(汗)。
でもこの偉大なロック史の財産を後世に伝えるのがオジサンの役目ではないか
と勝手に思い込んでいます。ほんとに少しでも気に入ってくれる人が増えれば
こんなうれしい事はありません。まだまだカキコしたい事があるので
少しずつ嫌われない程度にやっていきます(笑)よろしくです。




6. チョッパー ★★ (2005-04-13 01:23:00)

いや、正直言って私以外にもこんなにすぐにレビューがこれほど来るとは
ビックリです。ちょっとみくびってましたね。さすがディラン、そしてみなさんです。
提案者としては嬉しい限りです。わたしもがんばります。(頑張り過ぎ?)




7. 猿葱 ★★ (2005-04-14 00:03:00)

では、私からも少しお手伝いを(笑)
私の場合はJIMI HENDRIXやJOHNNY WINTERのカヴァーから入ったものでして、
辿ったら当然の如くディランに出会ってしまったというワケです(笑)
意外と(意外でもないかw)いろんなアーティストが演っているので、
「これってディランの曲なんだ~!」
ってことが振り返ると多々あったりしますよね。
う~ん、さすがディラン!




8. チョッパー ★★ (2005-04-14 01:38:00)

猿葱さん、みなさん、いつもお世話になります(笑)
私も色々偉そうな事を書いてますが、すべてを聴いた訳ではないんです。
やはり音源が膨大ですからね、7,8割は聴いてると思いますが・・
個人的にはディランは70年代までかな?80年代後半位になると結構苦しくなってきますね。
また、ディランはライヴになるとがらっとアレンジ等を変えてきて、例えばスタジオ
ではどうしようもなかった曲がライブでは信じられない位の名曲に変わっていたり
まあ、その逆もありますがそれも含めて人間臭くていいなあと思ったりします。




9. チョッパー ★★ (2005-04-26 01:25:00)

久しぶりにタワーに行って見ると、なんとディランキャンペーンをやっていた。
タワーの従業員が選んだディランアルバムベスト10ソングベスト30を書いた
小冊子まであった。従業員のどれほどの人がディランを聴いているのかはともかく、
これを眺めていると上位の作品はほぼ60年代のモノで占められ、逆に80年代以降の
ものはほとんどなかった。印象的なのはアルバム1位が「フリーホイーリン」だった事で、
やっぱりディランのイメージってこれなんだなあと複雑な気分になった。
映画「アイデン&テイティ」にも使われ、もうすぐ初のディラン自身による自伝も出版、
夏にはドキュメントも放映、とディラン再評価の気運も高まっている。
ちなみに記載されていたベストは以下の通りです。(もし著作権上問題あれば削除してください。)
アルバム
1、フリーホイーリン
2、ハイウェイ61
3、ブロンド・オン・ブロンド
4、ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム
5、デサイア
6、ブラッド・オン・ザ・トラックス
7、プラネット・ウェイブス
8、ローリング・サンダー・レビュー
9、ナッシュビル・スカイライン
10、地下室
ソング
1、ライク・ア・ローリング・ストーン
2、風に吹かれて
3、天国の扉
4、くよくよするなよ
5、ブルーにこんがらがって
6、見張り塔からずっと
7、ミスター・タンブリンマン
8、時代は変わる
9、サブタレニアン・ホームシック・ブルース
10、ハリケーン
11、アイ・シャル・ビー・リリースド
12、マイ・バック・ページス
13、アイ・ウォント・ユー
14、北国の少女
15、ジャスト・ライク・ア・ウーマン
16、レイ・レディ・レイ
17、雨の日の女
18、トゥームストーン・ブルース
19、イッツ・オール・オーヴァー・ナウ、ベイビー・ブルー
20、フォーエヴァー・ヤング
(蛇足ながら私のベスト3は
アルバム
1、ブラッド・オン・ザ・トラックス
2、デザイア
3、ブロンド・オン・ブロンド
ソング
1、ハリケーン
2、ジャスト・ライク・ア・ウーマン
3、北国の少女
次点 ブルーにこんがらがって
嵐からの隠れ場所
メンフィス・ブルース・アゲイン)




10. 1210mush ★★ (2005-04-29 13:14:00)

