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THE FINAL FRONTIER (2010年)
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THE FINAL FRONTIER
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解説 - THE FINAL FRONTIER

2010年8月16日、EMIよりリリースされた15thアルバム。
アメリカではUniversal Music Enterprises/Sony Music Entertainment からのリリースになった。
アルバムの長さはさらに長尺化し、前作の71:53を更新して76:34になった。また、スタジオアルバムのブランクも過去最長の4年である。
母国イギリスを始め28ヵ国で1位、Billboard 200でも過去最高の4位を記録した。日本のオリコンの5位も過去最高である。
発売1週間後には、80万枚が小売店に出荷されていたという。


Recorded:11 January – 12 February 2010, Compass Point Studios (Nassau, Bahamas)/17 February – 1 March 2010 The Cave Studios (Malibu, California)
Producer:Kevin Shirley, Steve Harris
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. kiske ★★ (2010-08-16 10:55:00)

相変わらずに...最高ですね!!
暑いけど、ヘッドバンク!



2. トッシー スミス ★★ (2010-08-22 01:11:00)

やっぱ唯我独尊メイデン!この独特な感じが
最高!4、8、10特に聴いてます。



3. oke ★★ (2010-08-26 00:07:00)

賛否両論あるようですが、私は大好きです。
メイデンのグルーブ感が良く出ているし、音が良い(特にギター)ですね。
お気に入りは①⑥⑦⑩。
特に⑩が個人的には最高!!



4. Tcenlever ★★ (2010-08-26 17:13:00)

生きてるヘヴィメタルって気がするーッ!!!!



5. メタルン ★★ (2010-08-26 23:47:00)

15th。
やばすぎます。
音は近未来的な雰囲気。といってもBRAVE~あたりではなくSOMEWHERE~やSEVENTH~のような質感。
どこか懐かしい感じもします。
ただ作風に関してはブルース復帰以降と同様長尺の曲がずらり。
①の展開に驚きつつも(2曲に分けても良かったんでないのw)、
先行配信された②がスタジオジャムセッションのように入り込み
強力な③④のパワーバラード、純粋な唯一の疾走曲⑤を挟み
⑥以降は8分以上(⑦はぎりぎり7分台)の大作連発、メイデンお得意の静から動へのスリリングな展開が息をもつかせません。
私的に気に入ったのは④と⑩かな。
レビューでは聴き手の耐性を問うような事も書かれていましたが、ブルース復帰以降の作品の中ではすぐに当たりと思えました。
メイデン耐性がついてしまったかもしれませんが(苦笑
驚きなのは長い曲なのにどんどん聴きたくなる、一種の中毒か!?
この作品と同時期にいろいろなCD買いましたが、メイデン買ってからはこればっかりリピート中。
ベストアルバムに頭一つ、いや一馬身くらい差がつきそうです。




6. ひで34 ★★ (2010-08-30 22:23:00)

これは聞き飽きそうにない作品ですね。
メイデン最高~。



7. げまげま ★★ (2010-09-18 19:44:00)

単純明快な曲は少なく、凝った構成の大作が多い。
しかしながら構えて聞く必要はなく、気づいたら何度もリピートし、飽きることもない。
もっと激しい曲が良いと言う意見も多いだろうが、そんなものは若造に任せておけば良い。
メイデンのような大ベテランには今後も、じっくり何度でも聞かせる曲をお願いしたい。



8. ヤングラジオ ★★ (2010-09-21 18:17:00)

ブルースが復帰して出した3枚のアルバムの出来は、すごく良かった。
あの快進撃には、ある意味文句のつけようがなかった......。
だからこそ出来た、この新作というのが僕の見方である。
BURRN!の10月号における広瀬氏の見方と重なる部分も多いが、この新作やけに攻撃的なのである。
ベテランなのに、守りにはいらない姿勢も凄いが、守りにはいらなくてもいい今のポジションを利用しての更なる攻撃性とでも言おうか.........。
とにかく、このバンドやっぱり凄いのである。
この新作、好き嫌いで言うと個人的にはブルース復帰後の作品の中でも、一番下ではある......皆さんの意見とは、少し違うけど......。
でも、だからと言って、アイデアが枯渇したとか、ソングライティングのレベルが落ちたとかは、全く思わない。
むしろ、懐の深さを逆に感じる。
バンド側が意図しての、この内容である事を前提に考えなければ、話はおかしくなる。
もし、典型的なアイアン・メイデンを望むなら、スティーブ・ハリスのパーセンテージを上げればいいのである。
ただ、それだけの事である。
それを自由に操れるバンドがアイアン・メイデンである。
だからこそ、凄いのである。




9. ジョージ・ベラス(2010-09-28 18:25:10)

