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INNOCENCE IS NO EXCUSE (1985年)
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INNOCENCE IS NO EXCUSE
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解説 - INNOCENCE IS NO EXCUSE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ローランDEATH ★★ (2004-04-20 00:34:00)

1985年作。
これは、SAXON流儀のアメリカン・パワー・ロックみたいな作品である。
音もクリアで、低音がズッシリと効いているので、俺としては申し分ない録音状態である。
楽曲も、①ROCKIN' AGAINや、②CALL OF THE WILD、⑥BROKEN HEROES、⑧EVERYBODY UP、⑩GIVE IT EVERYTHING YOU'VE GOTあたりが結構カッコいいと思うのだが。




2. HIGASHI ★★ (2004-04-25 21:40:00)

通算7枚目のスタジオ盤。
前作での大失敗を受けての出直し宣言“Rockin' Again"からスタートする本作はトータルで聴くと、良質な楽曲が多く、非常に聴きやすく、なかなかの力作であると思う。この作品に収録されている“Rock`n'Roll Gypsy"なんかは僕の出張愛歌と化している。
た・だ・しラストの“Hot For Teacher"みたいな“Give It Everything You've Got"を聴かされると、やっぱり思いっ切り醒めてしまうのである。ヴァン・ヘーレンが嫌いなのではなく、アメリカに媚びてるその姿勢が納得できないのである!
それにインナーのバンドショットも最悪で、なんですかその格好は?その脳天気な雰囲気は?っとなってしまうのである。この頃のSAXON,RIOT,Y&Tの似合わないその格好は情けないことこの上なかったような記憶がある。
ただまあ、唯一の女性ジャケットのフィービーケイツ系のこの娘はやたら可愛かったりするから何故かこの作品憎めないのよね(笑)




3. K.SOTO ★★ (2004-06-18 15:10:00)

前作「CRUSADER」の延長線にあるアルバム。しかし完成度が高くHM-HRではいいアルバムになっています。ストレートな曲が多くリフがかっこいいのがさすがサクソンって感じです。①ROCKIN'AGAINはサクソンの得意なスローで重い曲。サクソンは1曲目にこう
いう重い曲をもってくるパターンがある(俺の勝手な意見)。これがいいんだよね~。ちなみに
俺はBROKEN HEROESが大好き。めちゃ渋い曲です。戦争をテーマにした曲でこれ以上の物はない。戦争で命を落とした若者の叫びが聞えてくるようだ。



4. タコすけ ★★ (2006-03-05 20:47:00)

CRUSADERに比べると佳曲が多くアルバムとしての完成度が高いと思う。ROCK'N'ROLL GIPSYやBROKEN HOROESはSAXONの楽曲の中でも代表曲のひとつであるし、その他の曲も結構粒が揃っている。相変わらずアメリカンしているけど、この頃のアルバムの中ではいい作品だったのではないだろうか。



5. チンポリオ・フェラッチィーノ ★★ (2012-07-01 20:00:08)

EMI移籍第一弾。発売当初の評価は悲惨なものだった。彼等の頭の中には常に「IRON 
MAIDENやDEF LEPPARDにできたことが俺たちにできないはずがない」との
意識があり、それがこのアメリカ志向につながった。ただしファンが彼等に望んだものでは
なかったことが悲劇であった。しかし先入観が強すぎて幻惑されるが曲自体はいい。
全体的にポップでありながら⑥のようにブリティッシュの矜持を失っていないナンバーもあり
聞きごたえはある。しかしイメージというのは恐ろしいものでまず当時のキッズはジャケット
だけ見て幻滅し、「ファスト・アグレッシブでない」「バイカーズHMでない」と言う理由
で1回聞いたあと続々と中古盤店に運び込んだのである。




6. てかぷりお ★★★ (2012-10-20 18:12:17)

SAXONの7thアルバム
全体的にコーラスワークに力が入っていて耳触りがよく聴きやすい曲が並んでいます
だからと言ってポップすぎて違和感があるわけではなくうまい具合にバランスが取れていて好印象でした 結構楽しめる作品だと思います 特にBROKEN HEROSはこのアルバムの白眉で、最高のロックバラードの一つでレヴェルの高い一曲です
ファンなら押さえておくべき作品ですね
あとカッコいいギターソロも多い気がします!




