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BOY (1980年)
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BOY
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解説 - BOY

1980年10月20日、Island Recordsよりリリースされた1stアルバム。
本作の発表とライブツアーにより国外進出のきっかけをつかむ。イギリスのほか、アメリカでも東海岸のカレッジチャートから注目され始めた。
音楽プロデューサーにはJoy Divisionを手がけたMartin Hannettが参加する予定だったが、Ian Curtisの自殺の影響で、Peter GabrielやXTCなどを手がけたSteve Lillywhiteが担当することになった。本作から3rdアルバム『War』にかけてのサウンドは、Steve Lillywhite独特の残響処理が冷たく澄んだ雰囲気を醸し出している。
Bonoが綴る歌詞には、少年から大人へ成長する過程のナイーヴな戸惑いが込められている。オープニング・ナンバーの「I Will Follow」は、Bonoが14歳の時に亡くした母親へ捧げた曲として有名であり、現在でもライブのセット・リストに頻繁に組み込まれている。
なお、ジャケットには上半身裸の少年(Bonoの親友の弟)の写真が使われているが、アメリカ盤では児童性的虐待を想起させるとみなされ、メンバー4人の写真に差し替えられている。

Recorded:March–September 1980, Windmill Lane Studios, Dublin
Producer:Steve Lillywhite
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. GEORGE ★★ (2004-01-26 00:01:00)

青臭いロックの詰まったデビュー作。
この若さゆえの張り詰めた空気がたまらなくいいね。
ストレートすぎて発展途上の感もありますが、これは切ない気持ちにさせてくれる好盤です。




2. yk ★★ (2004-05-13 10:17:00)

デビュー作らしい、若さと勢いを感じる。一聴すると作りの粗さが気になる人もいるかもしれませんが、この何か「伝えたい」という熱とエネルギーには圧倒されます。今、ここまでの情熱を持ってデビューしてくるミュージシャンっていないでしょうね。アイロニカルなbritish、ストレートなAmericaとは異なる、どこか切ない不思議な音は、やはりIrelandの血がなせる技?



3. GB ★★ (2006-03-17 23:11:00)

流石にデビュー作となると今とは随分雰囲気が違う。
若々しくてストレートでアグレッシヴで荒削りで・・・
特にラリーのドラミングがかなり攻撃的かつシャープで目立っている。
その後確立した「彼らの音」とはまた異なるけど、
一つの瑞々しい「ロック」として、これも大好きな作品。




4. 怒号 ★★ (2006-11-24 01:19:00)

前半5曲は凄すぎる。まさに名曲のオンパレード。流れも素晴らしい。
なんとなく洗練されてない感じが英国ロックとは違い、また良い。
後半若干失速するものの、ELECTRIC CO.!!
もしかすると彼らの最高傑作かも。個人的にはWARよりはるかに好きです。




5. やまねこ ★★ (2008-01-10 22:06:00)

'80年に発表されたデビュー作。
シンプルであるものの、時代性を反映した
硬質かつソリッドな感性に満ち溢れた名作。
重低音の効いたバッキングに、エッジのギター・フレーズ、
ボノの印象的なヴォーカルは、歌詞、楽曲の両面において
攻撃的な所があるものの、どこかキャッチーな印象を漂わせている。
全英52位、全米63位を記録。




6. アース ★★ (2008-12-26 19:47:00)

あんまり目立ってませんが、名作だと思います。
アバウトな作りのところもありますが・・・
情熱が感じられます。
かなりいいです。


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