メロディアス・ハード・ロックの最高峰、FAIR WARNINGの3rd。 ここまで胸に迫ってくる哀愁に満ちたサウンドを作り出すバンドを、僕はFAIR WARNING以外に知りません。 それはトミー・ハートのハスキーボイスが生み出す、絶望とそこから這い出そうとする希望を含んだ歌唱が大きな力でしょう。 こんな素晴らしいボーカリストに"Bridges are burned, lost is your home..."何て歌われたら胸が熱くなってしまいます。 名曲は、やはり最初の2曲をはじめ全てだと思いました。最高の、いや極上のメロディが満載です。
2番目に買ったFWのアルバムですが、このときはまだ前作がたまたま合わなかっただけで、自分がウレさんの曲が苦手だとは思っていなかったです。だいたい曲のタイトルの横にあるマークの意味はなんなんだろうって思ってましたから(ヘルゲ作曲ってことだったんですね。前作の次点では作曲者が誰とかは全然意識してませんでした)。しかし聴いてみればやはりこのアルバムでもウレさんの曲が他のみなさんほど好きにはなれませんでした。理解できるように全部20回は聴いたんですけど。とはいってもFWでは1番好きなアルバムではあります。ウレの曲もみなさんほど好きにはなれなくても、アルバム全体の幻想的な世界観と、非常に引き込まれる音質のため、どの曲も普通にいいぐらいには思えています。他のアルバムよりも好きな曲は1番多いし。特に好きなのは「I'LL BE THERE」、「FOLLOW MY HEART」、「RIVERS OF LOVE」、「EYES OF A STRANGER」、「THE LOVE SONG」。この5曲がメロディ的にもいいと思える曲でした(特に「THE LOVE SONG」は最高。星3つつければよかった)。 が、それよりなにより、やはりヘルゲ最高!「Angels of Heaven」、「Sailing Home」、こちとらこの2曲だけでもう充分です。特に前者は今のところHM/HR界において僕の中で頂点に君臨する曲です。これを越える曲が今後現れるかどうか…。 そういえばトミー・ハートのヴォーカルがこのアルバムから非常に強い抱擁力を持つようになりましたね。
アメリカナイズド的なキャッチーさに溢れた1st。 どこかタイトなサウンドで、実験的な要素が濃い2nd。 そんな2枚のアルバムの良い部分を足して2で割ったものが、本作だと思う。 常に聴き手の期待を裏切らないメロディーの美しさには、当然ながら脱帽。 更には、再発盤にはLight In The Darkという隠れた名バラードが収録されているので、再びKO。 メロディアスハード界では「向かう所敵無し」だった頃のFWの名作。
ただただ素晴らしいモンスターアルバム。 頭4曲抜けてて後半だれる? とんでもない! 後半もメロディの大津波は続きます。 特に"River Of Love"と"Eye Of A Stranger"はこのアルバムのハイライトと 言っても良いくらいの出来栄え。これだけ良い曲だけで固められているアルバム、 滅多にお目にかかれるものじゃありません。言うまでもなく全ての音楽ファン必聴!
3. 定ちゃん ★★ (2000-06-29 16:19:00)
他もいい曲なのかもしれないけど、前半4曲があまりにも素晴らしすぎる為。
この4曲は本当に名曲です。
7. demmy ★★ (2001-07-14 01:58:00)
個人的には2ndの方が好きですがこちらもすばらしいことに変わりありません。
12. すりっぷのっと ★★ (2002-10-24 20:39:00)
メロディアスハードの名盤として後世に語り継がれて行く・・・・かも。
頭の4曲が素晴らしいと絶賛されていますが、ところがどっこい5曲目以降も名曲が溢れております。
ほぼ全ての曲においてFAIR WARNING流の哀愁メロディが溢れており、トミー・ハートの見事な歌唱力とのハーモニーが堪能出来ます。
あのB誌で高評価を受けたアルバムとしても有名ですし、メロディ至上主義の方にとってはとんでもない名盤になるかもしれません。
ただ、後半はバラードが大半を占めるのだけは個人的にちょっと残念です。
★★★★
14. masuda ★★ (2003-01-25 17:57:00)
皆さん頭4曲といいますが私は「頭5曲」です。
Man On The Moonは隠れた名バラードですよぉ~
逆に頭5曲以外はあまり目立っていない気がします・・・涙
オススメの曲「Angels Of Heaven」「All On Your Own」「Man On The Moon」
17. うにぶ ★★ (2003-04-12 00:34:00)
