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00年代 | 10年代 | 90年代 | D | アメリカ | テクニカル | ドラマティック | プログレッシヴ | プログレメタル | メロディック | 叙情/哀愁 | 有名バンド
DREAM THEATER
Awake
6:00 (71)
Caught in a Web (56)
Innocence Faded (62)
A Mind Beside Itself: I. Erotomania (108)
A Mind Beside Itself: II. Voices (66)
A Mind Beside Itself: III. The Silent Man (47)
The Mirror (68)
Lie (47)
Lifting Shadows Off a Dream (71)
Scarred (62)
Space-Dye Vest (65)
Eve (18)


解説
1994年10月4日、East West Recordsよりリリースされた3rdアルバム。
キーボディストKevin Mooreにとって在籍時最後の作品となった。
Billboard 200では全米32位を記録。オリコンチャートの最高位は7位で、Dream Theaterのアルバムとして初めてトップ10入りを果たした。(日本国内だけで20万枚以上を売上げた)
4曲目から6曲目は、"A Mind Beside Itself"という一連の組曲で、トータルで約20分の長さである。ライブでは続けて演奏されることもあれば、別個に演奏されることもある。
Dream Theaterのオフィシャルブートレグ専門のレーベル「YtseJam Records」より、本作のデモ音源を収録したアルバム『Awake Demos 1994』が販売されている。
Bonus Track (8cmCDシングル)は、日本盤初回生産分に封入されていた。日本未発売のシングル「The Silent Man」に収録されていた曲である。
DeathのChuck Schuldinerはインタビューにおいて本作を絶賛しており、「彼らの音楽は非常に複雑だが、しっかりとしたフックを持っている、これは聴いてもらえる音楽を作る上で非常に重要なことだ。」とコメントしていた。
Rock Hard誌は『The 500 Greatest Rock & Metal Albums of All Time』においてNo.390に選出している。

Recorded:May–July 1994, One on One Studios and Devonshire Studios in North Hollywood, Los Angeles
Producer:John Purdell, Duane Baron

