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NIKOLAI KAPUSTIN
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解説 - NIKOLAI KAPUSTIN
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. vox ★★★ (2010-11-20 21:32:25)

西洋クラシックとジャズを融合させた天才ピアニスト。
ちなみにまだご存命。




2. kamiko! ★★★ (2020-04-27 04:18:10)

純粋にクラシックピアノを学んだ人にとって、ジャズを弾きたいというときに壁になるのは、適当な楽譜がナイ、ということだ。
そもそも即興性や変則的リズムなど演奏者の感覚に拠るところが多いので、それがキッチリ記譜されたスコアはかなりレアな上、市販のジャズスコアは重厚さのないイージースコアで溢れている。
というワケで、ジャズをクラシック様式に昇華させ、誰でも読譜できるように記譜されているカプースチン作品の登場は、ジャズピアノを弾きたいピアノ弾きを狂喜させた。
カプースチンの楽曲の特徴は、端的に言えばテンションノートを多用するジャズピアノだが、和声的なピアノ曲との違いは、スイング、バウンス的リズム感が求められることや
オフビート(ウラ拍にアクセントをつける)演奏法だったり、更に技術的なことを言えば、親指の打鍵が特殊だったりする。演奏難度はなかなか高い。
多くの作品があるが、最も有名と思われるのは「8つの演奏会用エチュード」「10のバガデル」あたりだろう。が、より多くの作品を是非聴いてもらいたい。
伝統的なジャズに留まらず、ロック、ラテン、現代音楽の様々な要素が楽曲中にアレンジされており、どの作品も相当な聴きごたえがある。
個人的に好きなのは8つの演奏会用エチュードの「プレリュード」「夢」「フィナーレ」や、一時期ケータイ着メロにしてた「「アリーバロッソのブラジルの水彩画によるパラフレース」だ。
演奏家は、当然本人が弾いている作品がイチオシだ。一時期「カプースチンラストレコーディング」というCDが出て、あーこれで最後なのか・・と残念な気分になったものだが
間髪入れず「カプースチンリターンズ」というCDが発売されて、「はえーよ!」とツッコミ入れてズッコケた。
本人以外では、川上昌裕のCDが早くから出回っているほか、最近は辻井伸行の演奏が素晴らしい。
とりあえず骨太なジャズピアノのソロ作品を聴きたいなら、カプースチンの右に出る者はいない。超オススメである。



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