どうも。CD数枚、レコード数枚しか聞いた事がないのですが、ディランは私も大好きです。
私は、ロックバンドとして、ZEPやビートルズと並ぶ存在として、The Bandを考えていますので、Planet Wavesが好きだったりするんです。
The Bandとなるとここのサイトに来ておられる方はほとんどしらないと思いますが…^^;
そのアルバムの、Forever Youngは個人的に大好きです。歌詞も女性的というか、女性に歌っている感じなのですが、泣かせます。
ディランといえば、やはりチョッパーさんと同じく、デザイアは大好きです。
ハリケーンは凄いいいですよね。
初めて聞いた時に限定すれば、Like a ...よりハリケーンの方に衝撃を受けました。
今はLikeの方がたくさん聞き込んだようで(比べられないほど聞いてはいますが/笑)、曲としてはそっちの方が好きになってしまいましたが。
日本で人気が無いのは、やはり英語圏ではないという事が一番大きいと思いますね。
和訳は所詮和訳ですので、英語でその意味を何となくでもつかめる聞き方をすると、さらに魅力アップだと思いますね~。
私の貧弱な英語読解力では完全には理解出来る日は来ないでしょうが(笑
誰かが言っていましたが、ジミヘンやディランなどの歌詞には、そのローカルな人じゃないと分からない意味が歌詞にたくさん含まれているらしいですね。
それが分からない立場にあるのが悔しいですが、音楽としての素晴らしさはどの国の人が聞いても同じだと思います。

久々の長文につきワケの分からない文になってしまいましたが^^;
それでもディランが好きという事で、よろしくお願いします(汗
このサイトで、DISCOGRAPHYを見る事ができます。歌詞、和訳がついているものもあります。
love and theftはまだ聞いていませんが(世間では評価高いですね)、そこに至るまで50ものアルバムが登録されているのか…。フランク・ザッパのようだ(笑
http://orad.dent.kyushu-u.ac.jp/dylan/




11. チョッパー ★★ (2005-05-01 01:13:00)

1210mushさんいらっしゃいませ、ってページを私物化してどうする(笑)
でもディランファンがカキコしてくれるのはやっぱり嬉しいです。ありがとうございます。
で、やっぱ来ましたね「PW」、う~ん・・レビューにも書きましたがこれって個人的に
鬼門なんですよね~。なぜか・・。印象に残ってるのは「ナイト・ライク・ディス」、「フォーエヴァー・ヤング」
「ヘイゼル」位。でも1210mushさんのカキコ読んで久々に聞いてみようかと思います。かなり長い事聞いてない
ので印象も変わるかもしれませんしね。(ここにカキコするようになってからまたマイブームになってます。)
実は私もまだ「ラヴ&セフト」聞いてないんですよね。なんか怖くて手が出せないというか・・。でも評判
良いんだったら聞いてみようっと。
サイトの紹介ありがとうございます。このサイト知ってたんですけど英語物だとばかり思っていたんですが、
日本語ヴァージョンあったんですね。けどあんなに歌詞載せて大丈夫なのかな?(笑)
とにかくもっとディランの輪(古い・・)を広げたいですね。ノーベル文学賞にまでノミネートされていると
いうのにわが国での不当な評価を少しでも挽回させたいです。




12. 蛇めたる ★★ (2006-07-15 22:23:00)



13. パックスロマーナ ★★ (2008-11-05 19:28:00)

ディランの過少評価の一因は歌にあるのでは?
日本人の大多数はハスキーヴォイスをどちらかというと敬遠しているとろこがある。でも平家物語の琵琶法師は今でいうとボブディランではないかと
知らない人にイメージとして言っている(音としてより詩的な意味で)
だがディランの音楽は好きな人や興味をもった人にのみ開かれた門戸で
あってよいのでは、未発表曲のアルバム2枚組みリリースとかみていると
つとに思う。




14. チョッパー ★★ (2009-10-02 13:32:00)

