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00年代 | 10年代 | 80年代 | 90年代 | L | ギターヒーロー | グラムメタル/LAメタル | テクニカル | プログレメタル | 叙情/哀愁 | 正統派 | 日本 | 有名バンドLOUDNESS
2・0・1・2 (2012年)
解説
2012年8月22日、徳間ジャパンコミュニケーションズよりリリースされた25thアルバム。
タイトルについて、高崎はまだ何もでき上っていない時から2012がいいと言っており、その理由として「自分たちにとって何が大事なのかをしっかりと見据える時が来ている」と語った。また2012年はいろんな意味で生まれ変わる年、大きな節目の年であり、日本人として、人間として、大事なものとは何かをメッセージできたらいいとも語った。
歌詞について二井原は、エネルギーを求めて起こす人の争いや、人間はどこへ行くのか、今の年齢になりおぼろげに分かってきた人生とは何かを歌詞にしたと語った。さらに死ぬまでにRonnie James Dioに捧げるべき歌を書くべきだと考えており、2012年とは関係がないが7曲目の「The Voice of Metal」でDioのことを歌わせてくれるように頼んだとも語った。またインタヴュアーに“死”について書かれた歌詞も多いと言われ、先のことは気にせずに、今好きなことを一生懸命にやって、持っている命を大事にしようと歌いたかったと語った。
2011年末には曲作りを始め、レコーディングを開始した2012年3月には20曲相当のリフがあったと語った。当初はモダンな方向であったが音を出し始めたらデビュー当初の攻撃的なサウンドというコンセプトを目指すべきであると思い、新たに付け足した曲もあるとも語った。そして高崎は、何より重視したのは現在もっている熱いロック・スピリットを世界のロック・ファンに伝えることであり、LOUDNESSの真髄を表現するためにシンプルかつナチュラルでラウドな作品像を目指したと語った。
ジャケットについて高崎は、「福島の危険区域の中では、犬とイノシシの間で生まれた動物が自然に生まれているんです。その写真をジャケットに持ってきて、インナースリーブでは被災地で綺麗に咲いた桜の写真もあるんです。リリックも含めて、すごくメッセージ色のある作品なんです」と語った。
Recorded:March 2012, osaka school of music Freedom studio
Producer:LOUDNESS
外部リンク
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1. The Stronger, 2. 2012: The End of the Age, 3. Break New Ground, 4. Driving Force, 5. Behind The Scene, 6. Bang'em Dead, 7. The Voice of Metal (Song for RJD), 8. Who the Hell Cares, 9. Spirit From the East, 10. Memento Mori, 10. Out of the Space, ....
コメント・評価
Recent 20 Comments
1. 銘菓ひよこ ★ (2014-05-12 04:13:15)
前作のEve to Dawnが素晴らしかっただけに、今作も期待したんだけどなぁ・・。
誰もレビューしてないってとこに、本作の評価が表れてますね。
なぜいきなり、こんなに楽曲の質が落ちてしまうのか。
ただただ闇雲にHeavyにすればいいってもんじゃ無いでしょ。
聴きどころが全くないってわけじゃないんだけど・・。
もう、この作品は、「無かったこと」にしましょう(笑。
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2. 失恋船長 ★★ (2014-05-12 13:39:24)
アルバムリリースそしてLIVE、DVD発売にまたアルバム制作とここ数年の精力的な活動には驚かされます。そのせいもあるのかここ数作は作り込まれた楽曲よりも勢いや衝動に任せたような曲が多く感じられ今作もその流れを組むのですが根底にあるのは伝統的なスタイルだけにオルタナ・ヘヴィロックを取り込もうとも曲によってはメロデイックに進化している。多彩なアレンジや展開も板に付き(焼き回し多いけどね)これまで以上に不自然さがなくなりスッと耳に入ってくるから不思議です。何を聞きたいのかで評価も分かれるでしょうが、ここまで貫いてきたんだから昔の名前で出ています、みたいなアルバムは出さないほうがいいでしょうね。
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3. N男 ★★ (2016-02-10 13:30:46)
このバンドはアルバムが好きというより、曲が好きなタイプなのだが、アルバムで選ぶなら第4期以降では本作が一番好き。(次の作品も悪くはない)
1曲目が始まった時はまたこんなのかよ・・・と思っていたが、リフもメロディもそれまでに比べて断然フックが効いていると感じた。
中でも例によって押し気味で続く前半4曲が気に入った。
後半は『別に無くてもいいのでは・・・?』と思うような曲が比較的少なく(ないとは言えません)、全体を通して飽きのこない作品。
84点。
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