"2112: I. OVERTURE / II. THE TEMPLES OF SYRINX / III. DISCOVERY / IV. PRESENTATION / V. ORACLE: THE DREAM / VI. SOLILOQUY / VII. GRAND FINALE" を YouTubeで検索 | Amazonで検索 | googleで検索 |
初期RUSHの名曲であり、ニール・パートの大作志向に掛ける才能が開花したロック史上に残る名曲。まさに空間芸術のなかの空間芸術。フリーフォームな形式でここまで集中して聴かせる曲は意外とそうはないと思う。オープニングの「OVERTURE」からエンディングの「GRAND FINALE」まで一曲一曲の個性が起伏あるストーリー構成を仕上げていてお見事。テーマ「宇宙」を醸す程良いシンセの導入が効果的。 「ALL THE WORLD'S A STAGE」のライヴアレンジ(2曲削られている)された「2112」もリズム隊の起伏が激しくて、全く違和感を覚えないが、あのヴァージョンも格好いい。 DTと比べるとたしかに日本では過小評価されている気がするバンド。