本名:寺西修(1960年10月7日生まれ)。群馬県高崎市出身のミュージシャン、ロックボーカリストで、ソロ活動前はBOØWYのヴォーカリストとして活動していた。
1987年12月24日、およそ6年の活動期間を以てBOØWYは解散した。翌1988年7月21日、解散公演からわずか3か月後の7月にシングル『ANGEL』でソロデビュー。以後、コンスタントにアルバムをリリースしては、精力的にツアーを行ってきた。
ツアーのサポート・ミュージシャンは、近年では本田毅(ギター)、DAITA(ギター)、西山史晃(ベース)など、主要メンバーは定着している。
演者であることよりもクリエイターとしての活動を重視しており、そのために渡米した。自身の時間の大半を作曲、アレンジ、録音に割き、レコーディングにはJosh Freese(ドラム)、Michael Landau(ギター)など、ロサンゼルスの売れっ子ミュージシャンを多く起用している。
David BowieやElvis Costelloなどの影響を受けている。近年は、1990年代以降のロックの潮流であるオルタナティヴ・ロックも彼の音楽性に影響を与えており、本人は「あくまでNirvana以降の流れ」とコメントしている。
チャートなどはあまり興味がないらしく、独創的な音楽への欲求が強い。本人曰く「俺の求めるサウンドはもう、こちら(ロサンゼルス)にさえない」とのこと。
2003年の10thアルバム『Follow the wind』リリース直後「クレームが来ないか心配だった」と語る通り、それまでのバラード重視とは打って変わり、以後は再び荒削りなロックとしての音作りを追求している。
2014年7月には耳の不調を理由に引退を表明。2016年5月21、22、23日の東京ドーム「LAST GIGS」がファイナルコンサートとなった。
これまでに、ソロキャリアのみで1,600万枚以上(うちアルバム1,150万枚以上)を売り上げている。