1989年11月18日、EMI Recordsよりリリースされた8thアルバム。
アメリカではGeffen/Warner Bros. Recordsから、日本ではSonyよりリリースされた。
レコーディング開始前にVivian Campbellが解雇されて、また、David Coverdaleと共に曲作りの中心となっていたAdrian Vandenbergが、手首の腱鞘炎を起こしてしまう。最終的には、新加入したSteve Vaiがすべてのギター・パートを担当したが、クレジット上ではヴァンデンバーグの名も「不幸にも、Adrianは怪我のため本作では演奏できなかった。すべてのギターの責務を満たしてくれたSteveに感謝する」という注記と共に記載された。
プロデュースは、Guns N' Rosesとの仕事で知られるMike Clinkと、前作『Whitesnake』にもクレジットされたKeith Olsenが共同で担当した。かつてCoverdaleと共にDeep Purpleに在籍していたGlenn Hughesが、「ヴェリー・スペシャル・ゲスト」として参加している。
Recorded:1989, Record Plant, Los Angeles
Producer:Mike Clink & Keith Olsen
1. H・W ★★ (2002-06-26 20:15:00)
たしかに、古い暖簾を掲げるラーメン屋の味が変わったら、古くからの客は減るだろうが、この「新作ラーメン」が、実はめちゃくちゃ美味かったことは、食べた人間のみが知る過去の思い出である。
6. クーカイ ★★ (2003-03-11 19:17:00)
だが、WSも復活することだし、スティーヴ=ヴァイのことも好きになっていたので改めて聴いてみた。
これが結構いける。
上の方々やB!誌の広瀬さんも書いておられるが、デイヴィッドのVoが多少聞苦しい点を除けば、出来としては決して悪くない。当時はやたらにゴージャスな音作りにちょっと引いてしまったが、今になってみると当時の狂騒的な音楽シーンを象徴しているようで興味深い。
とりあえず捨て曲なし。ただし色々と問題もあるので、なにはともあれ買うべしとは言わない。機会があったら聴いてみて。
12. Kamiko ★★ (2003-09-15 12:59:00)
何故にコレがダメアルバムなのか?!そのような能書きを言うヤツはコレを100回聴きなおすべし!!
13. GEORGE ★★ (2003-09-15 22:53:00)
スティーヴ・ヴァイはタッグパートナー後任にならなかった。
ヴァイってヴォーカルを活かすというより張り合うタイプだからなー。
ブルージーな歌声とテクニカルなギターの対比が異種格闘技戦みたいで面白かった。
ヴォルク・ハンVSウィリー・ウィリアムスみたいなものか。
こんなハードロックって貴重よ。
惜しむらくはデビカバさんの喉の調子さえ良ければ…
16. ヤング・ラジオ ★★ (2003-12-03 23:00:00)
17. ら~しょん ★★ (2003-12-05 15:31:00)
18. nanase7 ★★ (2003-12-05 16:32:00)
SAILING SHIPSやNow You're Goneは素晴らしい。
ヴァイが自由奔放に弾きまくっているとはいえ、
素晴らしくキャッチーな歌メロは健在なのである。
このヘンテコな調和は、全くもって御見事としか言いようが無い。
並のバンドじゃこんな事は真似できないよ。
19. ふじ ★★ (2003-12-17 21:40:00)
20. STORMBRINGER ★★ (2003-12-22 08:46:00)
スティーヴヴァイがぶち壊したという意見もありますが、そんなことはない。これこそ隠れた名盤の類でしょう。
「NOW YOU'RE GONE」「THE DEEPER THE LOVE」「SAILING SHIPS」とかけっこう美しいですし、激しい曲だって全然良いですよ。
「FOOL FOR YOUR LOVING」のリメイクだって全然昔のやつにひけをとらないアレンジだと思います。
買って損なしですよ。
21. 柴が2匹(会社から) ★★ (2004-01-05 18:20:00)
しかし、全米10位まであがれば売上げ的には非常に立派ですよ。
単純に前作との一番の違いは「サーペンス」ではハードな楽曲の中にもブルージィな表現がされていましたが
本作は昔の曲でさえブルースの香りを出さないようにしたことなのでは?
一番、HMな作品なのでハードなのが好きなら楽しめると思います。
22. カババー ★★ (2004-01-07 02:24:00)
しかし欲をいうなればバラードだからこそエイドリアン・ヴァンデンバーグの泣きのソロが聴いてみたかったなぁ。
バラード以外は「スティーヴ・ヴァイ印満載、デヴィカバさんの声無理しすぎ」状態で苦笑した覚えが…
リアルタイムで聴いた人はさぞかし驚いたことでしょう。