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ART OF LIFE
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解説 - ART OF LIFE

1993年8月25日、アトランティック・レコードよりリリースしたMini Album。
当初はアルバム『Jealousy』に収録し、2枚組として発表する予定であったが、レコーディング中にYOSHIKIが倒れたことや、ヴォーカル・レコーディングの難航、ソニーの上場問題が絡んだ時間的制約から「ART OF LIFE」の収録は見送られ、後にミニ・アルバムとしてリリースされることになった。そのため、制作を開始してからアルバムが世間に発表されるまでに3年7ヵ月を要した。
再生時間が約30分という長編作であり、ロックをベースにクラシック音楽的要素、ピアノ・ソロなどで構成されている。歌詞は全て英語であり、YOSHIKIの半生をモチーフとした内容となっている。ジャケット・カバーで使われている頭部X線写真もYOSHIKI自身のものである。
初動売上で30万枚以上、最終的な累計売上は60万枚を超えるヒット作となった。なお、正式な収録曲が1曲のみのCDアルバム(音楽作品)の売上としては歴代1位である。


Produce:YOSHIKI

チャート最高順位
1位(オリコン)
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. N男 ★★★ (2005-02-13 16:50:00)

1993年発表のご存じ一曲入りのミニアルバム。

一曲だけでも買いましょう。それぐらいの価値のある曲だと思います。
ここでは、「このCDを買え!」という精神のもとでこのアルバムをプッシュしときます。

このブックレットが中々の気合が入っていて、それ以上にインパクトのあるシビア過ぎる歌詞。語彙が少ないのが彼の場合逆に効果的に働くようなことを市川氏が昔言ってたけど、この長い歌詞の中にはYOSHIKIが使う大方の単語が入っていて他の曲の歌詞を読んだ上でもう一度読んでみると当時ならではの彼の内なる世界がよく伝わってくる。(ピアノソロが長いという人の気が全く知れない。スタジオ盤の方は遠慮すらしてるんじゃないかとすら思う、ホントはライブ盤くらい長いのではないかと。)

フィッシュマンズ『LONG SEASON』
BORIS『Flood』『feedbacker』
Boredoms『Vision Creation Newsun』
と並ぶ邦楽の次元を超越した人類遺産。

Xがヘヴィメタなら、X JAPANはアーティスト。

[★★★★★]




2. 中曽根栄作 ★★ (2005-05-14 11:50:00)

このような大作や長い曲になると、図らずともプログレッシブロック風のインスト合戦やシーケンス頼りになりがちだが、この曲では極力その要素が排されている。そこがすごい。
しかしこれで海外デビューは酷だと思った。




3. darkfire ★★ (2005-06-12 15:40:00)

演奏時間30分、途中にYOSHIKIのピアノが10分。でも全く長さを感じさせない名曲中の名曲。
他のCDに比べて音が小さめになっている(僕のだけ?)。
ただしFAN'S SELECTIONは音がコレより大きくなっているので、そちらの方を聴くとよろしいかと。



4. メタル伝道師 ★★ (2005-06-22 00:24:00)

これはすばらしいアルバムですがFAN'S SELECTIONにも
この曲は収録されていてそっちの方が音がいいので
darkfireさん同様、俺もそっちをおススメします。




5. dave rodgers ★★ (2005-07-07 13:47:00)

「一曲入り」という名を堂々と飾ったアルバム。
最初はあまりに長い収録時間に気が引けなくもなかった‥‥が、そんなのは
聴き終わってみればどうってことない、むしろまた聴く。終わり、聴きたくなった、、じゃ聴くか、、っての繰り返しだったのが思い出深い。
絶対に持つべきかどうかはファンに問われるとこだろうが、個人的にはこのアルバム(1曲)は好き。




6. おのりん ★★ (2005-09-17 18:33:00)

ポイント少ないですね。まあ、一曲入りだからみんな曲の方にポイントいれてるのかな…



7. 上野田吾作 ★★ (2005-11-16 23:01:00)

完璧ですね。これだけの作品を作れる
ミュージシャンはいないです・・・日本ではね




8. 10倍太陽拳 ★★ (2006-03-17 13:39:00)

長。
そして素晴らしい。
これぞYOSHIKIの全てを注ぎこんだ大作!




9. ドゴスギア ★★ (2006-03-30 15:17:00)

そうか、CD買え!のほうでは書いてなかった。
これはときどき安く売られていますが、なぜ?
日本の音楽史上に残る1曲30分入りの特殊な名盤です。
コレが発売される前、XのFANは「次の音源はマダ?!」ととても飢えていたため
期待値は相当なものでした。
そしてその期待値を超える「ART OF LIFE」が発売されたとき私を含めたFANは狂喜乱舞しました!




10. うにぶ ★★ (2006-04-17 21:02:00)

けっこうメジャーなバンドが1曲入りの(ミニ)アルバムとして大曲を発表するという行為が(当初は2枚組の片割れの予定だったとはいえ)挑戦的で素敵です。
プログレなどで長い曲に慣れた後で聴いたので、特に衝撃は受けませんでしたが、5分ポップスばかり聴いていた時にこれ聴いてたら理解不能だったかも。
特に中盤のピアノの即興演奏は、ジャズとか聴いてなければとても受け入れられなかったろうなと思います。
曲は全体的にメロディアスだし、途中で気分転換もできるので、最初から最後まで飽きずに聴けます。最後は物足りないくらいで、もっと長く聴いていたいとさえ思えます。
ヴォーカルの英語発音もそれほど気にならなかったし、いま聴いても十分楽しめます。




11. BLAZING BLAST ★★ (2006-09-30 22:56:00)

バラード調・疾走・ピアノソロといった、様々な表情を持つ1曲。
途中のピアノソロは、確実に聴き手を選んでしまうでしょうが、僕はいつも聴く度に、
YOSHIKIにベートーヴェンの魂が乗り移っているかのように聴こえます。
僕にとっては、X史上最強の名曲です。
こんな曲、もう二度と出てこないでしょうね。



12. Meteo Fousrod ★★ (2007-12-24 23:00:00)

ポイント少ない…日本で最強の曲だと思うんだけど。



13. カボチャ野郎どもの詩 ★★★ (2008-11-17 23:44:00)

かつてHELLOWEENのマイケル・ヴァイカートが「守護神伝(邦題)」と言うの名の楽曲で行った様に、
これは紛れも無く作者であるYOSHIKI自身の内面を『音』と言う『形』の媒体に象ったものに他ならない。
静に始まるプロローグは既に壮大な全体像を予感させ、ツインギターが印象的な事実上のイントロは秀逸。
テンポアップから幾重に展開を重ね、スリリングな複合拍子や優しいビオラのメロディ、そして訪れる大サビなど、
長いピアノソロも含めその全てが必然的で、長編の楽曲には在りがちな削いでも構わない部分は個人的には皆無。
好き嫌いの分かれる所はあるかもしれないけれど、この尺の楽曲を産み出し、形にし、世の中に送り出した功績は凄い。

この長い長い楽曲を一言で言うのならばつまり、『ART OF LIFE』。



14. めあ ★★★ (2011-06-07 22:33:55)

先入観で決めちゃいけない。
30分くらいあるからって。。。

おいおいそこのあなた。まちがってますよ。
聴いてみなさい。あっという間に30分なんかすぎてしまうから。

YOSHIKIの半生が詰まったこの楽曲を聴かずしてXは始まらない。




15. 阿部氏 爆破 ★★★ (2011-06-19 00:01:31)

久しぶりに聞いてみましたが、やはり名曲でした。
30分聞いても飽きないHR/HMなんて、まず有り得ないでしょう。


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