この曲を聴け!
BLUE ÖYSTER CULT (1972年)
MyPage

BLUE ÖYSTER CULT
モバイル向きページ 
解説 - BLUE ÖYSTER CULT
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. せーら ★★ (2004-09-27 20:40:00)

72年発表の1stアルバム。
オカルトチックなメロディーと、キャッチーなメロディーを巧みに使い分ける手法は、この時点で既に開花しています。
1曲目の「悪魔同盟」は、怪奇趣味的なアートワークをそのまま音に変換したような、衝撃の名曲。
薄気味悪い「汚れた天使」や気迫溢れる「炎の街」など、他にも面白い楽曲は沢山あります。
ところで...
BLACK SABBATHは知っているけど、BLUE OYSTER CULTは知らないという人は結構いるんじゃないかと思います。PRIEST登場以前、SABBATHと共にメタルの基礎を築き上げた名バンドなのです。
わたしは現在二十歳を少し過ぎたばかりの若造ですが、同世代でBOCを知る人は殆どいません。知らないのが当たり前という感じ。しかしこういうバンドこそ、絶対に忘れてはならないと思うのです。
国内盤は廃盤ですが、輸入盤では入手可能ですので、是非一度体験してみて下さい。




2. m.c.A.K. ★★ (2005-11-28 14:42:00)

わたしはもうすぐ40歳に手が届きそうなおっさんですが、同世代で今でもBOCを聴いている人はなかなかいないっす。
ライブではおなじみの曲も入っていますし、ファンなら必聴でしょう(などと私がいうまでもないでしょうが・・・)。
ちょっと前に出たリマスター盤(国内未発)にはボーナスも入っていますので、これから入手する方には宜しいんじゃないでしょうか。




3. Dr.Strangelove ★★ (2008-07-12 13:51:00)

デビュー作にしては中々の出来。
個人的にBOCは初期の方が好みだ。




4. はっちゃん ★★★ (2012-05-27 14:12:02)

HEAVY METALの冠が付いてはいるけど、サバスとは違う切り口で恐怖感を提示してみせたBOC。

現代のHMの感覚で聴くと違和感があるだろうけど、サウンド・テクスチャー、ディテイル各々の
雰囲気を聴いていると今どきのへヴィなバンドより重たく感じる事があります。
コレ、同じくBOCの出身地ニューヨークから現れたN.Yパンクの一連のバンドを聴いていても
同様の重さを感じる事がありますね。
サウンド・プロダクション的な事ではなく、どの音符を選ぶか そのセンスはかなり重要ではないかと
思います。

この1stでもそのセンスは遺憾なく発揮されています。一聴しただけで冷たい質感と同時に鉛を
飲み込んだかのような重さが感じられます。不安感を煽る音のチョイスは見事。
叙情メロディが素晴らしい「THEN CAME THE LAST DAYS OF MAY」はアメリカン・ニュー・シネマ
のような歌詞世界と鬱なアンサンブルが絶妙です。
かと思えば、「STAIRWAY TO THE STARS」のようにキャッチーな曲もあったりしてデビューの
時点でいわゆるBOCをBOC足らしめる主要項目は出揃ってますね。
しかも本作を含む初期の作品は攻撃的なリフの頻度も高く、この時代しか認めないというファンも
多数存在します。彼らの魅力はそれだけじゃないんだけどなぁ。




5. 夢想家・I ★★★ (2012-10-13 20:17:04)

'72年発表の1stアルバムです。
邦題「狂気への誘い」
アメリカのバンドらしい豪放磊落さも持ち合わせながら、大味にならず非常に計算された緻密な曲作りが魅力で、このバンドの特徴である都会のコンクリート的なひんやりとした硬質なサウンドはこの時点で既に確立されています。
謎めいたシンボル・マークと無機質な空間を思わせるモノクロのアートワークも音世界に良く合っており、ヘヴィ・メタルの「元祖」としての歴史的価値だけで無く、名曲、代表曲も多数収録された名盤です。




6. kamiko! ★★★ (2020-08-20 23:09:54)

米国産ロック1972年作
この盤はBOCの有名作品をある程度揃えた後で、一応コレクションしとこうと思ってゲットした盤だ。
Secret Treaties(1974年)、Agents of Fortune(1976年)、Imaginos(1988年)と、この処女作が個人的名盤だ。
ボクのロックサウンドの嗜好としては、米国産よりも北欧情緒を好むので、BOCは好みから外れそうなモノだが
コミカルなホラーエンターテイメント色のあるアメリカンロックが他の米国産と一線を画し、とても心地良く聴こえる。
ちなみに世間評は微妙っぽいImaginosはアメリカンロック的でありながらメロディアスハード色を帯びて、ピアノが美しい個人的神盤だ。
生々しさとヘヴィさが同居している作品を好むオールドリスナーは、きっとメロハーバージョンBOCはダメだったんだろう。
さて、この盤は処女作であるにも関わらず、演奏の安定感に優れ、バラエティ豊かな楽曲、米国産でありながら
英国オルガンロックテイストと翳りが仄かに感じられ、この時代にしてはギターの音像がややヘヴィでエフェクトが優れていると感じる。
中期以降の作品で感じられるホラーエンターテイナーテイストは控えめだが既にこの盤で培われており、魅力あるヴォーカルや
コミカルで大胆なリフ、楽しく絡むコーラスなど、とても聴き応えがある。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示