超名作「Images And Words」のラストを締めくくる大作。"Wait For Sleep"からの流れから、印象的なイントロ、そして究極とも言えるプログレッシヴな展開・・・そして"Wait~"の再現部があり、ラストの情景美とも言える凄まじく叙情的なエンディング・・・。全てが美しく光り輝いている。「Once~」ビデオで確認できるが、この曲のあとに"The Crimson Sunset"が続く展開が、まさに悶絶!
この曲は非常に奥が深く、何度聞いても飽きることがありません。特に中間のインストパートは、D.Tの神髄(自論)である、「リズムの変化がもたらすメロディーの劇的な変化を実践」しています。特にジョンの3連音の連続による翼の生えたようなメロディーや、WAIT FOR SLEEPのメロディーを持ってくるあたり、そして郷愁を誘うようなあの感動のラスト。「無意味」な音など何処にもありません。クラシックと協奏してもよさそう。
Now is the time to lift my lifeのとこの爽やかな展開、5'30のアコースティックギター、8'10のピアノ・・・と展開がドラマティックかつ読めないから11分の大作にもかかわらず長く感じない&飽きにくい。キーボードがいい仕事してると思う。確かにTake the time,pull me underほどインパクトはないが傑作です。
『I&W』は捨て曲なしの超名盤ですが、ハイライトはやはりラストを飾る「LEARNING TO LIVE」でしょう。小曲「WAIT FOR SLEEP」とセットと考えるべきですね。合わせて約14分間を全く飽きさせることのないスリリングな展開には脱帽です。特に導入部のラブリエの囁くようなヴォーカル、ペトルーシのスパニッシュ風ギター、叙情的なエンディングあたりでは鳥肌が立ちます。この曲がDTのベストチューンね。
音楽で泣くとは・・・こんなにも胸を締め付けられる曲はなかなかない。 4分以後の展開には心を奪われる。とたんに明るくなる曲調と溢れ出す希望の泉のような素晴らしいメロディ、脳の中で壮大な何かを描写せずにはいられなくなった。ここのパートが本当に素晴らしく、また完璧なユニゾンを見せている。Wait for sleepのリフに驚かされるのも旨すぎる展開。 この曲を生涯忘れることはないだろう。