1990年4月21日、Sonyより発売された5枚目(メジャー3枚目)のシングル。
作詞・作曲:YOSHIKI 編曲:X
メジャーデビューアルバム『BLUE BLOOD』収録曲のリメイク版。アレンジが一新され、ギターソロや曲後半部分が異なるほか、ピアノやストリングスも新たに導入されている。なお、シングルにはNEW ARRANGE VERSIONと表記されている。 ライブでは必ず演奏され、後期のライブでは、更にアレンジを変えて演奏された。 テーマは自殺であり、タイトルの「WEEK END」は「週末」に「終末」をかけたものである。 Xのメジャーデビューからちょうど1年後に発売されており、奇しくもその日は週末である土曜日であった。
後に発売される「Rusty Nail」(1994年)はこの曲の続編にあたる。
ちなみにPVではHIDEが頭を抱えて死亡、PATAが酔いつぶれて死亡、TAIJIが銃殺、YOSHIKIが傷自殺とTOSHI以外全員死ぬという展開になっている。TOSHIが死なないのは「死に様が似合わない」から。またHIDEがある番組で公言したことによると「TOSHIは高いビルから落ちてもケロっと起き上がるような人だから」という事らしい。PVではHIDEがダブルネックのMGを弾いている。非常に重いため、ライブで弾く事は無く、お蔵入りになった。
なお、この演出はおよそ4年の時を経て1993年にPVの続きがコンサート上で披露された。その場でTOSHIは心臓を撃たれて死ぬ。この演出はコンサートタイトル「X JAPAN Returns」にちなんだもので、髪を逆立てた『XのTOSHI』が死に、メンバーソロコーナーを挟んだ後にX JAPANとして初の新曲でもある「ART OF LIFE」で新たに金長髪の『X JAPANのTOSHI』が誕生するという意図で製作されたもので、12月30日のみ行われた。このステージはひとつのコンサートで二つのTOSHIが見える唯一のものともなっている。
なお、発売当時には在籍していなかったHEATHはこの曲をXの曲で好きな曲の一つに挙げている。理由はコーラスでTOSHIが寄って来るのが嬉しかったかららしい。
X JAPANとなってからは、イントロが大幅に変更され、若干ギターソロが異なり、キーが半音上がった。そちらは「X JAPANバージョン」と呼ばれる。だが、スタジオ音源では発売されていない。
このシングルには限定盤が存在し、横開きの見開きパッケージとなっており、通常盤にないメンバー1人1人のカットやジャケットにもあるようなリストカットの写真と英語の詩が載っている。ジャケット含め全12ページ。