ロビー・ヴァレンタインがZINATRAの前に在籍していたバンドの1st。 彼が殆どの曲を手掛けていますが、曲はソロよりもZINATRA寄りなので取っ付きやすいです(ソロの曲もあれはあれで素晴らしいですが)。 NEVER TOO LATE TO LIVEとYOU FORSAKE MEはその中でも屈指の出来です。 適度なハードさ・ポップから哀愁までメロディの充実・安く手軽に手に入る(笑)という3拍子揃った良盤。 このジャンルならではと言えるKeyの活躍振りも見逃せません。
かつてロビー・ヴァレンタインも在籍していたオランダのバンドによる'94年発表の2nd。 きらびやかなキーボード・サウンドを配したサウンドは北欧バンドならではの透明感と哀愁に満ちていて、なかなか魅力的だ。 ヴォーカリストのピーター・ストライクス(Vo)は、かつてVANDENBERGに在籍していた人物で、彼のパワフルかつ伸びやかな声が清涼感溢れるバンド・サウンドにうまくマッチしている。 キーボード・リフが華やかな「FEEL LOVE」、アルバムのハイ・ライトといっていい高品質の甘いバラード「I STILL BELIEVE IN YOU」、北欧ハード・ポップ・ファンには涎モノの「OVER AND DONE」に「TIME AFTER TIME」、愁いに満ちた珠玉のバラード「MAYBE TOMORROW NEVER COMES」に「CAN'T TALK MY HEART AWAY」等、良質の楽曲群は産業ロック・ファンに強くお勧めする。