しかし悪くはないんですが、最初聴いた時、個人的には1~4曲目まで特にどうということもない曲が続き、5曲目のイントロでちょっと「おっ?」と思ったけど後はまた普通で、ラストの曲はけっこう良いかなってぐらいの印象でした。演奏や歌唱のクオリティは認めるし、メロディアスだとは思いますが。
当時B!誌のレヴューにおいて「これ聴いて駄目ならメロディに対する感受性がないんだからラップやデスメタルでも聴いてなさい」みたいなことが言われてまして、純真な読者だった(いや今でも愛読者ですが)私は、ここまで言われるんだから良い作品に違いない、いつか素晴らしいと思えるんじゃないかと、30回以上は聴いたんですが、結局第一印象から感想は変わらず。
デスメタルやラップも好きだけど、メロディアス・ハードも産業ロックも、ポップスだって大好きなんですけどね。メロディに対する感受性はしっかりあります。単に私の感性には合わなかっただけの話。
その時学んだのは、あるバンドをほめる時に「このバンドを聴いて好きになれない奴は××だ」などと他人の価値観を否定するようなことを言う人がいるけれど、それは結局のところ単なる暴論であって気にする必要はないということでした。
ちなみに1stも2ndもちゃんと買ったし、4thも友人の買ったのを聴いたんですが…やっぱり「悪くないね」くらいの印象でした。ボン・ジョヴィとかは好きなのにな~。なんでだろう?
18. ヴィレ ★★ (2003-04-14 22:34:00)
B!で満点に近いし、彼らの BURNING HEART は結構好きだった事もあり、即買したが聴く度に聴く気が失せて来る。
これで、HM/HRの飽きにも拍車が掛かった所に、メロデスに出会いメタル離れせずに現在に至ってますけど。
点数って、この際あおってシーンの盛り上がりに利用等々の意図も有る様ですね(思えば、あの頃は純真な読者だったなぁー)。
その後、アルバム2~3枚点数で裏切られやっと賢くなりました。
22. SCARECROW ★★ (2003-08-02 04:06:00)
このアルバムは前2作と比べて洗礼されています。
HM/HR的な部分は前2作と比べて随分薄れているのでそこを不満と感じる人もいる
でしょうが(実際Voのトミー自身その事が不満だったようですし)自分としては
これこそ彼らのあるべき形だったように思います。
Angels of Heavenは彼ららしい大変スリリングなロックチューンだし、Save meの美しい
天にも昇るようなメロディと疾走感は絶品です!I'll be thereのポップ感も◎。
あと最後のThe Love Songが個人的には素晴らしいと思います。
後半だれるとの意見もありますが1曲1曲を取り出してみればどれも素晴らしい曲です。そして何より、トミーの歌が際立つ曲が一番多いのがこのアルバムだと思うんです。
23. 陽 ★★ (2003-10-09 23:55:00)
後半に勢いがないというのは、序盤にいい曲をもってきすぎた曲順ミスも多少はあるんじゃないかな。
ANGELS OF HEAVENをトップにもってくるのはいいとおもいますが、SAVE MEを中盤くらいにもってくると、もっといいアルバムになったかも。
24. カリスマ ★★ (2003-10-20 14:56:00)
25. 3割2分5厘 ★★ (2003-12-22 14:44:00)
ここまで胸に迫ってくる哀愁に満ちたサウンドを作り出すバンドを、僕はFAIR WARNING以外に知りません。
それはトミー・ハートのハスキーボイスが生み出す、絶望とそこから這い出そうとする希望を含んだ歌唱が大きな力でしょう。
こんな素晴らしいボーカリストに"Bridges are burned, lost is your home..."何て歌われたら胸が熱くなってしまいます。
名曲は、やはり最初の2曲をはじめ全てだと思いました。最高の、いや極上のメロディが満載です。
26. STORMBRINGER ★★ (2004-01-01 17:02:00)
FAIR WARNING一番の名盤であると同時にロック史上残る名盤と言ってもいいくらいの名盤!
ブックオフの特価コーナーに置いてあったのを見たときにはちょっと悲しくなった。
29. 酒とバラの日々 ★★ (2004-02-03 03:10:00)
すべての曲が快感のツボつきまくりだし、一度聴き出したら時間のたつのも忘れて最後まで聴き入ってしまう幸福な大傑作。
なかなかこんなメロディを書けるバンドはそうそう出てくるものじゃないと思うし、
彼らが思ったより一般の人たちに浸透せずに解散してしまったのはすごく残念だけど、
それも分かる気がするのが悲しい。こんなに良いメロディを書くんだけど。