7. 失恋船長 ★★ (2012-12-04 19:06:51)

当時の彼らには疾走しないSAXONなんて意味がないと辛辣な世相の意見に叩かれていたと思います。友人にも「サクソンなんて聞くな」「オカマだ」アメリカンナイズに売れ線指向へとなびいたバンドと言われ厳しい状況下にいた記憶があります。リリース当時は名前しか知らず聴いたこともなく、NWOBHMの礎を築いたバンドへの興味は捨てきれず数年後手にするのですが、確かにひよったと言えばそれまでですが、曲作りの上手さと英国の心意気は十分に伝わります。③のPVはダサいかもしれませんが曲自体は悪くない。派手な色使いのカットTシャツも懐かしい1985年という時代背景がそうさせたんだと思いますね。紆余曲折を経ていまだに第一線で活躍する彼らの勇姿を前にすると過渡期の作品として楽しめるクオリティは備えていますよ。ポップだろうがなんだろうが隠し切れないものが見え隠れしています、年季の入り方が違うんですよね、音もクリアで聴きやすく実に口当たりの良いサウンドへ仕上げポッと出の新人バンドでは表現できない味わいがあるのです。80年代中期のメジャーな世界観を検証する意味も込めて興味のある方は聴いて欲しいですね。疾走感は無くとも活きのいいリフワークを聴けますよ。
とは言え雑誌やラジオの影響力は相当大きく、有名評論家と同じ感性のインテリジェンスな人達によってサクソンはPower & Glory~Solid Ball of Rockまでのアルバム6枚分はけちょんけちょんの扱いを受けます、不思議な事にその中でも一番メタル色の薄いDestinyだけは非難を逃れており、その理由を推察するとなんてことない雑誌のレビューで90点ついた事が影響している、ちなみにそんな雑誌の点数をしらない、ダイハードな海外のファンの中では一番人気も評価も低く、本人達も気に入っていないというのだから皮肉なもんです。そして昨今は若手のリスナーの健全な耳によって、今作も含む低迷期も再評価されているのだから面白いですよね。




8. 音男 ★★ (2014-08-06 23:12:54)

みなさんおっしゃるようにこのアルバム、先入観なしで聞くとかなりいいと思います。ロートルの私はこのアルバム、リアルタイムで聞いてましたが、Devil Rides OutとRaise Some Hellの2曲のリフの暴力性は今聞いてもかなりかっちょ良いです。またRockin' Again やBroken Heroes のズシリとくるヘヴィナンバーはミドルテンポなだけにかえってその悲しい凶暴さがジーンと来ます。Unleash~以降のパワーや疾走感にはかなわないかもしれないけれど聞いて損はしないと思いますよ。



9. 正直者 ★★ (2018-01-11 13:05:43)

商業的な成功を求めNWOBHMの素材を捨てた80年代中期。ROCKIN' AGAINで聴けるやたらリバーブの掛ったドラムの音。アリーナロック風の切り口に昔の姿を重ねると、落胆したファンが多いのも頷ける。しかしビフの歌声はそれまでとは比べ物にならないくらい、細かいニュアンスに気を配り魅力的なメロディを歌い上げているよ。ダークなBROKEN HEROESなど、前作までの不信感を払拭するような厳粛なる雰囲気に包まれ、
アルバム全体の音は重量感に欠けイマイチ、ガツンとくるものがないんだけど、前のアルバムよりギターは歪んでる、この程度でアメリカンになったからダメってのは言いすぎ。少々磨きあげただけでしょう。

酒井某氏のラジオやBU○○Nに書いてあることを疑う事を知らない信者の意見。そんなミスリードに乗っからない良識のあるファンからは支持を受けていますよ。その後、90年代に入る前の2作は完全に方向性を見失いバンドは崩壊していたと言えますが、クラシックでキャッチーなメタルソングが沢山詰まった傑作アルバムです。

皆さんの意見は賛同出来るものも多く嬉しい、あとK.SOTOに復活してほしい。速いだけのポップロックが好きな奴にサクソンの魅力は語れないからさぁ。
一部を除く熱いコメントにファンジンのHMFのサクソン特集を思い出します。



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