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BadReligionが発端となり、以後擁したOffspring,RANCIDなどが世界的に売れるバンドに成長する中、特に政治的なアプローチでメッセージを送り続ける孤高の集団「ＰＥＮＮＹＷＩＳＥ」。初期の腱鞘炎になりそうなくらいの前のめりのスピーディーなコア路線と、最近のミディアムテンポながらよりポリティカルな面を押し出す路線でファンは割れるが、どちらにも一本骨太の「このままでいいのかい？」という疑問の投げかけは現代に至るまで鋭さを失っていない。鋭利でザクザクとしたギターはPUNKというにはあまりにもMETAL色が強く、かき鳴らすというよりは神経を刺激する感覚に近いはず。メッセージは理想の自由と本国への批判とある意味最近のPUNKが失いつつある世界観を強く持っている杞憂なバンド。９．１１の以前からブッシュ政権を批判したアメリカのミュージシャンは数あれどここまで鋭く重く正しくメッセージを送り続けるPUNKは無いだろう。RageAgainstTheMachineのPunk版とも思える政治色の強い音楽です。

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