外部リンク
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コメント・評価

Selected Comments
53. ドッペル原画 ★★ (2005-09-17 14:11:00)
ダークでありながらもそこに存在する黒光りするメロディが魅力。
①~④は趣は違えど前作に負けない最高の流れだ。このアルバムこそ彼らの本質が出ていると言われても否定できない。
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55. hiromushi ★★ (2005-10-15 15:12:00)
前作がとても気に入っていたので、政則氏のラジオで「Lie」を聴いた時は本気で気に入りませんでした。これだけ聴くと単純にモダンへヴィ路線なのかよ、呆れた~って感じで(笑)、ラブリエの歌声も格好良く聴こえなかったのでアルバムが出るまで不安でしたが・・・。
実際買って聴き込むうちに緊張感のあるアルバムの流れが凄く気に入りまして、単体で聴くとイマイチ好みじゃなかった「Lie」も大好きになりました。(ま、よくある事ですけどね)
だけど、やっぱり「6:00」は好きになれませんでした。なんか幾何学模様っぽい音が冷たい印象なんで。カッコいいとは思いますが。
あとポリッシュをかける時間がなかったそうですが、このサウンドは凄く気に入りました。ラブリエがアグレッシヴに歌うのもなんかいいかも、と思えました。
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57. C3 ★★ (2005-12-31 10:21:00)
とにかく音がいいですね。内容は個人的には微妙なのですが(汗)。よく聴きまくる曲とほとんど聴かない曲があり、好き嫌いの差が激しいです。まあ11曲中8曲は好きなのでなんてことないですかね(笑)。
最近聴いたので冷静に聴けますが、I&Wの後に聴いたら、大変申し訳ないけど私はかなり不機嫌になると思いますよ。変化しすぎ!ジェイムズ、声しゃがれすぎ!あ~良かった、免疫が出来てて(ホッ)。
ちなみに8「LIE」はDT名曲ベスト20内に入れたいくらい好きな曲です。カッコイ~イ。
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60. アウトランダーズ ★★ (2006-01-29 15:07:00)
アルバム発表前にムーア脱退のニュースを聴いてかなり落ち込んだもんです。
特に彼の作曲によるアルバム最後の ケビンムーア自身の失恋を題材にしたという 11、を聴くと本当に悲しくなってしまった(別に曲が駄目というわけじゃなく)。
そのせいもあってか当時の僕はあまりこの作品に良い印象を持てなかった。
その一番の理由は全体的に 7、8、のようなダークな要素の曲が目立ようになり、叙情的要素が後退したのが原因かもしれない。それにキーボードの存在感も多少減っている感じ。
しかし、変拍子なリズムが印象的な 1、キャッチーな 3、組曲風なアレンジになってる 4、5、6、など今聴くとなかなかいい曲が多いと思う。
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62. ★★ (2006-02-07 20:15:00)
3作目。流麗な印象を受けるメロディーが詰まった2作目とは打って変わって、陰鬱な雰囲気の支配する音楽世界を描き出した。
それに伴い、曲調もよりヘヴィーな物となった。この部分は聞き手も賛否両論だと思う。
個人的にはこの雰囲気にはどうしてものめりこめなかった。
二作目に比べると曲も割と分かりやすく、一筋縄な物も多くなったように感じる。
Surroundedみたいな曲はもう作ってくれないのだろうか…
ドラマチックで圧倒されるような構築美は見られなかったが、音の世界を描き出すことに関してこのバンドの右に出るものはいないようだ。
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63. POOYAN ★★ (2006-02-19 18:22:00)
このアルバムは個人的に大好きです。前作の驚異的なまでの作品の完成度、整合感はありませんが、奥が深い曲が多い。詩を見ると深すぎて意味不明なのが多い(笑)。けど、なんか魅かれるんですよね。ラブリエやムーアは制作当時かなりネガティヴだったようで、作風もダークな感じですね。このアルバムの主役はケヴィン・ムーア。彼のその後のDTには失われてしまった欧州的、ゴシックの部分が最大限に出ています。ラスト曲なんてもう・・・フランス映画で流れそうです。
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64. ★★ (2006-02-19 22:20:00)
前作と違って今作はダークな作風ですが、好きです。
4.Erotomania、7.The Mirror、8.Lieあたりがいいですね。
サウンドプロダクションも非常に良い。
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65. dave rodgers ★★ (2006-03-04 12:10:00)
'94年発表の3rd。聞き込みによって味がわかるDTの中でも好き嫌いが結構分かれる作品だと思う。ケヴィン・ムーアの空間演出が今作で最も活かされてる。(ただ、ベースがあまり聞き取れない‥)プログレに没頭しつつ、重さや暗さに重点を置いた作風でもメロディの美しさに影響力があった後の「TOT」も上質のアルバムだと思うが、低音で奏でられるへヴィなリフが、実質違うがダークな奥深さを「TOT」並みに醸していてなかなか素晴らしい。各楽曲の完成度は高いと思うけど、アルバム全体で統一感は、「I&W」のドラマとかメロディを感じさせる構成と言うよりは、曲自体がソリッドに、神秘的に、歪んだような雰囲気が漂っていてDTのそれまでの作品にはなかった(実際前作と極端に変わった印象は受けないが)、今となってはへヴィ路線の兆しを感じさせる作風になったのでは、という印象も受ける。単体で良いと思える楽曲は確かにあるけど、どちら
…続き
67. †FUNERAL† ★★ (2006-03-22 17:55:00)
最高傑作。「I&W」はPULL ME UNDERとMETROPOLISぐらしかはまれなかった自分ですが、このアルバムは全曲最高に好きです。
ダークでへヴィで神秘的。衝撃的な曲のオンパレード。6:00、EROTOMANIA、VOICES、THE MIRROR、LIEなど素晴らしい!
特に最後のSPACE DYE VESTなんて暗すぎて最高。
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69. 10倍太陽拳 ★★ (2006-11-07 20:10:00)
前作とは違ってダークな雰囲気が漂っているし
前作よりは一般受けもしないみたいだけど
俺はこのアルバム前作と同じくらい好きですね。
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71. かづき ★★ (2006-11-29 22:06:00)
ひたすら重く、暗く、内省的になった傑作。
一聴して「????」となってしまった①以外は全曲素晴らしい。
『Images And Words』とこのアルバムの二作で、彼らはいとも容易く孤高の存在に登りつめてしまった。
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72. Dr.Strangelove ★★ (2007-02-23 19:28:00)
ダークな感じで良い。
前作より好きだ。
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75. PaganHorde ★★ (2007-08-28 00:12:00)
IMAGES AND WORDSの影に隠れてあまり評価されないアルバムですけど
聴きこめばこれも名盤だと思います。
初心者にはあまりオススメできませんが。
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77. すりっぷのっと ★★ (2007-12-20 04:55:00)
3rd。
前作の「IMAGES AND WORDS」があまりにも名作すぎたために評価は低くならざるを得なかったでしょう。
実際、個人的な評価としてはまあまあな印象。嫌いではないが特にめっちゃ好きでもないかな。
真のDREAM THEATERファンからすれば「分かってないな!!」って思われそうだけど…
最新作の「SYSTEMATIC CHAOS」購入時にもう1度過去の作品を聞きなおしたりしたけど、それでも評価は変わらなかった。
そういう意味でも超名盤2ndの罪はあまりにも重いかも。今でもしょっちゅう聴くからな~。
★★★
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78. 帝王序曲 ★★ (2008-01-25 19:21:00)
前作「IMAGES AND WORDS」の成功による固定化を恐れての、差別化を明確にした作品とみた。
へヴィなリフ主体の曲構成は暗さと神秘性を醸し出し、美しい旋律での盛り上げは感情を刺激する。
愛聴盤。
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Recent 20 Comments

