前作「REBIRTH」の成功によって以前と変わらぬ実力と音楽性を備えていることを世間に知らしめた新生ANGRAが、真の意味でファンを惹きつけることのできるバンドであるかを世に問うたのが作品であり、個人的にもアルバムを聴くまで期待と不安を抱いていた。 しかし、彼らはそんなプレッシャーをもはねのけ、バンドの最高傑作といっても過言ではない名作を作り上げた。 '04年に発表された本作は、11世紀ヨーロッパにおける十字軍のエルサレム遠征をテーマにしたコンセプト・アルバムである。 プロデューサーは前作に引き続きPINK CREAM 69のデニス・ワードであるが、音の分厚さがこれまでになく増しており、情報量の多いアルバムとなっている。 バンドの演奏テクニックは相変わらず素晴らしく、前作ではやや線が細く感じられたエドゥのヴォーカルも押し引きを覚えた素晴らしい歌唱を聴かせてくれる。 神秘的なメロディの「DEUS LE VOLT!」からスピーディなメロディック・パワー・メタル史に残る超名曲「SPREAD YOUR FIRE」への完璧な流れを始め、スリリングなギター・リフと激しいツー・バスを聴かせる「ANGELS AND DEMONS」、勇ましくも愁いを帯びたメロディの「WAITING SILENCE」、爽快感のある美しさを持ったバラード「WISHING WELL」、GAMMA RAYのカイ・ハンセンとのツイン・ヴォーカルによるANGRA史上最も速い超激走チューン「THE TEMPLE OF HATE」、目まぐるしく展開するプログレッシヴ大曲「THE SHADOW HANTER」、エドゥの伸びやかな歌唱が素晴らしい「NO PAIN FOR THE DEAD」、BLIND GUARDIANのハンズィ・キアシュが参加した、エッジの利いたヘヴィ・チューン「WINDS OF DESTINATION」、民族音楽的なオリエンタル・ムードを放つ「SPROUTS OF TIME」、おそろしくテクニカルで流麗なギター・プレイが聴ける「MORNING STAR」、グラミー賞受賞経験もあるブラジル人アーティスト、ミルトン・ナシメントが素晴らしい歌唱を聴かせる「LATE REDEMPTION」、これまでの楽曲をオーケストレーションで綴るエンディング曲「GATE XIII」と、素晴らしい楽曲がアルバムをよりドラマティックなものにしている。 常にアルバム全体として楽しみたいコンセプト・アルバムの名盤。
このアルバムは俺の人生の中でも唯一ジャケ買い(と言うよりも衝動買いと言うの方が正しい)したアルバムです。内容は十字軍の話というコンセプトアルバムで、キリスト教のことが多く少しつかみずらいとこもありますが、曲はSpread Your Fireは初めて聴いた時なんかは思わず「ジャケ買い成功したぞー!!」って言ってた。メロスピってどうもガキっぽいとことかがあったり、どこか軟弱でアニメソングみたいだったり、音がピロピロしてたり(てかこれはたぶんキーボード)、なんか微妙だなぁと思ってたけど これは違う。音もズッシリ重くもちろん速く、そして完成度が高い。俺の中では2000年代のメタルの名盤です。
このアルバムは俺の人生の中でも唯一ジャケ買い(と言うよりも衝動買いと言うの方が正しい)したアルバムです。内容は十字軍の話というコンセプトアルバムで、キリスト教のことが多く少しつかみずらいとこもありますが、曲はSpread Your Fireは初めて聴いた時なんかは思わず「ジャケ買い成功したぞー!!」って言ってた。メロスピってどうもガキっぽいとことかがあったり、どこか軟弱でアニメソングみたいだったり、音がピロピロしてたり(てかこれはたぶんキーボード)、なんか微妙だなぁと思ってたけどこれは違う。音もズッシリ重くもちろん速く、そして完成度が高い。俺の中では2000年代のメタルの名盤です。
メロスピはあまり好きではないのですがこのアルバムはメタル史上に残る名盤でしょう。一曲一曲が名曲である上に、コンセプトアルバムとしてのまとまりも最高級です。数あるメタルバンドのアルバムの中でも屈指の完成度だと思います。ゲストのおかげでより厚みが出てます。 特にTHE TEMPLE OF HATE と THE SHADOW HUNTERは私の感性にジャストフィットです。完璧。
改めて聴くとどの曲も非常に完成度が高く , 頭に残らない曲と謂うのが一つも無い , これは一曲一曲がシーンを表しているからなのだろうか . 十三曲と曲数は非常に多いのにまるで飽きずに聴ける . 信じられん . 時系列順に並べて見たのだが. Gate 13(消去法 , これから起こる話を暗示しているんじゃないかと) The Temple Of Hate(年号) Winds of Destination Deus Le Volt!(次の曲とのメドレーだから ?) Spret yuer Fire(場所が今一分からないけどここなんじゃないかと) The Shadow Hunter(これはWaiting Silence以前の出来事) Morning star Waiting Silence(Morning Suter は助けている時の話) Wishing Well Suprout of Time(主人公がキリストから反逆をしたとき) Angel And Diamond Late Redempion(ラストシーンだが , 埋葬が最後であるべき) No Pain For The Dead(主人公の埋葬なので最後) であってますかね ?
歴代メロスピで個人的にHelloweenのKeeper of the Seven Keys Part2とこのアルバムは別格。 曲単体でもトータルのコンセプトでも文句の付けようがない。 Spread Your FireとThe Temple of Hateはこんな曲とギターどうやったら思いつくんだろう…。