1985年作。 これは、SAXON流儀のアメリカン・パワー・ロックみたいな作品である。 音もクリアで、低音がズッシリと効いているので、俺としては申し分ない録音状態である。 楽曲も、①ROCKIN' AGAINや、②CALL OF THE WILD、⑥BROKEN HEROES、⑧EVERYBODY UP、⑩GIVE IT EVERYTHING YOU'VE GOTあたりが結構カッコいいと思うのだが。
みなさんおっしゃるようにこのアルバム、先入観なしで聞くとかなりいいと思います。ロートルの私はこのアルバム、リアルタイムで聞いてましたが、Devil Rides OutとRaise Some Hellの2曲のリフの暴力性は今聞いてもかなりかっちょ良いです。またRockin' Again やBroken Heroes のズシリとくるヘヴィナンバーはミドルテンポなだけにかえってその悲しい凶暴さがジーンと来ます。Unleash~以降のパワーや疾走感にはかなわないかもしれないけれど聞いて損はしないと思いますよ。