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One and Only (2024年)
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One and Only
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解説 - One and Only
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1. 失恋船長 ★★★ (2024-08-05 02:33:24)

もはや生ける伝説を化したカナダのメタルバンドによる最新作。正直、リップスの声は衰えているが、そんな事は大した問題では無い。ここで奏でられるシンプルなサウンド。ややスタートは遅いが③あたりでスピードアップ。今作は、現代的なテクノロジーの恩恵は受けているが、極力現代的なヘヴィサウンドと距離を置き、彼ら自らが積み上げてきたスタンダードなハードサウンドへと回帰している。
前作をまだ聴いていないのでなんとも言えないが、この先祖帰りしたサウンドは個人的には大歓迎。
彼らがまだ現役でやっている事を高らかに宣言している。ANVILもAC/DCのように変わらない姿を貫いて欲しい。スリーピースが繰り出す愚直なるハードロッキンメタル。過去と現在を交差する永久不滅な古典ロックの強み。サバス風味だって自らの血肉である。
リップスの衰えは気になるが元気一発のクロージングソングは、このバンドの専売特許。また頭から聞きたくなるじゃん。ありがとうANVILである。



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