ご無沙汰してます。
最近ディランに大変な事が起こっています。なんと30年ぶりにアルバムが全米№1になったのです。
ベスト盤ではなくスタジオ・オリジナル・アルバムが、しかも2作連続で!これはまさに事件ですね。
これで最近ディランに興味を持った方も多いのかもしれない。・・と言う訳でそんな方の為にディランの
バイオグラフィを厚かましくも図々しくここに書いてみようと思います。「ボブ・ディランって興味あるけど
CDがたくさんあり過ぎてよくわからん・・」という貴兄の参考になればと思います。
まず、ディランは天才です。どれ位天才かと言うと、かのアインシュタインやピカソらと並んで「20世紀の
偉人」のひとりに数えられている程です。音楽界にのみ話を絞れば、特に欧米ではビートルズと並んで
語られるのはディランだけです。(そのビートルズもディランから大変な影響を受け、中でもジョン・
レノンはディランからの影響モロの曲をいくつも残し、ジョージ・ハリスンにいたっては共作、共演まで
しています。かたやディランはビートルズからの影響は殆ど受けていません。これはストーンズがビートルズ
の背中を追いかけていたのとは対象的です)
ディランのキャリアは50年に及び、加えて多作家なので大量のオリジナルアルバム
があり、それにライブ盤やカバー曲集、未発表曲集等を含めるとその作品は膨大な量になります。
ではディランは天才なのでそれらの作品すべてが素晴らしいのか?いいえ、決してそうではありません。
むしろ信じられない程つまらない曲も少なくありません。ディランはロック史に残る名曲をたくさん残しながら
一方で「捨て曲」も実はたくさんあるのです。普通のアーティストならそれらの「捨て曲」もプロデュースの力で
なんとか聞けるようにするのですが、ディランはそれをしません。本能のおもむくまま、むき出しのまま、
それがディランの個性であり天才であるのです。したがってオリジナルアルバムは曲毎のバラツキが大変に
激しいので特にディラン初心者にはあまりお薦め出来ません。月並みですがやはり手堅くベスト盤から入るのが
良いでしょう。と言ってもベスト盤も多数ありどれが良いのか?ここでロックを語る上において決して外せない
「ディラン最重要曲」をあげます。私の独断と偏見ではなく一般的最大公約数といえるだろう曲です。
「風に吹かれて」「くよくよするなよ」「激しい雨が降る」「時代は変わる」「悲しきベイブ」「サブタレニアン・
ホームシック・ブルース」「ミスター・タンブリンマン」「ラブ・マイナス・ゼロ」「ライク・ア・ローリング・
ストーン」「メンフィス・ブルース・アゲイン」「アイ・ウォント・ユー」「ジャスト・ライク・ア・ウーマン」
「ハリケーン」「ブルーにこんがらがって」
残念ながら既出のベスト盤はシングル曲中心の選曲がされているものが多くこれらすべてを収録している物は
ないようですが、出来るだけこれらをカバーしているのが良いでしょう。さらにもうひとつ重要なポイントは
歌詞です。特にディランの曲は歌詞が大変重要で、歌詞の意味を知ると知らないとでは曲の魅力が100倍以上
違いますのでぜひ訳詩付き国内盤を。(かく言う私も歌詞からハマったひとりです)
一般的には「ベスト・オブ・ボブ・ディランVOL.1」でまず入門し、「VOL.2」でハマるのが定番のようです。
この2枚まで聞ければ一応「ディラン聴いた」と言えるかと思います。
さらにオリジナルアルバムを聴いてみたいという方の為に簡単な略歴を。。
ディランは62年にフォークシンガーとしてデビューし、翌63年の2nd「フリーホイーリン」でブレイク。
65年5th「ブリンギング・イット・オールバック・ホーム」からロックへ転身。同年シングル「ライク・ア・
ローリング・ストーン」が初№1になり66年7th「ブロンド・オン・ブロンド」が最高傑作と呼ばれ第一次
黄金期を迎えるがこの年バイク事故で大怪我を負う。復帰後は2枚のカントリーアルバム等を作成。
転機は70年11th「ニューモーニング」。それまでの「曲の寄せ集め」的なアルバム作りから「アルバムを
アルバムとして聞かせる」作りに変わっていく。結果74年ザ・バンドとのコラボアルバム「プラネット・ウェイブズ」
が初№1を獲得すると75年「ブラッド・オン・ザ・トラックス」76年「デザイア」と3作連続№1となり第二次
黄金期を迎える。78年「ストリート・リーガル」からR&Bへのアプローチを見せ、79年にボーン・アゲイン・
クリスチャン宣言後に出したアルバム79年「スロー・トレイン・カミング」80年「セイブド」81年「ショット・
オブ・ラブ」は通称「ゴスペル3部作」と呼ばれてますがゴスペルというよりはディラン流R&Bで、当時は作品
自体の評価よりも、ただ「らしくない」という理由から不当に過小評価されそれを現在まで引きずっており、
むしろ今のR&B慣れした音楽ファンにこそ向いているのでは?と思われます。80年代に入るとディランは急速に
売れなくなり「ディラン暗黒時代」に入り迷走します。しかし97年「タイム・アウト・オブ・マインド」が
初のグラミーアルバム賞を獲得。01年「ラヴ・アンド・セフト」からのアメリカン・ルーツ・ミュージック
への方向転換が成功。04年「モダン・タイムス」09年「トゥゲザー・スルー・ライフ」と2作連続№1。
第三次黄金期を迎えています。
またディランには多数のライブアルバムがあります。ライブで曲をアレンジするのはどのアーティストもやる
事ですが、ディランはそれが極端で、時には「歌詞とタイトルが同じなだけのまったく別の曲」になっている
事も少なくなく、オリジナルより良くなっている事もあれば逆もあり、それがまたディランの別の楽しみ方に
なっています。さらに付け加えればディランには「ブートレッグシリーズ」という未発表音源集があり、実は
ボツテイクやボツ曲の方が公式盤より良い場合があるというのはファンの間では有名ですので参考までに。
ようするにディランはハマるととことん深く、楽しみ方も多岐に渡るのです。私もまだまだ途中です。
以上私なりのディラン紹介でした。少しでも参考にして頂けるとうれしいです。最後に嗜好別お薦めオリジナル
アルバムを紹介します。長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
「やっぱディランはフォークだよね」という方には・・
「フリーホイーリン」 62年の2nd。後の代表曲が詰まった出世作。
「アナザーサイド」 64年の4th。一日で録音した緊張感が溢れるフォーク時代のラスト作。
「カッコいいロックなディランがいいな」という方には・・
「追憶のハイウェイ61」65年6th。「ライク・ア・ローリング・ストーン」に代表されるぶちまけディラン。
「インフィデル」83年。マーク・ノップラープロデュースのソリッドロックなディラン。
「聴きやすいディランは?」という方には・・
「ストリート・リーガル」78年。女性バックボーカルを従えたディラン流R&B。曲の良さ、聴き易さはピカイチ!
「スロー・トレイン・カミング」79年。マーク・ノップラーのギターが渋い。全米3位。
「やっぱ№1アルバムが確実かな」という方には・・
「プラネット・ウェイブス」74年。ザ・バンドとのコラボ。
「ブラッド・オン・ザ・トラックス」75年。70年代の最高傑作と言われる。個人的にディランベスト1!
「デザイア」76年。バイオリンとエミルー・ハリス(vo)のバックが非常に効果的な最大のヒット作。
「ロック史的な代表作は?」という方には・・
「ブリンギング・イット・オールバック・ホーム」65年5th。フォークからロックへの過渡期。
「ブロンド・オン・ブロンド」66年7th。一般的に最高傑作と言われている。
(補足)第三次黄金期はお薦めからはずしています。理由はふたつ。ひとつは「アメリカン・ルーツ・ミュージック回帰」
というアルバム志向が日本人やディラン初心者に合う人が少ないのでは?と思った事。ふたつめはディランの声。ただで
さえディランのダミ声(ハマればこれも魅力的なのですが)に拒絶反応を起こす人が多いのに、特に「タイム・アウト・
オブ・マインド」以降は「ダミ声」を超えて「ガラガラ声」。私ですら抵抗を覚える程です。以上の理由で「最初のうち
は他のを聴いた方が」と思った次第です。決して作品自体の評価からではない事を付け加えておきます。