ついに、プログレメタル化したかのような曲の展開と長さ。スピード感は
無く、ひたすら、変拍子と曲展開の繰り返し。正直ダレルが、メロディは
相変わらず良いので、そこは救いだろう。ディッキンソンの声には、正直
新鮮味は無くマンネリ感はあるものの、20年以上前と声質が変わってない
のも凄いと思う。このバンドは衰えが無い。特にギターが上手いわけでは
ないが、ジューダスと同じく進歩している。初期のギターソロは聴けた物
では無かったからね。ベースとドラムに関しては相変わらず素晴らしい。



10. インペリベラス ★★ (2010-09-29 13:37:12)

星2つです。演奏力が向上しています。



11. インペリマルムスティーン (2010-09-29 13:38:10)

ああ



12. 銘菓ひよこ ★★ (2010-10-04 00:02:08)

世界観がSomewhere in Timeのようでもあり、また、更に凝った構成
になっているので、一見、取っつき難そうですけどね。
ブルース復帰後ではDance of Deathの出来が出色なのですが
まぁそこまでは行かないとしても、なかなかの良作。
前作が駄作でしたので期待半分でしたけどね(笑。




13. 北川一男 ★★★ (2010-10-12 23:13:14)

確かに出だしが風変わりで気をとられるし、一聴するに冗長な曲が多い。
しかし、ここは敢えて歌詞に目を通してから聴くことをおススメします。
今どき、ここまで練りに練ったメタルをやっているバンドも稀有ですよ。
飽くなき探求心というか、向上心というか、このバンドが持つ良心に心
を打たれること必至です。
音や演奏のインパクトで聴かせた時代は今や昔、総合的な幅広い視点で
楽曲づくりに取組む彼らの姿勢に心底感心させられます。何回も繰り返
て聴いてこそ、深みが増す秀作だと、私は思います。



14. 2g (2010-12-12 12:46:17)

前作に引き続き、冗長な曲の連続。
ブルースは元気なのに、何故このような曲ばかりになってしまうのか。
デビューからのファンなので、これからも聴き続けるが、初メイデンの人たちがコメントを読んだ後にアルバムを聴き「この作品のどこが絶賛?」となると困る。
ということで一つ星。



15. 松平定信 ★★★ (2011-04-11 20:00:36)

このアルバム・・・ブルース復帰後の最高傑作である。
まず音が良い。ドラム・ギターサウンドが非常にクリアーである。
クイーンズライチのOPERATION MINDCRIME的な空間を錯覚する。
続いて曲全体に起伏がある。曲個体を聴くのではなく、
コンセプトアルバム的な構成として聴けば流れの良さを感じることができる。
MAIDENにキラーチューンが求められてしまうのはこのバンドの宿命なのかもしれない。
しかし、大ベテランの領域に達した彼らにそれをもう求める必要はない(ライブでは充分おつりがくるほど既にそろっている)。
本作でMAIDENが到達した”現代”のヘビーメタルへの挑戦は高く評価されてよい。
それと同時に、本アルバム以降、各メンバーは独自の活動をしてもよいのではないかとも思った。
ブルースの歌唱は今のハリスの曲に「あわせて」歌うには窮屈である。それはギリギリの緊張感をもたらした側面があるが。
この感想は裏をかえせば、ハリスの作曲路線(プログレ的)と、「稀代のボーカリスト」ブルースが自由に歌える活動の双方向の針路を示唆している。
もちろんアニバーサリー的なツアーやフェスティバルのヘッドライナーでは再結成の形で。
FINAL FRONTIERという一つの到達点に着地した彼らの未来に思いをはせれば、WHEN THE WILD WIND BLOWSがMAIDENとしてのエンディングにふさわしいと思った。



16. hiromushi ★★ (2011-11-05 14:03:13)

全10曲、76分。
音質は80年代初期からの、そのままなのはご愛嬌なのか、懐かしさと温かみのある雰囲気。
ライブをリアルに体験しているような錯覚を引き起こす誘引のベースにより、迫力と臨場感は軍を抜いている。即興でできた、創りっ放しの作風の上に錬られた曲が新鮮です。
表現の幅が広い歌唱で飽きずに聴けるのも嬉しい。

唯一の不満点、ヴォーカル録が小さいこと…以上。    




17. 帰ってきたクーカイ ★★★ (2012-02-20 20:37:41)

 今頃になって、どっぷり浸かり込み、繰り返し聴いている。
 正直なところ、ここ何年かは1枚のアルバムを繰り返し聴くなんてことはあまりしていない。
 常に、聴きたい複数枚のアルバムがあり、それを限られた時間の中で聴いているため、一つの作品に割く時間が少なくなっている。いけないことだと反省しつつ、そんな私がこのアルバムに入れ込んだということは、やはり気に入ったからなのである。
 一曲一曲が長尺なことは気にならない。どの曲も魅力的なメロディがこれでもかと盛り込まれており、するすると聴けてしまう。“長い”とか“退屈だ”とは感じない。
 だが、しかし。しかし思うのである。これは私がメイデンが基本的に好きだから、「良いなぁ」と聴くのではなかろうか。
 確かに本作の曲はメロディ豊かで聴いていて飽きないが、構成自体は皆、類似する。端的に言うと例えば、突っ走ってそのままお仕舞いという曲は無いわけだ。どの曲もバラせば2・3曲作ることが可能な素材を一曲にまとめ、次々に展開させているので、アルバムトータルでの印象は、“曲毎の差異が明確ではない”とも言えるのである。これは初めてメイデンを聴こうという人には非常に厳しい。
 というわけで、本作は傑作であるが、メイデンを初めて聴く人にはお勧めできない。
 初めて聴く人に、どれか一枚だけということなら、3rdアルバム『The number of the beast』をお勧めする。3rdを聴いて好きになれなかったら、メイデンに縁がなかったということだ。
 逆にいうと、本作を聴いただけで“メイデンが嫌いだ”と思ったのなら、あなたは開くドアを間違えたのだ。