80. ヤング・ラジオ ★★ (2008-03-24 18:33:00)
1stにおける衝撃、そして2ndの度肝を抜く完成度から言えば、この3rdが地味な印象を当時与えたのは当然の結果であったように思う。
誤解されがちなのは、彼らは名作である2ndで一気に人気が出たのではなく、作品を発売するごとに一歩一歩大きくなってきたという事実である。
当時を振り返ってみると、僕はこの作品に問題作という強い感覚はほとんど無く、まあダークになって楽曲が少し弱いかなあ~という、楽曲の出来そのものだけに関心があったように思う。
今この作品を聞いて感じるのは、過渡期の作品だなあ~という感覚である。今のように開き直っていないという面では、ある意味貴重かもしれない。新鮮に聞こえるのは、彼らの歴史の中でも過渡期の作品だからであると思う。
個人的には、83点かな。

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81. ニャー・アズナブル ★★ (2008-09-20 01:13:00)
どちらかと言えばセカンドよりサードを取る。
地味とかダークとか単純なものではなく何かしら思いが伝わる曲が多い。
初期の作品とは言えいまだに脳裏に浮かぶ曲・メロディがある。
やはり多少の叙情性というのは大事だ。
歌と演奏のバランスが比較的取れているのでいいアルバムだと思う。

ドリーム・シアターはあまり好きではない。
精神性に浸るにしても曲展開にまず疲れる。
過度な演奏が曲をぶち壊しがちだ。
もう少し歌とのバランスが取れないかなと思う。
もったいない…
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82. sho- ★★ (2008-12-11 03:21:00)
僕もI&Wよりもこのアルバムの方が好きです。
Erotomania最高!
音質がぐっと向上し、音量も上がったので
他のアルバムの曲と混ぜて聴くことが簡単になりました。
楽曲はというと・・・
個人的にギターよりもベースが目立つアルバムだと思います。
初めて聴いたときはScarredのイントロのベースが
耳から離れず、一日中鼻歌で歌ってました。
Pull Me Underや6:00など
Kevinの作った曲が好きなので
Kevinの作曲した曲が聴けるのもこの作品で最後かと思うと
実に残念です。
→同意(0)

83. fbw ★★ (2009-03-14 12:52:00)
DTにおいて自分にとっていまだにこのアルバムが最も評価が高い
単に技術を魅せるだけが能じゃない、Keyの空間演出が素晴らしい


