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Unleashed in the East: Live in Japan / JUDAS PRIEST
うにぶ ★★ (2003-04-24 21:07:00)
『KILLING MACHINE』発表後の日本でのライヴを収めたアルバムです。'79年発表。初期の彼らを手っ取り早く知るためのベスト盤としても使えるでしょう(1stの曲がないけど)。DEEP PURPLEやCHEAP TRICKの作品と並ぶ、ライヴ・イン・ジャパンの傑作。
ロブが喉を痛めて歌を入れ直しているのは日本盤を買った人には周知の事実ですが、デヴィン・タウンゼントみたいに、「俺は彼らが修正してたことをエンジニアに聞いて知っている。俺は自分のライヴ盤を修正してることを隠したりしないよ」ってなことを言う人もいます(笑)。PRIESTも別に隠してないってばさー。
この作品、とにかく頭4曲の怒濤の突進力は凄まじいです。まさにHMへと転換していく瞬間のエネルギー。1曲目の「EXCITER」のかっこよさと言ったらありません。全曲そうですが、スタジオ・ヴァージョンが霞む出来。今のライヴみたいにいちいちMCで流れを分断せず、続けざまに畳み掛けるところが嬉しいですね。5曲目以降も名曲満載だし、まさに名盤。
バンドにとっても勝負作だったようで、このライヴ盤が高評価を得たことで、彼らの人気は決定的なものになった!……らしいです。後追いなのでわかりませんが。
リマスター盤ボーナスの曲は、以前から日本盤には収録されていたものなので、このアルバムだけお得感は薄いかも。リマスター前の音もそんなに悪くなかったし、どっち買ってもいいかな。でもJUDAS PRIESTの良心的なところは、リマスターした上にボーナス・トラック入れても、ファンのために定価を安いままにしていてくれてるところ。新品を買う分には、リマスター盤が良いですね。

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