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アルバム中、唯一のインストなのですが、摩訶不思議という言葉がピッタリの曲です。これほど激しく、儚く、泣きまくってるインストは他にはありえないでしょう。こういったダークでメランコリックな音楽が好きな人は、この曲の良さが分かると思います。チャック・シュルディナーという超絶ギタリストだからこそ作れた曲でしょう。前奏のアコースティックなアルペジオとディストーションギターのソロの静けさは、曲が爆発していくという予感をさせ、いざギターソロが爆発すると、曲そのものに飲み込まれていき、ある種の快感を覚えます。さらに中盤～ラストの、これでもかとヒステリックに弾きまくられるソロはよりいっそうその快感を膨らませ、最後は余韻を残して終わる…。あらゆる凄腕ギタリストが作ったインスト曲を聴いたところで、この曲は頂点にあり続けるでしょう。最高です。

ほんとに哀しい曲。
チャックの心の叫びが感じられる。
ただ、譜面をなぞるだけならそんなに難しい曲ではないと思うのだが。それだけにこの泣きはチャックの指先から発せられるビブラートの素晴らしさを教えてくれる。

ヒロイックで孤独感のある旋律が後期DEATHの魅力だと思いますが、
この曲はその極致。
一音一音の選択が物凄いストイックになされているような印象を受けます。

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