1994年7月に結成された日本のロックバンド。
D'ERLANGER解散後の瀧川一郎、菊地哲が、藤崎賢一、岸根光 (当時、藤崎・岸根共にJUSTY-NASTY)を交えて結成したセッションバンドSPYを母体としたバンドBODYを結成。イベントを除き唯一のライブとなる1994年5月14日、日本武道館公演の2か月後に突如解散。
その後、瀧川と菊地に飯田成一(元ZI:KILL)を加えて1994年7月結成されたのがCRAZEである。
そこから空席だったボーカリスト探しが始まるが、藤崎はJUSTY-NASTYの活動があった為不参加、その後TUSKに声をかけるも、ZI:KILL解散直後だったこともあり、精神的疲労を原因に加入にはいたらず、伊藤可久や濱口正勝に声をかけるも、リハーサルや単発のライブイベント出演のみで正式加入には至らないままだった。そこへ1995年にJUSTY-NASTYを解散した藤崎が加入意思を表明。デビュー時のラインナップが揃った。
同年9月にシングル、「NAKED BLUE」でメジャーデビュー。
1997年の藤崎脱退後、緒方豊和(MAJESTY)が加入。伸びやかなで変幻自在なボーカルで活躍するも、約2年後に志の違いを理由に脱退する。後任にNHKドラマ出演などの芸歴を持つ鈴木慎一郎が抜擢され、メーカーもテイチクエンタテインメントから徳間ジャパンへ移籍。しかしその鈴木は1年も経たずに脱退する。 そして2000年7月に板谷 祐(TUSK、元ZI-KILL、THE SLUT BANKS)が加入。CRAZEのメンバーは瀧川一郎を除いて、元ZI:KILLのメンバーとなった。
2005年8月、板谷が突如の脱退表明。歴代ボーカリストの中では最長の在籍期間だった。以降のスケジュール、発売予定だったオリジナルアルバムは白紙に戻される。
ボーカリストを欠いたCRAZEは、3人体制のままノンボーカルによる演奏のみで2006年1月9日のSHIBUYA-AXでの公演をもって解散した。
Final Line-Up(リーダーは菊地哲)
瀧川 一郎 - Guitar
飯田 成一 - Bass
菊地 哲 - Drums