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FOR ALL KINGS (2016年)
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FOR ALL KINGS
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解説 - FOR ALL KINGS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 名無し ★★★ (2016-02-27 13:54:38)

worship musicから四年半ぶりのアルバム。
全体的なイメージはworship musicとくらべると平坦になった印象。よく言えば捨て曲がない。
前半は・・・そこそこ速いのかなといったころだけど、なめてると後半三曲にやられます。
ベテランスラッシュアーティストが
これだけ速さ重さを兼ね備えたアルバムを出してくれてうれしいです。
これからも四天王で一番のアンスラックスを応援します。



2. アクセルブルー ★★★ (2016-03-04 20:27:59)

ジョーイ復帰後2枚目のアルバム。
前作よりも疾走曲が増えたのはうれしい。疾走曲以外でも高速リフが炸裂するナンバーが多い。
とあるインタビューで「今作は速度・硬度・強度の全てを兼ね備えた作品になる」と言っていたが、まさにそのとおりだと思う。




3. ヤングラジオ ★★ (2016-03-10 17:48:36)

元々、なんでもありというスタンスを取っていたバンドである、という事を忘れていなければ、まあ彼ららしい作品という位置付けでいいと思う。
勿論、初期のような感じではないし、前作とも少し質感は違っている。

もはや単純に「スラッシュ・メタル」というには無理な部分が多く、モダンさを取り入れながらも、基本は普遍的なHR/HMであると言えるではないだろうか。

楽曲は、単純に流れない。
これをどう捉えるのか。
もしジョーイがヴォーカルでなければ、楽曲自体は少し弱いのかなという感じがするものの、それも今に始まった事ではないので、個人的には真ん中より少し上といった評価である。

でもジョナサンは、想像以上に楽曲に新鮮味を与えているので、それはかなりのプラスポイントではある。

僕は前半が好きだけど、後半のオルタナ感も決して悪くない。
僕は、好きですよ。




4. naosuke ★★ (2016-03-17 23:51:20)

個人的に久しぶりのアンスラ。
youtubeで聴いた4曲目のメロディーが頭から離れず購入。
スラッシュ4天皇のうち
slayerは「アグレッション」metallicaは「ドラマティック」megadeathは「テクニカル」
そしてanthraxは「キャッチー」若しくは「グルーヴ」
それぞれの切り口でスラッシュメタルを体現してきたが
そういう意味でもまさに納得の出来。
正直本作は歌メロとリズムが肝でありギターリフは弱い。
それでもこれだけノレて頭に残るんだからスゴイね。
今さらながらチャーリーのドラミング素晴らしさを実感。



5. 火薬バカ一代 ★★★ (2016-04-09 10:06:14)

ジョーイ・ベラドナ(Vo)復帰2作目、SHADOWS FALLのジョナサン・ドネイズ(G)を擁するラインナップで'16年に発表されたニュー・アルバム。
今回は初手からジョーイの存在を念頭に置いて曲作りが進められたとのことで、そのためか、全体的にオーセンティックなHM風味が増強。方向性は2nd『狂気のスラッシュ感染』に通じるのですが、しゃにむに限界を押し広げようとする爪先立ち感覚が、スラッシュ・メタルならではの焦燥感/疾走感として具現化していたあのアルバムに比べると、本作はメンバーの技量や作曲能力が格段に洗練され、またサウンドの中核の為すジョーイの歌唱が余裕綽々なこともあり、随分とメロディアスな仕上がりになったとの印象が。
尤も、それが「ユルい」なんて意味じゃないことは、エピック・メタル調のインスト序曲①に続き、スラッシュ界屈指のリズム・カッター・トリオ、チャーリー・ベナンテ(Ds)、スコット・イアン(G)、フランク・ベロ(B)が歯切れ良く刻むリフ&リズムに乗り、タテノリ感全開で突っ走るANTHRAX印の名曲②を聴けば明らか。
ジョナサンのメロディアスなGプレイも映える勇壮&キャッチーなアルバム表題曲④、重厚且つ劇的な盛り上がりを有する⑨、緩急を効かせた⑪⑫、中盤・終盤をそれぞれ引き締めるスラッシュ・ソング⑧⑬等、現行ラインナップのタイトなチームワークが如何なく発揮された楽曲を多数収録、SLAYER、MEGADETHに続き「スラッシュ・メタル四天王ここに在り」の風格をアピールする充実作となりました。
これでMETALLICAが新作で健在を示してくれたら完璧なんですけどねぇ。




6. cri0841 ★★★ (2016-05-03 08:59:21)

素晴らしい!これ程にメロディ重視な作品は、他のスラッシュ四天王だと無理でしょうね。元々スラッシュ四天王に入っているのが
不思議な彼らですが、『歌える』Voに新加入のGuが非常に良い仕事をしております。リズム隊も完璧で隙など無い!
MEGADETHの新譜よりこちらを好んで聴いてますね。元々正統派メタル好きではありますが、彼らがこんなに真っ当なアルバムを作るとは!
変化球を投げすぎて疲れたのかwメタル初心者にも勧めたい普遍的な魅力に溢れております。正に『王者』のサウンド!
前作も素晴らしかったが、更に洗練されましたね。オススメです!




7. 失恋船長 ★★★ (2023-09-07 11:34:10)

なんだか落ち着かない印象を受けていたANTHRAX。出たり入ったりとどうにも騒がしいのだが、ここに来ていよいよ音楽的な形での新作をリリースという運びとなる。ギターがジョナサン・ドナイスと新顔になったが、このリードギタリストが巧者。メガデスにキコが入ってメロディックな方向性に運んだように、彼のリードプレイは実に扇情的で華のあるメロディを弾く、そのおかげでスコット・イアンのキレのあるリズムプレイはより鋭さを増し、二人のコンビネーションは上々といったところだろう。
バンドの顔であるベラドンナも自ら考えたアイデアを持ち込んでいるので無駄な力みはない、サビでもコーワスを重ねて聴き手を鼓舞、実に聴きやすいサウンドの立役者として存在感を誇示している。
高いドラマ性と、流麗に煌めくメロディ、そして攻撃性を損なわないサウンド、そこにベラドンナが持ち込んだ皆が唄える要素、お膳立て十分に揃ったということだろう。
何でもありのバンドだったので、彼らが時流に合わせて方向性が変ることになんの疑問もない。2016年という時代背景を考えれば、この作風はまさに乗ってきたと言うことなのだが、ラップメタルに辟易していた初期のファンにとっては待ち望んだ、新旧の魅力を携えたハイブリッドアルバムでしょう。
メロディックメガデスがイケるなら今作も問題なしでしょう。でももっとキレキレのヤツを期待したい気持ちは分かりますけどね。
アンスラックス流パワーメタルです、正直、安易な回顧作ならばどうなるかと思っていました。そりゃそうでしょう、時流に合わせて何でもやる男達だったんだからさ。



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