2007年5月25日、Nuclear Blastよりリリースされた5thアルバム。
ギタリストJani Liimatainen在籍時最後のスタジオアルバムになった。
前作までに見られたスピードメタル系のハイテンポな曲は一掃され、よりダークでアグレッシヴなミドルテンポの曲が主体となっており、Sonata Arcticaの音楽性における重要なターニングポイントとして位置づけられている。
本作の制作にあたり、Tony kakkoは「今回の制作ほど、いい意味で微笑み、笑い、泣き、苦しんだことはこれまでなかったと正直に言える」「バンドが新しく異なったものへと大きく大胆に飛躍した作品」とコメントしている。
ギター音は過去にみられないほど、歪んでおり、ストリングスやQueenに影響を受けたコーラスも大胆に導入されている。
Recorded:December 2006 - January 2007 at Tico Tico Studio
Sonic Pump Studio (guitars, acoustic guitars), Studio 57 (string, hammond organ), 2ndrate Soundcave (vocals, backing vocals, keyboards), Jani's Lair (guitarsolos), The Lanceland Room (keyboards, keyboard solos)
Producer:Tony Kakko, Sonata Arctica
8. ICECLAD RAGE ★★ (2007-05-25 09:12:00)
相変わらずメロディーは良いし、曲も悪くはないんだけど、やはり曲がインパクト不足というのは痛い。
ここまでサウンドスタイルを変えてしまうということは、
もう「San Sebastian」のようなスピードチューンはやりたくないということなのだろうか・・・。
それはそれで「成長したなぁ」と思えるけど、その反面「残念だ」という気持ちは拭えない。
9. 帰ってきた男 ★★ (2007-05-25 21:58:00)
どの曲も合格点は余裕で超えてる、みたいなとことか。
ぜーんぜん彼らに思い入れが無い身としては、素晴らしいポップロックとして
今までよりも心地良く聴けた。
あと、カッコさんのAメロとかで使う中音域(?)が何か好きです。
11. メタルン ★★ (2007-05-26 09:15:00)
自分も"アリ"なアルバムです、名盤とまではいきませんが。
Keyがとてもきれいで、シンプルなようでどこか複雑。
決してプログレッシブっぽくもないですけどロックンロールでもなく説明が難しいです。
まったりした曲調のわりにテクニカルなソロも随所にあります。
3rdあたりから変化をつけてここまで行き着いたって所でしょうか。
いくつか苦言なら、
曲の終わらせ方が相変わらず雑であること、アルバムの曲順の並べ方もいまいちかな。
どちらも意図的でアルバムのコンセプトなどあるかも知れませんが少し損をしているような気がします。
ツーバスどこどこが、なくなったので多少はましになったかもしれませんが、相変わらずドラムは淡白かな。
それでも聞きたくなるのは個人的に思い入れが強いせいか。
メタル聞き始めて速攻好きになったバンドですから。
でもその当時にこれを聞いたら間違いなく拒絶していたでしょうね~
年食ったかなぁ(笑
アルバム評からそれてスマヌ。