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DISILLUSION 〜撃剣霊化〜 / LOUDNESS
Tamasa ★★★ (2020-08-11 14:33:29)
当時、曲も音もジャケットワークも突然一皮むけたというか、それまでのLOUDNESS自身も含む国産バンドとは異質なものが出て来たなと強く感じた。自分自身まだお子ちゃまでもあったので、本気で世界一のバンドになっちゃったと思ったものだ。全曲コピーしたし、苦労してもコピーしたくなる曲が並んでいた。

アルバムの完成度は後のHurricane Eyes、Soldier of Fortuneの方が高いが、当時のインパクトからDISILLUSIONを代表作とすることには異議はない。スラッシュが生まれる前の時代に、既に足を踏み入れていたESPERもあるし、世界的に見ても時代の最先端を走っていたと思う。捨て曲もあるけどね。後にファンが、高崎御大の「もしあのままDISILLUSIONの次を作っていたとしたら今回のコレ」という新譜発売前の御言葉に、「嘘つけ」と思いながらも何十年も騙され続けることになる罪なアルバムでもある。


LOUDNESSを聴いたことのない現代のメタルファンに「最高傑作だから!」と言って聴かせるのはおススメしません。
傑作ですけど。

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