18. フレディ・ヴィーナス ★★★ (2013-03-04 19:14:13)

日本では人気ないね〜。
多分日本人では少数意見ですが、
個人的にブルース、エイドリアン復帰後の4枚を比較すると、こうなります。
The Final Frontier > A Matter Of Life And Death > Dance of Death > Brave New World
新しいものほど良い、好きです。
これはアメリカのヒットチャートでの順位と同様です。
だから・・・どうってことはないのですが、参考までに・・・



19. iaties ★★ (2013-05-05 13:20:40)

個人的には前作で大作路線は極めたのではないかと思っていたので、今作がどうなるか気にしていました。
はっきり言ってしまえばメロディが印象に残った曲は④、⑧くらいです。
①、②は明らかに新機軸といった感じで、バンドも前作までと比べて少し変化を意識している印象をさすがに受けました。そうはいっても⑩なんかは淡々としていてこれはこれで好きだったりするのですが・・・。
大好きなバンドですし、大ベテランにこんなことは言いづらいですが、この作品は正直好きにはなれないですね・・・。



20. 洋楽大好きじーさん ★★★ (2016-11-25 10:38:38)

これの前作と同じで、結構長いです。しかし、前作はとにかく暗い曲ばかりでしたが、このファイナル・フロンティアはまだ明るい感じの曲もあります。個人的には1曲目が終わってすぐ2曲目に入る瞬間が(繋がってる感じがする)好きです。余談ですが、このアルバムのワールドツアーに日本はもちろん含まれていたんだけど、前日にまさかの東日本大震災で中止に。公演初日の12日は、スティーブの誕生日だったそうで日本のファンに祝ってもらえるかもしれなかっただけに残念でした。



21. 失恋船長 ★★★ (2017-02-05 13:40:41)

不動のラインナップとなったトリプルギター編成になって10年、この手の大御所は固定ファンも多いし、多彩なソングライティングチームを擁するメイデン、その気になればいかような方向性にも進めるのでしょう、それなりにイメージを崩さない保守的な楽曲に終始し、ツボを突いた似たような曲を作ることも可能ですが、『Brave New World』とは違うベクトルを放ち過去の焼き回しでは終わらない新機軸を打ち出しながらも見事にメイデン様式に纏め上げています。大作志向からくる親しみやすさが減退する事で聴き手の評価も大きく分けそうですが、メイデンと言う金看板が放つ強固な精神性は揺るぐ事無く貫かれており、新時代への飽くなきチャレンジ精神には頭が下がりますね。無難な曲を作らずに新しい事で勝負を賭ける事は本当に難しいのでね。そこが一番の聴きどころでもあり興奮させる要素でしょう。



22. 名無し ★★★ (2017-10-16 06:34:53)

個人的には大正解の1枚。

というのも、ちゃんと理由があります。
実は私、巷の賛否両論に流されて、このアルバムを聴くのがかなり後半だったのです。
あとブレイズ・ベイリー時代の2枚を残すのみ、というくらい後半。

もはやすっかり耳がMaiden慣れしていたので、
この次から次へとやってくるMaidenクオリティのメロディー、
威厳を感じさせながらもフットワークの軽い曲の連続、
知性と作り込みを感じさせながらも敷居が高くない独特のバランス感覚に
どっぷり浸からせてくれる1枚でした。
馴染みの店の新メニューのような、新鮮味と安心感と常連感が混ざった感じ。

ただし、しょっぱなにこれを聴いて同様の感想を抱けるかどうか・・・というと、
ちょっと怪しい気もします。

非常に素晴らしいアルバムではあるのですが、
入門編「Dance of Death」の後半が気に入ってきたら
その次に手にとってみることをおすすめします。



23. 正直者 ★★★ (2018-11-07 18:24:50)

デビュー30周年を自ら祝う快心作。アイアンメイデンの代名詞と言えるストーリー性重視の大作主義。10曲なのに70分声は、いささか体力を奪いかねない消耗戦になりそうなのに、そこは百戦錬磨のベテラン。確固たるスタイルの中に意表を付くアイデアを盛り込んでくる辺りに匠の技を見出します。①の幕開けに驚いたよ。


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