15. アロマ ★★ (2009-10-07 12:28:00)

はじめまして。ずいぶん前からこのページを見ていましたが
書き込みははじめてです。
チョッパーさんのディランベストソング1位はハリケーンなんですね!
実は私もハリケーンが一番好きです。
スピード感のある歌と、ヴァイオリンのメロディが相まって最高傑作ですね。
ディランについては最近かじったばかりなので
聴いた曲数もかなり少ない若輩者ですが、
歌詞がとても深いということなので、
いずれは歌詞大全集を買ってみたいです。
チョッパーさんがディランの歴史を詳しく書き込んでくれて
ディランをもっと深く知ることができ、とても勉強になります!
ありがとうございます!



16. チョッパー ★★ (2009-10-11 16:14:00)

アロマさん、こんにちは。
私の拙文を読んでカキコまでして頂きありがとうございます。
まだこのページを見てくれる人がいた事うれしく思います。
そうなんです。ディランは歌詞が肝なんです。
とは言っても実はつまらないラブソングの歌詞も結構ありますし
シュール過ぎてさっぱり訳がわからないのも多いです。
(そのシュールさも慣れるとなかなかですけど・・)
ちなみに特に私が好きな歌詞は
「時代は変わる」「ライク・ア・ローリングストーン」
「激しい雨が降る」「マギーズ・ファーム」
「エブリシング・イズ・ブロークン」等です。
この辺りなら意味もわかりやすいですし、なんといっても
この歌詞がサウンドに乗せられ、且つディランの歌い方が非常に効果的で
曲の素晴らしさが100倍にもなると感じます。
ま、偉そうな事を書いてますが私はマニアでも信者でも
ないただの一般的ファンです。もちろんすべてを聴いた訳でも
知ってる訳でもないので私の知ってる範囲内での話ですが
特に日本ではなかなかディランを知る機会も少ないと思います
ので(なにしろメディアに取り上げられたりラジオや有線で
かかる事もあまりないと思いますし)少しでも知るキッカケになれば
と思っています。

では。



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