1985年にCBGB'Sで出逢ったショーン・イスールトらと出会って、ベラ・ルゴシ主演映画から拝借したバンド名であるWhite Zombieを結成。メジャーレーベル同士の争奪戦を引き起こすまでのバンドに成長する。そして、『La Sexorcisto: Devil Music, Vol. 1』にてメジャーデビューを果たす。次のアルバムである『Astro-Creep: 2000 – Songs of Love, Destruction and Other Synthetic Delusions of the Electric Head』がアメリカで250万枚を記録、自身がメガホンを取った「More Human than Human」のPVもMTV Video Music Awardsを受賞する快挙を成し遂げる。
そして、『HELLBILLY DELUXE』にてソロデビュー。しかし、これが300万枚以上を売り上げたことからバンド活動の意義を失ったロブはWhite Zombieを解散させてしまう。余談だが、このソロアルバムは発売前からすでにものすごい注目を浴びていた。そして、リミックスアルバム『American Made Music to Strip By』では恋人(現妻)のSheri Moonが登場、以降、自信がメガホンを取った作品には嫁が登場するというお約束が発生。
音楽活動の傍ら、念願だった映画監督業も開始。初監督作品である『House of 1000 Corpses(邦題:マーダー・ライド・ショー)』は約1700万ドルの売上を記録。無論、嫁主演の作品も作っている。さらには2007年に自身が初めて手がけるリメイク作「ハロウィン」も公開、こちらは2007年8月31日~9月2日の全米映画興行収入ランキング1位(売上:2650万ドル)という成功を収め、ただの映画マニアでないことを知らしめた。
映画マニアであり、テレビマニアでもある。映画マニアが高じて、自身の楽曲のPVやリメイク版『ハロウィン』などでメガホンを取っては評価を得ている。テレビも時間があれば見ており、チャンネル数が少ない国には行かないと明言しているほどである。その為、LOUD PARK出演時は演奏よりもチャンネル数的に大丈夫かと心配するファンがいるほど。