84. モブルールズ ★★ (2009-04-30 16:19:00)
2~3曲しか良いと思う曲がない。

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85. 静岡のきゅうちゃん ★★ (2009-05-04 19:15:00)
いやいや荒削りだけど、かっこいいです、このアルバム。他のアルバムもそうですが、曲単位じゃなく、全体像で感じたほうが、良さが観えてくるように思えますね、このバンドは。
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86. 星野ひかる ★★ (2009-06-20 10:01:00)
まぁかなり重いんでI&Wと比べちゃうと、とっつきにくいです。
でも自分はI&Wと同じぐらい気に入ってるし、完成度もそこまで劣ってないように感じます。
ライナーで正則氏が陰鬱ではあるけれどもポジティブさを感じると書いていますがまったく同感です。
暗さとポジティブさ、対称的な二つがうまく調和している点で、荒削りというよりはかなり洗練された作風だと思いますし、DTの実力を感じます。
アルバム前半より後半がいいっす。
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87. KUZU ★★ (2009-07-23 00:51:00)
明確なメロディーが前作に比べて減退した本作は、多くの方が語っているように、僕にもかなり厳しい印象しか残っていません。また、何人かの方々が仰っているように、アルバム中盤以降で、ジワリとメロディーと雰囲気が盛り上がってくる感覚を感じる事が出来、それゆえ本作がスルメ盤、隠れた名盤と言われる所以なのかなと思います。
皆さんの感覚を否定することは無いのですが、僕にはやはり厳しい一枚でした。
それなりに評判を維持してしまった本作以降、他のGroupが「あ、こんなでも良いんだなあ・・・」と思ったかどうか、メロディーの欠片しか載せない、ダークな雰囲気満載で、リズムセクションがやたら切れまくる、個人的に魅力を感じづらいProg Metal Albumがわさわさと沸いてくるように現れたのは至極残念でした。また、彼らがMetropolis ptⅡ以降でメロディーを取り戻した直後、I&WやMetro

…続き

88. tt44aa00cc ★★ (2009-07-30 12:38:00)
私にとっての初のDream Theater
Firewindが好きだった私に友人が教えてくれたのがこのバンドでした。
Innocence Fadedのメロディーが印象に残り、頭から離れなくなり彼らにハマりだしました。
しかし、時間をかけてこのアルバムを聴くにつれて全体的に良くできてると思うようになり、また好きな曲も増えてゆきました。
VoicesやLifting Shadows Off A Dream などの曲にハマりました。
個人的には一番感情的で、かつ物語的なアルバムだと思います。
他のアルバムを聴いた今でもその感想は変わっていません。
1st、2ndから正常に進化して、一つの完成形になっているアルバムだと思います。
一番好きです。


89. golmont ★★ (2010-04-06 21:03:00)
Dream Theaterというプログレッシブなメタルバンドがいる、とだけは知っていた時に貰ったDT最初のアルバムです。
始めは6:00とCaught In A Webが気に入りました。すげえ!これがプログレッシブってやつかと。他は気にいるまで時間がかかりました(苦笑
まあ、当時はI&Wを聴いてなかったし、ヘヴィなのも好きなので抵抗はなかったです。
私的に、Space Dye Vestを聴きながら過去に思いを馳せるとなお味が出ます。
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90. いわも ★★ (2010-07-03 13:49:00)
最初にこれを聴いてその内容の濃さに圧倒されて気に入りライブも観に行った。(横浜のちっこいライブハウスだった)
精神的な部分が主導しているので曲展開や重いリフやテクニカルなソロの説得力が全然違うと思う。ひけらかす感が無くてあくまでストイック。
この後I&Wを聴いたら逆に軽すぎてどうにもだめでした。
このタイトなサウンドの首謀者だったケビンムーアがやめてしまいDTどころか酷評してるHMシーン自体に興味が無くなってしまいました・・・


91. 改悪妖愚瑠斗 ★★ (2011-09-12 14:14:15)
3rd。
全体にダークでヘヴィなアルバム。

音もソリッドで個人的には1番好きな音のアルバム。
全体に漂う暗鬱な雰囲気はその後のドリムシにも見られない。

②、⑦、⑧はヘヴィさを意識して作ったのがよく分かるが、元々の性質が知的なドリムシだけにそれ故の無理っぽさが見える。
例えるなら、優等生が無理ぶって悪くしようとしてる感じですね。
でもそれでも聴かせる作曲能力、と言うかアレンジ能力はさすがと言うべきです。

このアルバム後に辞めてしまうKevin最後のアルバムだが、Kevinのその後を感じる⑪はテク志向に走るその後のドリムシへの警告に聴こえるね。
個人的に好きなのは③、④、⑤、⑨、⑩、⑪。
87点。
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92. ハルディン ★★★ (2012-08-28 21:48:57)
澱んだようなダークな空気が支配するヘヴィな作風の3rd。前作から続けて聴くとまるで別バンドかと見紛うほどの変貌振りですが、ミステリアスなKeyの音使いや内に向かうような負の感情が醸すどこか内省的で陰鬱なムードは何ともいえない味わいがあり、今までになかった新たな魅力を感じさせる。全ての曲がダークだというわけではなく中には3や9といった割りと明るめな曲もあり、時にRUSHを思わせるリズムワークのタイトさも印象的。

ラブリエのがなるようなVoスタイルに若干違和感を感じるが、3などで聴かれる囁くような繊細な歌い方に惹きつけられる。また4のように今回はペトのGが前作以上にテクニカルな面を見せて活躍しているのがいい。アプローチこそは異なれども、本作もまた前作と同様に味わい深い名作です。

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93. Joe Satrianiki ★★★ (2013-09-05 16:35:59)
I&Wとは打って変わってヘヴィかつダークな路線ですね。

このアルバムはヨーロッパ的な耽美さ、ドカドカくるタイプではなく精神的にズシッとくる重さを内包したものだと思います。

Awakeは精神的ダークさに比重を置き、TOTはテクニカルさと物量的ヘヴィネスに比重を置いたものと考えるとわかりやすいと思います。

特に好きなのは「Lifting Shadows Off A Dream」。マイアングによる快作です。
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94. 名無し ★★★ (2014-10-04 21:28:04)
アメリカではImages & wordsと同じくらい人気なんだけどね。日本と欧米のリスナーの好みが違うことを如実にあらわす試金石的なアルバム。


95. 陽凪来 ★★ (2015-01-13 10:22:50)
Dream Theaterはやはりルーデスが加入してからの作品の方が良い。Images & Wordsの魅力がわからない自分としては、ヘヴィ路線に抵抗はなかったが、この作品に触れた時に最初に感じたのは、メロディーの弱さだった。Images & Wordsでは確かにLearning To Liveみたいな面白くない曲もあったけど、Surroundedあたりは結構気に入っていたし、少なくとも駄作ではないと思っていた。しかしこの作品は①〜③までしか印象に残らなかった。しかもその①〜③が地味でそんなに好きではなかったため最初は駄作だと思っていた。しかしそんなことはなかった。聴き込んでみると④〜⑨が凄い魅力的で、この6曲だけで前作のImages & Words以上の満足感を与えてくれた。ただ残念なのが、①〜③までがイマイチだということ、そして最後のSpace Dye Vestが最悪な出来であること
…続き

96. TechMetal ★★★ (2016-08-11 19:10:05)
このアルバムかなり好きです。
良い曲揃いです。
7~10の流れが最高。
特に9,10は名曲ですね。

欠点は1~2が地味すぎるくらいかな?
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97. 干し柿 ★★★ (2017-02-17 22:05:21)
アルバムジャケットが曲の雰囲気を如実に表していますね。全体的にダークだが、それ一辺倒ではない...

Erotomaniaはインストで最強だと思っているし、The Mirror以降なんて少しの隙をも与えない完成度でしょう。特に7,8,11が好き。
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98. 名無し ★★★ (2018-11-07 08:46:08)
すごい古いサイトなんですねここ……
サウンドとしてもヘヴィを求めだした時期で七弦ギターや六弦ベースの使い始めということらしいですね
自分としてはアルバムを通してはImages and Wordsより好きかもしれませんね
Images and Wordsはなんとなくサウンドに年代を感じてしまいます
とはいえまだまだドリームシアターは聴き始めたばかり、他にも好きになれそうと思わせてくれるには十分なアルバムでした


99. すーさん ★★★ (2020-05-25 06:50:36)
2ndイメージズ~から発売を待ち、買って聞いた時にはすんなり世界に入れました。ケヴィン・ムーアの重要性はわかっていたので、脱退はショックでした。今でもDTを追い続けていますが、ケヴィンの存在はデカかったと思います。もちろんマイキーもですが、、、
バラツキはありますが、いい曲がそろっています。3,5,10,11がおすすめ。
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